3歳の子に虫歯!?治療まで、たいへんな目にあった(その2)
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目 次
レ
治療ができる病院がやっと見つかった!
レ 歯医者に慣れよう
レ 治療はスモールステップで進められた
レ 歯医者に慣れよう
レ 治療はスモールステップで進められた
治療ができる病院がやっと見つかった!
「病院選び」 というのが重要であり、実はその後の心労具合が大きく違ってくるポイントでもあります。 「病院選び」 では、2〜3歳の子が虫歯になった場合、一回目に訪れる病院の条件はどのような内容を優先順位のトップにしますか?私のおすすめは 「2〜3歳の小さい子の治療でも、粘り強くやってくれるであろう」という条件で選ぶことです。 理由は、実際にその立場になるまでは、知らないがゆえに私が勘違いしていたことが2点あったからです。
2点めの勘違いは、「私(親)のニーズと小児歯科のスタンダードな対応に差があったこと。」 2点めについて補足説明をすると、私(親)のニーズは虫歯があるのなら少しずつでよいので治療してほしい。対して、歯科医側のスタンスで多かったのは『治療は4歳以降にして、3歳のうちにできることは薬を塗ったり、歯磨きを頑張ったりして、進行を遅らせるくらいで我慢してください』でした。このスタンスは地域によって違いがあるかもしれません。
このような勘違いを抱いていたために、3件もの病院を変更するという結果になりました。
時間的に言えば、 約3ヶ月。
何より「1年近く、虫歯をそのままにして大丈夫なの?」と不安感を抱いてしまった私と、それが受け入れられず病院を幾つか変えたことにより、息子の歯医者への苦手意識が高まってしまったという連鎖反応が起きてしまいました。
さて、4件目に訪れた病院ですが、印象深かったのは、清潔な待合室と施術室です。物がとにかく整理整頓されていて、ぱっと見、必要最低限の物しか置いてないようなスッキリとした空間の病院でした。断捨離のモデルルーム(歯科病院バージョン)!?みたいな感じでした。そして、主治医である女医さんの第一印象オーラが怖かったことです。(あははすみません、仕事への真剣さは尊敬してます)
まずは歯医者に慣れよう
新しい病院です。まずはその場所に慣れないと何も始まらない。私が利用した小児歯科は、どの病院も「まずは歯医者に慣れよう」からスタートしました。例えば、ただ座れば合格。例えば、座って歯科助手のお姉さんにやさしくかまってもらう。診察の最後には、スーパーボールとかシールとかくじを引いておもちゃとかの子供が喜びそうなおまけがついてくるなどなど・・・。よいイメージをもたせるために、各歯医者で、あの手、この手と工夫が見られます。特にうちの場合、 歯医者に対して「イヤな場所」のイメージをもってしまった3歳児 なので、スタートラインに立つまでに手間がかかりました。
今回の件で学んだことは、小さいうちに定期診断や歯磨き指導などで最寄りの歯医者によく行って、慣れておくことがおすすめですね。虫歯予防になることはもちろんなのですが、歯医者のイメージがイヤな場所、怖い場所とならないように、 体験として、よい印象でインプット していると、本当に治療が必要なときの反応が全く違ってくると思います。
治療はスモールステップで進められた
治療はスモールステップで進みました。虫歯の発覚から半年の月日。私の危惧したとおり、虫歯は進行していて、虫歯予備軍の歯もいくつかありました。そして、 乳歯で虫歯があった子はなかった子に比べて、永久歯に生え変わっても、虫歯になりやすいというデータがあります。 乳歯でよかったね、ということではありません。絶対虫歯はない方がよいです。虫歯の治療のために長い期間、小児歯科に通ったことは息子には辛い思いをさせてしまいましたが、歯磨きの方法は、その小児歯科で徹底的に仕込まれましたし、虫歯予防について学ぶことも多かったです。
2人目の子の検診では、健康で白い歯と歯医者から褒められるようにもなりました。
家庭でできる虫歯予防といえば。
一番はもちろん 「歯磨き」です。
歯磨きには、人それぞれの癖があるって知っていますか?
癖がひどいと、私のように磨き残しから虫歯に・・・なんてこともあるかもしれません。
結局、
「歯磨きが上手いお母さん、下手なお母さん」 ではなくて
「歯磨きに関心があるお母さん、関心が少ないお母さん」 なのだと感じました。
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