テロには屈しない=身代金は払わない
国際社会の基準に従う=テロに譲歩の余地はない
ということとなる。
とはいえ、人命優先としたい。
この場合、国が表でできることはない。
人命のためには、家族らが身代金を渡したいから方法を教えてほしいとか、家を早期に売却したいなどという身代金の工面のための支援だろう。
これもなかなか表というわけにもいかないが、国際社会への調和と人命優先にはそうした国と個人は別という仕切りは重要だ。
だから、強硬な姿勢を示すのではなく、とにかく命を助けてほしいと言うしかないのだ。
表だってはテロには屈しないだけなので、家族をサポートする、という発言ぐらいしかないのでは?
絶対あきらめない=金は絶対払わないが殺すべからずと言うのは、本当に人命優先か?
反感を買って死体が届くだけではないかと思うところ。
yahooより。
日本人2人救出、「絶対あきらめない」 中山外務副大臣
AFP=時事 1月24日(土)16時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150124-00000028-jij_afp-int
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【AFP=時事】イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が人質に取った日本人2人の殺害を予告している事件について、イスラム国が示した身代金支払いの期限が過ぎた後の24日未明、中山泰秀(Yasuhide Nakayama)外務副大臣は2人の救出を「絶対にあきらめない」と語った。
身代金支払い期限過ぎる、イスラム国から連絡なし 菅官房長官
支払い期限を1日過ぎた現時点で、イスラム国は沈黙を守っており、フリーランス・ジャーナリストの後藤健二(Kenji Goto)さんと、後藤さんが助け出そうとしたとされる会社経営者の湯川遥菜(Haruna Yukawa)さんの消息は分かっていない。イスラム国側は身代金として「72時間以内」に2億ドル(約235億円)を支払わなければ2人を殺害すると脅迫している。日本政府は身代金支払いの期限を23日午後2時50分ごろと解釈していた。・・・
—国としてできるのは情報収集ぐらいだ。
テロ撲滅に他国にお金を払って軍隊を動かせば、日本はテロと真正面から対立することになる。
その結果、日本でテロが至る所で起こることを、この2人の命と引き換えにできるのだろうか。
考えのない発言としか思えないが。
何しろ、外務省は仕事をしていない。
こんな発言も止められないということは、きちんとした作戦も何もないということだろう。
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