栩内香澄美容疑者(37)と出会った場所は職場では秘書として、元愛人として囲っていた南部のパーティ。
竹中平蔵も会長に置く政治へのすり寄り具合で派遣業はどうなるのか?
女性自身より。
ASKAが通った“仁風林”に招かれた大物議員の名前【ASKA】
http://jisin.jp/news/2636/7255/
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東京・元麻布にある「仁風林」。ここは南部靖之代表(62)率いるパソナグループの迎賓館で、ASKA容疑者(56=本名・宮崎重明)が、ともに逮捕された栩内香澄美容疑者(37)と出会った場所といわれている。周辺から隔離されており、多いときには週3回もパーティは開かれていた。
「閑静な住宅地に、突然大きな門がドンとあるんです。その門が開くと広い庭園が広がっていて、建物は全面ガラス張り。パーティは夕方18時ころから始まり、南部さんの司会で参加者が紹介されます。フランス料理など高級料理のフルコースが振る舞われ、高級ワインも飲み放題。しかも驚くのは、会費がないんです。私は一度も払ったことがありません」(パーティ出席者)
ミュージシャン、スポーツ選手、タレント、そして政治家やテレビ局の報道担当者。各業界のトップ20〜30人が出席する豪華なパーティで、対応するのは南部代表お気に入りのパソナ関係者の女性約10人。一部で“喜び組”と呼ばれる美人接待係だ。ASKAは“シャブ漬け”だったが、ここで“接待漬け”にされたのは「パソナに有利な規制緩和賛成派」(経済紙記者)の政治家たちだ。
’08年6月にサプライズ結婚パーティを開いてもらったのは、山際大志郎前内閣府政務官。そのパーティでは、同席した中川秀直元官房長官が祝辞を述べている。また、ASKAも参加していた別のパーティに鴨下一郎元環境大臣も出席していた。南部代表との関係を問うと、山際、鴨下両氏は「担当者不在」(事務所)。中川氏は「ずいぶん前のことですので、覚えておりません」(事務所)との回答だった。
根深い“接待汚染”は、現役閣僚にも広がっていた。5月28日、衆院厚生労働委員会で、田村憲久厚労相が「仁風林」に行った事実を認めたのだ。出席の有無を質問した大西健介民主党衆院議員が言う。
「安倍政権は政策課題として派遣法改正など、労働市場の流動化を推し進めています。その恩恵を受ける企業から、監督官庁の厚労相が接待を受けていたというのですから、その理由を質さねばなりません。田村さんはよっぽど嫌だったのか、質問前に『本当に(質問を)やるのか?民主にブーメランするぞ』と強い調子で迫ってきましたよ」
田村厚労相が“接待”されたのは昨年の2月28日。ジャーナリストの佐々木実氏が言う。
「田村厚労相はアウトですよ。厚労省は、従業員の再就職を推進した企業に支給する『労働移動支援助成金』を昨年の2億円から300億円に大幅に拡充させた。この300億円の恩恵を受けるのは、パソナなど民間再就職支援会社。関係が直接的すぎるのです。産業競争力会議で“雇用の流動化”を主張しているのがパソナ会長の竹中平蔵氏である点も問題です」
1人クビを切れば最大60万円が支給される“リストラ助成金”。日本企業が抱える“リストラ予備軍”は、現在45〜49歳のバブル入社組を中心に推定500万〜600万人。人材派遣で業績を拡大させたパソナが次に狙う一大市場だ。
仁風林での接待と竹中会長•••
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