F-ペースはジャガー初のSUVで、XEおよびXFと共通のアルミのシャーシが使われていて、敏捷性を損なう事なく効率性も実現されていると同時に同じ傘下のランドローバーのオフロード技術も入っているモデルです。今回発表されたF-ペースSVRは、ジャガーランドローバーグループのSVO部門が手がけたモデルで、 他のSVRにも搭載されている5リッターV8スーパーチャージャーエンジンを搭載し、550馬力を発揮します。0-100km/hの加速は 4.1 秒で、最高速度は283kmと発表されています。またパワーに合うようにブレーキも大型になっていて、フロントに395mm、リアに396mmの2ピストンのブレーキを装備しています。
またエアロダイナミックスも改善されていて、大型のフロントインテークや、サイドベントがフロントタイヤ周りの空気抵抗を軽減させると同時に整流し、リアに風を流します。そして、大きく開いたフロントインテークはブレーキやエンジンの冷却にも一役買っており、エンジンの熱はボンネットのベントから抜けるように設計されていて、スポーツ走行や高速走行にも耐えられるようになっています。
新設計の軽量の鍛造ホイールは22インチで、標準のF-ペースと比べて、フロントで2.4kg、リアで1.7kgの軽量に成功しています。サスペンションはフロントが30%、リアが10%引き締められていて、アンチロースバーも装着されていて5%ロールを抑えています。
エキゾーストもSVR専用のものに変えられていて6.6kgの軽量化を実現していて他のSVR同様に音量も上がっていますが、可変バルブ付きのエキゾーストシステムになっているので、バルブを閉じた場合標準のF-ペースのように運転することができます。そして、F-ペースとしては初めて電子アクティブデフやアクティブサスペンション、電動式パワーステアリング、トルクベタリング、そしてSVRドライブモードコンフィギュレーターを搭載していてます。
オプションでは4色のインテリアや、4G WiFiのホットスポット、などが選ぶことができます。
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