この事件をきっかけとして注目されているのが長時間残業。
しかし、単に残業というレベルの問題なのかということで少々疑問もある。
特に36協定のなかで特例条項というものがあるのが、実は一番大きな問題ではないかということ。
恒常的に長時間働いているよりも、一時的に、様々な個人の事情を顧みずに急に長時間残業をさせられる、このことこそ自殺につながるのではないかと思うからだ。
高橋まつりさんも若い女性なら外したくないクリスマス残業。
その前後も仕事の予定で埋められていたであろう。
こうした特別に忙しい時には無制限に残業をしてよいという特例条項は大きな欠陥があると言わざるを得ないだろう。
何事も急激な変化は急激な行動を起こしやすい。
そうした突発的な事故のような仕事が発生する職業はやはり早死に率が高い。
つまり自殺率が高いということだ。
人間がストレスを感じるのはやはり人間に対してなのだ。
SPAより。
早死にする職業ランキング
2013.07.16 R-30
https://nikkan-spa.jp/472254
このランキングから早死に順に以下。もっとも順位自体にはあまり意味がないとはいうが、それでも第一位が電通をはじめとする大手広告代理店となっていることは示唆的だ。
2013年の記事。
これを高橋まつりさんが読んでいたらなあと思う。
【早死にする職業ベスト10】
1位 大手広告代理店の営業
2位 IT企業の下請けSE
3位 チェーン飲食店店長
4位 若手官僚
5位 病棟勤務の看護師
6位 タクシー運転手
7位 LCCの客室乗務員
8位 自衛官
9位 公立学校の教員
10位 トラック運転手
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