この記事のトップは、ルール変更に愛子泣く!だろう。
上村愛子も言っているように、スタイルを変えろと言われてもトップレベルの選手に簡単に変えられるわけがない。
何事も、協議のルールを握られたままで選手を強化するなんて幻想である。
強化委員会はルール策定に食い込めるようにもっと政治活動などなど裏方の争いをまじめにするべきだ。
yahooより。
http://sochi.sports.yahoo.co.jp/column/detail/201402090006-spnavi
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上村愛子、メダルに一段届かなかった理由
最後の五輪で見せた最高の滑りと涙、笑顔
(スポーツナビ)2014/2/09 10:30
決勝3本目で攻めの滑り……感極まる
悲願のメダルには届かなかったが、上村は自身の「五輪史上最高」という滑りに納得。涙と笑顔の五輪が終わった【Getty Images】
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悲願のメダルには届かなかったが、上村は自身の「五輪史上最高」という滑りに納得。涙と笑顔の五輪が終わった【Getty Images】
バンクーバー五輪の女子モーグル覇者、ハナ・カーニー(米国)の第1エアの着地が乱れた時、多くの日本人が上村愛子(北野建設)の悲願が達成されたと思ったのではないか。しかしゴール後、電光掲示板にカーニーの順位が「3」と表示された瞬間、多くのため息が漏れた。それとともに、上村はメダルへの最後の一段を登れず、4位で五輪の戦いを終えた。
現地時間8日に行われたソチ冬季五輪フリースタイルスキー女子モーグル決勝は、20人による1回目、12人による2回目、6人による3回目と、徐々に選手が絞られていくというレギュレーション。3本ともにミスが許されない状況だった。
上村は1回目を20.43(ターン:10.4、エア:4.26、タイム:5.77)で9位、2回目を21.15(ターン:10.9、エア:4.68、タイム:5.57)で6位と、通過ラインぎりぎりのところで「スーパーファイナル」と呼ばれる3回目へと駒を進める。
「(決勝の)1本目、2本目の時は、次に残れるかどうか分からず、ぎりぎりのラインだったので、『これで最後かも』と思いながらいました。でも、スーパーファイナルに残れるかも知れないということで、戦闘態勢のままでいました」
気持ちを切らさず迎えた3回目。一番手の滑走となった上村はスタート地点に立つと、これが「五輪最後の滑り」と感じたからか、ゴーグルの下にはかすかに笑みが見えた。
そしてスタートの合図とともに左側のラインを選び、加速度を上げてターンを刻んでいく。「(スーパーファイナルでの滑りは)後ろに下がったり、エアで失敗したりとか、もうちょっと頑張れば越えられたんじゃないかという壁がなく、満足度がすごく高かった」と語るように、上村の攻めの姿勢が前面に表れたカービングターンで、一気に駆け降り、今大会の自身最速となる30秒46でゴール。フィニッシュラインを越えた後は、ガッツポーズを作りながら、「普通はゴーグルを外したりするのですが、ワーッと涙が出ていました」と感極まっていた。
ターンで稼げず悲願のメダル逃す
だが、3回目の得点は20.66(ターン:10.6、エア:4.20、タイム:5.86)と、2回目を下回った。
その一つの要因がターンポイントだった。上村が得意とするカービングターンはエッジを効かせ、こぶを削るように滑り、斜面を滑り降りていくが、現在の主流は、板をスライドしながら接雪時間を長くするターンで、「去年の夏くらいに、ジャッジクリニックがあって自分のベース点を定められました。それをシーズン中には知っていたのですが、私のベース点がすごく低いんです」と不利な状況にあることは自身でも認識していた。
それでも「(カービングターンを変えるという選択肢は)もうできなかった。でもスライドも使いながら、縦にも滑りながらで、自分らしい滑りをして去年よりターンも良くなっていた」と五輪に向けて、しっかり自分の技術を高めていた。
しかし、メダルを獲得したジャスティン・デュフォー=ラポイント、クロエ・デュフォー=ラポイント姉妹(ともにカナダ)はターンポイントが12.1、カーニーも11.1と上村を上回っていた。上村がタイムポイントで1位になっても、この得点差を覆すことはできなかった。
「(スーパーファイナルを戦ったほかの5人の滑りは)みんな自分よりワールドカップ(W杯)などで上にいる人たちだったので、自分が一番で残るとは想像していなかった。みんなうまいなと思っていました。(カーニーの滑りが乱れた時は)『あれ、いけるかな』と思いました。これはもしかして(表彰台に)乗ったかな」と思う瞬間はあったと言うが、結果を見た後は、「はい、分かりました」と納得し、4位という成績を潔く受け入れていた。
「前回より、本当にすがすがしいです。メダルを取れていればそれはそれでうれしかったのですが、スーパーファイナルへぎりぎりの6位で行けましたけど、たとえ7位で(スーパーファイナルに行けなくて)も、多分同じ気持ちでした」と自身の滑りに満足していた。
上村にとって五輪は「最高の場所」
これで上村愛子の五輪での戦いは終わった。悲願だったメダル獲得は達成できなかったが、ソチでの滑りは「五輪史上最高」だった。
「長野の時は、気持ちはすごく良かったけれども、技術がそこまで良くなかった。バンクーバーやトリノもちょっとしたミスがあったり、攻め切れない滑りをしていたと思います。それに比べてソチは、全部全力でできたので、満足度は高いです」
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