電気自動車リーフの問題は電池切れ。
これを克服できるという説明が必要だが、十分な材料がない。
そもそも400km走れると言っておいて、300km程度というのは、旧型のリーフのウソと同じことだ。
こうした性能についての宣伝で盛ってしまったことが、やはり電気自動車は使えない、ガス欠(電気欠)のリスクがある、というレッテルに繋がっているのだろう。
嘘はいけない。
また、値段も400万円と高級車クラス。本来、電気自動車は加速性能などはスポーツカーと言ってよいほどなので、スポーツカーとして売るのが正解。
テスラのモデルSなどはその路線だ。
もっとも、モデルSは幻の名車になってしまいそうな頼りない量産体制にあり、テスラ自体の存続も危ぶまれているのだが・・・
日産の問題としては、こうした問題点があるにも関わらず、挙句に完成車検の不正まで出てしまい、これでは、日産のクルマに良いイメージなど持てるはずがない。
Yahoo!より、
日産「リーフ」刷新でも大衆EVへの遠い道のり
6/4(月) 6:00配信東洋経済オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180604-00223407-toyo-bus_all
記事より、
・初代は国内で8万1000台を販売し、「EVの日産」のイメージ確立に一定の寄与をした
・しかし、累計販売10万台の大台到達には7年半を要しており、当初の思惑どおりにはいっていない
・昨年10月にリーフの新型車を投入した。新型だが、販売は依然として伸び悩んでいる
・日産は新型発表時、月間販売目標台数を「旧型の2〜3倍」
・昨年10月は前年同月比で700%を超える3629台を販売したが、国内工場における無資格検査問題の影響で11月に急落
・新型では最長航続距離が旧型比1.4倍の400キロメートルに伸びた。ただ、「リーフの実航続距離は250〜300キロメートルで、不安を持つお客も多い」(別の日産ディーラー)
・諸費用を含めて400万円前後する。国の補助金40万円を利用しても輸入車とさほど変わらない
・日産は、中古価格の低さが新車購入を敬遠する要因になっているとして、使用済みリチウムイオン電池を回収・再生して販売する事業も3月に始めた。中古価格低迷には、電池の経年劣化で航続距離が減少し、商品価値が下がるという背景があった。そこで性能保証した安価な再生電池を購入できるようにして、新車と中古車双方のユーザーの懸念を払拭する
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