また、津波の避難意識の向上や、建築物の建て替えや耐震改修が影響したという情報発信は害悪しかない。
耐震改修をする人は旧耐震の建物のうちのごくごくわずかであり、建て替えにより、旧耐震の建物が減っていき、それにもまして新規開発の住宅の数が増えることで耐震化率は向上しているのであり、旧耐震で木造の古い住宅が改善されて死なないということではないのだ。
実際、古い木造で旧耐震に高齢者が住んでいるというのが今の状況。
政府の対策が無理だからと、被害額を過少に改めるというのは止めた方がいい。
もともとの数字に幅があるものだと説明するのが正しい説明だと思う。
Yahoo!より、
南海トラフ地震、死者最大23.1万人=従来想定から9万人減−中央防災会議
5/31(金) 8:09配信時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190531-00000033-jij-pol
記事より、
・政府の中央防災会議(会長・安倍晋三首相)は31日、首相官邸で会合を開き、南海トラフ地震の最新の被害想定を公表した。
・死者・行方不明者数は最大約23万1000人で、2012年8月に発表した従来想定の同約32万3000人から約9万人減少。内閣府は住民の津波からの避難意識が向上したことなどが主な要因と分析している。
・内閣府は、人口やライフラインなどのデータや、津波の避難意識に関する住民アンケートの結果に基づき被害想定を再計算。南海トラフ地震の防災対策推進基本計画のフォローアップ結果に盛り込んだ。
・最新の想定では、全壊または焼失する建物も、従来想定の最大約238万6000棟から同約209万4000棟に減少。内閣府は建築物の建て替えや耐震改修が影響しているとみている。ただ、被害想定は人口の変動などの社会的要因で今後も変動する可能性があるとして、政府は計画に基づいた個々の施策を引き続き推進する方針だ
基本計画は以下、
http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/
フォローアップで住宅の耐震化率は82%とされている。これが死者が減った根拠だ。
http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/pdf/nankaitrough_keikaku_followup_gaiyou.pdf
南海トラフ地震防災対策推進基本計画
南海トラフ地震防災対策推進地域における地震防災の体系 (PDF形式:101.5KB)別ウインドウで開きます
南海トラフ地震防災対策推進基本計画(概要) (PDF形式:276.5KB)別ウインドウで開きます
南海トラフ地震防災対策推進基本計画の変更(概要) (PDF形式:712.9KB)別ウインドウで開きます
新旧対照表 (PDF形式:1.4MB)別ウインドウで開きます
南海トラフ地震防災対策推進基本計画(令和元年5月31日) (PDF形式:1.2MB)別ウインドウで開きます
(参考)主な施策 (PDF形式:1.2MB)別ウインドウで開きます
南海トラフ地震防災対策推進基本計画フォローアップ結果(令和元年5月)
フォローアップ結果(概要) (PDF形式:626.8KB)別ウインドウで開きます
フォローアップ結果 (PDF形式:294.0KB)別ウインドウで開きます
別表1 具体目標の進捗状況 (PDF形式:202.7KB)別ウインドウで開きます
別表2 第3章で掲げている基本的な施策の取組状況及び今後5年間の取組 (PDF形式:703.7KB)別ウインドウで開きます
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