11時から16時までクーラーを使ってもらえばかなり搬送者数は減るだろう。
高齢者は金がないからクーラーを使わないというケースもあると思うが、大きいのは、体感温度が実は低いということだ。
熱中症の状態になってしまうのだが、実際に本人はそれほど暑いということに自宅に居ながら気づいていないケースが多いと思われる。
搬送された人で最も多かったのは65歳以上の高齢者で2978人で、発生した場所で最も多かったのが住居で1993人
というのが現実。これはクーラーがもったいないからというレベルでは説明できない。
人は年齢とともにいろんな感覚が衰えるもの。
暑いと思ったら、冷房の温度設定を28℃でもいいので、クーラーをかけよう。
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(2019/7/31 12:43時点)
感想(19件)
Yahoo!より、
先週の熱中症搬送者数 一気に急増
7/30(火) 17:48配信 tenki.jp
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190730-00002301-tenki-soci
記事より、
総務省消防庁は、先週1週間(7月22日〜28日)の熱中症による救急搬送状況を本日発表。先週1週間に熱中症で救急搬送された人数は、全国で5664人(速報値)と、その前の週の3倍近い値
搬送された人で最も多かったのは65歳以上の高齢者で2978人で、発生した場所で最も多かったのが住居で1993人となりました。
この期間中、24日に九州、四国、近畿、北陸地方で梅雨明けが発表され、続いて25日に中国地方、28日には東海地方で梅雨明けし、各地で晴れて気温が高い日が多くなりました。
行楽シーズンにも入っていますので、いつもよりも屋外で過ごす時間が多くなります。
無理なスケジュールで行動するのは避け、こまめな水分補給を心がけるなど、いつも以上に熱中症対策を心がけるようにしましょう
参考)東京消防庁
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/heat.pdf
より、
高齢者の特徴
(1) 皮膚の温度感受性の鈍化
高齢者は皮膚の温度感受性が鈍くなり、暑さを自覚しにくくなるので、衣服の調節や冷 房の利用が遅れがちになります。皮膚の温度感受性が鈍くなると、自律性体温調節の発動 も遅れてきます。これらの体温調節の遅れが、体に熱をため、熱中症の発生へと繋がりま す。
(2) 暑さに対する耐性の低下 脳が暑いと判断すると、自律性体温調節として皮膚血流量や発汗量が増加します。高齢者になると、体温の上昇に伴う皮膚血流量と発汗量の増加は遅れるようになります。その ため、高齢者は若年者より熱を放散する能力が低く、体に熱がたまりやすくなり、深部体 温がより上昇します。
(3) 体内水分量の変化 高齢者の体内水分量は同じ体重であっても若年者より減少しており、若年者と同等に発
汗した場合、脱水状態に陥りやすく、脱水が進んでものどの渇きが起こりにくくなってい ます。これは脳の脱水を察知する能力が低下するために生じているようです。そのため、 発汗する機会が多くなる夏には、高齢者はのどの渇きが起こらなくても、早め早めに水分 を補給する必要があります。
このように、実際にエアコンをかけていないで昼間に緊急搬送される高齢者が多いのには加齢による感覚のなさというものがある。
熱中症対策を、というのだが、高齢者は昼間はエアコンをかけましょうと呼びかけるのがベストなのだ。
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