ホンダ、MotoGPマシン RC213V の公道仕様を発売…国内向けは70psで2190万円で市販、7月13日より受注開始
ホンダは、999cc V4エンジンを搭載するMotoGPマシン『RC213V』の一部仕様を変更し、公道走行可能とした『RC213V-S』の商談受付を7月13日より開始する。
RC213V-Sは、RC213Vの徹底したマス集中化とフリクション低減や、構成部品の軽量化と加工精度、製作時の高い技能など、MotoGPマシンとしての特徴をすべて踏襲し、併せてその制御技術も搭載した。
RC213Vからの主な相違点は、ニュウマチックバルブのコイルスプリング式への変更、シームレストランスミッションのコンベンショナル方式への変更。公道走行に必要な燈火類などの装備、またブレーキパッドやディスクを変更したほか、ハンドル切れ角を15度から26度に拡大している。
最高出力は欧州仕様と豪州仕様が159ps、フランス仕様が102ps、米国仕様が101ps、日本仕様は70psに抑えられる。
価格は、欧州向けが18万8000ユーロ(約2616万円)、日本向けが2190万円、豪州向けが24万4000豪ドル(約2333万円)、米国向けが18万4000米ドル(約2267万円)。別途、ハイスピード走行を実現する「スポーツ・キット」をクローズドコース向けに設定する。
欧州仕様も日本仕様も158kW(215PS)以上/13000rpmの最高出力を発生するとしている。
ホンダ 公式サイトです
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