気になり出すと、そればかり気になって仕方ないのでちょっと貧乏人には高いのですが新品のショックを前後交換してみることにしてみました。
フロントは20310TC030 で左右のセットです。
現在ちょっと値下がりしたのかな?私が購入した時はもうちょっと高かったような・・
そしてリアは純正でもよいのですが若干安くカヤバから補修用部品として発売されていたのでそちらにしました。
これも左右のセットです。めっちゃ安いので買おうとしたら単品(1本)販売だったなんて事もあるので注意してくださいね。私も間違えそうになりました。
交換方法は前回のサスペンションスプリング交換と全く同じ手順ですので省力しますね。
ひとつだけ交換時に加工をしたのですが、バンプラバーがバンのままでは底付きするらしいので、短めにカットしました。
ディアスワゴンのショックアブソーバーを手にして何気にダンピングがどんな感じか押し込んでみたりしたのですが、フロントは若干柔らかめに入っていくかなという感じなのに対して、リアは驚くほど「スッカスカ」でした。
抜けてしまったくらいの抵抗の無さでしたが、軽の荷物をたくさん積まない乗用タイプはあんなもんなんですね。
今までは比較的スポーティーな小型車の車高調整を組んだりしてきたのでちょっと驚きでした。
さた、肝心の乗り心地ですが、さすがにサスとのマッチングが良くて替えて良かったと感じました。
スプリングのみの時は若干段差を越える時に突き上げが残っていたのですが、ショックアブソーバーも交換した後はほとんど気にならないレベルになりました。
サンバーは前輪の上に座る「キャブオーバー」タイプですので構造上突き上げを消すことは出来ませんが、バンの標準のサスペンションスプリングとショックアブソーバーが突き上げを全く受け止めてくれないのに比べれば雲泥の差です。
でもバンのサスペンションやショックアブソーバーが本当は悪いわけではなく、以前引越しの手伝いをしたことがあって一人暮らしの荷物一式をベットなど大きな物も含めて丸ごとサンバーに詰めて運んだことがあるのですが、荷物を満載にして大人二人が乗ったサンバーバンは乗り心地が落ち着いた感じになったことを覚えています。
当たり前ですが、あのハードなバンの乗り心地はあの時のような使用を考えて設定されているわけなんですね。
ほとんど荷物も載せない自分の使い方が間違っているわけです。
交換後は乗り心地の向上は感じたのですが、心配だったのがハンドリングです。
全体的に柔らかくなるのでロールが大きくなり過ぎないか心配でした。
サンバーバンにはディアスワゴンのようにスタビライザーが付いていませんので心配だったのですが、乗ってみるとほとんど気になりません。
ハードに走る人には分かりませんが、車ではあまり飛ばさない自分には丁度良いくらいです。
気になっている方は是非パーツがメーカー欠品になる前に手に入れてくださいね。