塾生たちの発音で気になったのが、s と sh の混同です。
音が違えば、全く別の意味になり、言いたいことが伝わらないので。
ちょうどその練習になる早口言葉がありますので、ご紹介しましょう。
1. s sh th の音で意味が違う言葉に
学校ではこれを全部「シ」のように、先生が発音されているようでした。
カタカナの「シック」にあたる元の英語は、3種類、発音と意味が違うことばがあります。
・ sick 病気の
・ chic「おしゃれ」のシック
・ thick分厚い
会話でこの3つを同じように発音してしまうと、言いたいことが通じなかったり、誤解を招きます。
「おしゃれ」って褒めようとしたのが、「ビョーキ」って言われたと不快にさせてしまうことに!
2. sとshの練習
ところで、日本語の「シ」や「ス」は微妙に違う発音がちりばめられているようです。
外国人が日本語を学ぶ際、複雑怪奇に思うようでした。
(1)s
英語のsは、「スースーする」の「ス」が近いように感じます。
あと、「行きまーす」なんて言うときの、最後の「す」は、「巣」や「酢」とは違って、もっと軽く発音してないでしょうか。
そこで母音の「う」の形で「す」としっかり発音すると、妙な響きになりますよね。
軽い、抜けたような「ス」が英語のsになります。
そのさりげない口の開け方で「スィー」と言うのが:
・アルファベットの c
・「見る」の see
・「海」の sea
英語も同音異義語が結構ありますね。
(2)sh
わかりやすいのが、「静かにして!」というときの「シ〜」です。
その口の形で「シー」と伸ばすと、「彼女」の she。
語尾につくshは、「ダッシュ」というときの「シュ」でOK!
3. sとshの使い分けを口に馴染ませよう
sとshを楽しく練習できる早口言葉があります。
She sells seashells by the sea shore.
彼女は売る 貝殻を 海辺で
https://www.youtube.com/watch?v=pbNXDj6F6Ko
(画像はスクショなので、リンクからお願いします)
これを早く言えるようになって、sとshをマスターしちゃいましょう!
タグ: 英語,発音,通じない,早口言葉
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