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2017年04月07日

FXのMT4 EAの自動作成ソフト 使用事例

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 本ブログに初めて訪問された方は、EA自動作成ソフトはどんなものか、
 まず こちら をご覧ください。
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今回からEA自動作成ソフトを使った事例を取り上げます。

事例と言ってもどんな事例にするか。

一般的な事例か。
販売者が提供している、たとえば、
移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロス
のような典型的な事例。
これは販売者にお任せすることにします。

それとも実践的な事例か。
これで手っ取り早くできるのは、販売されている商材のEA化。
私もたくさん購入していますので、いくつかを試してみました。できるもの、できないもの、あと少しでできるもの、がありました。
ただ、販売されている商材のEA化は、
”EA自動作成ツールを使うことにより、ロジックが見えてしまう”
ことになりますから、権利侵害となりますので、ブログでは取り上げられません。

やはり実践的な事例がいいので、いろいろ悩みましたが、
私が現在トレードしている、
”1分足スキャル”(以後「JiatamaFX Scal」と呼びます)
を、EA自動作成ソフトを使って作ってみることにしました。

「JiatamaFX Scal」は、以下のようなトレードです。
・裁量トレード(エントリー:手動、エグジット:半自動、「 MT4発注君 」を使用してます)
・1分足でのトレード
・通貨ペアは、主としてUSDJPY。EURUSDもときどき。
・トレードロジックは、”反転後、トレンド発生初期の、高値超え、買い目線。安値超え、売り目線。”と”確実な利確と損切”
・勝率70〜80%、利確:7〜10pips、損切:5〜7pips(月により異なります)
・トレード時間として、エントリーを以下の時間帯(日本時間、夏時間)に限っています。日々の都合のつく時間帯でトレードしてます。
・10時30分〜12時00分(USDJPYのみ)
・15時〜19時
・22時〜23時
裁量支援ソフト(カスタムインジケータ)あり
・FX業者は、OANDAとFXDD

この 裁量支援ソフトが、今回のターゲットとなります。
以前に紹介しました「 EA_Library & EA_Template 」を利用して、私が独自開発しました。
裁量支援ソフトは、「買い目線/売り目線」と「レンジ」の相場状況を知らせてくれるカスタムインジケータです。EAではありません。最終の売買(エントリー/エグジット)判断は、この情報と他の相場情報をもとに、裁量でおこなっています。

したがいまして、EA自動作成ソフトを使って検討することは、
・裁量支援ソフトと同じことが、ポジション条件で記述できるか、
・最終判断の裁量の条件が、ポジション条件やトレードオプションでどこまで記述できるか、
を検証することが中心となります。


最終判断の裁量の条件すべてはEAに入らないと思いますが、、EAも生成してみるつもりです。
パフォーマンスがどうなるのか興味が湧きますね。

次回へつづく


MT4 tools.jpg

super-heikinashi.jpg

クロスリテイリング2.jpg

2017年04月09日

FXのMT4 EAの自動作成ソフト 使用事例 つづき1

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前回紹介しました1分足スキャル「 JiatamaFX Scal は、1台のノートPCでトレードを行っています。
その画面をキャプチャしたものです。
JiatamaFX Scal1T.jpg
(クリックすると拡大されます)

画面の左半分に、
5分足、1時間足、日足の3つのチャートを表示してます。
いくつかのインジケータが設定されています。
5分足には、
「OANDA_OpenOrder」
「ドラゴンストラテジー」
を表示してます。
画面の右半分に、
1分足のチャートを表示してます。
この1分足のチャートがトレードする画面で、ここに 裁量支援ソフトが設定されています。
また、いくつかのインジケータが設定されています。
詳細については、後日機会があれば取り上げたいと思います。

さてEA自動作成ソフトを使うためには、トレードロジックを明確にする必要があります。
JiatamaFX Scal」の基本ロジックは以下の通りです。
(実際の日々のトレードでは、この基本ロジックだけでトレードは行わず、他の相場情報を加味して最終判断しています。)

「JiatamaFX Scal」の基本ロジック
1.エントリー条件
考え方:
相場反転後、トレンド発生初期の、高値超え、買い目線。安値超え、売り目線。ただしレンジでないとき。
・相場反転は、 RSIで判定。
 買い目線は、‐65に達した後に、+65に最初に達したとき。
 売り目線は、+65に達した後に、‐65に最初に達したとき。
・トレンド発生初期は、3本の 移動平均線で判定。
 1時間足(期間24)、5分足(期間25)、1分足(期間25)と
 レートとの位置関係で、買い目線、売り目線を判定。
・高値/安値は、 ZigZagの直近高値/直近安値で判定。
 直近高値/直近安値をどれにするかは、相場状況により判断。
・レンジは、
Keltner_ATR_Band Envelopes
 レートとの位置関係などで、レンジを判定。

なお、 裁量支援ソフトは、上記の、
・相場反転
・トレンド発生初期
・レンジ
について現在の状況を知らせてくれるソフト(インジケータ)です。

スピード感が必要なスキャルトレードでは、なくてはならないインジケータです。
ただ、トレードを支援するものであって、あくまでも判断の参考情報としています。
裁量支援ソフトだけを設定した場合の画面をキャプチャしたものです。
JiatamaFX Scal2.jpg
(クリックすると拡大します)

2.エグジット条件
考え方:
確実な利確と損切。
・「 MT4発注君 」を使って、エントリーと同時に、
利確10pipsと損切7pipsを設定。
・相場状況によっては、裁量で早めに利確、損切をおこないます。

3.その他条件
・成行注文、成行決済。
・ナンピンなし、トレーリングストップなし。
・トレード時間として、エントリーを以下の時間帯(日本時間、夏時間)に限っています。日々の都合のつく時間帯でトレードしてます。
・10時30分〜12時00分(USDJPYのみ)
・15時〜19時
・22時〜23時

次回へつづく。
まず 裁量支援ソフトが知らせてくれるエントリー条件について取り上げます。


MT4 tools.jpg

super-heikinashi.jpg

クロスリテイリング2.jpg

2017年04月12日

FXのMT4 EAの自動作成ソフト 使用事例 つづき2

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JiatamaFX Scalの基本ロジック で、もっとも重要なのは、 裁量支援ソフトが知らせてくれる、
・相場反転
・トレンド発生初期
・レンジ
の相場状況です。
これらを、EA自動作成ソフトのポジション条件として入力できるかがポイントとなります。

そこで、まず EA Builder のインジケータ作成機能を使って、 裁量支援ソフトと同じインジケータを作ることができるかどうか検討しました。( EA Builder のインジケータ作成機能については、今後機会を見つけて取り上げます。)
問題なくインジケータができれば、EA自動作成ソフトのポジション条件として入力できます。
その結果を以下の画像に示します。
JiatamaFX Scal3.jpg
(クリックすると拡大されます。)

上段が 裁量支援ソフトの表示画像、下段が EA Builder のインジケータ作成機能で作ったインジケータの表示画像です。

【できたこと】
・相場反転(”矢印”表示、本来は”縦線”表示。色が変化。)
・トレンド発生初期(”ダイヤモンド”表示)

【できなかったこと】
・レンジ(”R",”T"表示)
また表示上できなかったことは、
・RSIの縦線表示(少し違いますが、サブウィンドウの方に表示してみました。)
・チャート画面の固定位置での文字表示(”買い目線”、”レンジ”など)
このような表示はインジケータではよく使いますので、サポートしてほしいものです。

表示上できなかったことは、EA自動作成ソフトのポジション条件としての入力に関係ありません。

問題なのは、レンジができなかったことです。
これは、レンジの判定条件の一つとして、
Keltner_ATR_Bandのバンド幅<10pips
を使っているためです。
バンド幅: 上位バンドの値−下位バンドの値
の計算が必要ですが、機能がありません。

このことから、このような計算ができないEA自動作成ソフトの、
EAつくーる
EA Builder (計算機能はあるのですが、今回のような計算はできません)
では、ポジション条件として入力できないものがあることになります。
EAエディタ
では、可能です。
簡単な計算結果を条件で使うことは多いので、サポートしてほしいものです。

従いまして、今後の検討は EAエディタ に絞って進めることにします。

次回につづく。


MT4 tools.jpg

super-heikinashi.jpg

クロスリテイリング2.jpg

2017年04月19日

FXのMT4 EAの自動作成ソフト 使用事例 つづき4

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JiatamaFX Scalの基本ロジック
相場反転後、トレンド発生初期の、高値超え、買い目線。安値超え、売り目線。ただしレンジでないとき。
で残る、
”高値超え/安値超え”
を今回取り上げます。

結論から先に言えば、 EAエディタでのポジション条件設定はできませんでした。

もともと裁量の色合いが濃い部分です。
”高値超え、買い目線”で説明します。

”高値超え、買い目線”とは、
”高値を超えて買うのではなく、目先の高値から押目をつけ谷越えを待って、高値超えを狙う”
です。

大きく二つの裁量の要件があります。
・高値はどこか
・押目はどこか

まず”高値”について。
これも大きく二つあります。
・直近高値か
EAエディタには、”直近高値”のポジション条件設定はありません。一つの方法としてカスタムインジケータの””ZigZag"を使って設定することはできますが、皆様もご存知の通り、必ずしもローソク足の動きと”直近高値”は一致しません。
・形成中の高値か
相場反転後など条件を満たした直後の高値なのか、その後高値更新したらどうするのか。 EAエディタでの設定は無理ですよね。

次に、”押目”について。
押目をつけ谷越えを待って買う、いわゆる、”第3波狙い”です。一つの方法として、カスタムインジケータの”フィボナッチ”を使って設定することはできそうですが、これも皆様もご存知の通り、押目は23.6なのか、38.2なのか???
EAエディタでの設定はこれも無理です。

残念ながら、
”高値超え/安値超え”
EAエディタでは設定できませんでした。他のソフトも同様です。

次回につづく。

【追伸】
多くの方から、 裁量支援ソフトを提供してほしい、と要望を頂いております。ぜひ、ご利用いただきたいと思いますが、ご提供日、ご提供条件などを検討させていただきたく、しばらくお待ちください。



MT4 tools.jpg

super-heikinashi.jpg

クロスリテイリング2.jpg

2017年04月21日

FXのMT4 EAの自動作成ソフト 使用事例 つづき5

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JiatamaFX Scalの基本ロジック のエグジット条件について取り上げます。
エグジット条件は、シンプルで、
・エントリーと同時に、利確10pipsと損切7pipsを設定
・相場状況によっては、裁量で早めに利確、損切
の二つです。

EAエディタ では、”エントリーと同時に、利確10pipsと損切7pips”については、ポジション条件設定で行います。以下の画像のように設定できました。
exit.jpg
(クリックすると拡大します)

ここで重要なことがあります。作られたEAのプログラムを確認したところ、”利確10pipsと損切7pips”の処理は、業者のトレードシステムで利確/損切が行われます。パソコンやVPSで障害が発生した場合でも、利確/損切が処理されます。安心ですね。

なお、 EAつくーる も、業者のトレードシステムで利確/損切が行われます。

「JiatamaFX Scal」の基本ロジックのその他条件で、気になるのが、トレード時間です。
トレード時間として、エントリーを以下の時間帯(日本時間、夏時間)に限っています。トレードが活発で、レンジになることが少ない時間帯です。日々の都合のつく時間帯でトレードしてます。
・10時30分〜12時00分(USDJPYのみ)
・15時〜19時
・22時〜23時

EAエディタ では、設定できました。設定できる数に制限はなさそうです。

なお、 EAつくーる は、三つの時間帯まで設定できます。

これで、実例によるEA自動作成ソフトの利用検討は、ひとまず終了です。
次回に、まとめを行います。


MT4 tools.jpg

super-heikinashi.jpg

クロスリテイリング2.jpg

2017年04月28日

FXのMT4 EAの自動作成ソフト 使用事例 つづき6

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5回に渡り、EA自動作成ソフトの使用事例を取り上げてきました。
その事例は、現在日々トレードしている裁量トレード 「JiatamaFX Scal」の基本ロジックを作成可能かどうかを検討したものでした。

その基本ロジック(買い目線の場合):

エントリー条件は、
・相場反転後に
(使用インジケータ:RSI、裁量なし)
・トレンド発生初期の
(使用インジケータ:H1 24SMA、M5 25SMA、M1 25SMA、裁量なし)
・高値超え(目先の高値から押目をつけ谷越えを待って、高値超えを狙う)
(使用インジケータ:ZigZag、裁量多い)
ただし、
・レンジでない
(使用インジケータ:Keltner_ATR_Band、Envelopes、裁量あり)

エグジット条件は、シンプルで、
・エントリーと同時に、利確10pipsと損切7pipsを設定
・相場状況によっては、裁量で早めに利確、損切

結果として、検討した3つのEA自動作成ソフト、
・EAつくーる
・MT4 EAエディタ
・EA Builder
では、
・MT4 EAエディタ
のみがあと少しで可能でした。

上記のEA自動作成ソフトの3つとも、基本的な機能である、
・MT4などのインジケータを使ってEAを作成する
は十分使えることがわかりました。

MT4 EAエディタは、
・インジケータの値をどのように使えるか
において一歩優れていました。
とくに、
・計算機能
です。
今回の例のようにバンドの幅を計算するとか、ローソク足の長さを計算するとか、EA作成では計算は結構多いと思います。計算した結果をその後の判定に使うことが多いです。

また、この計算機能は、単純な計算以外に、こんな使い方ができます。
計算結果に、
・レートが移動平均線を超え、その後割るまでの状態”を覚えさせておく
・”RSIが65を超え、その後35を割るまでの状態”をを覚えさせておく
など。
そして、状態が変化したタイミングで、なんらかの処理を行う。
この使い方は、EA作成では非常に多いです。

その MT4 EAエディタも、 前々回 取り上げました通り、基本ロジックの、
・高値超え(目先の高値から押目をつけ谷越えを待って、高値超えを狙う)
(使用インジケータ:ZigZag、裁量多い)
は作成できませんでした。
もともと裁量の色合いが濃い部分です。
でも、裁量の部分をいくつか限定(相場パターン化)すれば、EA化は可能だと思います。
そして、ある相場パターンは、このEAに任せ、残りを裁量で行うような、使い方ができるかもしれません。
むろんパフォーマンスが良いことが前提ですが・・・

今回の事例検討の結論として、現時点で、EA自動作成ソフトとして、
・MT4 EAエディタ
がお勧めです。

購入はこちらから。


さて、折角ここまで検討したのですから、基本ロジックの、
・高値超え(目先の高値から押目をつけ谷越えを待って、高値超えを狙う)
(使用インジケータ:ZigZag、裁量多い)
の作成にチャレンジしてみます。
どんなことになりますか・・・

次回につづく


MT4 tools.jpg

super-heikinashi.jpg

クロスリテイリング2.jpg

2017年04月29日

FXのMT4 EAの自動作成ソフト 使用事例 番外

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ご提供は終了いたしました。
申し込みありがとうございました。
ぜひご活用ください。
@@@@@@@@@@

今回はお知らせです。

「JiatamaFX Scal」の裁量支援ソフト(インジケータ)等のご提供 についてです。

ご希望の方は、以下の内容を確認の上、申し込みください。
非常に多くの方からご希望をいただいておりますが、 先着50名様 とさせていただきます。

1.ご提供する裁量支援ソフト(インジケータ)
2017年6月末まで利用可能です。無料です。
使ってみてください。すでに自動作成ソフトをお持ちの方は、例題として参考にしてください。
(7月以降については、今回申し込まれた方で、ご希望の方に格安にてご提供予定です。別途ご案内いたします。)

2.申し込み方法
以下を必ずご記入の上、
メールタイトル:「インジケータ希望」
xxxxx@xxxxx
にメールで申し込みください。
・お名前
・お住いの県名
・本ブログをお知りになったきっかけ
・本ブログの感想
申し込まれたメールアドレスに、裁量支援ソフト(インジケータ)等を送付いたします。

3.申し込み期限
2017年5月14日

4.提供開始日
2017年5月15日以降

5.以下の注意事項を確認・了承ください。
・お知らせいただいたメールアドレスなどの個人情報については、厳格に管理いたします。また本ブログからの連絡以外には使用いたしません。
・ご提供する裁量支援ソフト(インジケータ)等についてのサポートは、一切いたしません。ご了承ください。
・ご提供する裁量支援ソフト(インジケータ)等は、元本や利益を保証するものではなく、相場の変動や金利差により損失が生じる場合があります。 投資対象や取引の仕組およびリスクについて十分ご理解の上、ご自身の判断と責任においてご利用いただきますようお願い申し上げます。発生した損失等については一切保証いたしません。

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地頭ソリューション
投資とコンピュータの両方がわかる男! 前歴は、システムエンジニア。 FX経験は、本格的に取り組んで10年。 5年前に、「地頭FX(JiatamaFX)」を発表し、裁量トレードを多くの方に紹介し、賛同をいただいた。 以後、一貫して、ツールを利用した裁量トレードを極める。 そして、昨年2018年10月に、ブログにて、1分足裁量トレード「JiatamaFX Scal」を発表。 これまでの経験の集大成で、目指していたトレードの最終形です!
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