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posted by fanblog
2021年06月09日
バイトでクビになった話
その記念すべき最初のアルバイトは、 5ヶ月でクビになりました 。
そんな話をしようと思います。
バイトの面接に10以上落ちる
大学1年生の5月から12月まで、バイト探しをしていました。
この7ヶ月の間に10箇所以上アルバイトに応募しましたが、 全て落ちました 。
周りの陽キャ大学生は次々にアルバイトを始め、
今にして思うと謎の焦燥感に襲われていました。
12月中旬、とあるチェーン店の飲食店でのアルバイトが決まりました。
面接でも誰でもできる仕事だと言われ、卒業まで頑張ってほしいと頼まれました。
バイト先での仲間作りとかに憧れていたので、期待を胸にアルバイト生活が始まりました。
仕事を覚えられない、当たりがキツい
1ヶ月、2ヶ月経ちましたが、仕事を 覚えられませんでした。
やる気はある・・・つもりでした。
仕事中はメモを取り、そのメモを家に帰ってからも復習しました。
これを繰り返せば勝手に覚えられるはず、だった。
向き不向きってあるんでしょうか、なぜか本当に仕事が覚えられませんでした。
初日は優しかった店長や他のバイトたちも、次第に私に罵声を浴びせるようになりました。
私「おはようございます」バイト「不快だから喋るな」
私「レジの○○の操作を教えてほしいんですけど」店長「お前にはもう教えたくない、どけ」
バイト先は22:30に終わるのですが、店長やパートさんや大学生バイトが飲み会を企画していました。
当然、私だけ誘われませんでした。
飲み会に行きたいわけではありませんが、極めて惨めな気持ちになりました。
ある日、バイト先でオナラをしたのですが、 バイトリーダーに首を絞められました 。
接客といえども、オナラ程度で激昂するのは普通ではありません。
私は全員に嫌われていると自覚しました。
4月のシフトが1日だけ、そして解雇
3月、4月には仕事を辞めたくて仕方ありませんでした。
しかし、私は真面目で、バイトの面接で卒業まで続けることを約束したので、辞められないと思っていました。
ところで、4月のシフトがたったの 1日だけでした 。
もう完全にお荷物扱いだなと思いながら1日シフトへ向かったところ・・・
「もう今日で最後だ、来月から来なくてええわ」
クビを宣告されました。
混乱しながらも仕事を続けました。
どうも最後らしいのでお世話になりました的な挨拶をしようとしたが、
「忙しいから話しかけるな!」と怒鳴られ、言葉を交わすことなく最後のシフトが終わりました。
バイトをクビになることは普通ではない
バイトをサボる、冷蔵庫に入って不適切な写真を撮りSNSに上げる、売り上げを掠め取る、
問題行為があれば当然即解雇です。
私は上記のような問題は一切起こしておりませんでした。
遅刻も無断欠勤も一度もありませんでした。
無能という理由でバイトをクビになることがあるのかとネットで調べると、
そのような事例が見つかりませんでした。
僕は社会に出ても無能なんだ・・・そう思って鬱になり、
毎日サークルの仲間と遊ぶ日々を過ごしました。
その後2年続いたバイトもあった→不向きだっただけ
その数年後にコンビニのアルバイトを始めましたが、2年半続けました。
優秀だったわけではありませんが、普通に仕事できました。
飲食店のバイトは、あまりにも不向きだっただけでした。
普通のことだったのです。そう思えるようになって豊かに気持ちになりました。
同時に、飲食店で仕事を回せる人は凄いなと、尊敬できるようになりました。
自分に向いてる仕事を頑張って見つける必要なんてない。
向いてない仕事から逃げ続け続ければいつかたどり着ける。
そんな教訓を学んだアルバイト生活でした。