【ソラニン】
(ソラニンとは)
ジャガイモの芽
井上芽衣子:宮崎あおい
種田成男:高良健吾
山田二郎(ビリー):桐谷健太
加藤賢一:近藤洋一(サンボマスター)
小谷アイ:伊藤歩
冴木隆太郎:ARATA
大橋:永山絢斗
鮎川律子:岩田さゆり
芽衣子の母:美保純
種田の父:財津和夫
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【感想】
学生のときの抱いていた感情。
大人になることの不安。
夢と現実の狭間。
全てを描いています。
社会に出ると忘れてしますこと。
どんどん感情が薄れる・・・・・
それが大人になるって言うこと?
全て受け入れることが出来るか?
種田の最後の電話。
事故にあうシーン。
あのときの種田は
大人になろうと必死だった。
涙と一緒に夢を捨てた!
回想シーンと現実を織り交ぜ、
いい作品になってます。
途中のナレーションも最高です。
最後に好きなナレーション載せます。
仕事を急にやめた自分は、
このような感情が捨てられないのか?
大人になりきれてないんだと思います。
この感情は一生持っていたいものです。
【あらすじ】(ネタバレあり)
「とにかくあのときの空は大きかった」
宮崎あおいのナレーションで始まる。
音楽で成功する夢を諦めきれずに、
フリーター生活を送る種田。
種田と暮らすOL2年目芽衣子。
芽衣子はOL2年目で、
「何をしたいか分からない」
と仕事をやめてしまう。
種田はバンドで成功したいが、
その現実から逃げていた。
大人になりたくない芽衣子。
大人になろうとしている種田。
この2人の青春を描いてます。
ビリーと加藤の存在も・・・
全ての若者が、
社会に出るときに抱いた感情
「不安・葛藤」
を描ききっている作品なのです。
序盤は淡々と
2人の人間関係を描きます。
2人の葛藤も・・・・・
そんな時
「本当はバンドやりたいんでしょ?」
「本気でやってみれば?」
と芽衣子が言います。
芽衣子の進めもあり、
デモCDを作り、
レコード会社に送ります。
そしてレコード会社から声がかかる。
言われた言葉は、
新人のグラビアアイドルの
バックバントとしてやって欲しい。
というものだった。
大人の現実です。
大衆に適応しなければ、
世間から消える・・・・・
君もそのうち分かるよ・・・
この話を断るが、
その後デモCDの反応はなかった。
ある日のデート、ボートの上で、
「バンド辞める」(種田)
「実家に帰って家を継ぐ」(種田)
「種田らしくないよ」(芽衣子)
「俺らしいってなんだよ」(種田)
「別れよ」(種田)
「そんな大事なこと簡単に言うな」(芽衣子)
夢を追いかけるか?
現実を受け止めて、
大人になるか?
誰もが一度は通る葛藤の道!
その日の明け方、
種田は
「ちょっと出かけてくるね」
と家を出たきり帰ってこなかった。
しばらくして、
芽衣子のもとに種田から電話が着ます。
今まで仕事をしてたと、
そのときのセリフは、
「音楽で世界を変えよう思ってた」
「本当はバンド
やりたかっただけなんじゃないかって」
「芽衣子がいてビリー・加藤がいて、
それだけで良かったんじゃないかって」
「それから最後に、だ・い・・・・・・・」
携帯の電池が切れます。
バイクで家に帰ろうとした種田。
「俺は幸せです」
「本当さ!」
泣きながら運転します。
そこで事故・・・
死んでしまうのでした・・・・・
種田の死で、
それぞれが大人になろうと頑張ります。
「本当にそれでいいのか・・・」
そんな中、種田の父親が訪れます。
父親に種田が残した最後の言葉
「東京でやりたいことが見つかった」
というものでした。
芽衣子は決心するのでした。
種田との別れと、居たことの証明!
ビリーと加藤を呼んだ芽衣子。
種田の変わりにバンドの練習でした。
ビリーと加藤も分かっていました。
「音鳴らしたいのって
本当は俺たちだよな?」
「やろうぜ」
初心者の芽衣子は猛練習!
そして対バンの話が上がります。
最後のライブシーンは圧巻。
たとえいつか、
この景色が見られなくなるときがきても、
その時までみんなと一緒に
いられればそれでいいや。
今日はそう思う・・・
宮崎あおいのナレーションで終わる
【大好きなナレーション】(宮崎あおい)
今この瞬間は、
いろんな現実から
目を背けた上に成り立っている。
それでも私たちは、
この一瞬を限られた人生を、
どこかへ向けて進まなくてはならない。
たとえそれが険しい道でも。
君が居るなら・・・・・
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