カナダの医療保険は基本的にはそれぞれの州(province/territory)が提供する公的保険によってまかなわれており、さらにこれでカバーされない部分を私的に(勤め先の企業を通して等)保険に加入するようになっています。オンタリオ州の場合は OHIP
(the Ontario Health Insurance Plan; "Oh-hip"と発音します)と呼ばれる公的保険があり、オンタリオ州の住民は病院での診療は無料で受けることができます。ただし歯科医療や院外処方の薬(65歳以上の方を除く; また25歳未満の方は2018年1月からOHIP+で無料になりました)はカバーされません。
Work permitで入国したtemporary residentやその家族は住民となってから 3ヶ月間はOHIPに加入できず、その間は民間の保険に加入する必要があります。私の職場ではAIGの提供するOHIP replacementに自動的に加入することになっていますが、留学、個人事業主等の方は医療保険について調べておいた方がよいと思います。
OHIPの申し込みはServiceOntarioで行います。どこのServiceOntarioでもいいわけではなく、Toronto downtown近くにいる方はCollege Park内(777 Bay Streetの地下)に行くしかないようです。申し込みに必要な書類は次の3つです。下記のように同一の書類(例えばdriver's licence)が二つのカテゴリーをカバーできるようにも思えますが、ServiceOntarioのサイトには"three separate documents"という記載があります。出直しになると多くの時間を浪費することになりますので、役に立ちそうな書類は一式お持ちになることをお勧めします。
1. Proof of Canadian Citizenship or OHIP-Eligible Immigration Status
つまりwork permitとお子さんはvisitor recordですね。
2. Proof of Residency in Ontario
オンタリオ州のDriver's licenceがあるとスムーズですが、持っていない方は自宅に届いた電気(Hydro)、ガス、水道などの公共料金の請求書があるとよいかと思います。
3 . Proof of Identity
パスポートである必要はなく、オンタリオ州の運転免許証やクレジットカード、学生証(student ID card)等でもよいとされています。詳しくは公式サイト(→ https://www.ontario.ca/page/apply-ohip-and-get-health-card#section-3
)をご覧ください。
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2018年07月24日
自家用車の処分
トロントで単身もしくは夫婦のみの生活で、家が地下鉄駅やスーパーなどに近ければ自家用車は必ずしも必要ありません。ただし少し郊外に住んだり、小さい子供がいたりするとやはり自家用車があった方がよいでしょう。我が家も幼稚園児を抱えることもあり、また5年ほど乗ったヴェルファイアの使い勝手がよいことからカナダに持ち込みができないか少し検討してみました。
しかし...結論から言うと、「(実質上)無理」でした。
まずネットで情報を集めてみると、自家用車であれば3年以上乗っていればよいようです。アメリカとは違って絶対に左ハンドルでなければならない、というわけでもなさそうです。しかし、 ヘッドライトは常時点灯するように仕様を改造しなければならず(カナダの車は全てエンジンをかけるとヘッドライトが点灯します)、また我が家の車はそもそも 寒冷地仕様になっておらず、時にマイナス20℃となるトロントでは年間を通して使用できるものではなかったのです。
北海道などにお住まいで寒冷地仕様になっており、左ハンドルの車に乗っていて( 右ハンドルだと自動車保険料がものすごく高くなるようです)、電装系の改造ができる方であればカナダへの持ち込みを検討できるのかもしれません。ただ州によってregulationsも異なりますし、よく検討する必要があります。
ですので、我が家の自動車は買取業者に買っていただくことにしました。
車の乗り換え時等、ディーラーに買い取ってもらう方も多いと思いますが、ほとんどの場合 買取専門業者に買ってもらった方が高く売れるようです。特に中古車として売りやすい車種(日本ではやはりミニバンの人気が高いようです)や海外需要の高い車(ハイエースは有名ですが、年式等により引き合いの強い車種もあるようです)はディーラーに買い取ってもらうのはお金をドブに捨てるようなものです。
私は相場がよくわからなかったため、まず近隣の買取業者に立ち寄り査定をしてもらいました。最初に応接室のようなところで少し世間話をします。その中で「どうして手放そうとしているのか」「いつ手放したいのか」「事故歴はないか」「整備状況はどうか」「希望売却額は」と探って来られます。海外赴任に伴い手放すわけですから、お互いの時間のためにもこのような情報を先に整理してお伝えするのがよいでしょう(希望売却額については見当をつけに査定してもらっているのですから明示するのは無理ですね)。
その後実車の査定に入りますが、私の場合30分もかからず担当の方が戻ってきました。まず最初の数字を出してきますが、「いやー」などとあいまいな返事をしていると、いきなり「いまこの場で決めていただき、今週中に所有権を移転できるなら○○万円出します」といきなり提示金額が20万円アップしてしまいました。この時点で、買取側の競合のない状態で決めない方がよいと感じ「今日は決められない」とはっきりと言って引き取りました。
と言っても、渡航準備の中、他社を一軒一軒まわるほど時間的余裕はありません。多少不安でしたが、海外に移住するのだからしつこくされてもいいや、と 一括出張買取査定 に申し込みました。
ネット上で申し込みをした直後にすぐ査定日決定のための電話がかかってきます。電話ができる時間帯にメモ用紙を用意して申し込みをするとよいでしょう。私は休日の半日に1時間ずつ時間をずらして4−5社ほどに自宅に来てもらい査定をお願いしました。ビッグモーター、ガリバー、カーチスなど販売網をもち、最終顧客に直接売ることができる大手の業者がやはり良い値を出してくれるように感じました。自社で売ることができず、中古車オークションに流す業者はその分利幅を確保するために買取価格は安くなります。
よくネットなどに「強引に契約を迫られた」「契約後に瑕疵担保責任保険の加入が必要だと言われた」等のトラブルを聞きますが、私の自宅に来てくれた方々は紳士的な査定士さんばかりで、そういうことは全くありませんでした。 ガリバー の担当の方からは「トヨタ製の車でこの走行距離で毎年整備を受けていて急にエンジントラブルが起こることはまず考えられないので、瑕疵担保責任保険など入らなくていいですよ」とむしろ先に言われたくらいです。
また海外赴任者向けに「出国その日まで使用でき、空港近くで引き取ります」という業者もいますが、確かに便利ではあるものの、その分買取価格は低く抑えられます。時に中古車市場での相場が大きく変動することがあるようで、買取業者は査定から買取日までの時間を気にします。査定後しばらく使うことができるということは、その分のリスクを織り込んだ査定価格になっていると考えてください。出国時、空港まで自家用車で行くのが便利に感じる方も多いと思いますが、 空港近くで乗り捨てができるレンタカーを利用するのがよいと思います。
まず一社に見てもらうのでしたら(これなら複数の電話に閉口することはありません)
こちら→ ガリバーの無料査定
限られた時間で一括査定をしてもらうのなら(申し込み直後に電話がかかってきます)
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しかし...結論から言うと、「(実質上)無理」でした。
まずネットで情報を集めてみると、自家用車であれば3年以上乗っていればよいようです。アメリカとは違って絶対に左ハンドルでなければならない、というわけでもなさそうです。しかし、 ヘッドライトは常時点灯するように仕様を改造しなければならず(カナダの車は全てエンジンをかけるとヘッドライトが点灯します)、また我が家の車はそもそも 寒冷地仕様になっておらず、時にマイナス20℃となるトロントでは年間を通して使用できるものではなかったのです。
北海道などにお住まいで寒冷地仕様になっており、左ハンドルの車に乗っていて( 右ハンドルだと自動車保険料がものすごく高くなるようです)、電装系の改造ができる方であればカナダへの持ち込みを検討できるのかもしれません。ただ州によってregulationsも異なりますし、よく検討する必要があります。
ですので、我が家の自動車は買取業者に買っていただくことにしました。
車の乗り換え時等、ディーラーに買い取ってもらう方も多いと思いますが、ほとんどの場合 買取専門業者に買ってもらった方が高く売れるようです。特に中古車として売りやすい車種(日本ではやはりミニバンの人気が高いようです)や海外需要の高い車(ハイエースは有名ですが、年式等により引き合いの強い車種もあるようです)はディーラーに買い取ってもらうのはお金をドブに捨てるようなものです。
私は相場がよくわからなかったため、まず近隣の買取業者に立ち寄り査定をしてもらいました。最初に応接室のようなところで少し世間話をします。その中で「どうして手放そうとしているのか」「いつ手放したいのか」「事故歴はないか」「整備状況はどうか」「希望売却額は」と探って来られます。海外赴任に伴い手放すわけですから、お互いの時間のためにもこのような情報を先に整理してお伝えするのがよいでしょう(希望売却額については見当をつけに査定してもらっているのですから明示するのは無理ですね)。
その後実車の査定に入りますが、私の場合30分もかからず担当の方が戻ってきました。まず最初の数字を出してきますが、「いやー」などとあいまいな返事をしていると、いきなり「いまこの場で決めていただき、今週中に所有権を移転できるなら○○万円出します」といきなり提示金額が20万円アップしてしまいました。この時点で、買取側の競合のない状態で決めない方がよいと感じ「今日は決められない」とはっきりと言って引き取りました。
と言っても、渡航準備の中、他社を一軒一軒まわるほど時間的余裕はありません。多少不安でしたが、海外に移住するのだからしつこくされてもいいや、と 一括出張買取査定 に申し込みました。
ネット上で申し込みをした直後にすぐ査定日決定のための電話がかかってきます。電話ができる時間帯にメモ用紙を用意して申し込みをするとよいでしょう。私は休日の半日に1時間ずつ時間をずらして4−5社ほどに自宅に来てもらい査定をお願いしました。ビッグモーター、ガリバー、カーチスなど販売網をもち、最終顧客に直接売ることができる大手の業者がやはり良い値を出してくれるように感じました。自社で売ることができず、中古車オークションに流す業者はその分利幅を確保するために買取価格は安くなります。
よくネットなどに「強引に契約を迫られた」「契約後に瑕疵担保責任保険の加入が必要だと言われた」等のトラブルを聞きますが、私の自宅に来てくれた方々は紳士的な査定士さんばかりで、そういうことは全くありませんでした。 ガリバー の担当の方からは「トヨタ製の車でこの走行距離で毎年整備を受けていて急にエンジントラブルが起こることはまず考えられないので、瑕疵担保責任保険など入らなくていいですよ」とむしろ先に言われたくらいです。
また海外赴任者向けに「出国その日まで使用でき、空港近くで引き取ります」という業者もいますが、確かに便利ではあるものの、その分買取価格は低く抑えられます。時に中古車市場での相場が大きく変動することがあるようで、買取業者は査定から買取日までの時間を気にします。査定後しばらく使うことができるということは、その分のリスクを織り込んだ査定価格になっていると考えてください。出国時、空港まで自家用車で行くのが便利に感じる方も多いと思いますが、 空港近くで乗り捨てができるレンタカーを利用するのがよいと思います。
まず一社に見てもらうのでしたら(これなら複数の電話に閉口することはありません)
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2018年07月20日
Social insurance numberの取得
SIN (Social Insurance Number)は9ケタの社会保険番号です。空港でwork permitを発行してもらう際に一緒にもらう方も多いようですが、私はToronro Pearson空港で土曜日夜のしかも"on border"でのwork permit審査だったためかその場で発行してもらえませんでした。トロント・ダウンタウンに滞在する方はTown HallのService Canada (下の地図を参照してください)に行き発行してもらうのが便利だと思います。入って左側に窓口があり、何十人もの人が待っています。朝一番に行くか、受付票をもらったら待ち時間に銀行口座を開設しに行くのがよいと思います。
雇用先に提出しなければならない書類ですので大切に保管してください。その他の場面でも役に立つことがあり、銀行が同姓同名の方を見分けたり(英語圏の方の名前はFirst nameに比べてlast nameが多彩なのに比べ、日本人など東洋人の名前はlast nameが同じ方が多いので、口座管理〜特に信用情報/credit history〜の管理が問題となることが多いようです)、電話・インターネットのonlineでの申し込みの際、記入を求められることがあります。
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雇用先に提出しなければならない書類ですので大切に保管してください。その他の場面でも役に立つことがあり、銀行が同姓同名の方を見分けたり(英語圏の方の名前はFirst nameに比べてlast nameが多彩なのに比べ、日本人など東洋人の名前はlast nameが同じ方が多いので、口座管理〜特に信用情報/credit history〜の管理が問題となることが多いようです)、電話・インターネットのonlineでの申し込みの際、記入を求められることがあります。
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2018年07月18日
銀行口座の開設
外国での生活に不可欠なものの一つが現地の銀行口座開設です。給料の振込み先としても必要ですし、生活費の決済にももちろん必要です(いつまでも日本のクレジットカードを使い続けるのは無駄な手数料を払い続けることになります。)
職場の同僚には RBC (Royal Bank of Canada)かTD (TD Canada Trust)がいいよと勧められ、私は職場に最も近いRBCに口座を開設に行きました。たしかにTorontoで生活している限りにおいてはこの二行が最も支店、ATMが豊富にあり使い勝手がよいように思います。
銀行に行き新規に口座を開きたい旨を伝えると、一般の窓口から別室に案内され、専門のアドバイザーがついて口座の種類の説明や書類の確認をしてくれます。私が口座を開いたのは現地到着後最初の月曜日でまだホテル住まいでしたが、work permitと現地雇用主からのletter of employmentを提示することで口座を開設することができました。住所はホテルのもの、カードなどの郵送物は支店で受け取ることとすれば問題ありません。
一つ注意が必要なのは、カナダの銀行では一般的に口座維持費がかかることです。
RBCでは → https://www.rbcroyalbank.com/accounts/chequing-accounts.html
TDでは → https://www.td.com/ca/en/personal-banking/products/bank-accounts/chequing-accounts/
と銀行の指定する条件を満たさないと少なくない額の維持費がかかります。ゼロ金利に喘ぎコストを利用者に転嫁できずにいる日本の銀行とはえらい違いですね。(日本では地銀の半数以上が本業は赤字とのことです。)
ただし時期によっては銀行も新規利用者を獲得するためのキャンペーンを行っています。私が口座を開いたRBCでは一年間口座維持料無料キャンペーンに加えて、TelusのプリペイドSIMをつけてくれました。ちょうど携帯電話をどうしようかと考えていたところだったので渡りに船でした。
アドバイザーの方からは後日e-mailが来てクレジットカードや小切手帳の必要の有無についての相談を受け付けてくれました。こちらに来たばかりで銀行以外のところでいきなりクレジットカードを作るのは難しいようです。いくら日本でゴールドカードやダイナースクラブカードを持っていたとしてもゼロからのスタートとなります。私はこの感覚がなくて、 Costco ("Cos-koh"と発音しているように聞こえます。"t"の音は私には聞こえません。)でメンバーになると同時に店頭で勧められるがままにCostco会員用のマスターカードを申し込んだのですが、一週間後見事にお断りの手紙が届いてしまいました。いきなりクレジット・ヒストリーというものを実感させられる出来事でした。
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職場の同僚には RBC (Royal Bank of Canada)かTD (TD Canada Trust)がいいよと勧められ、私は職場に最も近いRBCに口座を開設に行きました。たしかにTorontoで生活している限りにおいてはこの二行が最も支店、ATMが豊富にあり使い勝手がよいように思います。
銀行に行き新規に口座を開きたい旨を伝えると、一般の窓口から別室に案内され、専門のアドバイザーがついて口座の種類の説明や書類の確認をしてくれます。私が口座を開いたのは現地到着後最初の月曜日でまだホテル住まいでしたが、work permitと現地雇用主からのletter of employmentを提示することで口座を開設することができました。住所はホテルのもの、カードなどの郵送物は支店で受け取ることとすれば問題ありません。
一つ注意が必要なのは、カナダの銀行では一般的に口座維持費がかかることです。
RBCでは → https://www.rbcroyalbank.com/accounts/chequing-accounts.html
TDでは → https://www.td.com/ca/en/personal-banking/products/bank-accounts/chequing-accounts/
と銀行の指定する条件を満たさないと少なくない額の維持費がかかります。ゼロ金利に喘ぎコストを利用者に転嫁できずにいる日本の銀行とはえらい違いですね。(日本では地銀の半数以上が本業は赤字とのことです。)
ただし時期によっては銀行も新規利用者を獲得するためのキャンペーンを行っています。私が口座を開いたRBCでは一年間口座維持料無料キャンペーンに加えて、TelusのプリペイドSIMをつけてくれました。ちょうど携帯電話をどうしようかと考えていたところだったので渡りに船でした。
アドバイザーの方からは後日e-mailが来てクレジットカードや小切手帳の必要の有無についての相談を受け付けてくれました。こちらに来たばかりで銀行以外のところでいきなりクレジットカードを作るのは難しいようです。いくら日本でゴールドカードやダイナースクラブカードを持っていたとしてもゼロからのスタートとなります。私はこの感覚がなくて、 Costco ("Cos-koh"と発音しているように聞こえます。"t"の音は私には聞こえません。)でメンバーになると同時に店頭で勧められるがままにCostco会員用のマスターカードを申し込んだのですが、一週間後見事にお断りの手紙が届いてしまいました。いきなりクレジット・ヒストリーというものを実感させられる出来事でした。
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2018年06月29日
カナダ(トロント)での小学校・幼稚園の申し込み
小学生と幼稚園児の子供を抱える我が家では、カナダ移住にあたって最大の懸念事項の一つが現地での学校をどうするか、ということでした。トロントには日本人学校はなく(毎週土曜日授業を行っている補習校はありますが)、また我が家の教育方針も「せっかく海外で生活するのだから、できるだけ現地の子供と同じような教育を体験させたい」というもので、移住前からいろいろ情報を集めていました。
トロントの公立校(public school - イギリスのそれとは意味が違いますね)は Toronto District School Board (TDSB)が運営しており、"visitor record"のstatusで入国した子供は自宅住所が属する校区のpublic schoolに通うことができます。小学校はKindergartenと同じ敷地で運営されており、学校により最高学年はGrade 5からGrade 8と幅があります。学校の説明に"Grades JK–08"とあるのは「下はjunior kindergartenから上はGrade 8まで」という意味になります。
実際にどの学校に通うことになるかは TDSBのウェブサイト で検索することができます。サイトのトップページの最上部に"Find your school"というリンクが最上部にあり、ここをクリックします。
Find Your School "By Address," "By Name" 等々と出てきますが、"By Address"の"Find Your School by Searching the Street Name"というところに自宅住所の通りの名前を入力します。例えば"111 Yonge Street"に住んでいるとすると、"Yonge"と検索窓に入力します。
するとYonge Streetを校区に含む学校の一覧が出てきます。その中で番地が該当する学校を見つけることができます。この例では"Market Lane Jr & Sr Public School"が該当します。
この学校名をクリックすると学校の所在地、連絡先等が出てきますので、日本から引っ越して来て・・・歳の子供がいるので、小学校・幼稚園の入学・入園を申し込みたい旨伝えます。学校によってはe-mailの問い合わせに対しすぐ連絡をくれるところもありますが、電話でないと返事が来ないところもあります。(トロント内で引っ越しを経験した上での感想ですが、ここら辺のところは担当者によりけりです。)2日程度待って返事が来なければ、そこは電話でないと返事をくれないところだと判断して電話での連絡に切り替えましょう。(もちろん最初から電話をかけるのが最速です。)
担当者(Administrator)と連絡がつくと、入学・入園の資格があるかをまず確認され(親のstatus、つまりtemporary workerなのかpermanent residentなのか等)、その次に住所を確認されます。これで入学が許可できるだろうと判断されると入学・入園手続き来るよう言われ、手続き日を相談して決定します。我が家は電話の翌日に入学手続きに行き、早速翌週から通学・通園させてもらうことができました。
学校の事務から持参するよう要請された書類は下記の通りです。
1 - Child’s birth certificate/passport – both students (パスポートだけでなくvisitor recordも必要です)
2 - Gov’t issued ID of both parents (通常パスポートですが、これに加えてwork permitも必要でした)
3 - Two pieces of proof of address (including lease agreement)
4 - Registration form (書式は学校にあります)
5 - Developmental form (Kindegartenのみ、書式は学校にあります)
6 - Immunization record - for both children
7 - Immunization form (書式は学校にあります) – for both students
8 - Proof of attendance at the previous school (小学生のみ)
特に大事なのは6番目のです。日本を発つ前にかかりつけの小児科医院で母子手帳等をもとに 予防接種歴を証明する書類を英語で つくってもらいましょう。私は日本を発つ直前(10日前ほどでした!)にこれに気づいたため、自分で英文原稿をつくって小児科に持参し、なんとかすぐサインをもらうことができました。余裕をもって用意しておくとよいと思います。(詳しくは ⇒ こちらの記事 をご覧ください。)
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トロントの公立校(public school - イギリスのそれとは意味が違いますね)は Toronto District School Board (TDSB)が運営しており、"visitor record"のstatusで入国した子供は自宅住所が属する校区のpublic schoolに通うことができます。小学校はKindergartenと同じ敷地で運営されており、学校により最高学年はGrade 5からGrade 8と幅があります。学校の説明に"Grades JK–08"とあるのは「下はjunior kindergartenから上はGrade 8まで」という意味になります。
実際にどの学校に通うことになるかは TDSBのウェブサイト で検索することができます。サイトのトップページの最上部に"Find your school"というリンクが最上部にあり、ここをクリックします。
Find Your School "By Address," "By Name" 等々と出てきますが、"By Address"の"Find Your School by Searching the Street Name"というところに自宅住所の通りの名前を入力します。例えば"111 Yonge Street"に住んでいるとすると、"Yonge"と検索窓に入力します。
するとYonge Streetを校区に含む学校の一覧が出てきます。その中で番地が該当する学校を見つけることができます。この例では"Market Lane Jr & Sr Public School"が該当します。
この学校名をクリックすると学校の所在地、連絡先等が出てきますので、日本から引っ越して来て・・・歳の子供がいるので、小学校・幼稚園の入学・入園を申し込みたい旨伝えます。学校によってはe-mailの問い合わせに対しすぐ連絡をくれるところもありますが、電話でないと返事が来ないところもあります。(トロント内で引っ越しを経験した上での感想ですが、ここら辺のところは担当者によりけりです。)2日程度待って返事が来なければ、そこは電話でないと返事をくれないところだと判断して電話での連絡に切り替えましょう。(もちろん最初から電話をかけるのが最速です。)
担当者(Administrator)と連絡がつくと、入学・入園の資格があるかをまず確認され(親のstatus、つまりtemporary workerなのかpermanent residentなのか等)、その次に住所を確認されます。これで入学が許可できるだろうと判断されると入学・入園手続き来るよう言われ、手続き日を相談して決定します。我が家は電話の翌日に入学手続きに行き、早速翌週から通学・通園させてもらうことができました。
学校の事務から持参するよう要請された書類は下記の通りです。
1 - Child’s birth certificate/passport – both students (パスポートだけでなくvisitor recordも必要です)
2 - Gov’t issued ID of both parents (通常パスポートですが、これに加えてwork permitも必要でした)
3 - Two pieces of proof of address (including lease agreement)
4 - Registration form (書式は学校にあります)
5 - Developmental form (Kindegartenのみ、書式は学校にあります)
6 - Immunization record - for both children
7 - Immunization form (書式は学校にあります) – for both students
8 - Proof of attendance at the previous school (小学生のみ)
特に大事なのは6番目のです。日本を発つ前にかかりつけの小児科医院で母子手帳等をもとに 予防接種歴を証明する書類を英語で つくってもらいましょう。私は日本を発つ直前(10日前ほどでした!)にこれに気づいたため、自分で英文原稿をつくって小児科に持参し、なんとかすぐサインをもらうことができました。余裕をもって用意しておくとよいと思います。(詳しくは ⇒ こちらの記事 をご覧ください。)
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