【ニューヨーク共同】米電気自動車（EV）大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者（CEO）が、保有するテスラ株を売却したことが8日、分かった。米メディアによると、約1950万株で金額にして39億5千万ドル（約5700億円）相当。マスク氏によるテスラ株売却が判明したのは米ツイッターの買収手続き完了後、初めてという。

　米証券取引委員会（SEC）に提出された資料で判明した。売却は今月4〜8日にかけて行われた。売却目的は明らかになっていない。

【ニューヨーク共同】米電気自動車（EV）大手テスラがハンドルの回転を補助するパワーステアリングシステムの不具合を理由に、米国で4万台超をリコールすることが8日、分かった。米道路交通安全局（NHTSA）によると、でこぼこ道を走行中やくぼみにぶつかった際に機能が失われ、衝突事故の危険が高まるとしている。

　対象となるのは、高級セダン「モデルS」とスポーツタイプ多目的車（SUV）「モデルX」のいずれも2017〜22年型。テスラはオンラインによるソフトウエアの更新を無料で実施し、問題に対応する。