今回は米国ETFのVTIとVOOの違いをおさらいしていきます。
VTIは米国の上場企業のほぼ全てをカバーする「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」に連動するように運用されているETFで、構成銘柄は約4000社です。
VOOは「S&P500」に連動する約500社から構成されています。
投資先の数が約8倍も違います。
上位10社の銘柄はほぼ同じですが、占める割合がVOOは約30%、VTIが約25%となっています。
セクター比率も配当金も経費率もほぼ同じでした。
ではどう区別するかというとやはり構成銘柄です。
VTIのほうが銘柄数が多いので分散効果が高いと言えます。分散効果が高いのに、伸び率はほぼ同じで、むしろVTIのほうが若干上です。理由は小さい企業の急成長も影響するからです。
あとは株価です。株価はVTIのほうが安く買いやすいです。
とても簡単にまとめましたが、VTIとVOOの違いを理解出来ましたでしょうか。
私はVOOしか持っていないのですが、VTIも持っておこうかなと思いました。
安くて成長率があるほうが持っていて得だからです。
皆様の今後の投資活動の励みになれば幸いです。
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