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2015年07月26日
【時をかける少女】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)
本日の映画紹介。
【時をかける少女】
【出演者】
紺野真琴:仲里依紗
間宮千昭:石田卓也
津田功介:板倉光隆
藤谷果穂:谷村美月
早川友梨:垣内彩未
紺野美雪(真琴の妹):関戸優希
おばさん:山本圭子
高瀬宋次郎:松田洋治
真琴の父:桂歌若
真琴の母:安藤みどり
〜〜〜Sponsords Link〜〜〜
【感想】
最高ですね〜
世界観やストーリー展開言うことない。
時間軸もとても分かりやすいつくり方。
青春恋愛をこんなにおもしろく作る、
細田監督の凄さ・・・
監督の作品は全部大好きです。
ポスト宮崎監督と、
騒がれるだけのことはありますよね〜
みんなが経験する経験浅い時期の失敗を、
何度もリセットして変えていくストーリー。
あとスピード感もしっかりあるんです。
このバランス感が最高なんです!
もうベタ褒めですね!
是非見て欲しいです。
アニメ?って言う方もいますが、
絶対に世界観が変わると思いますよ!
【あらすじ】(ネタバレあり)
「いくよ〜」
3人で野球する真琴と千昭と功介。
千昭と功介に愚痴る真琴。
「昨日プリン食べ損ねた。」
「せっかくとってたのに食べることないよね。」
「あの馬鹿妹。」
その時聞えた妹の声。
「お姉ちゃん。」
千昭の打った球が高く上がりボールは真琴の真上。
ボールを見失って頭にボールが当たった真琴。
それは夢だった。
目が覚めた真琴は目覚ましに頭をぶつけ、
枕元では妹が真琴を呼んでいた。
あわてて起きた真琴は高校へ向かう。
遅刻ギリギリだが登校途中で千昭に会う。
遅れて教室に入るとまだ先生が来ていなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
付いていない時はとことん付いていないって言うけど、
そんなの他人事だと思っていた。
どちらかといえば付いているほうだし、
運いいけど勘もいい。
おかげで成績はほどほど。
そんなに頭がいいほうではないけど、
馬鹿ってほどでもない。
器用ってほど器用じゃないけど、
人に笑われるほど不器用でもない。
後から思い出して、
嫌になっちゃうような失敗もあんまりしない。
普段はそこそこ慎重だから、
大きな怪我もしたことはない。
ややこしい人間関係に絡まっちゃうことも・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と思っていた真琴だがその日は・・・
教室に遅れてきた先生は小テストも持ってきた。
真琴はまったく解けない。結果は9点・・・
家庭科の授業では天ぷらのを揚げていて、
鍋から火をあげるほどの大失態・・・
校庭を歩いていると、
遊んでいた男子学生が突っ込んできて怪我をした・・・
その日の日直は真琴。
放課後にみんなの提出ノートを理科室に運んだ。
黒板にかかれていたのは
『Time Waits For No Ono』
それを真琴が眺めていると、
奥の部屋から物音が聞こえた。
誰かいるのかと思い真琴は奥の部屋へ。
すると床に小さな種のようなものが落ちていた。
それを手に取ろうとしたとき、
急に走り去る人影。
真琴は驚き種のようなものの上に転んでしまった。
すぐに立ち上がるが誰もいなかった。
その後にいつものように野球をした。
そして家への帰り道。
自転車でいつもの坂を下っていた真琴。
自転車のブレーキが効かずに、
そのまま踏み切りへ一直線。
真琴は丁度来た電車にはねられた・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日がもしいつもの日だったら何の問題もなかったはず。
でも・・・忘れていた。
今日が最悪の日だってことを。
まさかとは思うけど死ぬんだ。
今日で最後なんだ。
こんなことになるならもっと早く起きたのに。
寝坊なんかしないし遅刻もしない。
天ぷらももっとうまく揚げる。
馬鹿な男子にぶつかられたりしない。
今日は確かナイスな日なのに・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
真琴が気が付くと、電車にはねられるはずの坂の上。
真琴の乗っていた自転車は歩行者にぶつかり止った。
真琴は博物館で働くおばさんのもとへ向かった。
真琴の話を聞いたおばさんは言った。
「それはタイプリープよ。」
「時は戻らない。」
「ということは戻ったのは真琴自身よ。」
「真琴くらいの歳の子には良くあることよ。」
「良かったね。生きていて。」
「コツさえ分かれば又出来るようになるんじゃない?」
「実際飛んだんでしょ?真琴が!」
家に帰った真琴はおばさんの言うように、
タイプリープ出来るのか試した。
近くの川に向かって大きくジャンプした真琴。
すると・・・
真琴は前日に戻っていた。
妹に食べられたはずのプリンが家にあった。
『私飛べるじゃん。』
翌日のナイスな日。
早く目を覚ました真琴は遅刻せずに出勤した。
千昭には
「何で早いの今日?」
とまで言われる始末。
もちろん小テストもバッチリ。
家庭科の授業では、
クラスメイトの高瀬と代わり難を逃れた。
校庭では男子学生をかわした。
そして放課後は野球ではなくてカラオケへ。
何度も時間を飛び越えて、
カラオケを何度も歌った。
喉カラカラで家に帰った真琴。
夕食は筑前煮・・・
「え〜鉄板焼きにしようよ〜」
真琴の母は返す。
「一昨日食べたでしょ。」
そこで真琴は一昨日に戻った。
鉄板焼きを食べるために・・・
何日も繰り返すといつもの野球も、
どこに球が飛んでくるか分かる。
何度も繰り返し日々を過ごす真琴。
ある日おばさんのもとへ行った真琴。
「お小遣い使っても、
又お小遣い日に戻ればいいんだもん。」
「朝も二度寝、三度寝出来るし、
忘れ物しても取りに帰らなくていいし、
食い放題なんて90分で終わりじゃない。」
それを聞いておばさんは言う。
「あまり悪いことには使ってないようね。」
「真琴が良い目みているとき、
悪い目見ている人がいるんじゃないの?」
真琴は自信満々に答えた。
「大丈夫。また戻ればいいんだもん。」
「何回でもリセットできるもんね。」
数日後の放課後。
いつものように3人で帰った真琴。
すると功介を呼び止める後輩。
ボランティア部の後輩果穂に告白されたらしい。
その日の帰り道、真琴は千昭と一緒に帰った。
真琴を自転車の後ろに乗せて送る千昭。
「ずっと3人でいられる気がしてたんだよね〜」
そう言った真琴に千昭は言う。
「真琴。俺と付き合えば?」
真琴は驚いて言った。
「何それ?今の何?マジ?」
千昭は言った。
「マジ!」
すぐに真琴は飛んだ。
千昭とは帰らない選択を選んだ・・・
おばさんに相談に行った真琴。
おばさんは真琴に言った。
「付き合っちゃえば良いのに。」
「無かったことにしたんだ。」
「千昭君可愛そう。」
「せっかく思いを伝えたのに。」
「でも本人は気付いてもいないのか〜」
次の日の学校では、
みんなの前で高瀬がいじめられていた。
それを助けたのは千昭であった。
いじめられている原因を作ったのは真琴。
真琴が以前の家庭科の授業で代わり、
天ぷらを揚げるのを失敗したことが原因。
高瀬は真琴に言う。
「お前のせいだ馬鹿。」
真琴をかばう千昭であったが、
全てを知っている真琴は、
知らず知らずに千昭を避けてしまう。
そうしている間に親友の友梨が千昭と良い関係に・・・
それから数日後。
またしてもいじめを受けている高瀬。
逆上して消火器を撒き散らしていた。
それを見た真琴は高瀬に言った。
「高瀬君やめて。」
すると高瀬は真琴に向けて消火器を投げた。
それをかばおうとしたのは千昭。
千昭に消火器がぶつかる寸前で真琴は飛んだ。
同じ状況になることを避けて千昭を押して、
消火器にぶつかる事を回避する。
しかし後ろにいた友梨の肩にぶつかってしまった。
保健室に一緒に行った真琴。
真琴に友梨は泣きながら言った。
「傷が残ったらどうしよう。」
真琴は答えた。
「そうなったら私が何とかする。」
数日後いつものように野球をする3人。
千昭は友梨とデートしたことを告げた。
功介は千昭に聞いた。
「付き合うの?」
千昭は答えた。
「当然じゃん。」
その夜、真琴はふてくされていた。
風呂に入っていた真琴はつぶやく。
「何なのよ。好きって言ったくせに・・・」
とその時真琴は気が付く。
左の二の腕にある数字のような痣。
「何だろうこれ?90?」
千昭が友梨と付き合うことになってから、
キャッチボールは功介と2人になった。
功介は真琴に言った。
「明日は千昭、引っ張ってこようぜ。」
「真琴が寂しがっているって言えば絶対来るって。」
「真琴に振られたから早川さんにしたんじゃない?」
真琴は返した。
「振ってないよ。」
「そういう功介は彼女作らないの?」
功介は言った。
「俺が彼女作ったら真琴が独りになっちゃうじゃん。」
真琴はおばさんの所へ行った。
「困ったときに助けてくれるのは、
いつも功介君でしょ?」
「付き合っちゃえば?」
「うまくいかなかったら元に戻せば良いんだって。」
真琴は答えた。
「そんなこと絶対にしないから。」
「人の気持ち弄ぶなんて・・・」
おばさんは言った。
「ちょっと過去に戻れるからって、
今までさんざんやってきたじゃない。」
そしておばさんがずっと修復していた絵を見せた。
作者も分からない不思議な絵。
何百年前もの大戦争と飢饉の時代に描かれた絵。
その絵を見ている真琴におばさんは言った。
「世界が終わろうとしていたときに、
どうしてこんな絵が描けたのかしらね?」
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数日後に真琴は学校で果穂に聞かれた。
「先輩は功介先輩と付き合っているんですか?」
話を聞いた真琴。
功介はボランティアで老人ホームに行っていた。
果穂がボランティアでその老人ホームに行くと、
親切な功介の話をずっとする老人がいた。
合ったこともない功介だったが、
話を聞くうちに惹かれたという。
しかし実際に告白すると功介はその子に言った。
「普段馬鹿だと思っている奴が、
俺より良い点数を取った。」
「だから俺もうかうかしていられない。」
「だから君とは付き合えない。」
その話を聞いた真琴は言った。
「分かった私が何とかする。」
そして真琴は飛んだ。
飛んだのはナイスな日。
自分がぶつかるはずの男子生徒に、
功介と果穂をぶつけさせて、
功介と果穂の出会いを与えた。
すると腕の痣は01と変化していた・・・
戻った真琴は理科室に忍び込み、
あの人影が誰なのかを探そうとした。
すると一通のメールが功介から届く。
『なんか俺告られたみたい。』
『自転車借りるよ。』
ブレーキが壊れて電車に突っ込むはずの自転車。
焦った真琴は走って功介を追いかけた。
自分がひかれたはずの踏切へ言ったが、
そこには功介はいなかった。
野球をすっぽかした真琴に千昭から電話が入る。
「お前らグランド来ないから。待っているぞ。」
「それと・・・真琴に聞きたいことあるんだけど。」
「おまえタイムリープしてない?」
とっさに真琴は飛んだ。
そして千昭の質問をさえぎった。
これが最後のタイムリープとなってしまった・・・
腕の痣は0となっていた。
「やっぱりこの数字、
タイムリープできる回数だったんだ。」
「つまんない事に最後の一回を・・・」
「でもいいか。功介も無事だったんだし。」
と思っていた横を自転車に乗った功介が通り過ぎた。
「よっ真琴。もう少し貸しておいてくれ。」
真琴は焦って追いかけた。
功介の向かう先は踏み切り。
ブレーキは効かずに電車に突っ込んでいく。
真琴は願った。
『止まれ。止まれ。止まれ。止まれ。』
すると時間は止まっていた。
真琴の後ろには千昭がいた。
「やっぱり真琴か。」
真琴は聞いた。
「これ千昭が?」
「千昭も飛べるの?」
千昭は答えた。
「俺未来から来たって言ったら笑う?」
そして千昭は真琴に真実を話した。
千昭は未来から来ていた。
その時代には体にチャージして使う機械があった。
千昭に見せられた機械は、
真琴が理科室で見つけたもの。
千昭はその機械を落とし探していた。
ようやく理科室で見つけたときには、
誰かにチャージされて使用済みとなっていた。
「よかったよ。馬鹿にチャージされてて。」
「悪用されたらと思うと夜も眠れなかった。」
千昭は現代に来た理由を話した。
どうしても見たかった絵があるんだ。
その絵はこの時代にしかない絵。
真琴のおばさんが修復している絵だった。
「もう意味無いけどな。」
「元の時代に戻れなくなった。」
功介の事故を回避するために、
千昭も最後のタイプリープを使っていた。
「帰らなきゃいけないのに、
いつの間にか夏になった。」
「お前らといるのがあんまりに楽しくてさ。」
真琴は言った。
「あの絵もう少ししたら見れるんだ。」
「今はまだ直している最中だから。」
「功介と3人で見に行こう。」
すると千昭は言った。
「無理だ。俺は罪を犯した。」
「過去の人間にタイムリープを知られた。」
「俺明日から姿消すから。」
止まっていた時が元に戻った。
翌日から千昭の姿は無かった。
功介は真琴に言った。
「俺はともかく真琴にも一言もなしかよ。」
「あいつ真琴のこと好きだったのに。」
「見ていたら分かるよ。」
そんな功介に真琴は言った。
「最低だ私。」
「人が大事なこと話しているのに、
それを無かった事にしちゃったの。」
「なんでちゃんと聞いてあげられなかったのかな?」
真琴はその場から走り屋上へ向かった。
そして屋上で空を見ながら泣いた。
おばさんに相談に行く真琴。
「功介君と千昭君と、
どっちとも付き合わないと思っていた。」
「でもそうじゃないのね?」
そして高校時代に同じような体験をした話をする。
いつか必ず会いに来ると言って現れない昔の彼氏。
「あなたは私みたいなタイプじゃないでしょ?」
「待ち合わせに遅れてくるような人がいたら、
走って迎えに行くのがあなたでしょ?」
その夜真琴が目にしたもの。
左の二の腕に書かれた1という数字。
あの時千昭が時間を戻したから、
1回の数字が残っていた。
真琴はすぐに走りだした。
過去の功介と千昭を思い出しながら。
そして高く飛んだ。
戻ったのはナイスな日の理科室。
タイムリープの機械を見つけた場所。
そして機械を手にして友梨に話す。
「友梨。今まで言えなかったことがある。」
「私千昭のことが好きだ。」
友梨は言った。
「真琴!Time Waits For No Ono」
そして真琴はグランドに向かった。
校門で待っていたのは功介。
功介には自転車を使ってはいけないと話して、
果穂たちも野球に誘えと言った。
そして改めて功介に言った。
「待っててくれてありがとう。」
そしてグランドへ全速力で走った。
走る後姿に功介は言う。
「真琴。前見て走れ!」
グランドで待っていた千昭。
「遅いよ!功介は?」
千昭に真琴はタイムリープの機械を渡した。
全てを教えてもらったことを話した真琴。
千昭は言う。
「何で話しちゃうんだよ。俺の馬鹿。」
そういった千昭の腕には1という数字があった。
真琴は話した。
「あの絵未来に帰ってみても、
もうなくなったり燃えたりしない。」
「千昭の時代にも残っているように何とかしてみる。」
千昭は答えた。
「頼むよ。」
「帰らなきゃいけないのに、
いつの間にか夏になった。」
「お前らといるのがあんまりに楽しくてさ。」
それを聞いて真琴は言った。
「そんな言い方してなかった。」
あの時は告白してきた千昭。
しかし千昭の告白は聞けなかった。
千昭は言った。
「功介によろしくな。挨拶できなくて悪いって。」
「それとな真琴。」
「ずっと言おうと思ってたことがあるんだけど・・・」
「急に飛び出したりするなよ。」
「注意力足りない所とかあるからな!」
別れ際でも告白しない千昭に真琴は怒った。
「早く行って。」
千昭は一言「じゃあな!」と言って歩き出した。
真琴は千昭と反対方向に歩き出し泣いた。
そして足を止めて泣き出した。
すると・・・
千昭が戻ってきて真琴に抱きしめて言う。
「未来で待っている。」
真琴は微笑んで返した。
「うん。」
「直ぐ行く。」
「走っていく。」
千昭はいなくなった。
真琴は功介と野球をしていた。
もちろん果穂たち後輩と一緒に・・・
そんな真琴に功介言った。
「俺はともかく真琴にも一言もなしか。」
「それがいきなり留学するから退学しますって。」
それに対して真琴は言った。
「やりたいことが見つかったんだよ。」
「私もこれからやること決まったんだ。」
そう言って空を見上げた真琴。
(終わり)
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紺野真琴:仲里依紗
間宮千昭:石田卓也
津田功介:板倉光隆
藤谷果穂:谷村美月
早川友梨:垣内彩未
紺野美雪(真琴の妹):関戸優希
おばさん:山本圭子
高瀬宋次郎:松田洋治
真琴の父:桂歌若
真琴の母:安藤みどり
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最高ですね〜
世界観やストーリー展開言うことない。
時間軸もとても分かりやすいつくり方。
青春恋愛をこんなにおもしろく作る、
細田監督の凄さ・・・
監督の作品は全部大好きです。
ポスト宮崎監督と、
騒がれるだけのことはありますよね〜
みんなが経験する経験浅い時期の失敗を、
何度もリセットして変えていくストーリー。
あとスピード感もしっかりあるんです。
このバランス感が最高なんです!
もうベタ褒めですね!
是非見て欲しいです。
アニメ?って言う方もいますが、
絶対に世界観が変わると思いますよ!
【あらすじ】(ネタバレあり)
「いくよ〜」
3人で野球する真琴と千昭と功介。
千昭と功介に愚痴る真琴。
「昨日プリン食べ損ねた。」
「せっかくとってたのに食べることないよね。」
「あの馬鹿妹。」
その時聞えた妹の声。
「お姉ちゃん。」
千昭の打った球が高く上がりボールは真琴の真上。
ボールを見失って頭にボールが当たった真琴。
それは夢だった。
目が覚めた真琴は目覚ましに頭をぶつけ、
枕元では妹が真琴を呼んでいた。
あわてて起きた真琴は高校へ向かう。
遅刻ギリギリだが登校途中で千昭に会う。
遅れて教室に入るとまだ先生が来ていなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
付いていない時はとことん付いていないって言うけど、
そんなの他人事だと思っていた。
どちらかといえば付いているほうだし、
運いいけど勘もいい。
おかげで成績はほどほど。
そんなに頭がいいほうではないけど、
馬鹿ってほどでもない。
器用ってほど器用じゃないけど、
人に笑われるほど不器用でもない。
後から思い出して、
嫌になっちゃうような失敗もあんまりしない。
普段はそこそこ慎重だから、
大きな怪我もしたことはない。
ややこしい人間関係に絡まっちゃうことも・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と思っていた真琴だがその日は・・・
教室に遅れてきた先生は小テストも持ってきた。
真琴はまったく解けない。結果は9点・・・
家庭科の授業では天ぷらのを揚げていて、
鍋から火をあげるほどの大失態・・・
校庭を歩いていると、
遊んでいた男子学生が突っ込んできて怪我をした・・・
その日の日直は真琴。
放課後にみんなの提出ノートを理科室に運んだ。
黒板にかかれていたのは
『Time Waits For No Ono』
それを真琴が眺めていると、
奥の部屋から物音が聞こえた。
誰かいるのかと思い真琴は奥の部屋へ。
すると床に小さな種のようなものが落ちていた。
それを手に取ろうとしたとき、
急に走り去る人影。
真琴は驚き種のようなものの上に転んでしまった。
すぐに立ち上がるが誰もいなかった。
その後にいつものように野球をした。
そして家への帰り道。
自転車でいつもの坂を下っていた真琴。
自転車のブレーキが効かずに、
そのまま踏み切りへ一直線。
真琴は丁度来た電車にはねられた・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日がもしいつもの日だったら何の問題もなかったはず。
でも・・・忘れていた。
今日が最悪の日だってことを。
まさかとは思うけど死ぬんだ。
今日で最後なんだ。
こんなことになるならもっと早く起きたのに。
寝坊なんかしないし遅刻もしない。
天ぷらももっとうまく揚げる。
馬鹿な男子にぶつかられたりしない。
今日は確かナイスな日なのに・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
真琴が気が付くと、電車にはねられるはずの坂の上。
真琴の乗っていた自転車は歩行者にぶつかり止った。
真琴は博物館で働くおばさんのもとへ向かった。
真琴の話を聞いたおばさんは言った。
「それはタイプリープよ。」
「時は戻らない。」
「ということは戻ったのは真琴自身よ。」
「真琴くらいの歳の子には良くあることよ。」
「良かったね。生きていて。」
「コツさえ分かれば又出来るようになるんじゃない?」
「実際飛んだんでしょ?真琴が!」
家に帰った真琴はおばさんの言うように、
タイプリープ出来るのか試した。
近くの川に向かって大きくジャンプした真琴。
すると・・・
真琴は前日に戻っていた。
妹に食べられたはずのプリンが家にあった。
『私飛べるじゃん。』
翌日のナイスな日。
早く目を覚ました真琴は遅刻せずに出勤した。
千昭には
「何で早いの今日?」
とまで言われる始末。
もちろん小テストもバッチリ。
家庭科の授業では、
クラスメイトの高瀬と代わり難を逃れた。
校庭では男子学生をかわした。
そして放課後は野球ではなくてカラオケへ。
何度も時間を飛び越えて、
カラオケを何度も歌った。
喉カラカラで家に帰った真琴。
夕食は筑前煮・・・
「え〜鉄板焼きにしようよ〜」
真琴の母は返す。
「一昨日食べたでしょ。」
そこで真琴は一昨日に戻った。
鉄板焼きを食べるために・・・
何日も繰り返すといつもの野球も、
どこに球が飛んでくるか分かる。
何度も繰り返し日々を過ごす真琴。
ある日おばさんのもとへ行った真琴。
「お小遣い使っても、
又お小遣い日に戻ればいいんだもん。」
「朝も二度寝、三度寝出来るし、
忘れ物しても取りに帰らなくていいし、
食い放題なんて90分で終わりじゃない。」
それを聞いておばさんは言う。
「あまり悪いことには使ってないようね。」
「真琴が良い目みているとき、
悪い目見ている人がいるんじゃないの?」
真琴は自信満々に答えた。
「大丈夫。また戻ればいいんだもん。」
「何回でもリセットできるもんね。」
数日後の放課後。
いつものように3人で帰った真琴。
すると功介を呼び止める後輩。
ボランティア部の後輩果穂に告白されたらしい。
その日の帰り道、真琴は千昭と一緒に帰った。
真琴を自転車の後ろに乗せて送る千昭。
「ずっと3人でいられる気がしてたんだよね〜」
そう言った真琴に千昭は言う。
「真琴。俺と付き合えば?」
真琴は驚いて言った。
「何それ?今の何?マジ?」
千昭は言った。
「マジ!」
すぐに真琴は飛んだ。
千昭とは帰らない選択を選んだ・・・
おばさんに相談に行った真琴。
おばさんは真琴に言った。
「付き合っちゃえば良いのに。」
「無かったことにしたんだ。」
「千昭君可愛そう。」
「せっかく思いを伝えたのに。」
「でも本人は気付いてもいないのか〜」
次の日の学校では、
みんなの前で高瀬がいじめられていた。
それを助けたのは千昭であった。
いじめられている原因を作ったのは真琴。
真琴が以前の家庭科の授業で代わり、
天ぷらを揚げるのを失敗したことが原因。
高瀬は真琴に言う。
「お前のせいだ馬鹿。」
真琴をかばう千昭であったが、
全てを知っている真琴は、
知らず知らずに千昭を避けてしまう。
そうしている間に親友の友梨が千昭と良い関係に・・・
それから数日後。
またしてもいじめを受けている高瀬。
逆上して消火器を撒き散らしていた。
それを見た真琴は高瀬に言った。
「高瀬君やめて。」
すると高瀬は真琴に向けて消火器を投げた。
それをかばおうとしたのは千昭。
千昭に消火器がぶつかる寸前で真琴は飛んだ。
同じ状況になることを避けて千昭を押して、
消火器にぶつかる事を回避する。
しかし後ろにいた友梨の肩にぶつかってしまった。
保健室に一緒に行った真琴。
真琴に友梨は泣きながら言った。
「傷が残ったらどうしよう。」
真琴は答えた。
「そうなったら私が何とかする。」
数日後いつものように野球をする3人。
千昭は友梨とデートしたことを告げた。
功介は千昭に聞いた。
「付き合うの?」
千昭は答えた。
「当然じゃん。」
その夜、真琴はふてくされていた。
風呂に入っていた真琴はつぶやく。
「何なのよ。好きって言ったくせに・・・」
とその時真琴は気が付く。
左の二の腕にある数字のような痣。
「何だろうこれ?90?」
千昭が友梨と付き合うことになってから、
キャッチボールは功介と2人になった。
功介は真琴に言った。
「明日は千昭、引っ張ってこようぜ。」
「真琴が寂しがっているって言えば絶対来るって。」
「真琴に振られたから早川さんにしたんじゃない?」
真琴は返した。
「振ってないよ。」
「そういう功介は彼女作らないの?」
功介は言った。
「俺が彼女作ったら真琴が独りになっちゃうじゃん。」
真琴はおばさんの所へ行った。
「困ったときに助けてくれるのは、
いつも功介君でしょ?」
「付き合っちゃえば?」
「うまくいかなかったら元に戻せば良いんだって。」
真琴は答えた。
「そんなこと絶対にしないから。」
「人の気持ち弄ぶなんて・・・」
おばさんは言った。
「ちょっと過去に戻れるからって、
今までさんざんやってきたじゃない。」
そしておばさんがずっと修復していた絵を見せた。
作者も分からない不思議な絵。
何百年前もの大戦争と飢饉の時代に描かれた絵。
その絵を見ている真琴におばさんは言った。
「世界が終わろうとしていたときに、
どうしてこんな絵が描けたのかしらね?」
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数日後に真琴は学校で果穂に聞かれた。
「先輩は功介先輩と付き合っているんですか?」
話を聞いた真琴。
功介はボランティアで老人ホームに行っていた。
果穂がボランティアでその老人ホームに行くと、
親切な功介の話をずっとする老人がいた。
合ったこともない功介だったが、
話を聞くうちに惹かれたという。
しかし実際に告白すると功介はその子に言った。
「普段馬鹿だと思っている奴が、
俺より良い点数を取った。」
「だから俺もうかうかしていられない。」
「だから君とは付き合えない。」
その話を聞いた真琴は言った。
「分かった私が何とかする。」
そして真琴は飛んだ。
飛んだのはナイスな日。
自分がぶつかるはずの男子生徒に、
功介と果穂をぶつけさせて、
功介と果穂の出会いを与えた。
すると腕の痣は01と変化していた・・・
戻った真琴は理科室に忍び込み、
あの人影が誰なのかを探そうとした。
すると一通のメールが功介から届く。
『なんか俺告られたみたい。』
『自転車借りるよ。』
ブレーキが壊れて電車に突っ込むはずの自転車。
焦った真琴は走って功介を追いかけた。
自分がひかれたはずの踏切へ言ったが、
そこには功介はいなかった。
野球をすっぽかした真琴に千昭から電話が入る。
「お前らグランド来ないから。待っているぞ。」
「それと・・・真琴に聞きたいことあるんだけど。」
「おまえタイムリープしてない?」
とっさに真琴は飛んだ。
そして千昭の質問をさえぎった。
これが最後のタイムリープとなってしまった・・・
腕の痣は0となっていた。
「やっぱりこの数字、
タイムリープできる回数だったんだ。」
「つまんない事に最後の一回を・・・」
「でもいいか。功介も無事だったんだし。」
と思っていた横を自転車に乗った功介が通り過ぎた。
「よっ真琴。もう少し貸しておいてくれ。」
真琴は焦って追いかけた。
功介の向かう先は踏み切り。
ブレーキは効かずに電車に突っ込んでいく。
真琴は願った。
『止まれ。止まれ。止まれ。止まれ。』
すると時間は止まっていた。
真琴の後ろには千昭がいた。
「やっぱり真琴か。」
真琴は聞いた。
「これ千昭が?」
「千昭も飛べるの?」
千昭は答えた。
「俺未来から来たって言ったら笑う?」
そして千昭は真琴に真実を話した。
千昭は未来から来ていた。
その時代には体にチャージして使う機械があった。
千昭に見せられた機械は、
真琴が理科室で見つけたもの。
千昭はその機械を落とし探していた。
ようやく理科室で見つけたときには、
誰かにチャージされて使用済みとなっていた。
「よかったよ。馬鹿にチャージされてて。」
「悪用されたらと思うと夜も眠れなかった。」
千昭は現代に来た理由を話した。
どうしても見たかった絵があるんだ。
その絵はこの時代にしかない絵。
真琴のおばさんが修復している絵だった。
「もう意味無いけどな。」
「元の時代に戻れなくなった。」
功介の事故を回避するために、
千昭も最後のタイプリープを使っていた。
「帰らなきゃいけないのに、
いつの間にか夏になった。」
「お前らといるのがあんまりに楽しくてさ。」
真琴は言った。
「あの絵もう少ししたら見れるんだ。」
「今はまだ直している最中だから。」
「功介と3人で見に行こう。」
すると千昭は言った。
「無理だ。俺は罪を犯した。」
「過去の人間にタイムリープを知られた。」
「俺明日から姿消すから。」
止まっていた時が元に戻った。
翌日から千昭の姿は無かった。
功介は真琴に言った。
「俺はともかく真琴にも一言もなしかよ。」
「あいつ真琴のこと好きだったのに。」
「見ていたら分かるよ。」
そんな功介に真琴は言った。
「最低だ私。」
「人が大事なこと話しているのに、
それを無かった事にしちゃったの。」
「なんでちゃんと聞いてあげられなかったのかな?」
真琴はその場から走り屋上へ向かった。
そして屋上で空を見ながら泣いた。
おばさんに相談に行く真琴。
「功介君と千昭君と、
どっちとも付き合わないと思っていた。」
「でもそうじゃないのね?」
そして高校時代に同じような体験をした話をする。
いつか必ず会いに来ると言って現れない昔の彼氏。
「あなたは私みたいなタイプじゃないでしょ?」
「待ち合わせに遅れてくるような人がいたら、
走って迎えに行くのがあなたでしょ?」
その夜真琴が目にしたもの。
左の二の腕に書かれた1という数字。
あの時千昭が時間を戻したから、
1回の数字が残っていた。
真琴はすぐに走りだした。
過去の功介と千昭を思い出しながら。
そして高く飛んだ。
戻ったのはナイスな日の理科室。
タイムリープの機械を見つけた場所。
そして機械を手にして友梨に話す。
「友梨。今まで言えなかったことがある。」
「私千昭のことが好きだ。」
友梨は言った。
「真琴!Time Waits For No Ono」
そして真琴はグランドに向かった。
校門で待っていたのは功介。
功介には自転車を使ってはいけないと話して、
果穂たちも野球に誘えと言った。
そして改めて功介に言った。
「待っててくれてありがとう。」
そしてグランドへ全速力で走った。
走る後姿に功介は言う。
「真琴。前見て走れ!」
グランドで待っていた千昭。
「遅いよ!功介は?」
千昭に真琴はタイムリープの機械を渡した。
全てを教えてもらったことを話した真琴。
千昭は言う。
「何で話しちゃうんだよ。俺の馬鹿。」
そういった千昭の腕には1という数字があった。
真琴は話した。
「あの絵未来に帰ってみても、
もうなくなったり燃えたりしない。」
「千昭の時代にも残っているように何とかしてみる。」
千昭は答えた。
「頼むよ。」
「帰らなきゃいけないのに、
いつの間にか夏になった。」
「お前らといるのがあんまりに楽しくてさ。」
それを聞いて真琴は言った。
「そんな言い方してなかった。」
あの時は告白してきた千昭。
しかし千昭の告白は聞けなかった。
千昭は言った。
「功介によろしくな。挨拶できなくて悪いって。」
「それとな真琴。」
「ずっと言おうと思ってたことがあるんだけど・・・」
「急に飛び出したりするなよ。」
「注意力足りない所とかあるからな!」
別れ際でも告白しない千昭に真琴は怒った。
「早く行って。」
千昭は一言「じゃあな!」と言って歩き出した。
真琴は千昭と反対方向に歩き出し泣いた。
そして足を止めて泣き出した。
すると・・・
千昭が戻ってきて真琴に抱きしめて言う。
「未来で待っている。」
真琴は微笑んで返した。
「うん。」
「直ぐ行く。」
「走っていく。」
千昭はいなくなった。
真琴は功介と野球をしていた。
もちろん果穂たち後輩と一緒に・・・
そんな真琴に功介言った。
「俺はともかく真琴にも一言もなしか。」
「それがいきなり留学するから退学しますって。」
それに対して真琴は言った。
「やりたいことが見つかったんだよ。」
「私もこれからやること決まったんだ。」
そう言って空を見上げた真琴。
(終わり)
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2015年07月22日
【東京少女】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)
本日の映画紹介。
【東京少女】
【出演者】
藤崎未歩:夏帆
宮田時次郎:佐野和真
ナナミ:福永マリカ
塩見篤史:近藤芳正
未歩の母:秋本奈緒美
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【感想】
本当に良い映画!
シンプルで面白い!
本当に単純だけど良い映画です!
久しぶりに良い作品でした。
シンプルな恋愛映画っていいですよね〜
本当は映画ではなくて、
BSで放送されたものらしいですが・・・
でも機会ありましたら一度見て欲しいです。
本当に分かりやすい面白い映画です。
【あらすじ】(ネタバレあり)
女子高生の未歩はホテルのトイレにこもっていた。
理由は未歩の母が彼氏を紹介しようとしたから。
母は再婚しようとして、塩見に未歩を会わせた。
未歩の母は出版社で働いていた。
再婚予定相手は小説家の塩見。
未歩の将来の夢も作家であった。
未歩は塩見に言った。
「私反対だから。」
そう言うとそのホテルから去ろうとした。
エレベーターを使わずに、
非常階段で帰ろうとした未歩。
階段の上から携帯電話を落としてしまう。
下まで降りて携帯を探すが見つからない。
一方時次郎は出版社にいた。
出版社の担当に
「今回の掲載は見送らせてもらいます。」
「あなたの小説には自分というものがない。」
「明治というこの時代をひっくり返す、
斬新な小説を私たちは望んでいるんです。」
落ち込んで帰ろうとする時次郎は、
出版社の階段を下りていた。
その時、時次郎の頭に携帯電話が落ちてきた。
明治時代の小説家である時次郎は、
携帯電話の存在なんて知らない。
とりあえず家に持ち帰った・・・
未歩は自分の携帯へ電話を入れるが、
電波が届かないとのアナウンス。
「電波が届かないってどこ?」
家に帰った未歩は再び電話を架けてみた。
一方で携帯電話を家に持ち帰った時次郎。
小説が掲載されずに落ち込んで、
満月の月を見上げていた。
その時拾った携帯電話が鳴った。
電話口から未歩の声。
「それ私の携帯なんですけど。」
「あなた誰ですか?」
「そこより、どこです?」
時次郎は答えた。
「宮田時次郎。」
「ここは東京市本郷区湯島。」
現代とは違う住所に未歩は言う。
「ふざけないで下さいよ。」
「いい加減なこと言わないで、
ちゃんと教えて下さい。」
時次郎はそれに対して怒った。
「君のほうがよほど失礼だよ。」
「聞く耳を持たない生意気な女は嫌いだ。」
そんな時次郎に未歩も怒った。
「もう結構です。さようなら。」
そう言い電話を切った未歩。
切ったあとにあわてて電話を架けなおすが、
携帯電話だが繋がらなくなってしまった。
翌日未歩は時次郎の言った住所を探した。
しかし何処にも宮田という家はない。
しょうがなく未歩は携帯を鳴らすが、
電波が届かないとのアナウンス。
その夜再び携帯を鳴らした未歩。
すると携帯のコール音。
時次郎も驚き電話に出た。
電話に出た時次郎は素直に謝った。
「柄にも無く言い過ぎた。」
「すまない。許して欲しい。」
誠実な時次郎に未歩も謝った。
そして未歩はそんな住所がないと伝えた。
そう言われても同じ住所を伝える時次郎。
時次郎の返答に未歩は気がついた。
『ワームホール』
未歩が携帯を落としたのは赤坂のホテル。
時次郎がいた出版社も赤坂であった。
そして未歩は聞く。
「今の西暦は何年の何月何日ですか?」
時次郎は答えた。
「1912年の4月16日。」
未歩の住む世界は2008年。
時次郎はそれを聞いて言った。
「100年も先の話じゃないか?」
「からかわないでくれよ。」
そう言われて未歩はネットで、
1912年に起きた事件を調べた。
それはタイタニック号の沈没。
それを時次郎に伝えた未歩だが、
もちろん時次郎は信じなかった。
そのタイミングで電話は切れてしまった・・・
翌日時次郎は新聞でタイタニック号の沈没を知る。
未歩の言っていたことを信じ始めた時次郎。
数日後の夜道、月を見た未歩は気がついた。
「前繋がったときも月が出ていた。」
そして時次郎に電話すると繋がった。
電話に出た時次郎は言った。
「待っていたんだよ君の電話。」
「合っていたんだよ君の言ったこと。」
それに対して未歩は言った。
「やっと信じてくれました?」
「それより、月見えていますか?」
時次郎も月は見えていた。
そして時次郎が何をしているかを教えた。
時次郎は夏目漱石の門下生。
更に帝国大学の生徒。(今の東京大学)
それを聞いて未歩も夏目漱石の代表作を話した。
未歩の夢も空想小説家。
その話を真剣に聞く時次郎だった。
そして時次郎は聞いた。
「僕はどうなっているんだろう?」
「100年後僕は、
小説家として大成しているんだろうか?」
「どんな短いものでもいい。」
「100年後の記録に僕の小説が残っていたら、
とても自信が付くんだけど・・・」
未歩はそんな時次郎の話に共感した。
そんな話の途中で月に雲がかかった。
急いで携帯の扱い方を教えて電話を切った未歩。
未歩は現代で時次郎の記録を探した。
探しても時次郎の名前は出てこない。
そこで見つけたのは夏目漱石の門下生を書いた本。
書いたのは母の再婚相手塩見の本だった。
それを手に取った未歩は塩見のもとへ。
「漱石の弟子に、
時次郎って言う人がいたと思うんですけど・・・」
しかし塩見は時次郎の記録はないという。
「残念だけど作家にはなれなったみたいだね。」
その話を聞いて塩見のもとを後にした未歩。
一方の時次郎は空想小説を書いていた。
そして出版社に持っていくが担当に否定される。
「これは小説ではない。」
「人の心は打つことはできない。」
「あなた自身の小説を書いてください。」
落ち込んでいた時次郎は、
その夜初めて未歩に電話した。
未歩は時次郎の将来を、
どう伝えたらよいか分からず悩んでいた。
電話が来て驚いた未歩。
そんな未歩に時次郎は言う。
「今日は何となく君と話したくて・・・」
「この前の話なんだけど、あれもういいや!」
「先の未来分かっちゃったら面白くないもんね。」
「これからも僕の未来は何も言わないで。」
月を見ながら2人は話をした。
その時家に帰ってきた母。
部屋の窓からそれを見ていた未歩。
母を送ってきたのは塩見。
塩見は母との別れ際にキスをした。
動揺した未歩は時次郎の電話を切った。
帰って来た母に美帆は言う。
「恥ずかしくないの?」
「外でキスなんかして?」
「お父さんも見てるよ!」
それに対して母は言った。
「お父さんが亡くなって、
はじめての誕生日のこと覚えてる?」
「お父さんのいない誕生日なんてしたくないって。」
「でもその次の年も、
またその次の年も誕生日はやってきて。」
「いつの間にかお父さんのいない誕生日が、
平気に出来るようになって。」
「お父さんが私たちに、
自分を忘れるように仕向けているかと思った。」
「亡くなった人にすがって生きていかないようにって!」
「生きている人間は、
未来を見つめて生きていかなきゃ駄目だって・・・」
「きっとお父さんは私たちにそう言ってくれている。」
「未来を歩くってあなたの名前だって、
お父さんが付けてくれたの。」
「私はそう信じている。」
しかし未歩は強がった。
「そんなの自分に都合の良い屁理屈じゃん。」
そして部屋に戻った未歩。
再び携帯が鳴った。
急に電話を切った未歩を心配して時次郎が架けた。
一生懸命未歩を励まそうとする時次郎。
未歩は言った。
「自分が言っていることが子供だって分かっている。」
そして母の再婚の話を時次郎に言った。
実の父親に対する思いも時次郎に話した。
時次郎は言った。
「分かるよその気持ち。」
「自分もお母さん亡くなっているから。」
時次郎の父も母が亡くなってから再婚していた。
「いくら自分の親だからって、
子供が親を独り占めしたら駄目だって分かったんだ。」
「親にも親の人生があるんだからって・・・」
時次郎の話は未歩の心に届いた。
「なんだか行きたくなっちゃったな〜」
「そっちの世界。」
それを聞いて時次郎は提案した。
昼の月が出ているときにデートをしようと・・・
そしてデートの日付を決めた2人。
デート先は銀座に決定した。
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デートの日。
2人は互いの時代で待ち合わせ場所に向かった。
時代の違う同じ場所。
2人は老舗のお店で同じカレーを食べた。
もちろん携帯で話しながら・・・
そして時代の違う同じ道を散歩した。
現代でもある呉服屋を発見した2人。
時次郎は未歩に言った。
「待ってて。」
そう言った時次郎は呉服屋で手鏡を買った。
「100年後、
必ずこの手鏡を取りに来る女性がいます。」
「それまでここに置かせてください。」
そう言って手鏡の裏に未歩へ宛て手紙を書いた。
店を出た時次郎は未歩に電話して言った。
「宮田時次郎から預かったものを、
引き取りに来たって言って。」
それを聞いて美帆は店に入った。
「こちらに宮田時次郎さんが
預けたものがあるってお聞きしたんですけど。」
対応した店員は祖母を呼んだ。
おばあちゃんは未歩を見て言った。
「未歩さんかい?」
「やっと会えた〜」
そう言うとおばあちゃんは未歩を抱きしめた。
「長生きしてよかった〜」
そして未歩は手鏡を受け取った。
手鏡の裏には
『時は離れていても、君の心は近くに感じる』
時次郎がそう記していた。
未歩は喜びおばあちゃんにお礼を言った。
「おばあちゃんありがとう。」
そして時次郎に電話して言う。
「こっちに時次郎さんに
会ったって言うおばあちゃんがいるの。」
それを聞いて時次郎は言う。
「ちょっとおばあちゃんに代わってくれる?」
時次郎は目の前の少女に電話を渡した。
未歩もおばあちゃんに電話を渡す。
こんにちはと言った少女に、
おばあちゃんは言った。
「あら!可愛い女の子。」
「名前は?」
少女は答えた。
「ナナミ」
おばあちゃんは少女に言う。
「おばあちゃんと同じ名前だ。」
「いいかいナナミちゃん。」
「時次郎さんの預けた手鏡は、
あなたがちゃんと責任を持って、
大切に持っているのよ。」
そして時次郎に電話を代わった。
おばあちゃんは時次郎に言った。
「時次郎さん。ありがとう。」
時次郎は答えた。
「お礼を言うのは僕のほうです。」
「ありがとうございました。」
呉服店を出た2人は、
おばあちゃんは全て知っていたのではと話した。
そして時代を越えたデートは終わりを告げる。
「今新しい小説を書いているんだ。」
「僕自身を書いた小説。」
そう小説家の夢を話した時次郎。
実際の世界では時次郎の名前はない。
それを聞いて未歩は言った。
「変えられると思う。」
携帯の電池が亡くなりかけていた・・・
残りの充電が少なくなりアラームが鳴った。
話の途中で電話を切ることにした未歩。
デートから帰った未歩に母は言った。
「私たち結婚を辞めようと思っているの。」
「反対を押し切ってまで幸せになろうと思わない。」
「未歩が反対しているのに幸せにはなれない。」
時次郎の話を聞いて考えが変わっていた未歩は、
「どうして辞めちゃうの?」
「お母さんを独り占めにしてた。」
「私好きな人と一緒にいたいって気持ち分かるし、
ずっと話していたいって気持ち分かる。」
「いいよ結婚して。」
「今度3人で一緒に食事しよ。」
未歩は次の通話までには、
なんとかして充電器を届けようと考えていた。
母と塩見との食事の日。
場所は携帯を無くした赤坂のホテル。
同じ場所で充電器を届けようと考えた。
しかし階段から電池を落としても時次郎には届かない。
時次郎も同じ場所にいなくてはいけないのか?
そう思って電話をした未歩。
そのころ時次郎は新しい小説を書き終えて、
編集者へ向かおうとしていた。
着いたら電話する約束をして未歩は、
母と塩見の待っている場所に戻った。
ちょうど到着した塩見は、
未歩が探していた時次郎の情報を持ってきた。
「確かに漱石の弟子で実在している。」
「明治45年4月27日に亡くなっている。」
その日は現代で4月27日。
あわてた未歩は塩見の持ってきた記事を手にとり、
月の見える屋上へ走った。
時次郎に電話した未歩は言う。
「時次郎さん今日は帰って。」
「あなたを守りたいの。」
「これからもあなたと話たいから。」
「あなたは今日公園の池に落ちて死ぬの。」
「溺れている女の子を助けて死ぬの。」
「その女の子はナナミちゃんよ。」
それを聞いて時次郎は未歩へ言った。
「僕が行かなければ、
ナナミちゃんはどうなるんだよ?」
2人の脳裏には、
おばあちゃんの言った言葉が浮かんだ。
『時次郎さん。ありがとう。』
時次郎は言う。
「僕は行くよ。」
未歩は返した。
「行かないで。私あなたのことが・・・」
電池が切れて2人の会話は終わった。
届かない言葉「好きだから。」とともに・・・
未歩は時次郎が亡くなった公園へ走った。
そして池に向かって叫んだ。
「時次郎さん。」
そこで見つけた1つの墓石。
そこに書かれていたのは、
『時は離れていても、君の心は近くに感じる』
未歩は墓石を見ながら涙していた。
数日後。
未歩は塩見と共に時次郎の血縁の家を訪れた。
渡されたのは時次郎が亡くなった時に持っていた小説。
小説のタイトルは『未来を歩く女』
小説の中には
『時は離れていても、君の心は近くに感じる』
との一文も入っていた・・・
時は経ち、未歩は公園の墓石を訪れていた。
花束と一冊の小説を持って。
小説は『未来を歩く女。』
『時代を先取りした天才小説家 宮田時次郎』
『百年目のデビュー』
と記されていた。
未歩は墓石に花束と小説を置き、携帯電話を開いた。
そして繋がるはずのない時次郎へ電話を架ける。
「時次郎さん。ベストセラーだよ。」
「私への気持ちがいっぱい詰まった。」
「これってラブレターだよね。嬉しかった。」
「私頑張るから。」
「私の成すべき事に向かって。」
「ずっと見守っていてね。」
(終わり)
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【出演者】
藤崎未歩:夏帆
宮田時次郎:佐野和真
ナナミ:福永マリカ
塩見篤史:近藤芳正
未歩の母:秋本奈緒美
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【感想】
本当に良い映画!
シンプルで面白い!
本当に単純だけど良い映画です!
久しぶりに良い作品でした。
シンプルな恋愛映画っていいですよね〜
本当は映画ではなくて、
BSで放送されたものらしいですが・・・
でも機会ありましたら一度見て欲しいです。
本当に分かりやすい面白い映画です。
【あらすじ】(ネタバレあり)
女子高生の未歩はホテルのトイレにこもっていた。
理由は未歩の母が彼氏を紹介しようとしたから。
母は再婚しようとして、塩見に未歩を会わせた。
未歩の母は出版社で働いていた。
再婚予定相手は小説家の塩見。
未歩の将来の夢も作家であった。
未歩は塩見に言った。
「私反対だから。」
そう言うとそのホテルから去ろうとした。
エレベーターを使わずに、
非常階段で帰ろうとした未歩。
階段の上から携帯電話を落としてしまう。
下まで降りて携帯を探すが見つからない。
一方時次郎は出版社にいた。
出版社の担当に
「今回の掲載は見送らせてもらいます。」
「あなたの小説には自分というものがない。」
「明治というこの時代をひっくり返す、
斬新な小説を私たちは望んでいるんです。」
落ち込んで帰ろうとする時次郎は、
出版社の階段を下りていた。
その時、時次郎の頭に携帯電話が落ちてきた。
明治時代の小説家である時次郎は、
携帯電話の存在なんて知らない。
とりあえず家に持ち帰った・・・
未歩は自分の携帯へ電話を入れるが、
電波が届かないとのアナウンス。
「電波が届かないってどこ?」
家に帰った未歩は再び電話を架けてみた。
一方で携帯電話を家に持ち帰った時次郎。
小説が掲載されずに落ち込んで、
満月の月を見上げていた。
その時拾った携帯電話が鳴った。
電話口から未歩の声。
「それ私の携帯なんですけど。」
「あなた誰ですか?」
「そこより、どこです?」
時次郎は答えた。
「宮田時次郎。」
「ここは東京市本郷区湯島。」
現代とは違う住所に未歩は言う。
「ふざけないで下さいよ。」
「いい加減なこと言わないで、
ちゃんと教えて下さい。」
時次郎はそれに対して怒った。
「君のほうがよほど失礼だよ。」
「聞く耳を持たない生意気な女は嫌いだ。」
そんな時次郎に未歩も怒った。
「もう結構です。さようなら。」
そう言い電話を切った未歩。
切ったあとにあわてて電話を架けなおすが、
携帯電話だが繋がらなくなってしまった。
翌日未歩は時次郎の言った住所を探した。
しかし何処にも宮田という家はない。
しょうがなく未歩は携帯を鳴らすが、
電波が届かないとのアナウンス。
その夜再び携帯を鳴らした未歩。
すると携帯のコール音。
時次郎も驚き電話に出た。
電話に出た時次郎は素直に謝った。
「柄にも無く言い過ぎた。」
「すまない。許して欲しい。」
誠実な時次郎に未歩も謝った。
そして未歩はそんな住所がないと伝えた。
そう言われても同じ住所を伝える時次郎。
時次郎の返答に未歩は気がついた。
『ワームホール』
未歩が携帯を落としたのは赤坂のホテル。
時次郎がいた出版社も赤坂であった。
そして未歩は聞く。
「今の西暦は何年の何月何日ですか?」
時次郎は答えた。
「1912年の4月16日。」
未歩の住む世界は2008年。
時次郎はそれを聞いて言った。
「100年も先の話じゃないか?」
「からかわないでくれよ。」
そう言われて未歩はネットで、
1912年に起きた事件を調べた。
それはタイタニック号の沈没。
それを時次郎に伝えた未歩だが、
もちろん時次郎は信じなかった。
そのタイミングで電話は切れてしまった・・・
翌日時次郎は新聞でタイタニック号の沈没を知る。
未歩の言っていたことを信じ始めた時次郎。
数日後の夜道、月を見た未歩は気がついた。
「前繋がったときも月が出ていた。」
そして時次郎に電話すると繋がった。
電話に出た時次郎は言った。
「待っていたんだよ君の電話。」
「合っていたんだよ君の言ったこと。」
それに対して未歩は言った。
「やっと信じてくれました?」
「それより、月見えていますか?」
時次郎も月は見えていた。
そして時次郎が何をしているかを教えた。
時次郎は夏目漱石の門下生。
更に帝国大学の生徒。(今の東京大学)
それを聞いて未歩も夏目漱石の代表作を話した。
未歩の夢も空想小説家。
その話を真剣に聞く時次郎だった。
そして時次郎は聞いた。
「僕はどうなっているんだろう?」
「100年後僕は、
小説家として大成しているんだろうか?」
「どんな短いものでもいい。」
「100年後の記録に僕の小説が残っていたら、
とても自信が付くんだけど・・・」
未歩はそんな時次郎の話に共感した。
そんな話の途中で月に雲がかかった。
急いで携帯の扱い方を教えて電話を切った未歩。
未歩は現代で時次郎の記録を探した。
探しても時次郎の名前は出てこない。
そこで見つけたのは夏目漱石の門下生を書いた本。
書いたのは母の再婚相手塩見の本だった。
それを手に取った未歩は塩見のもとへ。
「漱石の弟子に、
時次郎って言う人がいたと思うんですけど・・・」
しかし塩見は時次郎の記録はないという。
「残念だけど作家にはなれなったみたいだね。」
その話を聞いて塩見のもとを後にした未歩。
一方の時次郎は空想小説を書いていた。
そして出版社に持っていくが担当に否定される。
「これは小説ではない。」
「人の心は打つことはできない。」
「あなた自身の小説を書いてください。」
落ち込んでいた時次郎は、
その夜初めて未歩に電話した。
未歩は時次郎の将来を、
どう伝えたらよいか分からず悩んでいた。
電話が来て驚いた未歩。
そんな未歩に時次郎は言う。
「今日は何となく君と話したくて・・・」
「この前の話なんだけど、あれもういいや!」
「先の未来分かっちゃったら面白くないもんね。」
「これからも僕の未来は何も言わないで。」
月を見ながら2人は話をした。
その時家に帰ってきた母。
部屋の窓からそれを見ていた未歩。
母を送ってきたのは塩見。
塩見は母との別れ際にキスをした。
動揺した未歩は時次郎の電話を切った。
帰って来た母に美帆は言う。
「恥ずかしくないの?」
「外でキスなんかして?」
「お父さんも見てるよ!」
それに対して母は言った。
「お父さんが亡くなって、
はじめての誕生日のこと覚えてる?」
「お父さんのいない誕生日なんてしたくないって。」
「でもその次の年も、
またその次の年も誕生日はやってきて。」
「いつの間にかお父さんのいない誕生日が、
平気に出来るようになって。」
「お父さんが私たちに、
自分を忘れるように仕向けているかと思った。」
「亡くなった人にすがって生きていかないようにって!」
「生きている人間は、
未来を見つめて生きていかなきゃ駄目だって・・・」
「きっとお父さんは私たちにそう言ってくれている。」
「未来を歩くってあなたの名前だって、
お父さんが付けてくれたの。」
「私はそう信じている。」
しかし未歩は強がった。
「そんなの自分に都合の良い屁理屈じゃん。」
そして部屋に戻った未歩。
再び携帯が鳴った。
急に電話を切った未歩を心配して時次郎が架けた。
一生懸命未歩を励まそうとする時次郎。
未歩は言った。
「自分が言っていることが子供だって分かっている。」
そして母の再婚の話を時次郎に言った。
実の父親に対する思いも時次郎に話した。
時次郎は言った。
「分かるよその気持ち。」
「自分もお母さん亡くなっているから。」
時次郎の父も母が亡くなってから再婚していた。
「いくら自分の親だからって、
子供が親を独り占めしたら駄目だって分かったんだ。」
「親にも親の人生があるんだからって・・・」
時次郎の話は未歩の心に届いた。
「なんだか行きたくなっちゃったな〜」
「そっちの世界。」
それを聞いて時次郎は提案した。
昼の月が出ているときにデートをしようと・・・
そしてデートの日付を決めた2人。
デート先は銀座に決定した。
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デートの日。
2人は互いの時代で待ち合わせ場所に向かった。
時代の違う同じ場所。
2人は老舗のお店で同じカレーを食べた。
もちろん携帯で話しながら・・・
そして時代の違う同じ道を散歩した。
現代でもある呉服屋を発見した2人。
時次郎は未歩に言った。
「待ってて。」
そう言った時次郎は呉服屋で手鏡を買った。
「100年後、
必ずこの手鏡を取りに来る女性がいます。」
「それまでここに置かせてください。」
そう言って手鏡の裏に未歩へ宛て手紙を書いた。
店を出た時次郎は未歩に電話して言った。
「宮田時次郎から預かったものを、
引き取りに来たって言って。」
それを聞いて美帆は店に入った。
「こちらに宮田時次郎さんが
預けたものがあるってお聞きしたんですけど。」
対応した店員は祖母を呼んだ。
おばあちゃんは未歩を見て言った。
「未歩さんかい?」
「やっと会えた〜」
そう言うとおばあちゃんは未歩を抱きしめた。
「長生きしてよかった〜」
そして未歩は手鏡を受け取った。
手鏡の裏には
『時は離れていても、君の心は近くに感じる』
時次郎がそう記していた。
未歩は喜びおばあちゃんにお礼を言った。
「おばあちゃんありがとう。」
そして時次郎に電話して言う。
「こっちに時次郎さんに
会ったって言うおばあちゃんがいるの。」
それを聞いて時次郎は言う。
「ちょっとおばあちゃんに代わってくれる?」
時次郎は目の前の少女に電話を渡した。
未歩もおばあちゃんに電話を渡す。
こんにちはと言った少女に、
おばあちゃんは言った。
「あら!可愛い女の子。」
「名前は?」
少女は答えた。
「ナナミ」
おばあちゃんは少女に言う。
「おばあちゃんと同じ名前だ。」
「いいかいナナミちゃん。」
「時次郎さんの預けた手鏡は、
あなたがちゃんと責任を持って、
大切に持っているのよ。」
そして時次郎に電話を代わった。
おばあちゃんは時次郎に言った。
「時次郎さん。ありがとう。」
時次郎は答えた。
「お礼を言うのは僕のほうです。」
「ありがとうございました。」
呉服店を出た2人は、
おばあちゃんは全て知っていたのではと話した。
そして時代を越えたデートは終わりを告げる。
「今新しい小説を書いているんだ。」
「僕自身を書いた小説。」
そう小説家の夢を話した時次郎。
実際の世界では時次郎の名前はない。
それを聞いて未歩は言った。
「変えられると思う。」
携帯の電池が亡くなりかけていた・・・
残りの充電が少なくなりアラームが鳴った。
話の途中で電話を切ることにした未歩。
デートから帰った未歩に母は言った。
「私たち結婚を辞めようと思っているの。」
「反対を押し切ってまで幸せになろうと思わない。」
「未歩が反対しているのに幸せにはなれない。」
時次郎の話を聞いて考えが変わっていた未歩は、
「どうして辞めちゃうの?」
「お母さんを独り占めにしてた。」
「私好きな人と一緒にいたいって気持ち分かるし、
ずっと話していたいって気持ち分かる。」
「いいよ結婚して。」
「今度3人で一緒に食事しよ。」
未歩は次の通話までには、
なんとかして充電器を届けようと考えていた。
母と塩見との食事の日。
場所は携帯を無くした赤坂のホテル。
同じ場所で充電器を届けようと考えた。
しかし階段から電池を落としても時次郎には届かない。
時次郎も同じ場所にいなくてはいけないのか?
そう思って電話をした未歩。
そのころ時次郎は新しい小説を書き終えて、
編集者へ向かおうとしていた。
着いたら電話する約束をして未歩は、
母と塩見の待っている場所に戻った。
ちょうど到着した塩見は、
未歩が探していた時次郎の情報を持ってきた。
「確かに漱石の弟子で実在している。」
「明治45年4月27日に亡くなっている。」
その日は現代で4月27日。
あわてた未歩は塩見の持ってきた記事を手にとり、
月の見える屋上へ走った。
時次郎に電話した未歩は言う。
「時次郎さん今日は帰って。」
「あなたを守りたいの。」
「これからもあなたと話たいから。」
「あなたは今日公園の池に落ちて死ぬの。」
「溺れている女の子を助けて死ぬの。」
「その女の子はナナミちゃんよ。」
それを聞いて時次郎は未歩へ言った。
「僕が行かなければ、
ナナミちゃんはどうなるんだよ?」
2人の脳裏には、
おばあちゃんの言った言葉が浮かんだ。
『時次郎さん。ありがとう。』
時次郎は言う。
「僕は行くよ。」
未歩は返した。
「行かないで。私あなたのことが・・・」
電池が切れて2人の会話は終わった。
届かない言葉「好きだから。」とともに・・・
未歩は時次郎が亡くなった公園へ走った。
そして池に向かって叫んだ。
「時次郎さん。」
そこで見つけた1つの墓石。
そこに書かれていたのは、
『時は離れていても、君の心は近くに感じる』
未歩は墓石を見ながら涙していた。
数日後。
未歩は塩見と共に時次郎の血縁の家を訪れた。
渡されたのは時次郎が亡くなった時に持っていた小説。
小説のタイトルは『未来を歩く女』
小説の中には
『時は離れていても、君の心は近くに感じる』
との一文も入っていた・・・
時は経ち、未歩は公園の墓石を訪れていた。
花束と一冊の小説を持って。
小説は『未来を歩く女。』
『時代を先取りした天才小説家 宮田時次郎』
『百年目のデビュー』
と記されていた。
未歩は墓石に花束と小説を置き、携帯電話を開いた。
そして繋がるはずのない時次郎へ電話を架ける。
「時次郎さん。ベストセラーだよ。」
「私への気持ちがいっぱい詰まった。」
「これってラブレターだよね。嬉しかった。」
「私頑張るから。」
「私の成すべき事に向かって。」
「ずっと見守っていてね。」
(終わり)
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2015年06月20日
【月とキャベツ】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)
本日の映画紹介。
【月とキャベツ】
【出演者】
花火:山崎まさよし
ヒバナ:真田麻垂美
理人:鶴見辰吾
木村:ダンカン
森崎:中村久美
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【感想】
私昔から山崎さん大好きです。
『One more time One more chance』
は名曲だと思います。
それが映画になっていたのは知りませんでした。
山崎さんって演技もうまいんですね〜
私はところどころで流れる曲に、
とても胸が打たれました。
曲を題材にした映画って生きてます。
曲自体が素晴らしいと、
その映画が更に上乗せしてくれるんでしょう!
しかしこの映画を見てから、
『One more time One more chance』
に対する考え方少し変わったと思います。
ただの失恋ソングではないと・・・
いい作品でした。
山崎ファンは一度は見てほしいです♪
【あらすじ】(ネタバレあり)
キャベツの収穫をする花火。
キャベツを収穫する包丁を自分の顔に当てた・・・
ラジオを聴きながら車を走らす花火。
ラシオから流れてくるのは
『月明かりにてらされて』
以前自分が作った曲。
花火の向かった先は写真家、理人のもと。
『月明かりにてらされて』
を聞きながら部屋で花火を待つ理人。
キャベツを持って部屋に来た花火に、
「俺こいつの新曲待っているんだ。」
すると花火は無視して大きなキャベツを渡した。
そんな花火に理人は言った。
「木村にも持っていってやれよ。」
理人のもとを後にして木村に会いに行った花火。
花火に木村は言う。
「人のために曲書いてみる気ないか?」
「プロデュースしてみる気はないか?」
花火は返した。
「それは猿にマラソンさせるようなもんでしょう。」
木村はそんな花火に言う。
「お前にとっても新しい道開けるんじゃないか?」
「解散して一から出直すって言ったのお前だろ。」
「どんなもの作ってくるか楽しみにしてたんだ。」
「それから1年。1年半になるだろ。」
「俺だって方向転換考えたくもなるよ。」
そんな木村に花火は言う。
「俺なんか見たいものがあるっていうか・・・」
ためらっている花火に木村は言った。
「打ち上げ花火だって、
花火師がいないと打ちあがらないだろ。」
「もったいぶっていると花火シーズン終わってしまうぞ。」
東京からの帰り道、
車を止めてラジオを聴いていた花火。
そこには1人で踊る白いワンピースの女性ヒバナ。
花火は気になり音楽をハーモニカにのせ弾いた。
ハーモニカの音に気がつき近づいてきたヒバナ。
ヒバナは花火に言った。
「バスが・・・」
「バスに乗っていたらここに着いちゃって。」
「明日ダンスのコンクールがあるの。」
「バスの中に荷物置いてきちゃって。」
「でも大丈夫。歩いて帰ります。」
そんなヒバナに花火はお金を渡して言った。
「これでバスに乗りなよ。」
ヒバナは言う。
「どうやって返せば?」
「借りたものはきちんと返します。」
花火は、
「やるよ!」
そう言って車を発進させた・・・
数日後。
田舎で野菜を作って生活する花火。
合間に曲作りをしていた。
そんな花火の家に訪れたヒバナ。
「お金返しに来た。」
花火は言う。
「何なんだよキミは?」
「おちょくってんじゃないよ!」
ヒバナは言う。
「私もう一度ちゃんと花火に会って、
お礼言いたかったんです。」
「花火のファンだから何でも知っているの。」
花火は返す。
「俺のファンならこんなことしないんだよ。」
そういうと家に戻った花火。
ヒバナは1人花火の家の庭でゴザをひいて寝だす。
それを見た花火はほっとけずに、
「今晩だけだぞ。」
そう言って家にあげた。
翌日目覚めた花火。
ヒバナほ起きていた。
「おはよう。」
「朝早く起きたから散歩行ってきたんだ。」
「一年間花火がどうしているか想像してたんだ。」
そしてヒバナは花火の作った歌詞について聞く。
「宇宙の秘密は緻密な蜂蜜。」
「これってどう言う意味?」
どんどん質問攻めするヒバナに対して花火は怒る。
するとヒバナは、
「すぐに火がついたように怒るから、
花火って言われるんだよ。」
花火は1人キャベツの手入れに出かけた。
しかしヒバナもそれを追いかけて行き、
そして丘に向かって走り出した。
それを見た花火は、
「そっちは熊が出るんだよ。」
そう言ってヒバナを追いかけた。
ヒバナの向かった先には花火も知らない丘が・・・
綺麗な丘でヒバナは花火の歌を歌った。
それを聞いた花火は言う。
「へたくそ!」
動じないヒバナは言う。
「いつも花火の歌、空見て聞くんだ。」
「一緒にいるみたいでドキドキするの。」
「花火って寂しがり屋なんだね!」
そう言って花火の胸に飛び込んだヒバナ。
花火の心臓の音を聞きながら話すヒバナ。
「動悸は正常である。」
「しかし、やや心拍は激しくなってきた。」
「いつか花火の曲聴いて踊りたいと思ったんだ。」
それを聞いた花火は言った。
「あわないだろ。」
「それよりコンクールどうだったんだ?」
ヒバナは言った。
「予選落ち・・・」
そして2人は家へ帰る途中に壊れた自転車を見つけた。
自転車を修理し始めるヒバナ。
修理が終わると花火に言った。
「ここにいていいでしょ?」
花火は帰るようにヒバナに言った。
仕方なく帰ろうとするヒバナ。
ヒバナを無視して花火も家の中へ・・・
しかし家の中にはヒバナの書いた花火の似顔絵。
それを見た花火は、
ヒバナの直した自転車に乗り追いかけた。
1人で歩くヒバナに追いついた花火は言う。
「やっぱり役に立つな。」
「自転車。」
「いてもいいよ!」
そして奇妙な共同生活が始まった・・・
ある日、壊れたオルガンで遊ぶヒバナ。
ヒバナは音の出ないオルガンを弾き、花火に言う。
「音の出ないオルガンなんて花火みたい。」
「早く新しい曲が聞きたいよ。」
花火は答えた。
「出来ないものは出来ないんだよ。」
ヒバナは言った。
「やろうともしてない・・・」
「私には花火の曲が永遠に残ってる。」
花火は言った。
「オーバーだな!」
「永遠なんて死んでから分かることだろ!」
東京では木村と理人が会っていた。
理人は近々花火に会いに行く予定と聞き、
木村は理人に花火宛に届いた、
ファンレターを持って行ってもらうように頼んだ。
そして理人は花火に会いに行った。
理人とヒバナが会うのは初めて。
理人は仲良くしようとヒバナと話す。
そして3人で川に行く。
川を見たヒバナは急に倒れてしまった。
ヒバナの体調は直ぐに良くなり、
理人は東京へ帰って言った。
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ある日花火とヒバナは丘に行った。
花火はヒバナに聞いた。
「おまえ本当の名前は何ていうの?」
ヒバナは答えた。
「ヒバナ!花火は?」
花火は答えた。
「恥ずかしいからいいよ!」
そんな花火の答えにヒバナは言った。
「私は花火がいる限りヒバナなの!」
そしてヒバナのリクエストで
「妖精といた夏」
をハーモニカで吹く花火。
それにあわせてヒバナは踊った。
その日から花火は曲つくりを始めた。
少しずつ出来ていく曲の中、
曲にあわせて踊るヒバナ。
そんなヒバナは花火に言った。
「花火の夏休みは終わるんだね。」
「私の夏休みももうじき終わっちゃうな〜」
作曲は途中で止まっていた。
先が思いつかないという花火。
ヒバナの踊りを参考にして作り続ける。
ヒバナは自分が表現する踊りを
『地球の鼓動』と言った・・・
東京では理人が自分の写真を整理していた。
そしてある一枚の写真を見つけた・・・
ある日キャベツの収穫に行った花火とヒバナ。
その時急に雨が降ってきた。
ヒバナは急に走り出す。
花火は驚き追いかけた。
雨の当たらない小屋を見つけて2人は入った。
ビショビショになったヒバナは小屋に倒れこむ。
そして花火の腕を握って一言にいった。
「私を忘れないで・・・」
そんなヒバナに寄り添う花火。
翌朝雨は上がった。
相変わらず高い塀の上に登り、
空を見続けるヒバナ。
花火の作曲は続いていた。
作曲の横には常にヒバナが踊っていた。
そして新曲は完成した。
その時急に花火の家を訪れた理人。
「天体望遠鏡持ってきた。」
望遠鏡をのぞく花火とヒバナ。
花火が部屋に戻った隙に理人はヒバナに言った。
「今年もダンスコンクールは賑やかになったよ。」
「ただ1人の子だけが参加できなったらしい。」
「その子が待っていた、
川沿いのバス停が土砂崩れにあってね。」
「その子が見つかったときに、
事故にあう前に聞いていた、
ウォークマンだけが回っていたそうだよ。」
「日の花の里って書いて日花里って言うそうだ。」
「僕は以前その子を撮ったことがあるんだ。」
「去年のコンクールで部屋の隅でうずくまって、
ずっとウォークマンで音楽を聞いていたんだ。」
「何かを信じるような祈るようなその姿に
胸を打たれて、僕はシャッターを切った。」
「いつかその子に会ったら、
ありがとうって言いたかったんだ。」
そして一枚の写真をヒバナに渡した。
その写真にはヒバナが写っていた。
ヒバナは理人に言った。
「こんな写真を撮ってもらって、
お礼が言いたいのはその子のほうだと思う。」
理人はヒバナに言った。
「できる事ならずっと花火のそばにいてほしい。」
しかしヒバナの返事は、
「夏休みはずっと続かないから・・・」
その夜花火とヒバナは2人でピアノを弾き、
2人で新曲を歌った。
「One more time One more chance」を・・・
歌い終わると花火はヒバナを後ろから抱きしめた。
ヒバナは花火の手を触りながら言った。
「歌うよね?これからもずっと。」
「うん」と言ってヒバナにキスをしようとする花火。
ヒバナはキスを避けて口紅を花火に渡して言う。
「これ花火に塗ってほしい。」
花火は言われたようにヒバナに口紅を塗った。
塗り終わるとヒバナから花火にキスをする。
そしてヒバナは言った。
「ごめんね。もう会えないの。」
「会えなくなってしまうの。」
「花火のそばにはもういられないの。」
花火は聞く。
「どうしてだ?わからないよ。」
ヒバナは花火の質問に答えず言う。
「ありがとう。花火。」
そういうと家を出て行ったヒバナ。
東京では理人が悩んでいた。
以前木村から預かった花火へのファンレター。
その中にあったヒバナの母からの手紙。
それと一緒に同封されたヒバナの日記。
花火の曲とダンスが好きだったヒバナの日記。
それは他愛もない日記。
『花火の曲で踊りたい。』
『夏の終わりに私は17歳になる。』
『花火と日花里。花の字が一緒だね。』
『花火。日花里。ハナビ。ヒカリ。
そうだ!
私は花火のはじけたほんの一瞬の火花。』
『ヒバナだ!』
一方ヒバナがいなくなり花火は1人、
ヒバナの良く登っていた塀に登り、
ハーモニカを吹いていた。
夜には1人で新曲を歌った。
ヒバナと作った曲。
ヒバナのダンスを思い出して歌った。
『One more time One more chance』
(終わり)
〜〜妖精といた夏〜〜
瓦礫の山に妖精を見つけた
壊れたテレビで遊んでる
無邪気な声がどこまでも響いた
月に一度の燃えないゴミの日
忘れかけている愛しいメロディ
あの日拾ったオルゴール
幼い胸が確かに踊った
永遠の空の下で
頼りない小さな手が触れたものは
もうここには帰らない
あの時と同じ空なのに
オルゴールの音は聞こえない
あの時と同じ風なのに
僕らの歌声はとどかない
縁石の上の背くらべは
プールからの帰り道
夕日ににじむ長い影法師
アスファルトになる前に道で
少しずつ失っていく
かけがえのないあの頃の宝物
あの時と同じ空なのに
オルゴールの音は聞こえない
あの時と同じ風なのに
僕らの歌声はとどかない
瓦礫の山はいつしか消えた
運び去られた夢の跡
妖精たちは翼をたたんだ
僕と一緒に帰れなかった
僕と一緒に帰れなかった
〜One more time One more chance〜
これ以上何を失えば心は許されるの
どれ程の痛みならばもういちど君にあえる
One more time季節ようつろわないで
One more timeふざけあった時間よ
くいちがう時はいつも僕が先に折れたね
わがままな性格がなおさら愛しくさせた
One more chance記憶に足をとられて
One more chance次の場所を選べない
いつでも捜しているよどっかに君の姿を
向かいのホーム路地裏の窓
こんなとこにいるはずもないのに
願いがもしも叶うなら今すぐ君のもとへ
できないことはもう何もない
すべてかけて抱きしめてみせるよ
寂しさ紛らすだけなら誰でもいいはずなのに
星が落ちそうな夜だから自分をいつわれない
One more time季節ようつろわないで
One more timeふざけあった時間よ
いつでも捜しているよどっかに君の姿を
交差点でも夢の中でも
こんなとこにいるはずもないのに
奇跡がもしも起こるなら今すぐ君に見せたい
新しい朝これからの僕
言えなかった「好き」という言葉も
夏の思い出がまわる
ふいに消えた鼓動
いつでも捜しているよどっかに君の姿を
明け方の街桜木町で
こんなとこに来るはずもないのに
願いがもしも叶うなら今すぐ君のもとへ
できないことはもう何もない
すべてかけて抱きしめてみせるよ
いつでも捜しているよどっかに君の破片を
旅先の店新聞の隅
こんなとこにあるはずもないのに
奇跡がもしも起こるなら今すぐ君に見せたい
新しい朝これからの僕
言えなかった「好き」という言葉も
いつでも捜してしまうどっかに君の笑顔を
急行待ちの踏切あたり
こんなとこにいるはずもないのに
命が繰り返すならば何度も君のもとへ
欲しいものなどもう何もない
君のほかに大切なものなど
〜〜 関 連 商 品 〜〜
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【月とキャベツ】
【出演者】
花火:山崎まさよし
ヒバナ:真田麻垂美
理人:鶴見辰吾
木村:ダンカン
森崎:中村久美
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【感想】
私昔から山崎さん大好きです。
『One more time One more chance』
は名曲だと思います。
それが映画になっていたのは知りませんでした。
山崎さんって演技もうまいんですね〜
私はところどころで流れる曲に、
とても胸が打たれました。
曲を題材にした映画って生きてます。
曲自体が素晴らしいと、
その映画が更に上乗せしてくれるんでしょう!
しかしこの映画を見てから、
『One more time One more chance』
に対する考え方少し変わったと思います。
ただの失恋ソングではないと・・・
いい作品でした。
山崎ファンは一度は見てほしいです♪
【あらすじ】(ネタバレあり)
キャベツの収穫をする花火。
キャベツを収穫する包丁を自分の顔に当てた・・・
ラジオを聴きながら車を走らす花火。
ラシオから流れてくるのは
『月明かりにてらされて』
以前自分が作った曲。
花火の向かった先は写真家、理人のもと。
『月明かりにてらされて』
を聞きながら部屋で花火を待つ理人。
キャベツを持って部屋に来た花火に、
「俺こいつの新曲待っているんだ。」
すると花火は無視して大きなキャベツを渡した。
そんな花火に理人は言った。
「木村にも持っていってやれよ。」
理人のもとを後にして木村に会いに行った花火。
花火に木村は言う。
「人のために曲書いてみる気ないか?」
「プロデュースしてみる気はないか?」
花火は返した。
「それは猿にマラソンさせるようなもんでしょう。」
木村はそんな花火に言う。
「お前にとっても新しい道開けるんじゃないか?」
「解散して一から出直すって言ったのお前だろ。」
「どんなもの作ってくるか楽しみにしてたんだ。」
「それから1年。1年半になるだろ。」
「俺だって方向転換考えたくもなるよ。」
そんな木村に花火は言う。
「俺なんか見たいものがあるっていうか・・・」
ためらっている花火に木村は言った。
「打ち上げ花火だって、
花火師がいないと打ちあがらないだろ。」
「もったいぶっていると花火シーズン終わってしまうぞ。」
東京からの帰り道、
車を止めてラジオを聴いていた花火。
そこには1人で踊る白いワンピースの女性ヒバナ。
花火は気になり音楽をハーモニカにのせ弾いた。
ハーモニカの音に気がつき近づいてきたヒバナ。
ヒバナは花火に言った。
「バスが・・・」
「バスに乗っていたらここに着いちゃって。」
「明日ダンスのコンクールがあるの。」
「バスの中に荷物置いてきちゃって。」
「でも大丈夫。歩いて帰ります。」
そんなヒバナに花火はお金を渡して言った。
「これでバスに乗りなよ。」
ヒバナは言う。
「どうやって返せば?」
「借りたものはきちんと返します。」
花火は、
「やるよ!」
そう言って車を発進させた・・・
数日後。
田舎で野菜を作って生活する花火。
合間に曲作りをしていた。
そんな花火の家に訪れたヒバナ。
「お金返しに来た。」
花火は言う。
「何なんだよキミは?」
「おちょくってんじゃないよ!」
ヒバナは言う。
「私もう一度ちゃんと花火に会って、
お礼言いたかったんです。」
「花火のファンだから何でも知っているの。」
花火は返す。
「俺のファンならこんなことしないんだよ。」
そういうと家に戻った花火。
ヒバナは1人花火の家の庭でゴザをひいて寝だす。
それを見た花火はほっとけずに、
「今晩だけだぞ。」
そう言って家にあげた。
翌日目覚めた花火。
ヒバナほ起きていた。
「おはよう。」
「朝早く起きたから散歩行ってきたんだ。」
「一年間花火がどうしているか想像してたんだ。」
そしてヒバナは花火の作った歌詞について聞く。
「宇宙の秘密は緻密な蜂蜜。」
「これってどう言う意味?」
どんどん質問攻めするヒバナに対して花火は怒る。
するとヒバナは、
「すぐに火がついたように怒るから、
花火って言われるんだよ。」
花火は1人キャベツの手入れに出かけた。
しかしヒバナもそれを追いかけて行き、
そして丘に向かって走り出した。
それを見た花火は、
「そっちは熊が出るんだよ。」
そう言ってヒバナを追いかけた。
ヒバナの向かった先には花火も知らない丘が・・・
綺麗な丘でヒバナは花火の歌を歌った。
それを聞いた花火は言う。
「へたくそ!」
動じないヒバナは言う。
「いつも花火の歌、空見て聞くんだ。」
「一緒にいるみたいでドキドキするの。」
「花火って寂しがり屋なんだね!」
そう言って花火の胸に飛び込んだヒバナ。
花火の心臓の音を聞きながら話すヒバナ。
「動悸は正常である。」
「しかし、やや心拍は激しくなってきた。」
「いつか花火の曲聴いて踊りたいと思ったんだ。」
それを聞いた花火は言った。
「あわないだろ。」
「それよりコンクールどうだったんだ?」
ヒバナは言った。
「予選落ち・・・」
そして2人は家へ帰る途中に壊れた自転車を見つけた。
自転車を修理し始めるヒバナ。
修理が終わると花火に言った。
「ここにいていいでしょ?」
花火は帰るようにヒバナに言った。
仕方なく帰ろうとするヒバナ。
ヒバナを無視して花火も家の中へ・・・
しかし家の中にはヒバナの書いた花火の似顔絵。
それを見た花火は、
ヒバナの直した自転車に乗り追いかけた。
1人で歩くヒバナに追いついた花火は言う。
「やっぱり役に立つな。」
「自転車。」
「いてもいいよ!」
そして奇妙な共同生活が始まった・・・
ある日、壊れたオルガンで遊ぶヒバナ。
ヒバナは音の出ないオルガンを弾き、花火に言う。
「音の出ないオルガンなんて花火みたい。」
「早く新しい曲が聞きたいよ。」
花火は答えた。
「出来ないものは出来ないんだよ。」
ヒバナは言った。
「やろうともしてない・・・」
「私には花火の曲が永遠に残ってる。」
花火は言った。
「オーバーだな!」
「永遠なんて死んでから分かることだろ!」
東京では木村と理人が会っていた。
理人は近々花火に会いに行く予定と聞き、
木村は理人に花火宛に届いた、
ファンレターを持って行ってもらうように頼んだ。
そして理人は花火に会いに行った。
理人とヒバナが会うのは初めて。
理人は仲良くしようとヒバナと話す。
そして3人で川に行く。
川を見たヒバナは急に倒れてしまった。
ヒバナの体調は直ぐに良くなり、
理人は東京へ帰って言った。
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ある日花火とヒバナは丘に行った。
花火はヒバナに聞いた。
「おまえ本当の名前は何ていうの?」
ヒバナは答えた。
「ヒバナ!花火は?」
花火は答えた。
「恥ずかしいからいいよ!」
そんな花火の答えにヒバナは言った。
「私は花火がいる限りヒバナなの!」
そしてヒバナのリクエストで
「妖精といた夏」
をハーモニカで吹く花火。
それにあわせてヒバナは踊った。
その日から花火は曲つくりを始めた。
少しずつ出来ていく曲の中、
曲にあわせて踊るヒバナ。
そんなヒバナは花火に言った。
「花火の夏休みは終わるんだね。」
「私の夏休みももうじき終わっちゃうな〜」
作曲は途中で止まっていた。
先が思いつかないという花火。
ヒバナの踊りを参考にして作り続ける。
ヒバナは自分が表現する踊りを
『地球の鼓動』と言った・・・
東京では理人が自分の写真を整理していた。
そしてある一枚の写真を見つけた・・・
ある日キャベツの収穫に行った花火とヒバナ。
その時急に雨が降ってきた。
ヒバナは急に走り出す。
花火は驚き追いかけた。
雨の当たらない小屋を見つけて2人は入った。
ビショビショになったヒバナは小屋に倒れこむ。
そして花火の腕を握って一言にいった。
「私を忘れないで・・・」
そんなヒバナに寄り添う花火。
翌朝雨は上がった。
相変わらず高い塀の上に登り、
空を見続けるヒバナ。
花火の作曲は続いていた。
作曲の横には常にヒバナが踊っていた。
そして新曲は完成した。
その時急に花火の家を訪れた理人。
「天体望遠鏡持ってきた。」
望遠鏡をのぞく花火とヒバナ。
花火が部屋に戻った隙に理人はヒバナに言った。
「今年もダンスコンクールは賑やかになったよ。」
「ただ1人の子だけが参加できなったらしい。」
「その子が待っていた、
川沿いのバス停が土砂崩れにあってね。」
「その子が見つかったときに、
事故にあう前に聞いていた、
ウォークマンだけが回っていたそうだよ。」
「日の花の里って書いて日花里って言うそうだ。」
「僕は以前その子を撮ったことがあるんだ。」
「去年のコンクールで部屋の隅でうずくまって、
ずっとウォークマンで音楽を聞いていたんだ。」
「何かを信じるような祈るようなその姿に
胸を打たれて、僕はシャッターを切った。」
「いつかその子に会ったら、
ありがとうって言いたかったんだ。」
そして一枚の写真をヒバナに渡した。
その写真にはヒバナが写っていた。
ヒバナは理人に言った。
「こんな写真を撮ってもらって、
お礼が言いたいのはその子のほうだと思う。」
理人はヒバナに言った。
「できる事ならずっと花火のそばにいてほしい。」
しかしヒバナの返事は、
「夏休みはずっと続かないから・・・」
その夜花火とヒバナは2人でピアノを弾き、
2人で新曲を歌った。
「One more time One more chance」を・・・
歌い終わると花火はヒバナを後ろから抱きしめた。
ヒバナは花火の手を触りながら言った。
「歌うよね?これからもずっと。」
「うん」と言ってヒバナにキスをしようとする花火。
ヒバナはキスを避けて口紅を花火に渡して言う。
「これ花火に塗ってほしい。」
花火は言われたようにヒバナに口紅を塗った。
塗り終わるとヒバナから花火にキスをする。
そしてヒバナは言った。
「ごめんね。もう会えないの。」
「会えなくなってしまうの。」
「花火のそばにはもういられないの。」
花火は聞く。
「どうしてだ?わからないよ。」
ヒバナは花火の質問に答えず言う。
「ありがとう。花火。」
そういうと家を出て行ったヒバナ。
東京では理人が悩んでいた。
以前木村から預かった花火へのファンレター。
その中にあったヒバナの母からの手紙。
それと一緒に同封されたヒバナの日記。
花火の曲とダンスが好きだったヒバナの日記。
それは他愛もない日記。
『花火の曲で踊りたい。』
『夏の終わりに私は17歳になる。』
『花火と日花里。花の字が一緒だね。』
『花火。日花里。ハナビ。ヒカリ。
そうだ!
私は花火のはじけたほんの一瞬の火花。』
『ヒバナだ!』
一方ヒバナがいなくなり花火は1人、
ヒバナの良く登っていた塀に登り、
ハーモニカを吹いていた。
夜には1人で新曲を歌った。
ヒバナと作った曲。
ヒバナのダンスを思い出して歌った。
『One more time One more chance』
(終わり)
〜〜妖精といた夏〜〜
瓦礫の山に妖精を見つけた
壊れたテレビで遊んでる
無邪気な声がどこまでも響いた
月に一度の燃えないゴミの日
忘れかけている愛しいメロディ
あの日拾ったオルゴール
幼い胸が確かに踊った
永遠の空の下で
頼りない小さな手が触れたものは
もうここには帰らない
あの時と同じ空なのに
オルゴールの音は聞こえない
あの時と同じ風なのに
僕らの歌声はとどかない
縁石の上の背くらべは
プールからの帰り道
夕日ににじむ長い影法師
アスファルトになる前に道で
少しずつ失っていく
かけがえのないあの頃の宝物
あの時と同じ空なのに
オルゴールの音は聞こえない
あの時と同じ風なのに
僕らの歌声はとどかない
瓦礫の山はいつしか消えた
運び去られた夢の跡
妖精たちは翼をたたんだ
僕と一緒に帰れなかった
僕と一緒に帰れなかった
〜One more time One more chance〜
これ以上何を失えば心は許されるの
どれ程の痛みならばもういちど君にあえる
One more time季節ようつろわないで
One more timeふざけあった時間よ
くいちがう時はいつも僕が先に折れたね
わがままな性格がなおさら愛しくさせた
One more chance記憶に足をとられて
One more chance次の場所を選べない
いつでも捜しているよどっかに君の姿を
向かいのホーム路地裏の窓
こんなとこにいるはずもないのに
願いがもしも叶うなら今すぐ君のもとへ
できないことはもう何もない
すべてかけて抱きしめてみせるよ
寂しさ紛らすだけなら誰でもいいはずなのに
星が落ちそうな夜だから自分をいつわれない
One more time季節ようつろわないで
One more timeふざけあった時間よ
いつでも捜しているよどっかに君の姿を
交差点でも夢の中でも
こんなとこにいるはずもないのに
奇跡がもしも起こるなら今すぐ君に見せたい
新しい朝これからの僕
言えなかった「好き」という言葉も
夏の思い出がまわる
ふいに消えた鼓動
いつでも捜しているよどっかに君の姿を
明け方の街桜木町で
こんなとこに来るはずもないのに
願いがもしも叶うなら今すぐ君のもとへ
できないことはもう何もない
すべてかけて抱きしめてみせるよ
いつでも捜しているよどっかに君の破片を
旅先の店新聞の隅
こんなとこにあるはずもないのに
奇跡がもしも起こるなら今すぐ君に見せたい
新しい朝これからの僕
言えなかった「好き」という言葉も
いつでも捜してしまうどっかに君の笑顔を
急行待ちの踏切あたり
こんなとこにいるはずもないのに
命が繰り返すならば何度も君のもとへ
欲しいものなどもう何もない
君のほかに大切なものなど
〜〜 関 連 商 品 〜〜
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2015年05月08日
【探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)
本日の映画紹介。
【探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点】
【出演者】
俺:大泉洋
高田:松田龍平
河島弓子:尾野真千子
桐原(組長):片桐竜次
相田(若頭):松重豊
橡脇孝一郎:渡部篤郎
新堂艶子(橡脇の秘書):筒井真理子
橡脇の秘書:永倉大輔
野球男(橡脇の支持者):矢島健一
松尾(北海道日報の記者):田口トモロヲ
佐山:波岡一喜
フローラ(オカマバーのママ):篠井英介
マサコちゃん(常田鉄之輔):ゴリ
トオル(オカマバーの元店員):冨田佳輔
源ちゃん:マギー
モツ:徳井優
学生:近藤公園
〜〜〜Sponsords Link〜〜〜
【感想】
やっぱり面白い。
昨日に引き続き見ました!
今回残念だったこと・・・
渡部篤郎さんもっと出して欲しかった〜
でも札幌の町並みをしっかり映してます。
地域に密着した作り方なんでしょうね〜
しかも最後の最後で犯人のどんでん返し。
ここまで引っ張って結果はこれ?
とはいえ1作目に引き続き、
人情を訴えた作品に仕上がってました。
3作目に期待ですね〜
【あらすじ】(ネタバレあり)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北の都。我が町札幌。
こうして眺めてみると、
その美しさに心が洗われる。
この状況でなければ・・・
日の丸飛行隊を目指しているわけでもないこの俺が
なぜこんな状況になっているかを説明するには、
少し時間を戻す必要がある。
俺は大倉山スキー場のジャンプ台から飛ばされた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
仲良しのオカマのホステス、マサコちゃんが、
最初はつたないマジックであったが、
努力家の彼女は日々の練習の成果もあり、
「オカマジックショー」として披露するほどになった。
そしてマサコちゃんはマジック大会に出場し、
順調に勝ち進み全国大会出場を決めた。
オカマバーで暴れる客。
ママのフローラに頼まれてその男を倒した俺。
立ち上がった男は急に銃を乱射し始めた。
俺とママは裏口から逃げようとしたが、
裏口が閉まって逃げられない。
危機一髪のところに現れたのが高田。
あっという間に倒してしまった。
そしてその男を桐原組若頭、相原につきだした。
相原が追っていた人物である。
数日後マサコちゃんの全国大会。
堂々と演じきったマサコちゃん。
優勝を勝ち取るのであった。
そしてその2日後、殺された・・・
大会を終わったマサコちゃんは翌日札幌に戻った。
そして祝勝パーティー。
「きっとイエスさまも見てくれてたんだわ。」
それがマサコちゃんとの最後になったのだ。
翌日の早朝に路地で血だらけで見つかった。
マサコちゃんは有名人であった。
なので犯人も直ぐ見つかるだろうと思っていた。
しかしその予想は外れた・・・
3ヶ月たっても何の進展もなかった。
俺はその間病気にかかっていた。
かなりの重症であった。
ほとんどベットからでることなく、
1人の女に没頭していたのだった。
そして北海道の夏が終わるころフラれた・・・
そして俺は街に復活した。
俺は直ぐにママ、フローラに会いに言った。
そして客のリストを見せてもらおうとした。
スタッフにも事情を聴こうとしたが、
マサコちゃんの名前を出すと顔を背けた。
「お前らの友情はそんなもんか?」
ママは言った。
「あんたこそ、今まで放っておいてなんなのよ。」
「あんた今まで何してたのよ。帰ってよ。」
俺は北海道日報の松尾に会った。
マサコちゃんの情報を入手するため。
マサコちゃんは政治家である橡脇孝一郎と
関わりがあったという情報を得た俺。
橡脇とマサコは東京で合い恋人関係になった。
数年して別れ北海道に戻った橡脇。
しかし橡脇がTVに出ているマサコちゃんを見た。
政治家として過去を闇に葬ろうとして・・・
と言う推理をした俺と松尾。
俺は真相を突き止めるため行動に移した。
「橡脇のことで御宅の社長と話がしたい。」
ある場所に電話した。
その夜俺は尾行された。
それに気がついた俺は返り討ちにする。
返り討ちにしたのは、変装していた女だった。
しかも有名なバイオリニスト河島弓子。
話を聞くとマサコちゃんは河島のファン。
犯人が見つからないので自分で探していた。
そんな時にマサコを探る男が現れたので、
追いかけていたということであった。
話を聞き事情を説明した俺。
河島を依頼人とし本格的な捜査が始まる・・・
と思ったその日に桐原組に拉致された。
連れて行かれたのは大倉山スキー場。
ジャンプ台の上にスキー靴を履かされ、
手を縛られた状態で立たされていた。
桐原組とは昔からの馴染み。
しかしマサコちゃんを追ったことで、
組長を怒らしてしまった。
「橡脇のことで御宅の社長と話がしたい。」
あの電話は桐原組にかけたものだった。
先代の橡脇を刺し政界から追いやった。
その張本人が組長であった。
誤解が解けた俺は助けてもらえることに・・・
と思ったが組員が手元を誤りジャンプ!
けいてん越えの大成功。
何とか助かった俺だった。
部屋に戻ると源ちゃんとモツ、学生がいた。
3人は呼び込みの仕事をしている馴染み。
マサコちゃんに関しては口を閉ざしていたが、
事件当日のことを教えてくれた学生。
マサコちゃんと橡脇が一緒にいたと・・・
その夜高田とのみに出た俺。
マスクをした集団に襲われた。
札幌を走る路面電車に乗り込み難を脱出。
そのとき松尾から電話が入った。
「バカヤロー!」
怒っているようだ。内容は・・・
俺を名乗るバカが中央署記者クラブに電話した。
マサコちゃん事件の決定的証拠をつかんだ。
それを松尾に伝えてくれと言う電話だったそうだ。
もちろんその情報は流れた。
一気に橡脇陣営と反橡脇陣営に流れた。
そのため俺と松尾は一気に指名手配になった。
分かった事はただ一つ。
橡脇が事件に関係していると言うこと。
路面電車が停留所につくと、
外から大量のマスクの人間が入ってきた。
またしても危機一髪。
助けてくれたのは相原だった。
相原は現状を教えてくれた。
俺を追っているのは3グループ。
橡脇陣営。反橡脇陣営。フリーグループ。
反橡脇陣営を仕切っているのは花岡組。
フリーグループは俺を捕まえて、
橡脇に恩を着せようとしている者達。
何とか助かった俺は馴染みのバーに行った。
俺の帰りを待っていたのは高田と河島。
記者クラブに電話したのは河島だった。
「どこの誰かくらい検討つけたんやろな。」
河島の迫力は凄かった。
3人は早速ママに会いに行った。
どんな連中にどのように脅されているのか?
それだけでも聞こうとしてた。
ママは教えてくれた。
マサコと一番仲の良かったトオル。
マサコが橡脇と付き合っていたことを、
トオルだけは知っていた。
マサコが死んだ直後に、
バーでついその話をしてしまったトオル。
数日後にトオルは消えた。
ママは橡脇陣営に言われた。
「政治家はやるときはやるんだ。」
それから皆口を閉ざした。
俺たちはトオルの故郷室蘭へ向かった。
ススキノでは追われる身の俺たち。
逃げるように室蘭へ向かったのだった。
室蘭と言っても広い手がかりが・・・
と思っていたがオカマっぽい子の一言で、
直ぐにトオルの居場所は分かった。
トオルは小さな美容室で働いていた。
ススキノから逃げて室蘭に来ていた。
「事件のこと何でもいいから教えてくれない?」
「俺たちはただマサコちゃんを
トオルはあの話をした夜、3人の男に囲まれた。
そして200万を渡されて、
直ぐにススキノから消えろと言われた。
もしススキノで見かけることがあったら、
その日が命日がなるといわれて・・・
そしてトオルを脅した男の正体も分かった。
橡脇の秘書だった。
トオルがマサコと仲良くなった理由。
それはマサコの出身も室蘭だったこと。
トオルの情報からマサコの実家を探した。
そしてマサコの実家が分かった。
今は誰も住んでいない荒屋。
父の借金でじょうはつしたそうだ。
「探偵ゴッコは終わりだ。」
「あんたもバイオリニストに戻りな。」
そう河島に伝えた俺。
危ない話につき合わせられないと感じて・・・
すると河島は返した。
「もうバイオリンは辞めた。」
「もう飽きた。才能ないねん。引退や。」
そして俺たちはススキノに戻った。
その帰り道に高田は言う。
「一つ報告あるんだけど。」
「峠からずっと付いて来る車があるんだよ。」
その時後ろの車が追突してきた。
乗っていたのは佐山。
突然銃を乱射してきた。
高田のボロボロの愛車も燃え尽きた。
絶体絶命・・・
その時警察が駆けつけ何とか難を回避した。
そのままススキノに帰ったが、
河島は報道記者に囲まれた。
有名なバイオリニスト失踪。
もちろん芸能報道記者は殺到していた。
一難さってまた一難。
オカマバーの店員から高田に電話が入る。
バーに行った俺と高田。
そこにはボコボコのママと店員。
多数のマスクの男たち。
「お前が嗅ぎまわるからだ。」
そう言うマスクの男。
狭いバーで大乱闘となった。
高田の強さもあり相手を倒した。
そしてボス的な存在の男を問い詰めた。
橡脇を支持する一般市民だった。
事件に関しては何も知らないと・・・
俺は橡脇の事務所に乗り込んだ。
橡脇は俺に言った。
「私が彼を殺したようなものだ。」
「ただお祝いを言いたかっただけだ。」
「15年も経てばただの友人として、
話ができると思っていた。」
「実際そうだったよ。」
「15分ぐらい話をして別れたよ。」
俺は聞いた。
「あんたは良き友人として会ったが、
周りがそうは思わなかった。そういうことか?」
「あんたのせいでマサコは殺されてるんだろうが!」
橡脇の事務所の新堂結菜か、
その部下がかかわっていると俺は考えた。
橡脇は言った。
「私がつまずいたら、
私を信頼してくれている人たちはどうなる。」
「金が目的ならこんなことはやっていられないよ。」
そう言って支持者からの応援の手紙の山を見せた。
「この国を変えようとするうねりなんだ。」
「私はその先頭に立っている。」
「やり遂げなければならない。」
「でなければ、時代は変えられない。」
「うちの人間が殺人にかかわっていると言うのならば、
私はどんな罰だって受ける。」
「しかし今ではない。」
「3年で片を付ける。」
橡脇は原発問題の北海道の先頭。
しかし俺は曲げなかった。
マサコの悔いを晴らすために・・・
そして刑事告訴する計画を立てた。
それを河島に伝えた。
安心した河島は、
「さよなら。今までありがとう。」
俺と高田が思っていた以上に、
あっさり納得してくれた。ように見えた。
そしてたまたま現われた学生と3人で飲んだ。
俺は死ぬほど飲んだ。
学生も酔っ払った。
「あんな真っ赤な花束なんて、
プレゼントしてかっこつけてよ。」
その言葉に引っかかった俺。
「お前か?お前なのか?」
学生は言った。
「橡脇が犯人ですよ。」
俺は言い返した。
「お前が殺したのか?」
学生は本性を出した。
「うるさいんだよ。ただの便利屋が。」
「俺はゴミを捨てただけだよ。」
「あれは燃えるごみだべ。」
ずっとどん底だった学生は、
マサコが有名になることに嫉妬していた。
そしてあの日犯行に及んだ。
学生は俺と高田から逃げた。
居酒屋を飛び出した学生は、
そのまま車に撥ね飛ばされた。
そしてそのまま死んでしまった。
自体をどう収めたらいいのか分からない俺。
とりあえず依頼人である河島に電話をした。
マネージャーに電話するが、
河島は再び行方をくらませていた。
その時松尾から電話が入った。
マサコの過去を探っていた松尾。
マサコは父親が失踪した後に、
親戚のもとに引き取られていた。
しかしうまく行かなかったマサコは、
東京へ単身上京したのであった。
男に体を売ってお金を稼ぎ、
そのお金を全額送金していた。
送金先は大阪の親戚に引き取られた妹。
河島弓子は実の妹だったのである。
その日は札幌大通り公園で、
橡脇の演説が行われていた。
俺と高田は大通り公園へ走った。
そして必死に河島を探した。
俺は河島を見つけた。
手に包丁を持った河島を・・・
河島は橡脇へと足を進めていた。
そして河島が橡脇を誘うとしたとき、
俺は河島の前に立ちふさがった。
俺の腹には河島の持った包丁が刺さった。
「どうして?」
河島は聞いた。俺は答えた。
「探偵は、依頼人守らなきゃいけないんだよ。」
「厄介なことにさ〜。」
俺は無事だった。
「こういう人は簡単には死なないのよ。」
そう看護婦に言われた俺は退院した。
そして馴染みのバーで河島に会った。
「あんたはあんたの世界に戻ったほうがいい。」
「マサコちゃんもそれを一番願っているよ。」
マサコは言った。
「プロになって成功したらお兄ちゃん呼んで、
一緒に暮らそうってずっと言ってたんだ私。」
「でもお兄ちゃんは俺のことは伏せておけって。」
「俺なんかがいるのが分かったら、
何もかも水の泡だからって。」
「そんな事あらへんよね?」
「全部お兄ちゃんのおかげなんやから。」
「私絶対呼ぶって約束した。」
「でもこんな私は私は結局呼ばへんかった。」
「ずっとお兄ちゃんのこと隠していた。」
「私やねん。」
「お兄ちゃん見捨てた張本人。私やねん。」
俺は河島に言った。
「うぬぼれんなよ。」
「悪いがあんたが呼んでも、
マサコちゃん行かなかったと思うぜ。」
「だってマサコちゃんは、
ススキノで最高の仲間に囲まれてたんだから。」
「これだけは断言する。」
「マサコちゃんは最高に幸せな人生を送ったよ。」
河島はバイオリンの世界に戻った。
そしてコンサート。
兄マサコちゃんを思い出して弾いた。
バイオリンを進めてくれたのも兄だった。
バイオリンを弾く河島の目からは涙が・・・
俺は1人ススキノの町を歩いていた。
「どうりで寒いわけだ。」
空を見上げると雪が降っていた。
そして高田と一緒に馴染みのバーへ入った。
胃腸薬とピースが出される。
俺はウヰスキーを飲んだ・・・
(終わり)
〜〜 関 連 商 品 〜〜
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俺:大泉洋
高田:松田龍平
河島弓子:尾野真千子
桐原(組長):片桐竜次
相田(若頭):松重豊
橡脇孝一郎:渡部篤郎
新堂艶子(橡脇の秘書):筒井真理子
橡脇の秘書:永倉大輔
野球男(橡脇の支持者):矢島健一
松尾(北海道日報の記者):田口トモロヲ
佐山:波岡一喜
フローラ(オカマバーのママ):篠井英介
マサコちゃん(常田鉄之輔):ゴリ
トオル(オカマバーの元店員):冨田佳輔
源ちゃん:マギー
モツ:徳井優
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【感想】
やっぱり面白い。
昨日に引き続き見ました!
今回残念だったこと・・・
渡部篤郎さんもっと出して欲しかった〜
でも札幌の町並みをしっかり映してます。
地域に密着した作り方なんでしょうね〜
しかも最後の最後で犯人のどんでん返し。
ここまで引っ張って結果はこれ?
とはいえ1作目に引き続き、
人情を訴えた作品に仕上がってました。
3作目に期待ですね〜
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北の都。我が町札幌。
こうして眺めてみると、
その美しさに心が洗われる。
この状況でなければ・・・
日の丸飛行隊を目指しているわけでもないこの俺が
なぜこんな状況になっているかを説明するには、
少し時間を戻す必要がある。
俺は大倉山スキー場のジャンプ台から飛ばされた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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最初はつたないマジックであったが、
努力家の彼女は日々の練習の成果もあり、
「オカマジックショー」として披露するほどになった。
そしてマサコちゃんはマジック大会に出場し、
順調に勝ち進み全国大会出場を決めた。
オカマバーで暴れる客。
ママのフローラに頼まれてその男を倒した俺。
立ち上がった男は急に銃を乱射し始めた。
俺とママは裏口から逃げようとしたが、
裏口が閉まって逃げられない。
危機一髪のところに現れたのが高田。
あっという間に倒してしまった。
そしてその男を桐原組若頭、相原につきだした。
相原が追っていた人物である。
数日後マサコちゃんの全国大会。
堂々と演じきったマサコちゃん。
優勝を勝ち取るのであった。
そしてその2日後、殺された・・・
大会を終わったマサコちゃんは翌日札幌に戻った。
そして祝勝パーティー。
「きっとイエスさまも見てくれてたんだわ。」
それがマサコちゃんとの最後になったのだ。
翌日の早朝に路地で血だらけで見つかった。
マサコちゃんは有名人であった。
なので犯人も直ぐ見つかるだろうと思っていた。
しかしその予想は外れた・・・
3ヶ月たっても何の進展もなかった。
俺はその間病気にかかっていた。
かなりの重症であった。
ほとんどベットからでることなく、
1人の女に没頭していたのだった。
そして北海道の夏が終わるころフラれた・・・
そして俺は街に復活した。
俺は直ぐにママ、フローラに会いに言った。
そして客のリストを見せてもらおうとした。
スタッフにも事情を聴こうとしたが、
マサコちゃんの名前を出すと顔を背けた。
「お前らの友情はそんなもんか?」
ママは言った。
「あんたこそ、今まで放っておいてなんなのよ。」
「あんた今まで何してたのよ。帰ってよ。」
俺は北海道日報の松尾に会った。
マサコちゃんの情報を入手するため。
マサコちゃんは政治家である橡脇孝一郎と
関わりがあったという情報を得た俺。
橡脇とマサコは東京で合い恋人関係になった。
数年して別れ北海道に戻った橡脇。
しかし橡脇がTVに出ているマサコちゃんを見た。
政治家として過去を闇に葬ろうとして・・・
と言う推理をした俺と松尾。
俺は真相を突き止めるため行動に移した。
「橡脇のことで御宅の社長と話がしたい。」
ある場所に電話した。
その夜俺は尾行された。
それに気がついた俺は返り討ちにする。
返り討ちにしたのは、変装していた女だった。
しかも有名なバイオリニスト河島弓子。
話を聞くとマサコちゃんは河島のファン。
犯人が見つからないので自分で探していた。
そんな時にマサコを探る男が現れたので、
追いかけていたということであった。
話を聞き事情を説明した俺。
河島を依頼人とし本格的な捜査が始まる・・・
と思ったその日に桐原組に拉致された。
連れて行かれたのは大倉山スキー場。
ジャンプ台の上にスキー靴を履かされ、
手を縛られた状態で立たされていた。
桐原組とは昔からの馴染み。
しかしマサコちゃんを追ったことで、
組長を怒らしてしまった。
「橡脇のことで御宅の社長と話がしたい。」
あの電話は桐原組にかけたものだった。
先代の橡脇を刺し政界から追いやった。
その張本人が組長であった。
誤解が解けた俺は助けてもらえることに・・・
と思ったが組員が手元を誤りジャンプ!
けいてん越えの大成功。
何とか助かった俺だった。
部屋に戻ると源ちゃんとモツ、学生がいた。
3人は呼び込みの仕事をしている馴染み。
マサコちゃんに関しては口を閉ざしていたが、
事件当日のことを教えてくれた学生。
マサコちゃんと橡脇が一緒にいたと・・・
その夜高田とのみに出た俺。
マスクをした集団に襲われた。
札幌を走る路面電車に乗り込み難を脱出。
そのとき松尾から電話が入った。
「バカヤロー!」
怒っているようだ。内容は・・・
俺を名乗るバカが中央署記者クラブに電話した。
マサコちゃん事件の決定的証拠をつかんだ。
それを松尾に伝えてくれと言う電話だったそうだ。
もちろんその情報は流れた。
一気に橡脇陣営と反橡脇陣営に流れた。
そのため俺と松尾は一気に指名手配になった。
分かった事はただ一つ。
橡脇が事件に関係していると言うこと。
路面電車が停留所につくと、
外から大量のマスクの人間が入ってきた。
またしても危機一髪。
助けてくれたのは相原だった。
相原は現状を教えてくれた。
俺を追っているのは3グループ。
橡脇陣営。反橡脇陣営。フリーグループ。
反橡脇陣営を仕切っているのは花岡組。
フリーグループは俺を捕まえて、
橡脇に恩を着せようとしている者達。
何とか助かった俺は馴染みのバーに行った。
俺の帰りを待っていたのは高田と河島。
記者クラブに電話したのは河島だった。
「どこの誰かくらい検討つけたんやろな。」
河島の迫力は凄かった。
3人は早速ママに会いに行った。
どんな連中にどのように脅されているのか?
それだけでも聞こうとしてた。
ママは教えてくれた。
マサコと一番仲の良かったトオル。
マサコが橡脇と付き合っていたことを、
トオルだけは知っていた。
マサコが死んだ直後に、
バーでついその話をしてしまったトオル。
数日後にトオルは消えた。
ママは橡脇陣営に言われた。
「政治家はやるときはやるんだ。」
それから皆口を閉ざした。
俺たちはトオルの故郷室蘭へ向かった。
ススキノでは追われる身の俺たち。
逃げるように室蘭へ向かったのだった。
室蘭と言っても広い手がかりが・・・
と思っていたがオカマっぽい子の一言で、
直ぐにトオルの居場所は分かった。
トオルは小さな美容室で働いていた。
ススキノから逃げて室蘭に来ていた。
「事件のこと何でもいいから教えてくれない?」
「俺たちはただマサコちゃんを
トオルはあの話をした夜、3人の男に囲まれた。
そして200万を渡されて、
直ぐにススキノから消えろと言われた。
もしススキノで見かけることがあったら、
その日が命日がなるといわれて・・・
そしてトオルを脅した男の正体も分かった。
橡脇の秘書だった。
トオルがマサコと仲良くなった理由。
それはマサコの出身も室蘭だったこと。
トオルの情報からマサコの実家を探した。
そしてマサコの実家が分かった。
今は誰も住んでいない荒屋。
父の借金でじょうはつしたそうだ。
「探偵ゴッコは終わりだ。」
「あんたもバイオリニストに戻りな。」
そう河島に伝えた俺。
危ない話につき合わせられないと感じて・・・
すると河島は返した。
「もうバイオリンは辞めた。」
「もう飽きた。才能ないねん。引退や。」
そして俺たちはススキノに戻った。
その帰り道に高田は言う。
「一つ報告あるんだけど。」
「峠からずっと付いて来る車があるんだよ。」
その時後ろの車が追突してきた。
乗っていたのは佐山。
突然銃を乱射してきた。
高田のボロボロの愛車も燃え尽きた。
絶体絶命・・・
その時警察が駆けつけ何とか難を回避した。
そのままススキノに帰ったが、
河島は報道記者に囲まれた。
有名なバイオリニスト失踪。
もちろん芸能報道記者は殺到していた。
一難さってまた一難。
オカマバーの店員から高田に電話が入る。
バーに行った俺と高田。
そこにはボコボコのママと店員。
多数のマスクの男たち。
「お前が嗅ぎまわるからだ。」
そう言うマスクの男。
狭いバーで大乱闘となった。
高田の強さもあり相手を倒した。
そしてボス的な存在の男を問い詰めた。
橡脇を支持する一般市民だった。
事件に関しては何も知らないと・・・
俺は橡脇の事務所に乗り込んだ。
橡脇は俺に言った。
「私が彼を殺したようなものだ。」
「ただお祝いを言いたかっただけだ。」
「15年も経てばただの友人として、
話ができると思っていた。」
「実際そうだったよ。」
「15分ぐらい話をして別れたよ。」
俺は聞いた。
「あんたは良き友人として会ったが、
周りがそうは思わなかった。そういうことか?」
「あんたのせいでマサコは殺されてるんだろうが!」
橡脇の事務所の新堂結菜か、
その部下がかかわっていると俺は考えた。
橡脇は言った。
「私がつまずいたら、
私を信頼してくれている人たちはどうなる。」
「金が目的ならこんなことはやっていられないよ。」
そう言って支持者からの応援の手紙の山を見せた。
「この国を変えようとするうねりなんだ。」
「私はその先頭に立っている。」
「やり遂げなければならない。」
「でなければ、時代は変えられない。」
「うちの人間が殺人にかかわっていると言うのならば、
私はどんな罰だって受ける。」
「しかし今ではない。」
「3年で片を付ける。」
橡脇は原発問題の北海道の先頭。
しかし俺は曲げなかった。
マサコの悔いを晴らすために・・・
そして刑事告訴する計画を立てた。
それを河島に伝えた。
安心した河島は、
「さよなら。今までありがとう。」
俺と高田が思っていた以上に、
あっさり納得してくれた。ように見えた。
そしてたまたま現われた学生と3人で飲んだ。
俺は死ぬほど飲んだ。
学生も酔っ払った。
「あんな真っ赤な花束なんて、
プレゼントしてかっこつけてよ。」
その言葉に引っかかった俺。
「お前か?お前なのか?」
学生は言った。
「橡脇が犯人ですよ。」
俺は言い返した。
「お前が殺したのか?」
学生は本性を出した。
「うるさいんだよ。ただの便利屋が。」
「俺はゴミを捨てただけだよ。」
「あれは燃えるごみだべ。」
ずっとどん底だった学生は、
マサコが有名になることに嫉妬していた。
そしてあの日犯行に及んだ。
学生は俺と高田から逃げた。
居酒屋を飛び出した学生は、
そのまま車に撥ね飛ばされた。
そしてそのまま死んでしまった。
自体をどう収めたらいいのか分からない俺。
とりあえず依頼人である河島に電話をした。
マネージャーに電話するが、
河島は再び行方をくらませていた。
その時松尾から電話が入った。
マサコの過去を探っていた松尾。
マサコは父親が失踪した後に、
親戚のもとに引き取られていた。
しかしうまく行かなかったマサコは、
東京へ単身上京したのであった。
男に体を売ってお金を稼ぎ、
そのお金を全額送金していた。
送金先は大阪の親戚に引き取られた妹。
河島弓子は実の妹だったのである。
その日は札幌大通り公園で、
橡脇の演説が行われていた。
俺と高田は大通り公園へ走った。
そして必死に河島を探した。
俺は河島を見つけた。
手に包丁を持った河島を・・・
河島は橡脇へと足を進めていた。
そして河島が橡脇を誘うとしたとき、
俺は河島の前に立ちふさがった。
俺の腹には河島の持った包丁が刺さった。
「どうして?」
河島は聞いた。俺は答えた。
「探偵は、依頼人守らなきゃいけないんだよ。」
「厄介なことにさ〜。」
俺は無事だった。
「こういう人は簡単には死なないのよ。」
そう看護婦に言われた俺は退院した。
そして馴染みのバーで河島に会った。
「あんたはあんたの世界に戻ったほうがいい。」
「マサコちゃんもそれを一番願っているよ。」
マサコは言った。
「プロになって成功したらお兄ちゃん呼んで、
一緒に暮らそうってずっと言ってたんだ私。」
「でもお兄ちゃんは俺のことは伏せておけって。」
「俺なんかがいるのが分かったら、
何もかも水の泡だからって。」
「そんな事あらへんよね?」
「全部お兄ちゃんのおかげなんやから。」
「私絶対呼ぶって約束した。」
「でもこんな私は私は結局呼ばへんかった。」
「ずっとお兄ちゃんのこと隠していた。」
「私やねん。」
「お兄ちゃん見捨てた張本人。私やねん。」
俺は河島に言った。
「うぬぼれんなよ。」
「悪いがあんたが呼んでも、
マサコちゃん行かなかったと思うぜ。」
「だってマサコちゃんは、
ススキノで最高の仲間に囲まれてたんだから。」
「これだけは断言する。」
「マサコちゃんは最高に幸せな人生を送ったよ。」
河島はバイオリンの世界に戻った。
そしてコンサート。
兄マサコちゃんを思い出して弾いた。
バイオリンを進めてくれたのも兄だった。
バイオリンを弾く河島の目からは涙が・・・
俺は1人ススキノの町を歩いていた。
「どうりで寒いわけだ。」
空を見上げると雪が降っていた。
そして高田と一緒に馴染みのバーへ入った。
胃腸薬とピースが出される。
俺はウヰスキーを飲んだ・・・
(終わり)
〜〜 関 連 商 品 〜〜
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2015年05月07日
【探偵はBARにいる】出演者・感想・完全ネタバレ(セリフ完全再現)
本日の映画紹介。
【探偵はBARにいる】
【出演者】
俺:大泉洋
高田:松田龍平
沙織:小雪
霧島敏夫:西田敏行
松尾:田口トモロヲ
佐山:波岡一喜
田口晃:武井椋
田口幸平(晃の父):有薗芳記
田口康子(晃の母):阿知波悟美
近藤京子:街田しおん
近藤百合子(京子の母):竹下景子
近藤恵(京子の妹):吉高由里子
岩淵恭輔:石橋蓮司
岩淵貢:本宮泰風
南:中村育二
加藤(拉致した男):高嶋政伸
桐原組組長:片桐竜次
相田(桐原組若頭):松重豊
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【感想】
大泉洋さんも松田龍平さんも大好きな私。
このシリーズは好きですね〜
とても楽しく拝見させてもらいました。
コメディ感満載の作品なのに、
ストーリー構成もしっかりしている。
もちろん小説も読みましたが、
世界観をしっかり作ってますね!
唯一残念だったところ・・・
西田さんもっと出して欲しかった〜
3作目も制作決定しているそうなので、
上映される前に見たことのない人は、
是非見ておいて欲しい作品です。
【あらすじ】(ネタバレあり)
冬のススキノ。
俺は悪そうな奴等に追われていた。
そして捕まった俺。
追い詰められたときに助けに来た高田。
危機一髪で逃げた俺だった。
とあるビルでは霧島が自分の会社の、
20周年パーティーを開いていた。
そこで紹介される霧島の妻沙織。
同じビルで俺は北海道日報の松尾を脅していた。
松尾はゲイ。それを利用して脅していた。
パーティーが終わりかえろうとした霧島。
ビルを出ると男たちに襲われる女性。
霧島はその女性を助けようと声をかけた。
しかし男たちは霧島に暴力で抵抗する。
霧島はその夜その暴力で死んだ。
俺と高田はそんな事件を知らずに、
馴染みのバーにいた。
胃薬とピースとカクテルそしてオセロ・・・
俺は探偵をやっていた。
そして高田は北大農学部の助手で、
空手の師範代で、俺の運転手。
とりあえず変わり者である。
〜〜1年後〜〜
俺は雪の中に埋められていた。
何とか這い出して高谷連絡する。
高田に助けてもらった俺。
「何でこんな目にあったか聞けよ。」
昨夜か買ってきた1本の電話から始まった。
「あなたに10万円振り込んだ近藤京子です。」
子の手の女にはかかわらないほうがいい。
俺は言った。
「相手が分からなければ動きませんよ。」
「金はどこに返えせばいい?」
「あげるは。」
そう言って電話わ切られた。
数分後また電話がなった。
「本名とか事情を話さないと、
助けてもらえないのでしょうか?」
「私あなたしか頼れなくて。」
「南と言う男に聞いて欲しいのです。」
「去年の2月5日加藤がどこにいたのか。」
俺は相談に乗った。
害虫駆除を銘打って弁護士の南に会いに言った。
しかし南は門前払い。
俺は聞いた。
「近藤京子さんの紹介でもダメですか?」
「近藤京子さんがね、
去年の2月5日加藤がどこにいたのか、
あなたに聞いてくれって言っているんです。」
「分からなければいいです。」
そう言って弁護士事務所を去った俺。
その帰りに襲われて拉致された。
そして雪に埋められた・・・
しかし生きて返れるようにして、
確実にかかわるなと言う警告だった。
その夜俺は近藤京子に連絡した。
「死に掛けたんだぞ。」
「連中は俺を殺そうとした。」
「加藤なんて知らないなんて嘘だ。」
「俺を生かして戻したってことは、
君への警告でもあるんだ。」
俺は声を荒げて言うが、近藤は
「また連絡するは。」
そう言って電話を切った。
俺は日常に戻った。
賭博をして、朝は馴染みの喫茶店で
ナポリタンとコーヒーを頂く。
しかし、どうしても気になっていた。
自分を襲った男への報復のために。
そして依頼抜きで南の周りを調べた。
すると南の事務所へ一台の車。
車から降りたのは俺を埋めた人間。
その車を高田の運転で尾行した。
たどり着いたのは則天道場。
地元で一番下品なヤクザ花岡組の参加。
情報を得るために松尾と会った俺。
松尾から情報を入手しようと・・・
松尾の情報は、
2年前の秋に法化されたビルの話。
女性が1人死亡した。
警察が追ったのは1人の青年田口。
田口は則天道場に出入していた。
しかし田口は数日後にシンナー中毒死で発見された。
もちろん消されたと考えるのが有力。
松尾の情報は大きかった。
その借りに一晩松尾に付き合い飲み歩いた。
行った先はオカマバー。その後に高級クラブ。
その高級クラブのママが沙織。
霧島が残してくれた店を守る沙織。
綺麗な佐織を見てテンションのあがった俺。
完全に泥酔した。
翌朝目を覚ました俺。
早速松尾が教えてくれたビルの放火を調べた。
その放火事件での被害者の名前が近藤京子。
俺は近藤京子が営んでいた、
スナック京子の従業員に会った。
スナック京子は強烈な地上げに会っていた。
しかし京子は屈しなかったと教えてくれた。
そして俺は田口晃の家を訪れた。
市の職員を名乗って母親から話を聞いた。
その時父親が帰ってきた。
勝手に人を家に挙げた母親に手をあげた。
俺は直ぐに家を後にしたが、
ひとつ気になることがあった。
その貧乏家には似合わない大型テレビ。
その夜馴染みのバーで高田と飲んだ俺。
そのバーに電話がかかってきた。
相手は近藤京子。
新たに10万円振り込まれていた。
「シンコウと言う会社に電話して、
加藤を呼び出して。」
「加藤が来るかどうか確認するだけ。」
「いつか全てを話すからお願いします。」
俺は本物の近藤京子を追った。
死んだ近藤京子の家に足を運んだ。
近藤京子母親はいろいろ教えてくれた。
近藤京子に店を持たせてくれたのは父。
その父は京子が幼い頃に家を出た事業家。
俺はその父がどこにいるのか聞いた。
しかし京子の母は言う。
「それは無理。彼も去年なくなりましたから。」
父と言うのは霧島敏夫だった。
霧島敏夫が亡くなった日は2月5日。
近藤京子と名乗る女性が調べていた日。
近藤京子にはギリの妹がいた。
母が再婚した相手との子。
そして俺は霧島の殺害現場に足を運んだ。
そこに花を供えに来た沙織。
俺は沙織に聞いた。
「近藤京子ご存知ありませんか?」
沙織は知らない様子であった。
その帰り桐原組の若頭と会った。
桐原組の若頭とは古くからの馴染みであった。
今は組長の娘の行動を定期的に報告している。
俺は若頭に聞いた。
「南って奴知らないか?」
若頭は南について教えてくれた。
「南は花岡組の顧問弁護士。」
「花岡とつるんでだいぶ儲けたはずだ。」
激しく地上げしていた花岡組。
それをグルの弁護士南。
若頭と別れた俺はススキノで、
田口の父親を見かけた。
父親を捕まえた俺。
自分の推理を父親に伝えた。
則天道場と田口の関連性がないと報じられた事件。
真実は裏で父親が動いていたことを・・・
警察には息子が則天道場と関係ないとして、
則天道場には嘘を言う代わりにお金をもらった。
それは完全なる図星であった。
翌日高田の運転で則天道場へ向かった。
そしてフリーライターを名乗って道場に入った。
塾で俺と高田を出迎えたのは佐山。
道場には殴られて痣だらけの少年。
佐山は青少年の更正のための道場だと語る。
しかし俺は引かなかった。
「おととしの9月になくなった少年。」
「彼もこちらの塾生だったとか?」
「田口くんが亡くなる前日こちらのいたのでは?」
佐山は答えた。
「亡くなる2ヶ月前から姿を見せなかったですね。」
「そういうことにしているんですよね?」
そう俺は圧をかけたが、
佐山の手にはピストルが・・・
佐山を殴り倒した俺は高田と逃げようとした。
しかし道場の表には以前俺を拉致した男。
しかも沢山の塾生たち。
俺と高田は必死に逃げた。
俺は奥歯が抜けた。
高田は鎖骨が折れた。
しかし何とか逃げ延びた・・・
道場にいた少年を連れて・・・
そしてその少年を警察署に届けた。
次の日。
近藤京子を名乗る女性に依頼されたように、
電話で加藤という人間を呼び出した。
待ち合わせの場所で待つ俺と高田。
そこに現れたのは俺を拉致した男。
それに気がつき隠れる俺と高田。
またしても難を逃れた俺。
近藤京子を名乗る人間に電話した。
「来ましたよ。シンコウの加藤。」
「いったい何をしようとしているんだ?」
京子は答えた。
「想像にお任せするは。」
俺は言った。
「1人で戦える相手じゃないぞ。」
俺は高田と田口の家へ再び行った。
少しでも情報を得たかった俺だが、
田口の両親は家の中で殺されていた。
体中に銃痕が残っていた・・・
俺は怒っていた。
もちろん殺した人間は俺を拉致した男だろう。
その男を尾行した。
そして地下駐車場に男が入ったので、
高田と共に追っていった。
完全にノープランだった。
すると駐車場で銃声が聞こえた。
俺を拉致した男は撃ち殺されていた。
その場から走って逃げる人間。
俺はとっさに追いかけていた。
しかし見失ってしまう。
俺は桐原組の若頭に会いに行った。
若頭は情報を握っていた。
花岡組の黒幕。
関西ヤクザのドン銀漢興産。
岩淵恭輔会長と息子の貢。
貢の彼女は沙織だった。
俺は高田を連れて沙織のクラブに行った。
「どうだ?言ったとおりの美人だろ。」
高田は言った。
「マリーアントアネットかと思った。」
俺は言った。
「ぴったりだね。」
「マリーアントアネットは、
最後に首をはねられるからね。」
「毎日事件現場に花たむけて、
けなげな未亡人演じるのも疲れるだろ?」
「今回の事件の依頼人が、
あんたなんかじゃないかって、
心のどこかで思ってたんだよ。」
沙織は答えた。
「御用はそれだけかしら?」
その時店に現われた客は南。
岩淵会長に会いに来たのだ。
その別室に踏み込んだ俺と高田。
南と知り合いと名乗って部屋に入った。
そして今までの事件を話した。
南は言った。
「最近温暖化の影響で、
札幌にもゴキブリ出るって聞くけど本当なんだね。」
「でっかくなっちゃったのが2匹もいるよ。」
俺は言った。
「他にも4匹くらいいるんじゃないかな?」
「態度がでかいの。」
割って入ったのは沙織。
俺の顔に水をかけて言う。
「無礼なお客様にはこんりんざい、
うちの敷居はまたがないでもらいます。」
追い返された俺は霧島の周辺を探った。
報復におびえたのか皆口を閉ざした。
しかし人となりに関しては別だった。
皆に愛された社長霧島。
そして俺は近藤京子の家を再び訪れた。
俺は今まで霧島を知らずに話を聞いていた。
それを素直に謝り、霧島の元妻に謝った。
「霧島敏夫はあなたが言ったとおり、
素敵な人だったと思います。」
その夜高田とラーメンを食べていた俺。
先に店を出た俺は何者かに襲われた。
目を覚ますとスポーツバー。
手足を縛られていた。
そこにいた男は言う。
「今やっていることから手を引いてくれ。」
俺は言った。
「話したいなら、この縄を解け。」
屈しない俺を見て暴力を振るう男たち。
俺は聞いた。
「お前らもあいつらとつるんでるのか?」
男たちは言った。
「連中なんて関係ない。」
「俺は1人の女に泣き付かれたんだ。」
高田が俺を見つけたとき。
俺は完全にボロボロにやられていた。
しかし俺は生きていた。
高田は言った。
「今回は手を引け。」
「1人っきりの友達なくしたくないよ。」
それでも諦め切れなかった俺。
ピストルを持ち沙織の店に行った。
そして沙織に聞いた。
「どんな気分なんだよ。」
「自分の旦那とその娘殺して、
財産独り占めする気持ちは?」
「俺の依頼人に指一本でも触れてみろ。」
「お前ら全員ぶっ殺してやる。」
沙織は聞いた。
「どうしてそこまで?」
俺は言った。
「俺のせいで田口の親死なせてしまった。」
「なんの罪もない母親まで。」
「あとは死んだ霧島敏夫に俺も惚れたんでな。」
「このままじゃあまりにも可愛そうだろ。」
沙織は泣いていた。
俺はそのまま店を後にした。
数日後俺の口座に30万が振り込まれた。
そして近藤京子からの最後の電話が来た。
「これから沙織に電話してもらうは。」
「沙織に小樽で会いたがっていると伝えて。」
「小樽港のハーバーライトという喫茶店を指定して。」
「それを見張っていて欲しいの。」
「沙織はある人物を連れてくるはずよ。」
「そこを必ず収めて。」
俺は言った。
「全てが終われば君に会えるのかな?」
「携帯を持った。」
「何かあれば携帯にかけてくれ。」
俺は今までのポリシーを捨て携帯を持っていた。
そして沙織に電話して呼び出した。
明らかに動揺していた沙織。
「小樽になんか用はないわ。」
そう言って電話をきられた。
俺は小樽に向かった。
しかしその日は沙織と貢の結婚式の日。
どうやっても来るはずはない。
考えた俺は気がついた。
そして沙織に電話した。
「お前が近藤京子なんだろ。」
「何するつもりだ?」
沙織は答えた。
「あなたには感謝しています。」
「本当にありがとう。」
俺は言った。
「探偵は依頼人を守らなくちゃいけないんだ。」
「お前を守らなくちゃいけないんだよ。」
電話はきられた。
俺は小樽港のベンチに手紙を見つけた。
沙織から俺宛にかかれたものだった。
俺は走ったそして電車に乗った。
手紙には一連の真相が書かれていた。
霧島を心から愛していました。
あの人といられて幸せでした。
そんな時に放火事件が起こり、
京子さんがなくなりました。
霧島は事件の真相を調べました。
岩淵は過去に霧島を裏切り、
京子さんを捨てなくてはいけないところに
追い込んだ張本人なのです。
霧島は岩淵を断罪することに決めました。
その矢先にあの事件が起こりました。
その日私は復讐を誓いました。
心からありがとう。さようなら。
あなたが霧島のことを好きだと言った事。
本当に嬉しかった。
俺を利用し情報を得た沙織は、
実行部隊の加藤を殺した。
そして結婚式で皆が集まることを利用し、
復讐の最後にしようと考えていたのだ。
全ての真相が分かった俺は、
「スピードあげてくれー。」
そういいながら電車に乗っていた。
その頃結婚式会場では、
ウエディングドレスを着た沙織が、
南、岩淵と事件の関係者を殺していた。
そして復讐を終えた沙織は自害した。
全てが終わったころに俺は現場に着いた。
そして沙織と始めて会った日を思い出した。
しつこい男に絡まれていた沙織。
それを助けた俺。
「趣味のいい時計だね。彼氏?」
俺は名刺を出して言った。
「御用の際はこのバーに。」
「悪い男かどうか調べてやるよ。」
沙織は笑顔で首を横に振り答えた。
「素敵な人だから。」
俺は馴染みのバーに戻った。
バーのマスターが俺にひとつの箱を渡す。
中には時計と手紙が。
「あなたに使ってもらえたら、
霧島もきっと喜ぶでしょう。」
俺はウヰスキーを一口流し込んだ。
(終わり)
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【探偵はBARにいる】
【出演者】
俺:大泉洋
高田:松田龍平
沙織:小雪
霧島敏夫:西田敏行
松尾:田口トモロヲ
佐山:波岡一喜
田口晃:武井椋
田口幸平(晃の父):有薗芳記
田口康子(晃の母):阿知波悟美
近藤京子:街田しおん
近藤百合子(京子の母):竹下景子
近藤恵(京子の妹):吉高由里子
岩淵恭輔:石橋蓮司
岩淵貢:本宮泰風
南:中村育二
加藤(拉致した男):高嶋政伸
桐原組組長:片桐竜次
相田(桐原組若頭):松重豊
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【感想】
大泉洋さんも松田龍平さんも大好きな私。
このシリーズは好きですね〜
とても楽しく拝見させてもらいました。
コメディ感満載の作品なのに、
ストーリー構成もしっかりしている。
もちろん小説も読みましたが、
世界観をしっかり作ってますね!
唯一残念だったところ・・・
西田さんもっと出して欲しかった〜
3作目も制作決定しているそうなので、
上映される前に見たことのない人は、
是非見ておいて欲しい作品です。
【あらすじ】(ネタバレあり)
冬のススキノ。
俺は悪そうな奴等に追われていた。
そして捕まった俺。
追い詰められたときに助けに来た高田。
危機一髪で逃げた俺だった。
とあるビルでは霧島が自分の会社の、
20周年パーティーを開いていた。
そこで紹介される霧島の妻沙織。
同じビルで俺は北海道日報の松尾を脅していた。
松尾はゲイ。それを利用して脅していた。
パーティーが終わりかえろうとした霧島。
ビルを出ると男たちに襲われる女性。
霧島はその女性を助けようと声をかけた。
しかし男たちは霧島に暴力で抵抗する。
霧島はその夜その暴力で死んだ。
俺と高田はそんな事件を知らずに、
馴染みのバーにいた。
胃薬とピースとカクテルそしてオセロ・・・
俺は探偵をやっていた。
そして高田は北大農学部の助手で、
空手の師範代で、俺の運転手。
とりあえず変わり者である。
〜〜1年後〜〜
俺は雪の中に埋められていた。
何とか這い出して高谷連絡する。
高田に助けてもらった俺。
「何でこんな目にあったか聞けよ。」
昨夜か買ってきた1本の電話から始まった。
「あなたに10万円振り込んだ近藤京子です。」
子の手の女にはかかわらないほうがいい。
俺は言った。
「相手が分からなければ動きませんよ。」
「金はどこに返えせばいい?」
「あげるは。」
そう言って電話わ切られた。
数分後また電話がなった。
「本名とか事情を話さないと、
助けてもらえないのでしょうか?」
「私あなたしか頼れなくて。」
「南と言う男に聞いて欲しいのです。」
「去年の2月5日加藤がどこにいたのか。」
俺は相談に乗った。
害虫駆除を銘打って弁護士の南に会いに言った。
しかし南は門前払い。
俺は聞いた。
「近藤京子さんの紹介でもダメですか?」
「近藤京子さんがね、
去年の2月5日加藤がどこにいたのか、
あなたに聞いてくれって言っているんです。」
「分からなければいいです。」
そう言って弁護士事務所を去った俺。
その帰りに襲われて拉致された。
そして雪に埋められた・・・
しかし生きて返れるようにして、
確実にかかわるなと言う警告だった。
その夜俺は近藤京子に連絡した。
「死に掛けたんだぞ。」
「連中は俺を殺そうとした。」
「加藤なんて知らないなんて嘘だ。」
「俺を生かして戻したってことは、
君への警告でもあるんだ。」
俺は声を荒げて言うが、近藤は
「また連絡するは。」
そう言って電話を切った。
俺は日常に戻った。
賭博をして、朝は馴染みの喫茶店で
ナポリタンとコーヒーを頂く。
しかし、どうしても気になっていた。
自分を襲った男への報復のために。
そして依頼抜きで南の周りを調べた。
すると南の事務所へ一台の車。
車から降りたのは俺を埋めた人間。
その車を高田の運転で尾行した。
たどり着いたのは則天道場。
地元で一番下品なヤクザ花岡組の参加。
情報を得るために松尾と会った俺。
松尾から情報を入手しようと・・・
松尾の情報は、
2年前の秋に法化されたビルの話。
女性が1人死亡した。
警察が追ったのは1人の青年田口。
田口は則天道場に出入していた。
しかし田口は数日後にシンナー中毒死で発見された。
もちろん消されたと考えるのが有力。
松尾の情報は大きかった。
その借りに一晩松尾に付き合い飲み歩いた。
行った先はオカマバー。その後に高級クラブ。
その高級クラブのママが沙織。
霧島が残してくれた店を守る沙織。
綺麗な佐織を見てテンションのあがった俺。
完全に泥酔した。
翌朝目を覚ました俺。
早速松尾が教えてくれたビルの放火を調べた。
その放火事件での被害者の名前が近藤京子。
俺は近藤京子が営んでいた、
スナック京子の従業員に会った。
スナック京子は強烈な地上げに会っていた。
しかし京子は屈しなかったと教えてくれた。
そして俺は田口晃の家を訪れた。
市の職員を名乗って母親から話を聞いた。
その時父親が帰ってきた。
勝手に人を家に挙げた母親に手をあげた。
俺は直ぐに家を後にしたが、
ひとつ気になることがあった。
その貧乏家には似合わない大型テレビ。
その夜馴染みのバーで高田と飲んだ俺。
そのバーに電話がかかってきた。
相手は近藤京子。
新たに10万円振り込まれていた。
「シンコウと言う会社に電話して、
加藤を呼び出して。」
「加藤が来るかどうか確認するだけ。」
「いつか全てを話すからお願いします。」
俺は本物の近藤京子を追った。
死んだ近藤京子の家に足を運んだ。
近藤京子母親はいろいろ教えてくれた。
近藤京子に店を持たせてくれたのは父。
その父は京子が幼い頃に家を出た事業家。
俺はその父がどこにいるのか聞いた。
しかし京子の母は言う。
「それは無理。彼も去年なくなりましたから。」
父と言うのは霧島敏夫だった。
霧島敏夫が亡くなった日は2月5日。
近藤京子と名乗る女性が調べていた日。
近藤京子にはギリの妹がいた。
母が再婚した相手との子。
そして俺は霧島の殺害現場に足を運んだ。
そこに花を供えに来た沙織。
俺は沙織に聞いた。
「近藤京子ご存知ありませんか?」
沙織は知らない様子であった。
その帰り桐原組の若頭と会った。
桐原組の若頭とは古くからの馴染みであった。
今は組長の娘の行動を定期的に報告している。
俺は若頭に聞いた。
「南って奴知らないか?」
若頭は南について教えてくれた。
「南は花岡組の顧問弁護士。」
「花岡とつるんでだいぶ儲けたはずだ。」
激しく地上げしていた花岡組。
それをグルの弁護士南。
若頭と別れた俺はススキノで、
田口の父親を見かけた。
父親を捕まえた俺。
自分の推理を父親に伝えた。
則天道場と田口の関連性がないと報じられた事件。
真実は裏で父親が動いていたことを・・・
警察には息子が則天道場と関係ないとして、
則天道場には嘘を言う代わりにお金をもらった。
それは完全なる図星であった。
翌日高田の運転で則天道場へ向かった。
そしてフリーライターを名乗って道場に入った。
塾で俺と高田を出迎えたのは佐山。
道場には殴られて痣だらけの少年。
佐山は青少年の更正のための道場だと語る。
しかし俺は引かなかった。
「おととしの9月になくなった少年。」
「彼もこちらの塾生だったとか?」
「田口くんが亡くなる前日こちらのいたのでは?」
佐山は答えた。
「亡くなる2ヶ月前から姿を見せなかったですね。」
「そういうことにしているんですよね?」
そう俺は圧をかけたが、
佐山の手にはピストルが・・・
佐山を殴り倒した俺は高田と逃げようとした。
しかし道場の表には以前俺を拉致した男。
しかも沢山の塾生たち。
俺と高田は必死に逃げた。
俺は奥歯が抜けた。
高田は鎖骨が折れた。
しかし何とか逃げ延びた・・・
道場にいた少年を連れて・・・
そしてその少年を警察署に届けた。
次の日。
近藤京子を名乗る女性に依頼されたように、
電話で加藤という人間を呼び出した。
待ち合わせの場所で待つ俺と高田。
そこに現れたのは俺を拉致した男。
それに気がつき隠れる俺と高田。
またしても難を逃れた俺。
近藤京子を名乗る人間に電話した。
「来ましたよ。シンコウの加藤。」
「いったい何をしようとしているんだ?」
京子は答えた。
「想像にお任せするは。」
俺は言った。
「1人で戦える相手じゃないぞ。」
俺は高田と田口の家へ再び行った。
少しでも情報を得たかった俺だが、
田口の両親は家の中で殺されていた。
体中に銃痕が残っていた・・・
俺は怒っていた。
もちろん殺した人間は俺を拉致した男だろう。
その男を尾行した。
そして地下駐車場に男が入ったので、
高田と共に追っていった。
完全にノープランだった。
すると駐車場で銃声が聞こえた。
俺を拉致した男は撃ち殺されていた。
その場から走って逃げる人間。
俺はとっさに追いかけていた。
しかし見失ってしまう。
俺は桐原組の若頭に会いに行った。
若頭は情報を握っていた。
花岡組の黒幕。
関西ヤクザのドン銀漢興産。
岩淵恭輔会長と息子の貢。
貢の彼女は沙織だった。
俺は高田を連れて沙織のクラブに行った。
「どうだ?言ったとおりの美人だろ。」
高田は言った。
「マリーアントアネットかと思った。」
俺は言った。
「ぴったりだね。」
「マリーアントアネットは、
最後に首をはねられるからね。」
「毎日事件現場に花たむけて、
けなげな未亡人演じるのも疲れるだろ?」
「今回の事件の依頼人が、
あんたなんかじゃないかって、
心のどこかで思ってたんだよ。」
沙織は答えた。
「御用はそれだけかしら?」
その時店に現われた客は南。
岩淵会長に会いに来たのだ。
その別室に踏み込んだ俺と高田。
南と知り合いと名乗って部屋に入った。
そして今までの事件を話した。
南は言った。
「最近温暖化の影響で、
札幌にもゴキブリ出るって聞くけど本当なんだね。」
「でっかくなっちゃったのが2匹もいるよ。」
俺は言った。
「他にも4匹くらいいるんじゃないかな?」
「態度がでかいの。」
割って入ったのは沙織。
俺の顔に水をかけて言う。
「無礼なお客様にはこんりんざい、
うちの敷居はまたがないでもらいます。」
追い返された俺は霧島の周辺を探った。
報復におびえたのか皆口を閉ざした。
しかし人となりに関しては別だった。
皆に愛された社長霧島。
そして俺は近藤京子の家を再び訪れた。
俺は今まで霧島を知らずに話を聞いていた。
それを素直に謝り、霧島の元妻に謝った。
「霧島敏夫はあなたが言ったとおり、
素敵な人だったと思います。」
その夜高田とラーメンを食べていた俺。
先に店を出た俺は何者かに襲われた。
目を覚ますとスポーツバー。
手足を縛られていた。
そこにいた男は言う。
「今やっていることから手を引いてくれ。」
俺は言った。
「話したいなら、この縄を解け。」
屈しない俺を見て暴力を振るう男たち。
俺は聞いた。
「お前らもあいつらとつるんでるのか?」
男たちは言った。
「連中なんて関係ない。」
「俺は1人の女に泣き付かれたんだ。」
高田が俺を見つけたとき。
俺は完全にボロボロにやられていた。
しかし俺は生きていた。
高田は言った。
「今回は手を引け。」
「1人っきりの友達なくしたくないよ。」
それでも諦め切れなかった俺。
ピストルを持ち沙織の店に行った。
そして沙織に聞いた。
「どんな気分なんだよ。」
「自分の旦那とその娘殺して、
財産独り占めする気持ちは?」
「俺の依頼人に指一本でも触れてみろ。」
「お前ら全員ぶっ殺してやる。」
沙織は聞いた。
「どうしてそこまで?」
俺は言った。
「俺のせいで田口の親死なせてしまった。」
「なんの罪もない母親まで。」
「あとは死んだ霧島敏夫に俺も惚れたんでな。」
「このままじゃあまりにも可愛そうだろ。」
沙織は泣いていた。
俺はそのまま店を後にした。
数日後俺の口座に30万が振り込まれた。
そして近藤京子からの最後の電話が来た。
「これから沙織に電話してもらうは。」
「沙織に小樽で会いたがっていると伝えて。」
「小樽港のハーバーライトという喫茶店を指定して。」
「それを見張っていて欲しいの。」
「沙織はある人物を連れてくるはずよ。」
「そこを必ず収めて。」
俺は言った。
「全てが終われば君に会えるのかな?」
「携帯を持った。」
「何かあれば携帯にかけてくれ。」
俺は今までのポリシーを捨て携帯を持っていた。
そして沙織に電話して呼び出した。
明らかに動揺していた沙織。
「小樽になんか用はないわ。」
そう言って電話をきられた。
俺は小樽に向かった。
しかしその日は沙織と貢の結婚式の日。
どうやっても来るはずはない。
考えた俺は気がついた。
そして沙織に電話した。
「お前が近藤京子なんだろ。」
「何するつもりだ?」
沙織は答えた。
「あなたには感謝しています。」
「本当にありがとう。」
俺は言った。
「探偵は依頼人を守らなくちゃいけないんだ。」
「お前を守らなくちゃいけないんだよ。」
電話はきられた。
俺は小樽港のベンチに手紙を見つけた。
沙織から俺宛にかかれたものだった。
俺は走ったそして電車に乗った。
手紙には一連の真相が書かれていた。
霧島を心から愛していました。
あの人といられて幸せでした。
そんな時に放火事件が起こり、
京子さんがなくなりました。
霧島は事件の真相を調べました。
岩淵は過去に霧島を裏切り、
京子さんを捨てなくてはいけないところに
追い込んだ張本人なのです。
霧島は岩淵を断罪することに決めました。
その矢先にあの事件が起こりました。
その日私は復讐を誓いました。
心からありがとう。さようなら。
あなたが霧島のことを好きだと言った事。
本当に嬉しかった。
俺を利用し情報を得た沙織は、
実行部隊の加藤を殺した。
そして結婚式で皆が集まることを利用し、
復讐の最後にしようと考えていたのだ。
全ての真相が分かった俺は、
「スピードあげてくれー。」
そういいながら電車に乗っていた。
その頃結婚式会場では、
ウエディングドレスを着た沙織が、
南、岩淵と事件の関係者を殺していた。
そして復讐を終えた沙織は自害した。
全てが終わったころに俺は現場に着いた。
そして沙織と始めて会った日を思い出した。
しつこい男に絡まれていた沙織。
それを助けた俺。
「趣味のいい時計だね。彼氏?」
俺は名刺を出して言った。
「御用の際はこのバーに。」
「悪い男かどうか調べてやるよ。」
沙織は笑顔で首を横に振り答えた。
「素敵な人だから。」
俺は馴染みのバーに戻った。
バーのマスターが俺にひとつの箱を渡す。
中には時計と手紙が。
「あなたに使ってもらえたら、
霧島もきっと喜ぶでしょう。」
俺はウヰスキーを一口流し込んだ。
(終わり)
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2015年04月08日
【誰も知らない】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【誰も知らない】
【出演者】
福島明:柳楽優弥
福島けい子:YOU
福島京子:北浦愛
福島ゆき:清水萌々子
福島茂:木村飛影
水口紗希:韓英恵
広山潤(コンビニの店員):加瀬亮
中延司(コンビニの店長):平泉成
宮嶋さなえ(コンビニの店員):タテタカコ
吉永忠志(大家):串田和美
吉永江理子(大家の妻):岡元夕紀子
杉原(タクシーの運転手):木村祐一
京橋(パチンコ屋の店員):遠藤憲一
少年野球の監督:寺島進
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【感想】
残酷な話です。
実際にあった事件をもとにしているそうです。
何か寂しい・・・
それでもたくましい・・・
松本人志さんが言ったそうです。
YOUだけが浮いていたと・・・
そうなんです。
YOUさんの演技はうまかった!
でも子供たちがその何倍も凄かった!
リアルな演技なんです。
特に柳楽くんが・・・
こんな少年いるんですね・・・
表情だけで全てを演じることが出来る俳優。
感動さえ覚えました!
是非一度見てもらいたい作品です。
【あらすじ】(ネタバレあり)
「こんにちは」
「引っ越してきた福島です。」
「ご主人が海外のほうに行ってまして、
基本的には2人でいますのでお願いします。」
大家さんに挨拶に行く母けい子と息子の明。
引越屋が来て、大きなトランク2つを運ぶ。
そのトランクを開けると、男の子と女の子が・・・
その後、明は外に出かける。
その先で待つ女の子。
女の子を連れて家に帰る。
連れてきた女の子は京子。
トランクに入ってたのは茂とゆき。
この家庭は母と子供4人の5人家族。
その夜、蕎麦を食べながら約束する家族。
家で騒がない。
外には出ない。
母は仕事に出かける。
買い物と料理は長男明の仕事。
洗濯は長女京子の仕事。
とても仲の良い家族。
ある日京子は母に言う。
「学校行きたいんだけど。」
母は返す。
「学校行ったって面白くないよ。」
「それにね、お父さんいないと虐められるよ。」
「いいよ。学校なんて行かなくて。」
この兄弟は学校に行っていない・・・
ある日母は言った。
「お母さん今好きな人いるの。」
「お父さんが出来れば学校しけるし。」
「京子だってピアノ弾けるし。」
「もう少し待って。」
ある日母は遅く帰ってくる。
子供たちを起こす。
そして昔話をする。
みんな笑って話す良い家族・・・
ある日明に置手紙を残す母。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明へ
お母さんはしばらく留守にします。
京子 茂 ゆき をよろしくね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お金も置かれていた・・・
兄弟に「仕事の関係」と伝える明・・・
家賃と電気と水道とガス。
振込みをする明。
お金は幾分も残らない・・・
残ったお金で食材を買う明。
そのスーパーで万引きを疑われる。
「お父さんはいません。」
「お母さんは仕事でしばらくいません。」
そのとき店員が、
「店長。その子じゃないと思います。」
そしてサービスしてもらった明。
「ありがとうございます。」
夜兄弟が寝た後に、どこかに電話する明。
ある日明はタクシー会社へ向かった。
タクシー運転手の杉原。
「お母さんは?」
明は答える。
「お母さん1ヵ月帰ってきてないんです。」
杉原は続ける。
「ゆきちゃんは?」
明は答える。
「元気です。」
杉原は続ける。
「俺に似てる?」
明は答える。
「似てます。」
次にパチンコ屋へ向かう明。
そのパチンコ屋で働く京橋。
京橋は言う。
他愛もない会話を続ける京橋と明。
明は切り出した。
「お母さんがいなくなったからお金が・・・」
「今いくらあるんだよ?」
と聞く京橋。
「1万円ぐらい。」
「いいじゃねえかよ。俺だって大変なんだよ。」
と言いながら5千円くれる京橋。
「ありがとう」
といった明に、
「ゆきちゃん俺の子供じゃないからな。」
と言って別れる京橋。
そんな生活が続いて母はようやく帰ってきた。
子供たちにプレゼントを持って・・・
そして子ども達の髪の毛を切り、
子供たちと遊んだ・・・
京子は聞く。
「お母さん本当はどこ行ってたの?」
「仕事だって言ってるでしょ。」
「大阪に行ってたの。」
そう返す母だった。
そうしてすぐに出かけると言った母。
次はクリスマスに帰ると言う。
見送りは明だけ。
明は母に言う。
「相手の人に僕たちのこと言ったの?」
「そのうち言うってば。」(母)
「前から言ってるけど、
いつになったら学校行かせてくれるの?」(明)
「学校出なくても、
偉くなった人いっぱいいるでしょ。」(母)
「お母さんはいつも勝手だよ。」(明)
「お父さんのほうが勝手だよ。」(母)
「お金すぐ送るから。」(母)
そう言って別れた・・・
現金書留でお金は届いた・・・
相変わらずの日常・・・
母は帰ってこない・・・
クリスマスの日。
明はスーパーの前で待ち続け、
安くなったクリスマスケーキを買って帰る。
母は帰ってこなかった・・・
年末。
明は母の勤め先に電話した。
しかし先月で退職していると言われる。
大晦日。
兄弟でカップ蕎麦を食べる兄弟。
その日の夜、明は現金書留の住所から、
電話番号を調べて電話した。
違う苗字で電話口に出る母。
明は何も言えずに電話を切った・・・
次の日、スーパーの店員にお願いした。
兄弟分のお年玉の名前を書いてと・・・
そして、
「お母さんからお年玉貰ってきたよ。」
と言って兄弟に渡す明。
それから数日して、
ゆきが
「お母さんを迎えに行く。」
と言い出した。
「来週になったら帰ってくるよ。」
そう慰める明と京子。
それでも諦めないゆき。
仕方なく外に連れて行く明。
夜遅くまで駅で待ち、そして帰った・・・
そのとき見たモノレール。
「モノレールに乗って、飛行機を見に行こう。」
そう約束して・・・・・
京子は気付いていた。
お年玉の文字が違うことを・・・
間がさした明。
ゲームセンターを覗いた。
生まれて初めての友達・・・
そして家にも連れてきた・・・
家は不良の溜り場となった・・・
お金も底をついた・・・
そして万引きを強要させられた明。
それは断った。
そしたら友達がいなくなった・・・
家庭の秩序は崩れた・・・
家はゴミ屋敷となった・・・
アルバイトしようと考える明。
4人で暮らせなるのが嫌な明。
福祉施設など、大人には頼らない・・・
春になった。
4人で始めて外に出た。
スーパーに行った。
公園で遊んだ。
そしてベランダに苗を植えた。
しかし、電気が止まった・・・
水道も・・・
トイレも公園になった。
水も公園から持ってくる生活。
そんな時、女子中学生の水口と会う。
水口は虐められっこ。
学校には行っていない。
公園にいた水口に茂が声をかけた。
家にもくるようになった水口。
明はスーパーの店員に廃棄品を貰って生活した。
ある日水口は明に言った。
「私お金作ってくるよ。」
水口は援助交際をした。
それを見ていた明。
水口が渡そうとしたお金を拒んだ。
水口は来なくなった・・・
明はなけなしのお金で、カップ麺を2個買った。
季節は夏になっていた。
明は母の物を売ろうと考えた。
しかし京子はそれを止める。
ある日、少年野球を見ていた明。
明に声をかけた監督。
明は初めて野球をやった。
楽しかった。
しかし家に帰ると・・・
ゆきが椅子から落ちて意識がない・・・
母に電話する明。
しかし出たのは男。
母に繋いでもらった。
しかしお金は続かなかった。
繋がる前に切れてしまった・・・
明は水口のもとへ行った。
「あの時のお金貸して欲しいんだ。」
そしてスーパーへ行く。
ゆきの好きなアポロをいっぱい買う。
そして水口と一緒にアパートへ・・・
その日母からお金が届いていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明へ
みんなをヨロシクね。
頼りにしているわよ。
ママ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
しかしゆきは動かない。
ゆきをトランクに入れた。
そして水口の協力のもと、駅まで運んだ・・・
そしてモノレールに乗った・・・
空港の近くで一生懸命穴を掘った・・・
そして埋めた・・・
「今朝手を触ったら、冷たくて気持ち悪かった。」
そう言って震える明の手を、水口の手は包み込んだ。
そして明け方。
泥まみれで歩き、モノレールに乗って帰る2人。
数日後。
3人の兄弟と水口は今まで通りの生活をしていた。
公園で水を汲んで・・・
スーパーで廃棄品を貰って・・・
(終わり)
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【誰も知らない】
【出演者】
福島明:柳楽優弥
福島けい子:YOU
福島京子:北浦愛
福島ゆき:清水萌々子
福島茂:木村飛影
水口紗希:韓英恵
広山潤(コンビニの店員):加瀬亮
中延司(コンビニの店長):平泉成
宮嶋さなえ(コンビニの店員):タテタカコ
吉永忠志(大家):串田和美
吉永江理子(大家の妻):岡元夕紀子
杉原(タクシーの運転手):木村祐一
京橋(パチンコ屋の店員):遠藤憲一
少年野球の監督:寺島進
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【感想】
残酷な話です。
実際にあった事件をもとにしているそうです。
何か寂しい・・・
それでもたくましい・・・
松本人志さんが言ったそうです。
YOUだけが浮いていたと・・・
そうなんです。
YOUさんの演技はうまかった!
でも子供たちがその何倍も凄かった!
リアルな演技なんです。
特に柳楽くんが・・・
こんな少年いるんですね・・・
表情だけで全てを演じることが出来る俳優。
感動さえ覚えました!
是非一度見てもらいたい作品です。
【あらすじ】(ネタバレあり)
「こんにちは」
「引っ越してきた福島です。」
「ご主人が海外のほうに行ってまして、
基本的には2人でいますのでお願いします。」
大家さんに挨拶に行く母けい子と息子の明。
引越屋が来て、大きなトランク2つを運ぶ。
そのトランクを開けると、男の子と女の子が・・・
その後、明は外に出かける。
その先で待つ女の子。
女の子を連れて家に帰る。
連れてきた女の子は京子。
トランクに入ってたのは茂とゆき。
この家庭は母と子供4人の5人家族。
その夜、蕎麦を食べながら約束する家族。
家で騒がない。
外には出ない。
母は仕事に出かける。
買い物と料理は長男明の仕事。
洗濯は長女京子の仕事。
とても仲の良い家族。
ある日京子は母に言う。
「学校行きたいんだけど。」
母は返す。
「学校行ったって面白くないよ。」
「それにね、お父さんいないと虐められるよ。」
「いいよ。学校なんて行かなくて。」
この兄弟は学校に行っていない・・・
ある日母は言った。
「お母さん今好きな人いるの。」
「お父さんが出来れば学校しけるし。」
「京子だってピアノ弾けるし。」
「もう少し待って。」
ある日母は遅く帰ってくる。
子供たちを起こす。
そして昔話をする。
みんな笑って話す良い家族・・・
ある日明に置手紙を残す母。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明へ
お母さんはしばらく留守にします。
京子 茂 ゆき をよろしくね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お金も置かれていた・・・
兄弟に「仕事の関係」と伝える明・・・
家賃と電気と水道とガス。
振込みをする明。
お金は幾分も残らない・・・
残ったお金で食材を買う明。
そのスーパーで万引きを疑われる。
「お父さんはいません。」
「お母さんは仕事でしばらくいません。」
そのとき店員が、
「店長。その子じゃないと思います。」
そしてサービスしてもらった明。
「ありがとうございます。」
夜兄弟が寝た後に、どこかに電話する明。
ある日明はタクシー会社へ向かった。
タクシー運転手の杉原。
「お母さんは?」
明は答える。
「お母さん1ヵ月帰ってきてないんです。」
杉原は続ける。
「ゆきちゃんは?」
明は答える。
「元気です。」
杉原は続ける。
「俺に似てる?」
明は答える。
「似てます。」
次にパチンコ屋へ向かう明。
そのパチンコ屋で働く京橋。
京橋は言う。
他愛もない会話を続ける京橋と明。
明は切り出した。
「お母さんがいなくなったからお金が・・・」
「今いくらあるんだよ?」
と聞く京橋。
「1万円ぐらい。」
「いいじゃねえかよ。俺だって大変なんだよ。」
と言いながら5千円くれる京橋。
「ありがとう」
といった明に、
「ゆきちゃん俺の子供じゃないからな。」
と言って別れる京橋。
そんな生活が続いて母はようやく帰ってきた。
子供たちにプレゼントを持って・・・
そして子ども達の髪の毛を切り、
子供たちと遊んだ・・・
京子は聞く。
「お母さん本当はどこ行ってたの?」
「仕事だって言ってるでしょ。」
「大阪に行ってたの。」
そう返す母だった。
そうしてすぐに出かけると言った母。
次はクリスマスに帰ると言う。
見送りは明だけ。
明は母に言う。
「相手の人に僕たちのこと言ったの?」
「そのうち言うってば。」(母)
「前から言ってるけど、
いつになったら学校行かせてくれるの?」(明)
「学校出なくても、
偉くなった人いっぱいいるでしょ。」(母)
「お母さんはいつも勝手だよ。」(明)
「お父さんのほうが勝手だよ。」(母)
「お金すぐ送るから。」(母)
そう言って別れた・・・
現金書留でお金は届いた・・・
相変わらずの日常・・・
母は帰ってこない・・・
クリスマスの日。
明はスーパーの前で待ち続け、
安くなったクリスマスケーキを買って帰る。
母は帰ってこなかった・・・
年末。
明は母の勤め先に電話した。
しかし先月で退職していると言われる。
大晦日。
兄弟でカップ蕎麦を食べる兄弟。
その日の夜、明は現金書留の住所から、
電話番号を調べて電話した。
違う苗字で電話口に出る母。
明は何も言えずに電話を切った・・・
次の日、スーパーの店員にお願いした。
兄弟分のお年玉の名前を書いてと・・・
そして、
「お母さんからお年玉貰ってきたよ。」
と言って兄弟に渡す明。
それから数日して、
ゆきが
「お母さんを迎えに行く。」
と言い出した。
「来週になったら帰ってくるよ。」
そう慰める明と京子。
それでも諦めないゆき。
仕方なく外に連れて行く明。
夜遅くまで駅で待ち、そして帰った・・・
そのとき見たモノレール。
「モノレールに乗って、飛行機を見に行こう。」
そう約束して・・・・・
京子は気付いていた。
お年玉の文字が違うことを・・・
間がさした明。
ゲームセンターを覗いた。
生まれて初めての友達・・・
そして家にも連れてきた・・・
家は不良の溜り場となった・・・
お金も底をついた・・・
そして万引きを強要させられた明。
それは断った。
そしたら友達がいなくなった・・・
家庭の秩序は崩れた・・・
家はゴミ屋敷となった・・・
アルバイトしようと考える明。
4人で暮らせなるのが嫌な明。
福祉施設など、大人には頼らない・・・
春になった。
4人で始めて外に出た。
スーパーに行った。
公園で遊んだ。
そしてベランダに苗を植えた。
しかし、電気が止まった・・・
水道も・・・
トイレも公園になった。
水も公園から持ってくる生活。
そんな時、女子中学生の水口と会う。
水口は虐められっこ。
学校には行っていない。
公園にいた水口に茂が声をかけた。
家にもくるようになった水口。
明はスーパーの店員に廃棄品を貰って生活した。
ある日水口は明に言った。
「私お金作ってくるよ。」
水口は援助交際をした。
それを見ていた明。
水口が渡そうとしたお金を拒んだ。
水口は来なくなった・・・
明はなけなしのお金で、カップ麺を2個買った。
季節は夏になっていた。
明は母の物を売ろうと考えた。
しかし京子はそれを止める。
ある日、少年野球を見ていた明。
明に声をかけた監督。
明は初めて野球をやった。
楽しかった。
しかし家に帰ると・・・
ゆきが椅子から落ちて意識がない・・・
母に電話する明。
しかし出たのは男。
母に繋いでもらった。
しかしお金は続かなかった。
繋がる前に切れてしまった・・・
明は水口のもとへ行った。
「あの時のお金貸して欲しいんだ。」
そしてスーパーへ行く。
ゆきの好きなアポロをいっぱい買う。
そして水口と一緒にアパートへ・・・
その日母からお金が届いていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明へ
みんなをヨロシクね。
頼りにしているわよ。
ママ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
しかしゆきは動かない。
ゆきをトランクに入れた。
そして水口の協力のもと、駅まで運んだ・・・
そしてモノレールに乗った・・・
空港の近くで一生懸命穴を掘った・・・
そして埋めた・・・
「今朝手を触ったら、冷たくて気持ち悪かった。」
そう言って震える明の手を、水口の手は包み込んだ。
そして明け方。
泥まみれで歩き、モノレールに乗って帰る2人。
数日後。
3人の兄弟と水口は今まで通りの生活をしていた。
公園で水を汲んで・・・
スーパーで廃棄品を貰って・・・
(終わり)
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2015年04月05日
【友子の場合】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【友子の場合】
【出演者】
田村友子:ともさかりえ
高木美江(クラスメイト):藤村ちか
五十嵐理沙(クラスメイト):新山千春
嶋田咲子(クラスメイト):仲間由紀恵
小林太郎(クラスメイト):木村剛
岡田時雄(クラスメイト):高橋一生
小笠原誠(クラスメイト):松山幸次
山田慎次(クラスメイト):越野鉄也
田村道弘(友子の父):西村雅彦
田村真知子(友子の母):ふせえり
田村道夫(友子の弟):森田洸輔
駅員:布川敏和
駅員:伊藤俊人
駅長:小木茂光
駅員:長江英和
駅員:松重豊
ロープウェイのおじさん:きたろう
車内販売員:萩原聖人
旅館の女将:美保純
漁船のおやじ:六平直政
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【感想】
短い映画なので見てみました。
もちろんJ:COM。
くだらない映画です。
ここまでくれば本物!
出ている人は凄いですね〜
仲間さんがこのときから、
女優としてやっていたなんて・・・
知らなかったです!
合間に見るには気楽でいい映画ですよ・・・
【あらすじ】(ネタバレあり)
高校2年生の話。
夜の校舎に忍び込み、
忘れた弁当箱を取りに行く友子。
教室にいたのは、
コックリさんをやっていた友人たち。
コックリさんに巻き込まれる友子。
コックリさんの話題は、男子との旅行。
結果は・・・
「の・ろ・わ・れ・る」
そして男子4人女子4人の青春旅行。
準備万端で向かった旅行だったが、
途中の駅で取り残される友子。
行き先が分からない、
宿泊予定の旅館も分からない友子。
次の駅で待っていてくれると信じた友子。
三時間後の電車で次の駅に向かう。
しかし・・・
待っていてくれない友人。
駅の乗務員に、
パンフレットで見た内容を伝える友子。
駅長に教えられて、旅館が分かった友子。
そして更に三時間後の最終列車。
友子を待つか迷った友人たち。
夕食には勝てずに先に旅館へ。
友子は6時間送れて目的の駅に着く。
旅館まではロープウェイ。
しかし、旅館へと行く唯一の手段、
ロープウェイの営業時間は終わっていた・・・
テレホンカードで旅館に電話する友子。
しかし、友人たちにたらいまわし・・・
とうとう事情を伝えることなく、
テレホンカードが切れてしまうのだった。
駅のベンチで寝ようとする友子。
お腹がすいて寝られない・・・
そこで歩いて旅館を目指すことにした。
旅館に着いた友子。
しかし旅館には入るとそこは学校?
結局駅のベンチで寝ていて夢を見ていた。
朝になって、ロープウェーに乗る友子。
ようやく旅館へ・・・
と思いきや・・・
ロープウェーで友人とすれ違う。
山頂に着いた友子。
あわてて山頂に乗り捨てられた、
粗大ゴミの自転車で友人を追いかける。
帰りはフェリー。
船着場まで追いかける友子だった。
しかしまたしてもギリギリのところで、
船が出発してしまいます。
「田村最後まで追いつけなかったな。」
「運命って皮肉ね。」
その時、漁師に声をかけられる友子。
助けられてフェリーに追いつく漁師。
みんなが手を振り友子を歓迎する。
もう少し・・・
その時船は旋回する。
結局フェリーにはたどり着けなかった・・・
「さらば友よ。また会おう。」
(終わり)
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【友子の場合】
【出演者】
田村友子:ともさかりえ
高木美江(クラスメイト):藤村ちか
五十嵐理沙(クラスメイト):新山千春
嶋田咲子(クラスメイト):仲間由紀恵
小林太郎(クラスメイト):木村剛
岡田時雄(クラスメイト):高橋一生
小笠原誠(クラスメイト):松山幸次
山田慎次(クラスメイト):越野鉄也
田村道弘(友子の父):西村雅彦
田村真知子(友子の母):ふせえり
田村道夫(友子の弟):森田洸輔
駅員:布川敏和
駅員:伊藤俊人
駅長:小木茂光
駅員:長江英和
駅員:松重豊
ロープウェイのおじさん:きたろう
車内販売員:萩原聖人
旅館の女将:美保純
漁船のおやじ:六平直政
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【感想】
短い映画なので見てみました。
もちろんJ:COM。
くだらない映画です。
ここまでくれば本物!
出ている人は凄いですね〜
仲間さんがこのときから、
女優としてやっていたなんて・・・
知らなかったです!
合間に見るには気楽でいい映画ですよ・・・
【あらすじ】(ネタバレあり)
高校2年生の話。
夜の校舎に忍び込み、
忘れた弁当箱を取りに行く友子。
教室にいたのは、
コックリさんをやっていた友人たち。
コックリさんに巻き込まれる友子。
コックリさんの話題は、男子との旅行。
結果は・・・
「の・ろ・わ・れ・る」
そして男子4人女子4人の青春旅行。
準備万端で向かった旅行だったが、
途中の駅で取り残される友子。
行き先が分からない、
宿泊予定の旅館も分からない友子。
次の駅で待っていてくれると信じた友子。
三時間後の電車で次の駅に向かう。
しかし・・・
待っていてくれない友人。
駅の乗務員に、
パンフレットで見た内容を伝える友子。
駅長に教えられて、旅館が分かった友子。
そして更に三時間後の最終列車。
友子を待つか迷った友人たち。
夕食には勝てずに先に旅館へ。
友子は6時間送れて目的の駅に着く。
旅館まではロープウェイ。
しかし、旅館へと行く唯一の手段、
ロープウェイの営業時間は終わっていた・・・
テレホンカードで旅館に電話する友子。
しかし、友人たちにたらいまわし・・・
とうとう事情を伝えることなく、
テレホンカードが切れてしまうのだった。
駅のベンチで寝ようとする友子。
お腹がすいて寝られない・・・
そこで歩いて旅館を目指すことにした。
旅館に着いた友子。
しかし旅館には入るとそこは学校?
結局駅のベンチで寝ていて夢を見ていた。
朝になって、ロープウェーに乗る友子。
ようやく旅館へ・・・
と思いきや・・・
ロープウェーで友人とすれ違う。
山頂に着いた友子。
あわてて山頂に乗り捨てられた、
粗大ゴミの自転車で友人を追いかける。
帰りはフェリー。
船着場まで追いかける友子だった。
しかしまたしてもギリギリのところで、
船が出発してしまいます。
「田村最後まで追いつけなかったな。」
「運命って皮肉ね。」
その時、漁師に声をかけられる友子。
助けられてフェリーに追いつく漁師。
みんなが手を振り友子を歓迎する。
もう少し・・・
その時船は旋回する。
結局フェリーにはたどり着けなかった・・・
「さらば友よ。また会おう。」
(終わり)
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2015年04月03日
【中学生円山】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【中学生円山】
【出演者】
下井辰夫:草?g剛
円山克也:平岡拓真
円山ミズキ(克也の母):坂井真紀
円山克之(克也の父)仲村トオル
円山あかね(克也の妹):鍋本凪々美
清水ゆず香(克也の同級生):刈谷友衣子
井上のおじい(団地の住人):遠藤賢司
清水(団地の住人):YOU
細野(団地の住人):皆川猿時
村田(団地の住人):宍戸美和公
梅田(レスリング部顧問):三宅弘城
パク・ヒョンホン(電気屋):ヤン・イクチュン
下井の妻:野波麻帆
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【感想】
くだらない!
くだらなすぎる!
その世界観が出ています。
複線が多すぎて、
前半はきつかった〜
でも後半に差し掛かるところから、
あ〜そういうこと!
って感じになっていきます。
本当に中学生が考えそうなことを、
良くここまで映画にしたな〜
とある意味感心しました。
【あらすじ】(ネタバレあり)
妄想する。
予からなぬことを想像して、
その考えに捕らわれる。
神が人類に与えたおまけみたいな力。
一度をも使わずに、
人生を全うする人間もいます。
とある団地に住む中学生克也。
四六時中いろんなことを妄想して生きています。
しかし克也には目標が出来ました。
克也の目標は
「自分のチ〇コを自分で舐めたい。」
そのためにひたすら柔軟運動をしました。
体を柔らかくするために、
レスリング部に入るほどです。
克也は柔軟するたびに意識が飛び、
妄想の世界に入り込んでしまいます。
こんな毎日を過ごしているとき、
1人の子連れの男辰夫が引っ越してきます。
辰夫は正義感が強く、曲がったことが嫌い。
団地内でゴミをしっかり出さない人。
駐輪場にしっかりバイクを止めない人。
深夜に裸で踊る克也。
時には、痴呆の老人の家を一緒に探す。
そんな性格です。
ある日克也は辰夫とエレベーターで会います。
辰夫は克也に
「届いた?もうすぐ届くよ!」
と言うのでした。
克也は自分の自主練習がバレたと思います。
その後も会うたびに
「届いた?」
と聞いてくる辰夫。
数日後に、克也の家に
「アダルト」
と書かれたDVDが届きます。
それを受け取った両親は、
克也が頼んだDVDと思い込みます。
隠す両親。
次の日、団地の近くで殺人事件が発生します。
妄想癖のある克也は、
殺人事件の犯人を辰夫と思い込むのでした。
そして想いを寄せる同級生のゆず香に伝えます。
「プロの殺し屋。子連れ狼」と・・・
噂は広まり、申し訳なく思った克也。
辰夫のもとを訪れ誤ります。
辰夫は克也の妄想に賛同します。
そして2人は仲良くなり、妄想を続けるのでした。
辰夫の家で
「アダルト」
と書かれたDVDを見つけた克也。
それを見た克也。
DVDの中身は団地で秩序を守らない人間たちを、
撮影した内容のものでした。
そうです。
裸で踊っていた克也の家にも届いたDVDです。
そんな事は知らない克也。
辰夫と共に妄想を膨らませていきます。
「復讐のために電気屋になりすます処刑人。」
「認知症に見せた裏社会のボス。デスペラード。」
それを倒す正義の味方は?
「ゴールドメッシュマン。(細野)」
「MISSセキュリティー。(村田)」
「9時5時戦士サラリーマン円山。」
「中学生円山。」
そんな辰夫との生活を続けた克也。
ある日辰夫の家を訪れるが、不在。
しかしドアには克也宛にマスクが・・・
「中学生円山のマスク。」
喜ぶ克也。
一方辰夫は、
路駐するヤクザに注意してました。
克也は辰夫との妄想をゆず香に伝えます。
しかし、ゆず香には彼氏が・・・
次の日、警察が克也の元に・・・
子連れ狼の噂を聞き訪れたのです。
警察は言います。
辰夫が殺人事件の容疑者だと・・・
以前警察官だった辰夫。
辰夫は元妻を事件に巻き込まれて亡くなった。
その犯人は中学生だったと・・・
辰夫が過去に住んだ団地では、
殺人事件が必ず起きていた。
殺されるのは犯罪者ばかり・・・
それを聞いた克也。
その日の部活克也は突然パンツを脱ぎ・・・
自分のチ〇コを舐めようとする・・・
みんな一瞬驚く。
しかし必死な克也にみんな応援しだし・・・
ついに、舐めることが出来たのだった。
そのことを辰夫に報告しに行く克也。
そこには、警察とヤクザにはさまれた辰夫。
辰夫は隠していた銃で応戦します。
ヤクザを撃ち殺すのでした。
そんな辰夫を助けようとする克也。
克也は辰夫に貰ったマスクを被ります。
そしてヤクザと戦います。
追い詰められる克也。
辰夫はそこに現れて、ヤクザを撃ちます。
警察に囲まれた辰夫と克也。
辰夫は警察に言った。
「正しく生きたい。それだけです。」
その時、銃をもった辰夫の子供が、
バーン。
辰夫の頭を撃ち抜きます・・・
克也は死ぬ行く辰夫に
「届いたよ。」
そう告げるのでした・・・
妄想癖はなくなりました。
それでも柔軟は続けました。
団地の平和のために・・・
(終わり)
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【中学生円山】
【出演者】
下井辰夫:草?g剛
円山克也:平岡拓真
円山ミズキ(克也の母):坂井真紀
円山克之(克也の父)仲村トオル
円山あかね(克也の妹):鍋本凪々美
清水ゆず香(克也の同級生):刈谷友衣子
井上のおじい(団地の住人):遠藤賢司
清水(団地の住人):YOU
細野(団地の住人):皆川猿時
村田(団地の住人):宍戸美和公
梅田(レスリング部顧問):三宅弘城
パク・ヒョンホン(電気屋):ヤン・イクチュン
下井の妻:野波麻帆
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【感想】
くだらない!
くだらなすぎる!
その世界観が出ています。
複線が多すぎて、
前半はきつかった〜
でも後半に差し掛かるところから、
あ〜そういうこと!
って感じになっていきます。
本当に中学生が考えそうなことを、
良くここまで映画にしたな〜
とある意味感心しました。
【あらすじ】(ネタバレあり)
妄想する。
予からなぬことを想像して、
その考えに捕らわれる。
神が人類に与えたおまけみたいな力。
一度をも使わずに、
人生を全うする人間もいます。
とある団地に住む中学生克也。
四六時中いろんなことを妄想して生きています。
しかし克也には目標が出来ました。
克也の目標は
「自分のチ〇コを自分で舐めたい。」
そのためにひたすら柔軟運動をしました。
体を柔らかくするために、
レスリング部に入るほどです。
克也は柔軟するたびに意識が飛び、
妄想の世界に入り込んでしまいます。
こんな毎日を過ごしているとき、
1人の子連れの男辰夫が引っ越してきます。
辰夫は正義感が強く、曲がったことが嫌い。
団地内でゴミをしっかり出さない人。
駐輪場にしっかりバイクを止めない人。
深夜に裸で踊る克也。
時には、痴呆の老人の家を一緒に探す。
そんな性格です。
ある日克也は辰夫とエレベーターで会います。
辰夫は克也に
「届いた?もうすぐ届くよ!」
と言うのでした。
克也は自分の自主練習がバレたと思います。
その後も会うたびに
「届いた?」
と聞いてくる辰夫。
数日後に、克也の家に
「アダルト」
と書かれたDVDが届きます。
それを受け取った両親は、
克也が頼んだDVDと思い込みます。
隠す両親。
次の日、団地の近くで殺人事件が発生します。
妄想癖のある克也は、
殺人事件の犯人を辰夫と思い込むのでした。
そして想いを寄せる同級生のゆず香に伝えます。
「プロの殺し屋。子連れ狼」と・・・
噂は広まり、申し訳なく思った克也。
辰夫のもとを訪れ誤ります。
辰夫は克也の妄想に賛同します。
そして2人は仲良くなり、妄想を続けるのでした。
辰夫の家で
「アダルト」
と書かれたDVDを見つけた克也。
それを見た克也。
DVDの中身は団地で秩序を守らない人間たちを、
撮影した内容のものでした。
そうです。
裸で踊っていた克也の家にも届いたDVDです。
そんな事は知らない克也。
辰夫と共に妄想を膨らませていきます。
「復讐のために電気屋になりすます処刑人。」
「認知症に見せた裏社会のボス。デスペラード。」
それを倒す正義の味方は?
「ゴールドメッシュマン。(細野)」
「MISSセキュリティー。(村田)」
「9時5時戦士サラリーマン円山。」
「中学生円山。」
そんな辰夫との生活を続けた克也。
ある日辰夫の家を訪れるが、不在。
しかしドアには克也宛にマスクが・・・
「中学生円山のマスク。」
喜ぶ克也。
一方辰夫は、
路駐するヤクザに注意してました。
克也は辰夫との妄想をゆず香に伝えます。
しかし、ゆず香には彼氏が・・・
次の日、警察が克也の元に・・・
子連れ狼の噂を聞き訪れたのです。
警察は言います。
辰夫が殺人事件の容疑者だと・・・
以前警察官だった辰夫。
辰夫は元妻を事件に巻き込まれて亡くなった。
その犯人は中学生だったと・・・
辰夫が過去に住んだ団地では、
殺人事件が必ず起きていた。
殺されるのは犯罪者ばかり・・・
それを聞いた克也。
その日の部活克也は突然パンツを脱ぎ・・・
自分のチ〇コを舐めようとする・・・
みんな一瞬驚く。
しかし必死な克也にみんな応援しだし・・・
ついに、舐めることが出来たのだった。
そのことを辰夫に報告しに行く克也。
そこには、警察とヤクザにはさまれた辰夫。
辰夫は隠していた銃で応戦します。
ヤクザを撃ち殺すのでした。
そんな辰夫を助けようとする克也。
克也は辰夫に貰ったマスクを被ります。
そしてヤクザと戦います。
追い詰められる克也。
辰夫はそこに現れて、ヤクザを撃ちます。
警察に囲まれた辰夫と克也。
辰夫は警察に言った。
「正しく生きたい。それだけです。」
その時、銃をもった辰夫の子供が、
バーン。
辰夫の頭を撃ち抜きます・・・
克也は死ぬ行く辰夫に
「届いたよ。」
そう告げるのでした・・・
妄想癖はなくなりました。
それでも柔軟は続けました。
団地の平和のために・・・
(終わり)
〜〜RIKUのメインブログ〜〜
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2015年03月31日
【超高速!参勤交代】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【超高速!参勤交代】
【出演者】
内藤政醇(湯長谷藩主):佐々木蔵之介
お咲(女中):深田恭子
雲隠段蔵(忍):伊原剛志
相馬兼嗣(湯長谷藩家老):西村雅彦
荒木源八郎(湯長谷藩士):寺脇康文
秋山平吾(湯長谷藩士):上地雄輔
鈴木吉之丞(湯長谷藩士):知念侑李
増田弘忠(湯長谷藩士):柄本時生
今村清右衛門(湯長谷藩士):六角精児
瀬川(湯長谷藩江戸家老):近藤公園
徳川吉宗(征夷大将軍):市川猿之助
松平輝貞(老中首座):石橋蓮司
松平信祝(老中):陣内孝則(特別出演)
内藤政樹(磐城平藩主):甲本雅裕
琴姫(政醇の妹):舞羽美海
徳川宗翰(水戸藩主):前田旺志郎
夜叉丸(隠密頭):忍成修吾
高坂小太郎(隠密):冨浦智嗣
虎之助(隠密):和田聰宏
茂吉(農民):神戸浩
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【感想】
面白い!
スピード感が最高!
ストーリーがシンプルで分かりやすい!
恋愛と感動とアクションを詰め込んでいて、
普通の映画だと詰め込みすぎ!
でも、この映画はこれでありです♪
見る前までは、単なるコメディかと思ってました。
コメディ映画ではあるでしょうが、
どれにも属さない分野かな?
コメディに特化してないのが逆に良い!
最近の映画では久しぶりに、ヒット作品です。
一度見ることをオススメします。
【あらすじ】(ネタバレあり)
8代将軍徳川吉宗様の時代。
大行列を組んで江戸に出仕させた参勤交代。
全国の大名にとって苦行でした。
一年おきとはいえ移動に莫大な費用がかかり、
妻子を江戸屋敷に住まされ、
言わば人質にされました。
徳川幕府としては、各藩の反乱を押さえ、
忠誠を確認したかったのです。
湯長谷藩1万5千石も、
江戸での長いお勤めをを終え、
10日ばかりで国元へと帰ってきました。
しかし、江戸屋敷に居るはずの家老瀬川が、
江戸幕府老中の松平信祝からの書状を持ち、
内藤のいる湯長谷藩に現れました。
その書状にはこうかかれてました。
「5日のうちに再び参勤交代せよ」
信祝は湯長谷藩の所有する金山に目をつけ、
金山を手に入れようと考えたのでした。
参勤交代が出来なければ、
湯長谷藩を取り潰そすことが出来るのです。
湯長谷藩の金山。それは金が取れない金山。
湯長谷藩は先の参勤交代でお金を使っていました。
更に4年前の飢饉の際に、
近隣の大名に食料を分け与えた内藤。
今回参勤するための費用が足りません。
家臣たちもいろいろと議論しますが、
内藤は民を守るために、参勤交代を決意します。
そして智恵者である家老相馬に意見を求めます。
相馬の知恵、
それは少人数で最短距離の山中を走り抜け、
役人の監視のある2つの町だけ日雇いで人を集め、
大名行列を作るというもの。
そんな計画をたてた夜、
どの国にも属さない忍び雲隠段蔵が現れます。
そして山中の道案内として雇ってくれと・・・
内藤はあっさり快諾するのでした。
そして翌日。
江戸に向かうのは、
内藤・荒木・秋山・鈴木・増田・今村・相馬
そして道案内の雲隠。
一足先に各地で日雇いを調達するのは瀬川。
こうして江戸へ向けて出発します。
「精一杯走るぞー!」
「えっさ」「ほいさ」
「えっさ」「ほいさ」
こうして1つ目の役人のいる町に到達した一行。
そこで待機していた瀬川。
予定の人数を集められないでいました。
内藤は
「相馬。今こそおぬしの兵法を見せるとき。」
「何とかせよ。」
適当に任せます。
内藤は悩んだ末、ある方法を思いつきます。
役人の屋敷を越えたら走る。
そしてまた行列の後ろに着くという方法。
見事に成功し、役人は、
「まだ来るぞ。」
「立派な行列だ〜」
こうして、難を逃れた一行。
8人は再び走り出します。
内藤が参勤交代をすると知った信祝。
足止めするた、隠密を差し向けるのでした。
その夜、山中で野宿する8人。
そこに隠密が現れます。
それに気付いた段蔵。
家臣には気付かれないように隠密に近づき、
「俺は礼金を受け取ったら逃げる。」
「それからでも遅くない。」
「それまで待て。」
と隠密に話すのでした。
山中で足を怪我していた内藤。
それに気付いた相馬は馬を内藤に差し出し、
次の役人のいる町の前で待ち合わせをします。
内藤は、雲隠に対して褒美として、
家宝である短刀を渡して馬に跨りました。
待ち合わせ宿屋に到着した内藤。
そこで女中として働くお咲と出会います。
お咲と過去の話をする内藤。
大名とは知らないお咲。
何でも話す優しい内藤に次第に心を許します。
しかし、この宿にも追っ手が来ていました。
お咲は内藤をかばって、内藤を逃がします。
それに気付いた宿の店主は、
お咲を役人に引き渡そうとするのでした。
お咲が気になり戻ってきた内藤は、
お咲を連れて逃げます。
一方、山中を行く7人。
廃屋で休息していました。
雲隠は寝ている相馬の懐からお金を奪い、
その廃屋から消えるのでした。
何も知らない相馬は夜目が覚め、
足元を滑らせ井戸に落ちてしまいます。
廃屋に残った5人。
そこに隠密が現れます。
5人は武術には長けていました。
しかし、走るために武器を持っていません。
逃げるしかない5人。
川に飛び込み、何とか逃げ延びます。
雲隠は奪ったお金で豪遊していました。
そして支払いのとき、お金をだすが・・・
全て古く錆び付いた銭ばかり。
それを見た雲隠は自分の行為を後悔します。
翌日相馬は合流する場所を追われたため、
江戸に直接向かおうと馬を走らせました。
しかし、その途中で隠密に襲われます。
内藤はお咲を守りながら戦いますが、
お咲を人質にとられて絶体絶命。
その時、雲隠が助けに来ます。
危機を逃れた内藤は、3人で江戸へ・・・
一方、山中を行く5人。
相馬がいないため道が分からない。
着いたのは待ち合わせ場所の一つ先の町。
そこで相馬が追いつき合流します。
予定より遅れているため、
内藤とは江戸で合流しようと考え、
役人のいる町へ・・・
内藤なしで行列を作ろうと考えたのです。
しかし予定日を過ぎていたため、
手配した日雇いの人間が全員帰ってしまいます。
諦めかける6人。
切腹して詫びようとする相馬。
刀がない・・・・・
そこに磐城平藩の内藤政樹の行列が・・・
親戚関係にある内藤政樹。
「相馬こんなところで何してる?」
相馬はことの流れを説明します。
「もはや腹を切って詫びるしかありませぬ。」
「お刀を貸してください。」
すると内藤政樹は、
「相馬。お前の目は節穴か?」
「行列なら目の前にあるではないか。」
「飢饉の時は助かった。」
「この行列は好きに使え。」
こうして、またしても難を逃れた6人。
しかしまた問題が・・・
目の前には大名行列が、
普通は足を止め頭を下げなければ・・・
しかし時間がない6人。
相馬の考えは・・・
ふんどし一丁になり飛脚に変装。
(飛脚は足を止めなくても良いという決まり。)
何とか湯長谷藩江戸屋敷にたどり着いた6人。
しかし内藤の姿はまだありません。
時間はもうわずか・・・
江戸屋敷の人間とともに、
行列をつくり時間を引き延ばす作戦。
信祝は差し向けた隠密が、
ことごとく失敗に終わったことを知ります。
そして残っている全ての隠密を使って、
食い止めるよう命令を下すのでした。
江戸に到着した内藤たち3人。
隠密の集団が襲い掛かります。
そこに江戸屋敷の家臣を引き連れた6人が現れ、
壮絶な斬り合いが始まります。
道を塞ぐ隠密たち。
秋山が隠密に斬られながらも道を開きます。
雲隠が1人残り、家臣を江戸城へ行かせます。
ようやく江戸城に到着した湯長谷藩。
待ち構えていたのは信祝と老中首座の松平輝貞。
鐘の音は終わっていました。
時間には間に合わなかったのです。
たどり着いた相馬。
「湯長谷藩ただいま参上しました。」
信祝は、
「このうつつけ者めが。」
「もう鐘は鳴り終わったわ。」
「参勤に遅れるなど言語道断。」
ゴ〜ン
「大儀であった」
と松平輝貞は言う。
弓矢の名手鈴木が弓矢で鐘を鳴らしたのです。
しかし信祝は、
「肝心の内藤がおりません。」
「藩主がおらねば参勤にならず。」
籠の中から内藤が現れます。
「お待たせして申し訳ありません。」
「湯長谷藩ただいま参上しました。」
松平輝貞は聞きます。
「疑いのあった金山。」
「届出を偽っていたというのは本当か?」
内藤は、金山で取れた石を取り出す。
「これは金ではございません。」
「鉄(くろがね)の類です。」
「功を焦った隠密が見間違え、
欲に目のくらんだ誰かが・・・
鵜呑みにしたのでございましょう。」
「この不始末、
御老中がどのようにケリをつけるか。」
「田舎者にもはっきり分かるよう、
お教えください。」
それを聞いた松平輝貞は信祝に対して、
「この度の参勤は、そのほうが申し立てた。」
「湯長谷藩に咎がなかった以上、
責めを受けなくてはならん。」
「今まで隠密を勝手に使って、
諸藩の弱みを握って私服を肥やしていた。」
「この度のことで明白となった。」
「謹慎申し付ける。」
こうして連れて行かれる、信祝。
松平輝貞は改めて内藤に言う。
「内藤よ大儀であった。」
その時・・・
お咲が現れる。
お先は松平輝貞にたいして、
「誰だいこの人?」
「しっかし、この人偉そうね〜。」
「殿様が紀伊国屋文左衛門だといっても、
同じ人間なんだよ。」
「糞もすれば女も抱く。」
「なのに威張りかえって、
いつもこっちを見下しやがるんだ。」
「ふざけんじゃないよ!」
素直に謝る松平輝貞。
ここで、相手が誰かを内藤に聞きます・・・
今回の参勤は征夷大将軍の策略でした。
信祝の不正を探るためだったのです。
内藤は
「民のことを考えると肝が冷えました。」
「上様が誠に愚かであれば民が苦しみます。」
「なぜ我が藩が金山を誤魔化していないと?」
征夷大将軍は言う。
「参勤で大根の漬物を持ってきただろう。」
「よく耕した土の味がした。」
「あのような大根を持ってくる者に、
悪いやつはおらん。」
「心意気しかと見届けた。」
「この参勤。値千金になるぞ。」
こうして、参勤を終えて湯長谷藩へ帰る面々。
雲隠は礼金を内藤に返して、
また1人孤独な旅に出かけた。
お咲は・・・
内藤の側室となりました。
〜それから一年後の参勤〜
相馬は台帳を見ながら・・・
「実は参勤のお金、片道分しか考えてなかった。」
それを見た内藤、
「まさか?」
一緒にいたお咲
「大名も走るんですか?」
それに対して内藤は言う。
「貧乏は誠につらいの〜。」
「走れ〜」
「えっさ」「ほいさ」
「えっさ」「ほいさ」
(終わり)
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内藤政醇(湯長谷藩主):佐々木蔵之介
お咲(女中):深田恭子
雲隠段蔵(忍):伊原剛志
相馬兼嗣(湯長谷藩家老):西村雅彦
荒木源八郎(湯長谷藩士):寺脇康文
秋山平吾(湯長谷藩士):上地雄輔
鈴木吉之丞(湯長谷藩士):知念侑李
増田弘忠(湯長谷藩士):柄本時生
今村清右衛門(湯長谷藩士):六角精児
瀬川(湯長谷藩江戸家老):近藤公園
徳川吉宗(征夷大将軍):市川猿之助
松平輝貞(老中首座):石橋蓮司
松平信祝(老中):陣内孝則(特別出演)
内藤政樹(磐城平藩主):甲本雅裕
琴姫(政醇の妹):舞羽美海
徳川宗翰(水戸藩主):前田旺志郎
夜叉丸(隠密頭):忍成修吾
高坂小太郎(隠密):冨浦智嗣
虎之助(隠密):和田聰宏
茂吉(農民):神戸浩
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【感想】
面白い!
スピード感が最高!
ストーリーがシンプルで分かりやすい!
恋愛と感動とアクションを詰め込んでいて、
普通の映画だと詰め込みすぎ!
でも、この映画はこれでありです♪
見る前までは、単なるコメディかと思ってました。
コメディ映画ではあるでしょうが、
どれにも属さない分野かな?
コメディに特化してないのが逆に良い!
最近の映画では久しぶりに、ヒット作品です。
一度見ることをオススメします。
【あらすじ】(ネタバレあり)
8代将軍徳川吉宗様の時代。
大行列を組んで江戸に出仕させた参勤交代。
全国の大名にとって苦行でした。
一年おきとはいえ移動に莫大な費用がかかり、
妻子を江戸屋敷に住まされ、
言わば人質にされました。
徳川幕府としては、各藩の反乱を押さえ、
忠誠を確認したかったのです。
湯長谷藩1万5千石も、
江戸での長いお勤めをを終え、
10日ばかりで国元へと帰ってきました。
しかし、江戸屋敷に居るはずの家老瀬川が、
江戸幕府老中の松平信祝からの書状を持ち、
内藤のいる湯長谷藩に現れました。
その書状にはこうかかれてました。
「5日のうちに再び参勤交代せよ」
信祝は湯長谷藩の所有する金山に目をつけ、
金山を手に入れようと考えたのでした。
参勤交代が出来なければ、
湯長谷藩を取り潰そすことが出来るのです。
湯長谷藩の金山。それは金が取れない金山。
湯長谷藩は先の参勤交代でお金を使っていました。
更に4年前の飢饉の際に、
近隣の大名に食料を分け与えた内藤。
今回参勤するための費用が足りません。
家臣たちもいろいろと議論しますが、
内藤は民を守るために、参勤交代を決意します。
そして智恵者である家老相馬に意見を求めます。
相馬の知恵、
それは少人数で最短距離の山中を走り抜け、
役人の監視のある2つの町だけ日雇いで人を集め、
大名行列を作るというもの。
そんな計画をたてた夜、
どの国にも属さない忍び雲隠段蔵が現れます。
そして山中の道案内として雇ってくれと・・・
内藤はあっさり快諾するのでした。
そして翌日。
江戸に向かうのは、
内藤・荒木・秋山・鈴木・増田・今村・相馬
そして道案内の雲隠。
一足先に各地で日雇いを調達するのは瀬川。
こうして江戸へ向けて出発します。
「精一杯走るぞー!」
「えっさ」「ほいさ」
「えっさ」「ほいさ」
こうして1つ目の役人のいる町に到達した一行。
そこで待機していた瀬川。
予定の人数を集められないでいました。
内藤は
「相馬。今こそおぬしの兵法を見せるとき。」
「何とかせよ。」
適当に任せます。
内藤は悩んだ末、ある方法を思いつきます。
役人の屋敷を越えたら走る。
そしてまた行列の後ろに着くという方法。
見事に成功し、役人は、
「まだ来るぞ。」
「立派な行列だ〜」
こうして、難を逃れた一行。
8人は再び走り出します。
内藤が参勤交代をすると知った信祝。
足止めするた、隠密を差し向けるのでした。
その夜、山中で野宿する8人。
そこに隠密が現れます。
それに気付いた段蔵。
家臣には気付かれないように隠密に近づき、
「俺は礼金を受け取ったら逃げる。」
「それからでも遅くない。」
「それまで待て。」
と隠密に話すのでした。
山中で足を怪我していた内藤。
それに気付いた相馬は馬を内藤に差し出し、
次の役人のいる町の前で待ち合わせをします。
内藤は、雲隠に対して褒美として、
家宝である短刀を渡して馬に跨りました。
待ち合わせ宿屋に到着した内藤。
そこで女中として働くお咲と出会います。
お咲と過去の話をする内藤。
大名とは知らないお咲。
何でも話す優しい内藤に次第に心を許します。
しかし、この宿にも追っ手が来ていました。
お咲は内藤をかばって、内藤を逃がします。
それに気付いた宿の店主は、
お咲を役人に引き渡そうとするのでした。
お咲が気になり戻ってきた内藤は、
お咲を連れて逃げます。
一方、山中を行く7人。
廃屋で休息していました。
雲隠は寝ている相馬の懐からお金を奪い、
その廃屋から消えるのでした。
何も知らない相馬は夜目が覚め、
足元を滑らせ井戸に落ちてしまいます。
廃屋に残った5人。
そこに隠密が現れます。
5人は武術には長けていました。
しかし、走るために武器を持っていません。
逃げるしかない5人。
川に飛び込み、何とか逃げ延びます。
雲隠は奪ったお金で豪遊していました。
そして支払いのとき、お金をだすが・・・
全て古く錆び付いた銭ばかり。
それを見た雲隠は自分の行為を後悔します。
翌日相馬は合流する場所を追われたため、
江戸に直接向かおうと馬を走らせました。
しかし、その途中で隠密に襲われます。
内藤はお咲を守りながら戦いますが、
お咲を人質にとられて絶体絶命。
その時、雲隠が助けに来ます。
危機を逃れた内藤は、3人で江戸へ・・・
一方、山中を行く5人。
相馬がいないため道が分からない。
着いたのは待ち合わせ場所の一つ先の町。
そこで相馬が追いつき合流します。
予定より遅れているため、
内藤とは江戸で合流しようと考え、
役人のいる町へ・・・
内藤なしで行列を作ろうと考えたのです。
しかし予定日を過ぎていたため、
手配した日雇いの人間が全員帰ってしまいます。
諦めかける6人。
切腹して詫びようとする相馬。
刀がない・・・・・
そこに磐城平藩の内藤政樹の行列が・・・
親戚関係にある内藤政樹。
「相馬こんなところで何してる?」
相馬はことの流れを説明します。
「もはや腹を切って詫びるしかありませぬ。」
「お刀を貸してください。」
すると内藤政樹は、
「相馬。お前の目は節穴か?」
「行列なら目の前にあるではないか。」
「飢饉の時は助かった。」
「この行列は好きに使え。」
こうして、またしても難を逃れた6人。
しかしまた問題が・・・
目の前には大名行列が、
普通は足を止め頭を下げなければ・・・
しかし時間がない6人。
相馬の考えは・・・
ふんどし一丁になり飛脚に変装。
(飛脚は足を止めなくても良いという決まり。)
何とか湯長谷藩江戸屋敷にたどり着いた6人。
しかし内藤の姿はまだありません。
時間はもうわずか・・・
江戸屋敷の人間とともに、
行列をつくり時間を引き延ばす作戦。
信祝は差し向けた隠密が、
ことごとく失敗に終わったことを知ります。
そして残っている全ての隠密を使って、
食い止めるよう命令を下すのでした。
江戸に到着した内藤たち3人。
隠密の集団が襲い掛かります。
そこに江戸屋敷の家臣を引き連れた6人が現れ、
壮絶な斬り合いが始まります。
道を塞ぐ隠密たち。
秋山が隠密に斬られながらも道を開きます。
雲隠が1人残り、家臣を江戸城へ行かせます。
ようやく江戸城に到着した湯長谷藩。
待ち構えていたのは信祝と老中首座の松平輝貞。
鐘の音は終わっていました。
時間には間に合わなかったのです。
たどり着いた相馬。
「湯長谷藩ただいま参上しました。」
信祝は、
「このうつつけ者めが。」
「もう鐘は鳴り終わったわ。」
「参勤に遅れるなど言語道断。」
ゴ〜ン
「大儀であった」
と松平輝貞は言う。
弓矢の名手鈴木が弓矢で鐘を鳴らしたのです。
しかし信祝は、
「肝心の内藤がおりません。」
「藩主がおらねば参勤にならず。」
籠の中から内藤が現れます。
「お待たせして申し訳ありません。」
「湯長谷藩ただいま参上しました。」
松平輝貞は聞きます。
「疑いのあった金山。」
「届出を偽っていたというのは本当か?」
内藤は、金山で取れた石を取り出す。
「これは金ではございません。」
「鉄(くろがね)の類です。」
「功を焦った隠密が見間違え、
欲に目のくらんだ誰かが・・・
鵜呑みにしたのでございましょう。」
「この不始末、
御老中がどのようにケリをつけるか。」
「田舎者にもはっきり分かるよう、
お教えください。」
それを聞いた松平輝貞は信祝に対して、
「この度の参勤は、そのほうが申し立てた。」
「湯長谷藩に咎がなかった以上、
責めを受けなくてはならん。」
「今まで隠密を勝手に使って、
諸藩の弱みを握って私服を肥やしていた。」
「この度のことで明白となった。」
「謹慎申し付ける。」
こうして連れて行かれる、信祝。
松平輝貞は改めて内藤に言う。
「内藤よ大儀であった。」
その時・・・
お咲が現れる。
お先は松平輝貞にたいして、
「誰だいこの人?」
「しっかし、この人偉そうね〜。」
「殿様が紀伊国屋文左衛門だといっても、
同じ人間なんだよ。」
「糞もすれば女も抱く。」
「なのに威張りかえって、
いつもこっちを見下しやがるんだ。」
「ふざけんじゃないよ!」
素直に謝る松平輝貞。
ここで、相手が誰かを内藤に聞きます・・・
今回の参勤は征夷大将軍の策略でした。
信祝の不正を探るためだったのです。
内藤は
「民のことを考えると肝が冷えました。」
「上様が誠に愚かであれば民が苦しみます。」
「なぜ我が藩が金山を誤魔化していないと?」
征夷大将軍は言う。
「参勤で大根の漬物を持ってきただろう。」
「よく耕した土の味がした。」
「あのような大根を持ってくる者に、
悪いやつはおらん。」
「心意気しかと見届けた。」
「この参勤。値千金になるぞ。」
こうして、参勤を終えて湯長谷藩へ帰る面々。
雲隠は礼金を内藤に返して、
また1人孤独な旅に出かけた。
お咲は・・・
内藤の側室となりました。
〜それから一年後の参勤〜
相馬は台帳を見ながら・・・
「実は参勤のお金、片道分しか考えてなかった。」
それを見た内藤、
「まさか?」
一緒にいたお咲
「大名も走るんですか?」
それに対して内藤は言う。
「貧乏は誠につらいの〜。」
「走れ〜」
「えっさ」「ほいさ」
「えっさ」「ほいさ」
(終わり)
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2015年03月23日
【図書館戦争】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【図書館戦争】
【出演者】
堂上篤:岡田准一
笠原郁:榮倉奈々
手塚光(笠原の同期):福士蒼汰
柴崎麻子(笠原の同期):栗山千明
小牧 幹久(図書隊)田中圭
玄田 竜助(図書隊)橋本じゅん
稲嶺 和市(図書隊特別顧問)児玉清
仁科巌(図書隊長官):石坂浩二
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【感想】
以前アニメを見ていたので、
興味があり録画しました。
アニメとはストーリーが少し違いました。
2時間にするのは難しかったのでしょう!
でも、冬に2作目が上映されるそうなので、
そちらをあわせて完結させるのでしょうか?
小説やアニメでは詳細が書かれているので
分かりやすかった印象があります。
しかし映画だと説明が足りなすぎるので、
ややこしくなる話です。
始めてみる人は、
何で?って思うんじゃないですかね?
それでも岡田くんは凄い!
SPの時もそうでしたが、アクション系合ってます。
栄倉ちゃんも体鍛えたんでしょうね〜
後姿が少しゴツイ・・・・・
総評は2作目見てから決めたいとこれです・・・
【あらすじ】(ネタバレあり)
1988年。
メディア良化法案が成立します。
青少年に悪影響を与える書籍を廃止する法律。
メディア良化委員会は図書館や本屋をまわり、
有害とされる書籍の没収処分をしていました。
それに対抗すべく図書館を守る図書館法も成立され、
独自の防衛組織として図書隊が作られたのです。
図書隊は図書館を守る権利と、
販売書籍を購入し確保することは認められています。
女子高生の笠原は、本屋で本を購入しようとすます。
そこに現れたメディア良化委員会。
笠原が手にとった本を没収しようとします。
それを助けたのが、図書隊の堂上でした。
2004年
本を守りたいと考えた笠原は、図書隊に入隊します。
メディア良化委員会と戦うための体力トレーニング。
図書館内での勤務。
その笠原の教育係りは堂上。
堂上が高校時代に助けてくれた人とは知らず、
厳しく理不尽な教育をする堂上を嫌っていました。
命の危険がある仕事の図書隊。
真剣に受け止めていない笠原に教えたかった堂上。
本を愛するあまりに我を忘れる姿が、
昔の自分と重なる部分が多かったのです。
そんな中、エリート部隊に任命される堂上と笠原。
訓練の夜、笠原は高校生のときの話をします。
高校生の時に助けてくれた王子様のことを・・・
次の日、巡回する図書隊。
本屋に入る良化委員会を見つけます。
しかし良化委員会を妨害することは出来ません。
書籍を購入し確保するしかないのです。
それを分かって、図書隊は通り過ぎます。
しかし、笠原は本屋へ走り出すのでした。
新米図書隊に書籍を確保する権限はありません。
それでも良化委員会に確保すると言い放つ笠原。
公務執行妨害で逮捕されそうになる笠原。
それを助けたのは堂上でした。
権限を使って、書籍を確保する堂上。
高校時代の思い出と重なる笠原。
しかし堂上は笠原を叩き、
「勝手なまねをするな」
と怒鳴るのでした。
笠原は堂上に幻想を抱いたことに後悔します。
自分と過去の自分を比べられ困る堂上。
しかし笠原はそれに気付きません。
ある日、良化委員会は図書館の捜査に入ります。
法律に基づいた捜査ですが、
図書隊も法律で書籍を守る権利はあります。
そこでお互いの銃撃戦が始まるのでした。
何とか書籍を守りきった図書隊。
政府は図書隊を悪者に仕立て上げようとします。
しかし図書隊も正等の理由があっての行動です。
罰せられることのない戦いなのです。
その事件から数日後。
ある図書館のオーナーが亡くなります。
同時にその図書館は閉鎖を迎えました。
図書館に残される本を譲りうけるべく、
図書隊が動き出します。
これを期に書籍を処分したい良化委員会。
お互い正当な法律のもとで戦争が始まります。
屋上に集めた書籍をヘリで運ぶ計画。
お互いに多くの血を流しながら戦います。
その場に笠原はいません。
その戦争と同時刻に行われた葬式。
そこで図書隊長官の警備についていました。
戦争中の図書隊に撤退命令が下ります。
本を半分以上残した撤退命令でした。
その理由は長官の誘拐。
同時に笠原も誘拐されます。
長官と笠原を誘拐したのは、
書籍良俗を守ろうとする過激派です。
目的は図書館内の書籍の焼却。
しかし、法律上事件の解決は警察の仕事。
図書館内の出来事でないため、
図書隊は手を出すことは出来ません。
それでも走り出す堂上。
それに続いて動き出す図書隊。
法律を無視してでも助け出すのでした。
堂上にまたしても幻想を抱く笠原。
「王子様を超える目標の前に、
堂上教官を超えることにします」
(終わり)
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【図書館戦争】
【出演者】
堂上篤:岡田准一
笠原郁:榮倉奈々
手塚光(笠原の同期):福士蒼汰
柴崎麻子(笠原の同期):栗山千明
小牧 幹久(図書隊)田中圭
玄田 竜助(図書隊)橋本じゅん
稲嶺 和市(図書隊特別顧問)児玉清
仁科巌(図書隊長官):石坂浩二
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【感想】
以前アニメを見ていたので、
興味があり録画しました。
アニメとはストーリーが少し違いました。
2時間にするのは難しかったのでしょう!
でも、冬に2作目が上映されるそうなので、
そちらをあわせて完結させるのでしょうか?
小説やアニメでは詳細が書かれているので
分かりやすかった印象があります。
しかし映画だと説明が足りなすぎるので、
ややこしくなる話です。
始めてみる人は、
何で?って思うんじゃないですかね?
それでも岡田くんは凄い!
SPの時もそうでしたが、アクション系合ってます。
栄倉ちゃんも体鍛えたんでしょうね〜
後姿が少しゴツイ・・・・・
総評は2作目見てから決めたいとこれです・・・
【あらすじ】(ネタバレあり)
1988年。
メディア良化法案が成立します。
青少年に悪影響を与える書籍を廃止する法律。
メディア良化委員会は図書館や本屋をまわり、
有害とされる書籍の没収処分をしていました。
それに対抗すべく図書館を守る図書館法も成立され、
独自の防衛組織として図書隊が作られたのです。
図書隊は図書館を守る権利と、
販売書籍を購入し確保することは認められています。
女子高生の笠原は、本屋で本を購入しようとすます。
そこに現れたメディア良化委員会。
笠原が手にとった本を没収しようとします。
それを助けたのが、図書隊の堂上でした。
2004年
本を守りたいと考えた笠原は、図書隊に入隊します。
メディア良化委員会と戦うための体力トレーニング。
図書館内での勤務。
その笠原の教育係りは堂上。
堂上が高校時代に助けてくれた人とは知らず、
厳しく理不尽な教育をする堂上を嫌っていました。
命の危険がある仕事の図書隊。
真剣に受け止めていない笠原に教えたかった堂上。
本を愛するあまりに我を忘れる姿が、
昔の自分と重なる部分が多かったのです。
そんな中、エリート部隊に任命される堂上と笠原。
訓練の夜、笠原は高校生のときの話をします。
高校生の時に助けてくれた王子様のことを・・・
次の日、巡回する図書隊。
本屋に入る良化委員会を見つけます。
しかし良化委員会を妨害することは出来ません。
書籍を購入し確保するしかないのです。
それを分かって、図書隊は通り過ぎます。
しかし、笠原は本屋へ走り出すのでした。
新米図書隊に書籍を確保する権限はありません。
それでも良化委員会に確保すると言い放つ笠原。
公務執行妨害で逮捕されそうになる笠原。
それを助けたのは堂上でした。
権限を使って、書籍を確保する堂上。
高校時代の思い出と重なる笠原。
しかし堂上は笠原を叩き、
「勝手なまねをするな」
と怒鳴るのでした。
笠原は堂上に幻想を抱いたことに後悔します。
自分と過去の自分を比べられ困る堂上。
しかし笠原はそれに気付きません。
ある日、良化委員会は図書館の捜査に入ります。
法律に基づいた捜査ですが、
図書隊も法律で書籍を守る権利はあります。
そこでお互いの銃撃戦が始まるのでした。
何とか書籍を守りきった図書隊。
政府は図書隊を悪者に仕立て上げようとします。
しかし図書隊も正等の理由があっての行動です。
罰せられることのない戦いなのです。
その事件から数日後。
ある図書館のオーナーが亡くなります。
同時にその図書館は閉鎖を迎えました。
図書館に残される本を譲りうけるべく、
図書隊が動き出します。
これを期に書籍を処分したい良化委員会。
お互い正当な法律のもとで戦争が始まります。
屋上に集めた書籍をヘリで運ぶ計画。
お互いに多くの血を流しながら戦います。
その場に笠原はいません。
その戦争と同時刻に行われた葬式。
そこで図書隊長官の警備についていました。
戦争中の図書隊に撤退命令が下ります。
本を半分以上残した撤退命令でした。
その理由は長官の誘拐。
同時に笠原も誘拐されます。
長官と笠原を誘拐したのは、
書籍良俗を守ろうとする過激派です。
目的は図書館内の書籍の焼却。
しかし、法律上事件の解決は警察の仕事。
図書館内の出来事でないため、
図書隊は手を出すことは出来ません。
それでも走り出す堂上。
それに続いて動き出す図書隊。
法律を無視してでも助け出すのでした。
堂上にまたしても幻想を抱く笠原。
「王子様を超える目標の前に、
堂上教官を超えることにします」
(終わり)
〜〜 関 連 商 品 〜〜
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