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posted by fanblog

2017年03月22日

漫画の興味(漫画:Mr.NOBODY:その一)




今回紹介するのは田邊剛先生の「Mr.NOBODY]です。

本来なら、先に先生が現在執筆中のクトゥルフ系神話の漫画も紹介したいのですが、その前にその連鎖以前のこの物語を紹介することが、田邊剛先生の魅力もよく解ると思います。
この漫画を知ったのは、当時田中芳樹先生原作、道原かつみ先生漫画の「銀河英雄伝説」を読みながらも様々な漫画を読んでいた時でした。
タイトル以前の前にその画力の魅力、田邊剛先生曰く、「画面の奥から漂う、気配のようなもの」を私も感じたからでした。その感じは大当たりとなって、現在クトゥルフ神話系に入るのですから興味を強く持ちました。
さて、この話の舞台はロシアというよりも冷戦時代のソ連というべきほどの圧迫感を感じさせます。
興進所の調査員である主人公の河合ススムは、結婚の約束をした婚約者の両親に挨拶を済ませ、その時うたったビートルズのレットイットビーに自分への違和感を感じながら帰宅し、その途中で所長の留守電を聞いた。気前のいい客に所長は大はしゃぎであったが、自分の過去への不信に彼はうなされていく。深夜クライアントから連絡が入り、仕事の内容を聞くときに、奇妙な会話をされる。
それは95年のとある県の甲子園出場をかけた予選決勝の話であった。その時エースピッチャーは9回裏でピンチとなり、レフトへと交代、その時、打たれたイージーフライを取ることができずゲームセットとなる
。だが、そのことを覚えていなかった、エースピッチャーであったはずの彼、河合ススムのこともである。その記憶の共有をできなかった彼は日ごろから不安を感じていたのであった。
そして依頼者は、興進所に多額の金を送り込んで、彼をモスクワへと誘う。
モスクワへ到着し、彼が指定されたモーテルへ行くとチンピラらしき兄弟2人、黒人男性1人、白人女性1里のメンバーであった。その時はじめて彼は依頼者のネーム「Mr.NOBODY」を耳にする。
彼らの依頼は簡単であった、
とある地点で停車する貨物列車の最後尾車両を開けるだけであった。一晩10万ドルの仕事に様々な反応を見せるが、河合ススムと白人女性ナスターシャは奇妙なつながりを感じた。
そしてその時は訪れた、彼らが指定の場所で待ちかまえ
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posted by G.FUJINUMA at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) |
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