自民党の盛山正仁衆院議員(63)=比例近畿=や
和田有一朗・兵庫県議(52)=神戸市垂水区=が
同校に「なぜ採択したのか」などと問い合わせていたことが3日、分かった。
インターネット上でも「政治圧力ではないか」と問題視する声が上がっている。
同校が採択したのは、
「学び舎(しゃ)」の歴史教科書「ともに学ぶ人間の歴史」。
教科書は現役教員やOBらが執筆し、
他社で記述がない慰安婦問題に言及。
1993年に河野洋平官房長官(当時)が
元慰安婦へのおわびと反省を表明した「河野談話」を載せ、
併せて
「軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような資料は発見されていない」
と現在の政府見解も取り上げている。
県教育委員会などによると、
同校は2016年度から同社の歴史教科書を使用。
同教科書を使っているのは県内では同校だけという。
同委員会義務教育課は
「(教科書の使用は)適正に行われている」
としている。
同校の和田孫博校長が昨年、同人誌に寄稿した
「謂(いわ)れのない圧力の中で」
と題した文章で
「自民党の一県会議員から
『なぜあの教科書を採用したのか』
と詰問された」
「本校出身の自民党衆議院議員から電話がかかり、
『政府筋からの問い合わせなのだが』
と断った上で同様の質問を投げかけてきた」
と明かした。
また、
採択を批判する「文面が全く同一」のはがきが200通以上届いたといい、
和田校長は
「はがきはすでにやんだが、圧力を感じた」
と振り返る。
現在も和田校長の文書がネット上で引用され、
論争となっている。
盛山、和田両議員は神戸新聞社の取材に、
批判のはがきとの関連を否定。
その上で、盛山議員は
「灘中の教科書について、
OBとして周囲から疑問の声を聞いたので、
校長に伝えただけだ」
と強調。
「『政府筋からの問い合わせ』と言った覚えは全くない」
とする。
和田議員も会合で校長に採択理由を尋ねたことを認め、
「私個人は学び舎の歴史教科書に疑問があり、
さまざまな会合で口にしている」
と主張。
「私立学校の特色ある教育は理解しており、
圧力などではない」
と話している。
これだけ「印象操作ブーム」の世の中だから
安易に批判はしないが
右側の人がどういうことをすれば
どういうふうに見られるか
については
もう少し研究した方が良い。
右にも左にも
良質な人々と
良質ではない人たちがいて
その良質ではない人々が
余計なことを言ったりやったりして
問題が起こりバトルになる。
政治的なバトルの原動力には
こういう右でも左でも
良質ではない人たちが重要なところで絡んでいる。
ざっくりいうと
右の良質でない人の大まかな特徴として
「力を誇示したがる」
傾向がある。
それは「支配したい」になり、
それが「大きく見せる」につながる。
だから徒党を組むのが好きで
徒党を組んで大きく見せたがる。
だから
ある権限を手に入れれば
それから発展してあれもこれもになる。
NHK会長に仲間を送り込んで
経団連に〇〇してもらって
〇〇に圧力かけて、
みたいになる。
必要以上に自分たちの力の及ぶ範囲を
広げようとする。
左の人はこれを徹底的に嫌悪する。
右の人が想像できないほど嫌悪する。
それに対して
左の良質ではない人たちはというと
「自分は正しい」または「正しい側にいる」
と思いたがる。
そして
右の人は全員
「悪いことをしている」「権力欲の強い人たち」
と
かなり本気で思っている。
「右の中にはそういう人もいる」
なんて生易しいものではなくて
右の人は「みんなそういう人」で
自分が直接面識があったり
「親しかったりする人だけ」
が
なぜか
「例外」
であったりする。
そりゃ確かに
「自分は正しい良い人間」
と思うためには
対照的な位置付けになる
「間違った悪い人間」が必要なわけだが、
そもそもそういう個人的な心の偏りを
正当化して
個人的な主観的なものではなく
「社会正義に基づいた正当なもの」であると
自分にも他人にも効果的に言い聞かせる手段としては
イデオロギーの対立は非常に効果的で
平たくいうと
「便利」。
自分は
「正しい良い人間」
に容易になれる。
「正しい良い人間」
は
「正しい良い人間」
になろうとは思わない。
すでに
「正しい良い人間」
なのだから。
どちらの側も
良質ではない人々が
ご自分の個人的な心の偏りを
正当化して(自分に対しても社会に対しても)鬱憤を晴らすために
政治とかイデオロギーとかを使っていて
その端緒が大きな政治的な問題に繋がったり
不祥事を作り出したりする。
右のリーダーも左のリーダーも
しっかり人を見極めて
どんなに耳ごごちが良いことを言っても
自分たちの正しい動きを
結果的に邪魔する人かどうかを
判別しなくてはならない。
そして躊躇なく排除すべき人を
排除しなくてはならない。
特に安倍首相は
お友達をよく観察しなくてはならない。
良い人も確実にいるし、
悪い人も確実にいる。
右のリーダーも左のリーダーも
敵は身内にいると
もう少しは
思った方が良い。
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