ブラスバンド。
金管楽器を主体として編成される楽団 。
(画像引用 www.booklive.co.uk)
日本では、伝統的にアマチュア吹奏楽団のことを
ブラスバンドと呼ぶことがあります。
しかし厳密には、これは間違い。
木管楽器や弦楽器が入ると「ブラスバンド」ではありません。
木管楽器や弦楽器はブラス (brass) じゃない からです。
Brass=金管楽器の主材料・真鍮(しんちゅう)
楽器だけではありません。
実に様々なものに、真鍮は用いられています。
(画像引用 https://www.ohata.org/brass.html )
アクセサリー、ナット、ネジ、指輪にzippo。
身近な貨幣・五円玉も真鍮。
そして何といっても、
「真鍮製のやかん」は様式美すら感じさせます。。。
(画像引用 ja.wikipedia.org)
さて、「真鍮製の楽器で構成されるからブラスバンド」
なのは納得できるとして・・・・、
なぜ真鍮でないといけなかったのでしょうか?
アイアンバンドやニッケルバンドはなぜNGなのか?
これは諸説あるのですが、熟練した奏者によれば
「金属によって音色が違う」 ことがあり、
「真鍮は音質をよくする」 そうです。
実際、真鍮製のイヤホンは音が変わるとか・・・・。
(画像引用 http://d.hatena.ne.jp )
余分な響きが抑えられて音がクリアに感じるそうです。
そんな優等金属・真鍮ですが
化学記号の表にはのっていません。
はい、それは真鍮が合金だからですね。
「黄銅」ともよばれます。
国内でさかんに用いられるようになったのが約350年前。
用途も広く、丈夫で見た目も美しい。
ただ、湿気や塩分に弱いので、、
お手入れをしないと錆びが浮いてきます。
錆びを落とすとき便利なのは
サンポール 。
布にしみこませて磨けば錆びも激落ち。
というわけで、語呂合わせに進みましょう。
しんちゅう 銅 と 亜鉛 の合金。
「 真のチュウ 、 どう ?」「 会えん 」
ふられてもめげずに再トライだ!
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