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日本海沿岸の悪天候から回避したが・・・
正月休みに入っての1回目の釣行は12月28日の苫小牧東港。
当初、日本海沿岸を予定していた。その第1候補が浜益で、そこが無理なら積丹を考えていたが、「海天気JP」( https://www.umitenki.jp/top/area/0 )の予報では又もや日本海沿岸は大荒れの天気。
10メートル近くの強風が吹き荒れる大時化の積丹半島は無理でも、浜益は午前中は2、3メートルの風で波も2メートルほどの予報。こんな程度の波ならば問題ないだろうと、あらためてyahooの雪雲レーダーを確認。すると、27日夕方から28日午後にかけて、雪雲が次から次に浜益を通過するとの見通し。
これでは、海岸で風が弱く波が低くても、大雪による道路閉鎖もあり得る、と二の足を踏んで釣行先を雪の心配の無い苫小牧東港に変更した。事実28日夕方のTVニュースでは、厚田でこの1日で1メートルを越す大雪となったという。
その苫小牧東港だが、当日の天気は日本海沿岸とは打って変わっての快晴。しかし午前7時の気温は−15°と、すでに厳寒期の温度。この冷え込みから海面一帯には毛嵐が舞い、厚い手袋を嵌めても冷気を防ぐことができなかった。
人気エリアの発電所フェンス前には、左側のポイントに仲間内らしい6人ほどのルアーマンが竿を出し、右端のフェンスの切れ目付近にも2、3人のルアーマンが陣取っていた。
先行者に話を聞くと、日の出前にルアーにアメマスの追いは確認できたが、日の出後はサッパリだという。そしてまだ誰にもヒットはないらしい。
いつも、フェンス前で竿を出す現地の釣人の姿が見えなかったので、まだ岸寄りは進んでいないと感じたが、どうもその通りらしい。
それでも、ここまで来たからには何とか釣果を、といつものようにきびなごのウキ仕掛けを用意。その傍らでルアーを投じることにした。フェンスから150メートルほど離れた発電所の排水池にも釣人の姿がない。ということは、ここにもアメマスは入っていないのだろう。
2時間、3時間が経過しても、ウキ釣り、ルアーのいずれにもアタリはなし。自分だけではなく、その場全ての釣人にもアタリは来ていないようだ。ようやく地元の釣人が姿を見せた昼前に、気温がようやくマイナス5℃に上昇した。
ルアーマンに替わってフライを行う人が増えたが、アタリの無い状況は変わらない。
こんな状況でも釣人の出入りは激しく、止めていった人の替わりに新しい釣人が竿を出すの繰り返し。自分も昼過ぎに竿を収めた。
チカやサバなどの小魚が港内に入れば、それを追ってアメマスも入ってくるのだろうが、今はそれもない。アメマスの岸寄りは年明けから徐々に進んでいくのだろう。
今年最後の釣行は翌日の29日。ようやく天気の回復した積丹半島の突端に行くことができた。この釣行記は30日に更新する予定。果たしてどのような状況だったのか。
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