みかんちゃんのものであっても勝手に買うことは許されていません。
一家で西松屋に行った時に、ついでに立ち寄った靴屋では、みかん父の靴を購入する話であったため、随行の祖母はどこか遠巻き。
ここで一族の心の中を整理すると、
祖母「みかん父が好きな靴を買うんでしょ」
みかん母「息子の靴ですもの。きっと祖母さんがプレゼントしてくれるわ。」
みかん父「おそらく、祖母はプレゼントする気はない・・・。しかし、かといって自分で購入するわけにもいかない。みかん母が激怒する・・・。・・・どうしたものか」
店内で、おそらく一番安いであろう靴を持ち、たじたじするみかん父。
「やっぱり、靴はいらないです。」
と、みかん父が言い出しかけたときでした。
祖母「出そうか」
倅の窮地を不憫に思ったのか、それまでみかんちゃんをパシャパシャ写真撮影していた祖母が助けてくれました。
夕闇が迫り、気温が低くなってきて冬の始まりを思わせるその日。
複雑な心境であったみかん父でした。
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