ナツノナカノです。
本日もパタリロ西遊記!の続きをお話したいと思います。
さて、パタリロ西遊記に入ってから5回目のブログになるのですが、実は前回までのところまででまだ2巻が終わったところなのです。(花とゆめコミックス版。文庫版ではありません)
ひぃ〜長い!
それだけ内容がぎっしり詰まっているという事なんですよね。漢字も多くて、実は打ち込むのもちょっと大変なんですよ…。
でも私が好きな本の紹介をするのがこのブログですから。引き続き、頑張ります!
パタリロ西遊記!(第2巻) (白泉社文庫) [ 魔夜峰央 ]
三蔵法師の前世が金蝉老師だったという事は、実は一行は今まで知らなかったのですが、沙悟浄は得意の催眠術によって三蔵の記憶を強制的に思い出させます。
そうして徐々に思い出してくる記憶。そして一行は三蔵が金蝉老師だった頃の昔なじみ、鎮元大仙(ちんげんたいせん)の屋敷を訪れます。
ところが、旧友の屋敷は賊が押し入ったのか、瘴気がうずまき火はつけられあちらこちらで死んでいる者がいる惨状と化していました。そして奥の部屋では沢山の弟子たちとともに鎮元大仙が殺害されていたのです。鎮元大仙は修行を積んだ不老長寿の仙人でしたが、やはり暴力的な死からは逃れられなかったのですね。
そして、屋敷内にはまだ賊が残っていました。
それが牛魔王の息子、紅孩児(こうがいじ)です。
やはり美少年です。
まだ出てきませんが紅孩児にはあと二人兄弟がいて、やはり悪いことをやっています。牛魔王の息子ですからね。
紅孩児は”三昧の真火”(ざんまいのしんか)という術を使います。これはですね、普通の水では消せない炎を生み出す術なんです。対抗措置をとるべく、悟空は天上界の図書室から無理やり本を借りて(強奪)きます。それによると、「三昧の真火」というのは地獄の炎をテレポーテーションさせているという事でした。
これには水軍を率いていた元天蓬元帥の八戒も手を焼きます。
そして紅孩児が最初に鎮元大仙の屋敷を襲ったのは「人参果」という、ひどく寿命を伸ばすことのできる宝実(ほうじつ)を奪うためだったのですが、三蔵に会ってからは完全に三蔵の“肝狙い”で何度も襲いかかってきます。
チーム三蔵も攻撃に打ってでますが、なかなか決着がつかず。
ついには三蔵をとらえ最新科学で作られた、小型ジェット機のようなもので逃げ出そうとします。
というところで、再びあの男が現れるのです。
十六羅漢、盤古です。
すんでのところで、“眼力”を使って紅孩児を止めるのです。
眼力ですよ。
パタリロ!シリーズではお馴染みですね。バンコランの鋭い眼光から発せられるレーザー?のようなものです。そして眼力を浴びせられた美少年は全員、バンコランにメロメロになってしまうという。
紅孩児も例外ではありませんでした。
盤古羅漢にメロメロになった紅孩児は天上界で預かりの身になるのですが…それはまた、次の機会にお話します。
それと三蔵法師の前世だった金蝉老師という人は、盤古羅漢を幼い頃より導いてくれた師匠だったのです。幼い盤古羅漢に…あんなことやこんなこと…をです…。
それもまた次回お話いたしましょう。
あぁやっぱり、やっぱりパタリロ西遊記は面白い!
次回に続きます!
タグ: 三昧の真火,人参果,紅孩児