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2015年03月19日
【タッチ】出演者・感想・完全ネタバレ
本日の映画紹介。
【タッチ】
言わずと知れた名作漫画。
【出演者】
浅倉南:長澤まさみ
上杉達也:斉藤祥太
上杉和也:斉藤慶太
原田正平:RIKIYA
松平孝太郎:平塚真介
黒木武:上原風馬
新田明男:福士誠治
上杉信悟:小日向文世
上杉晴子:風吹ジュン
浅倉俊夫:宅麻伸
〜〜〜Sponsords Link〜〜〜
【感想】
さすがに、漫画読みたくなっちゃいました。
タッチファンは日本中に沢山いると思います。
私もファンですし、
なので、映画は今まで見てませんでした。
あのマンガを2時間の枠で作るのは不可能!
と思っていたからです。
でも純粋に見ると、凄い良い映画でした。
評価されにくいと思いますが・・・
「原作が好きで名ゼリフを多く使用したい」
という監督の意気込みは十分に伝わってます。
今回記事にするにあたり、
「あらすじ書く意味ないよな〜」
と思いましたが、一応書きました。
書いていたら長くなったので若干省いてます。
このセリフも書きたいな〜ってのが多すぎ!
【あらすじ】(ネタバレあり)
小さい頃から一緒に育った1人の女の子南と、
双子の兄弟達也と和也のお話です。
小さい頃から野球が好きだった3人。
しかし女の子の南は小学校の時に、
自分は甲子園に行けないことに気付きます。
南は達也と和也に、
甲子園に連れてってとお願いするのでした。
同時に達也と和也は、
甲子園に連れて行ったほうが、
南をお嫁さんにすると勝手に約束するのでした。
〜それから時は経ち〜
高校生になった3人。
和也は県でも有名なエースピッチャー。
一方の達也は野球を辞めて、
ボクシング部に入部していました。
野球で地区予選を勝ち進む和也と対照に、
達也はボクシングの試合で負けてしまいます。
南は達也を励ましに部屋へ行きます。
「頑張ったからいいじゃん」
「簡単に言うよな」
「じゃあ何て言えばいいの?」
「優しい女の子なら、
黙ってキスの一つでもしてくれるんじゃね?」
それを聞いた南は静かに達也にキスをします。
それから数日が経ち、
達也は南に聞きます。
「何でキスなんてするんだよ?」
「達ちゃんだからだよ」
その会話を克也は聞いていました。
明青高校は順調に勝ち進み、決勝戦へ。
〜決勝戦前日〜
南の父親に誘われて草野球に行く達也。
そこには、試合前日の克也も来ていました。
南と達也の関係を知ってしまった、
和也の対抗意識です。
その試合で兄弟対決。
高校野球では負けなしの和也の球。
達也はあっさりとホームランを打つのでした。
その夜、和也を励ましに来た南。
和也は南に対して、
「キスして欲しいんだ。勝利のおまじない。」
といいます。
しかし、南は和也にキスは出来ませんでした。
和也は南の気持ちを察して、
南のおでこにキスをするのでした。
〜試合当日の朝〜
3人は久しぶりに三角キャチをしました。
昔を思い出しながらのキャッチボール。
3人の感情は複雑でした。
〜地区大会決勝戦〜
試合に和也の姿はありません。
それは・・・・・
会場に向かう和也でしたが、
車道に飛び出した子供をかばって
交通事故にあってしまうのでした。
和也はそのまま息を引き取ります。
病院に駆けつけた南。
達也は静かに南に言います。
「嘘みたいだろ
死んでるんだぜ、それでも・・・・・」
和也な亡き後、
野球部キャプテンの黒木が達也の元へ現れます。
達也と賭けをしに・・・・・
達也が投げて黒木が打つ。
黒木が勝ったら、野球部に入る。
圧倒的な球の速さにビックリする黒木。
しかし、達也は黒木に打たせます。
こうして達也は、野球部に入ることになるのでした。
しかし、家族は反対します。
「達也あんたは和也じゃないんだから、
克也の人生を背負う必要はないんだよ」
それでも野球を続ける達也。
〜練習を初めての1ヶ月後の秋季大会〜
ピッチャーとして登板した達也。
スタミナ不足と、制球不足でした。
結果は惨敗でした。
挫折を味わい部活に顔を出さなくなる達也。
そんな達也を見ていられない南。
「和っちゃんの夢はどこにいけばいいの?」
そんな南に対して、
「もうあの頃の3人には戻れないんだよ!」
と言い放ちます。
達也はやり場のない感情に迷っていました。
そんな時、原田が達也の前に現れます。
そして達也を殴り、
「浅倉は和也が死んでから、
一度もベンチに入ってないのが分かってるか?
あいつはあいつなりに戦ってるんだよ!」
達也は言います。
「和也に会いたい。
会ってとりあえず殴りたい。」
原田は怒り、
「だったら、和也と同じリングにあがれ!」
と達也を一喝するのでした。
これがきっかけで、何かを吹っ切った達也。
野球部に戻り練習を再開するのでした。
〜夏の地方大会〜
勝ち進んだ明青高校は決勝まで行きます。
和也が死んでから一年の命日。
南は野球部を辞めていました。
達也はマウンドに立ちますが、
家族も南も家で応援してます。
和也のライバル新田のいる須見工業。
達也は新田を撃ち取りますが、
その処理の際に肩を痛めてしまいます。
ラジオで市内の状況を聞いていた南は、
突然会場へ向けて走り出すのでした。
次の新田の打席、新田は満塁ホームラン。
〜こうして向かえた9回〜
須見工業 4
明青高校 5
ツーアウト2・3累
打者は新田です。
ベンチからは敬遠のサイン。
ナインはマウンドへ集まります。
達也はみんなに
「敬遠しようと。
そして、甲子園に行こうと・・・」
と言うのでした。
しかし、達也の本当の気持ちをくんだ孝太郎。
監督のサインを無視して達也に勝負させます。
その時達也は、スタンドに到着した南を見つけます。
「和也は自分と一緒にマウンドに立っている」
と確信した達也でした。
投げることが出来なかったはずの、
和也の持ち球高速スライダーを投げるのでした。
南もナインもそこに和也がいることを確信します。
〜ツーストライク〜
いいんだな、俺が南を甲子園に連れていっても・・・
ストラーイク!
バッターアウト!
明青高校は甲子園出場を果しました。
上杉達也は浅倉南を愛してます。
世界中の誰よりも。
(おわり)
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上杉達也:斉藤祥太
上杉和也:斉藤慶太
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さすがに、漫画読みたくなっちゃいました。
タッチファンは日本中に沢山いると思います。
私もファンですし、
なので、映画は今まで見てませんでした。
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と思っていたからです。
でも純粋に見ると、凄い良い映画でした。
評価されにくいと思いますが・・・
「原作が好きで名ゼリフを多く使用したい」
という監督の意気込みは十分に伝わってます。
今回記事にするにあたり、
「あらすじ書く意味ないよな〜」
と思いましたが、一応書きました。
書いていたら長くなったので若干省いてます。
このセリフも書きたいな〜ってのが多すぎ!
【あらすじ】(ネタバレあり)
小さい頃から一緒に育った1人の女の子南と、
双子の兄弟達也と和也のお話です。
小さい頃から野球が好きだった3人。
しかし女の子の南は小学校の時に、
自分は甲子園に行けないことに気付きます。
南は達也と和也に、
甲子園に連れてってとお願いするのでした。
同時に達也と和也は、
甲子園に連れて行ったほうが、
南をお嫁さんにすると勝手に約束するのでした。
〜それから時は経ち〜
高校生になった3人。
和也は県でも有名なエースピッチャー。
一方の達也は野球を辞めて、
ボクシング部に入部していました。
野球で地区予選を勝ち進む和也と対照に、
達也はボクシングの試合で負けてしまいます。
南は達也を励ましに部屋へ行きます。
「頑張ったからいいじゃん」
「簡単に言うよな」
「じゃあ何て言えばいいの?」
「優しい女の子なら、
黙ってキスの一つでもしてくれるんじゃね?」
それを聞いた南は静かに達也にキスをします。
それから数日が経ち、
達也は南に聞きます。
「何でキスなんてするんだよ?」
「達ちゃんだからだよ」
その会話を克也は聞いていました。
明青高校は順調に勝ち進み、決勝戦へ。
〜決勝戦前日〜
南の父親に誘われて草野球に行く達也。
そこには、試合前日の克也も来ていました。
南と達也の関係を知ってしまった、
和也の対抗意識です。
その試合で兄弟対決。
高校野球では負けなしの和也の球。
達也はあっさりとホームランを打つのでした。
その夜、和也を励ましに来た南。
和也は南に対して、
「キスして欲しいんだ。勝利のおまじない。」
といいます。
しかし、南は和也にキスは出来ませんでした。
和也は南の気持ちを察して、
南のおでこにキスをするのでした。
〜試合当日の朝〜
3人は久しぶりに三角キャチをしました。
昔を思い出しながらのキャッチボール。
3人の感情は複雑でした。
〜地区大会決勝戦〜
試合に和也の姿はありません。
それは・・・・・
会場に向かう和也でしたが、
車道に飛び出した子供をかばって
交通事故にあってしまうのでした。
和也はそのまま息を引き取ります。
病院に駆けつけた南。
達也は静かに南に言います。
「嘘みたいだろ
死んでるんだぜ、それでも・・・・・」
和也な亡き後、
野球部キャプテンの黒木が達也の元へ現れます。
達也と賭けをしに・・・・・
達也が投げて黒木が打つ。
黒木が勝ったら、野球部に入る。
圧倒的な球の速さにビックリする黒木。
しかし、達也は黒木に打たせます。
こうして達也は、野球部に入ることになるのでした。
しかし、家族は反対します。
「達也あんたは和也じゃないんだから、
克也の人生を背負う必要はないんだよ」
それでも野球を続ける達也。
〜練習を初めての1ヶ月後の秋季大会〜
ピッチャーとして登板した達也。
スタミナ不足と、制球不足でした。
結果は惨敗でした。
挫折を味わい部活に顔を出さなくなる達也。
そんな達也を見ていられない南。
「和っちゃんの夢はどこにいけばいいの?」
そんな南に対して、
「もうあの頃の3人には戻れないんだよ!」
と言い放ちます。
達也はやり場のない感情に迷っていました。
そんな時、原田が達也の前に現れます。
そして達也を殴り、
「浅倉は和也が死んでから、
一度もベンチに入ってないのが分かってるか?
あいつはあいつなりに戦ってるんだよ!」
達也は言います。
「和也に会いたい。
会ってとりあえず殴りたい。」
原田は怒り、
「だったら、和也と同じリングにあがれ!」
と達也を一喝するのでした。
これがきっかけで、何かを吹っ切った達也。
野球部に戻り練習を再開するのでした。
〜夏の地方大会〜
勝ち進んだ明青高校は決勝まで行きます。
和也が死んでから一年の命日。
南は野球部を辞めていました。
達也はマウンドに立ちますが、
家族も南も家で応援してます。
和也のライバル新田のいる須見工業。
達也は新田を撃ち取りますが、
その処理の際に肩を痛めてしまいます。
ラジオで市内の状況を聞いていた南は、
突然会場へ向けて走り出すのでした。
次の新田の打席、新田は満塁ホームラン。
〜こうして向かえた9回〜
須見工業 4
明青高校 5
ツーアウト2・3累
打者は新田です。
ベンチからは敬遠のサイン。
ナインはマウンドへ集まります。
達也はみんなに
「敬遠しようと。
そして、甲子園に行こうと・・・」
と言うのでした。
しかし、達也の本当の気持ちをくんだ孝太郎。
監督のサインを無視して達也に勝負させます。
その時達也は、スタンドに到着した南を見つけます。
「和也は自分と一緒にマウンドに立っている」
と確信した達也でした。
投げることが出来なかったはずの、
和也の持ち球高速スライダーを投げるのでした。
南もナインもそこに和也がいることを確信します。
〜ツーストライク〜
いいんだな、俺が南を甲子園に連れていっても・・・
ストラーイク!
バッターアウト!
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2015年03月05日
【ツナグ】出演者・感想・完全ネタバレ
今日の映画紹介。
【ツナグ】
【出演者】
渋谷歩美:松阪桃李
渋谷アイ子(歩美の祖母):樹木希林
土谷功一:佐藤隆太
日向キラリ:桐谷美玲
嵐美砂:橋本愛
御園奈津:大野いと
畠田靖彦:遠藤憲一
渋谷亮介:別所哲也
渋谷香澄:本上まなみ
御園奈々美:浅田美代子
畠田ツル:八千草薫
秋山定之:仲代達矢
〜〜〜Sponsords Link〜〜〜
【感想】
本当にあったら面白いですね!
個人的には、
畠田さんのストーリーが一番好き♪
八千草薫さんって凄い綺麗ですよね?
あと凄く品がある!
ストーリーを3つに分けるという、
面白い構成で出来ているので、
見やすい映画でした。
内容はいたってシンプルですね!
分かりやすかったです。
死者と一回だけ会えるのであれば、
誰を選びますか?
【あらすじ】(ネタバレあり)
〜本ストーリー〜
ツナグとは、死者と再開を繋ぐ仕事。
歩美はその力を祖母のアイ子から、
継承するか悩んでいます。
ツナグを継承したものは、
死者と会うことが出来なくなります。
そんな中で見習いとして、
ツナグの仕事を手伝うのでした。
〜ストーリー1〜
中年男性:畠田(遠藤憲一)
畠田の母:ツル(八千草薫)
土地を売却したいが、
土地の権利書の場所が分からない。
権利書の場所を知るため、
母に会いたいとツナグに希望する。
ホテルの一室で、母に再会する畠田。
母に会いたい本当の理由は、
権利書の行方ではなかったのだ。
母が癌であることを告知せず、
母は亡くなってしまった。
そのことを自分の息子に責められ、
告知しなかったのは正しかったか?
病気のことを知っていたら、
残りの人生を有意義に過ごせたのでは?
という事を母に謝罪したかったのであった。
母に会った畠田は、そのことを訊く。
だが、母はそのことを知っていたて、
「それが貴方の優しさだったんでしょ」
と言うのだった。
息子と仲違いしていることを相談する。
母は
「大丈夫。仲直りできるよ」
と告げ、2人は分かれる。
帰宅した畠田は息子に、
「おばあちゃんのこと、すまなかったな」
と告げる。
ほんの少し歩み寄れた気がしたのだった。
〜ストーリー2〜
演劇部主役:嵐(橋本愛)
嵐の親友:御園(大野いと)
※歩美と同じ学校
卒業公演の配役決めで、
いつものように主役に立候補する嵐。
その傍らで御園も立候補するのだった。
その後、嵐は偶然にも、
「どんなに頑張っても私が主役よ」
と部員と笑って話している御園の声を聞く。
嵐は御園を憎み、
「御園さえいなければ」
と思ってしまう。
ある日の帰宅中、
通学路にある民家の水道のホースの前に立ち止まる。
以前この水道の水が出っぱなしになっていて、
御園が水を止めながら、
「寒くなったら凍って危険だよね」
と言っていたのを思い出したのだ。
嵐は、
「御園が怪我でもすればいい」
と思い、水を出してその場を去る。
翌日、御園は事故に合い亡くなってしまう。
嵐は、「自分のせいだ」と考える。
皆が自分を人殺しと罵る夢を見た嵐は、
ツナグに頼み御園に会おうとするのであった。
ホテルの一室で、御園に再会する嵐。
嵐は、自分の行為を伝えることができなかった。
一方、御園は昔の思い出だけを語るのだった。
別れ際、御園は嵐に、
「歩美くんに私に伝言がないか聞いて」
と伝えるのだった。
歩美の元へ向かった嵐は、
「道は凍っていなかったよって」
と歩美から伝えられるのだった。
御園は嵐の行為を知りながら、
楽しい思い出話だけをしていたのだ。
罪の告白ができなかったことに後悔する。
一度しかないチャンスを、失ってしまったのだ。
〜ストーリー3〜
彼女の帰りを待つ男:土谷(佐藤隆太)
失踪した恋人:きらり(桐谷美玲)
アイ子が病院で会った土谷の依頼を受ける。
「プロポーズの直後に失踪した恋人に会いたい」
という内容であった。
生きていれば、ツナグは出来ない。
死んでいれば再開が可能である。
複雑な状況ではあるが、
アイ子がきらりを探しだした。
名前も年齢も出身地も、全てデタラメだった。
ホテルの一室で、きらりに再会する予定の日。
土谷はホテルに現れない。
土谷を探す歩美は、川のほとりで発見する。
そこは、土谷が彼女にプロポーズをした場所。
「会うのが怖い」と土谷は躊躇していたのだった。
土谷ときらりは、再会する。
きらりは自分の生い立ち、土谷との思い出、
自分がどんなに幸せだったかを伝えるのだった。
夜が明け、
「宝物を実家の母に届けてほしい」と言い、
きらりは消える。
部屋に帰った土谷が箱を開けてみると、
土谷と初めて一緒に行った映画の半券と、
その時食べたポップコーンの空き箱が、
丁寧に保管されていたのだった。
〜本ストーリー〜
数々の体験でツナグを経験し、
歩美は決心していました。
ある晴れた日、歩美とアイ子は2人で
見晴らしの良い展望台へ向かっていた。
歩美は
「ツナグを継ごうと思う」
とアイ子に話します。
アイ子は、
「ツナグになってしまったら、
もう自分が会いたい人には会えない。
両親に会っておかなくて良いのか?」
と聞きます。
そして、
「お前の両親が死んだのは、私のせいだ」
とアイ子は話し出します。
アイ子は、歩美の父にツナグを譲っていました。
父は、妻にそのことを秘密にしていました。
ある時、何も知らない妻が鏡を見てしまいます。
そのために歩美の両親は亡くなったのです。
※ツナグは鏡を継承します。
その鏡を他人が見ると死ぬといわれています。
この告白の後、歩美はアイ子を責めなかった。
歩美は、ツナグを継ぐことになります。
アイ子と歩美は鏡の上に手を重ねる。
ツナグを継いだ歩美は、
「いつかツナグを譲ったら、
お祖母ちゃんに会わせてもらうよ」
と告げるのでした。
(終わり)
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【ツナグ】
【出演者】
渋谷歩美:松阪桃李
渋谷アイ子(歩美の祖母):樹木希林
土谷功一:佐藤隆太
日向キラリ:桐谷美玲
嵐美砂:橋本愛
御園奈津:大野いと
畠田靖彦:遠藤憲一
渋谷亮介:別所哲也
渋谷香澄:本上まなみ
御園奈々美:浅田美代子
畠田ツル:八千草薫
秋山定之:仲代達矢
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【感想】
本当にあったら面白いですね!
個人的には、
畠田さんのストーリーが一番好き♪
八千草薫さんって凄い綺麗ですよね?
あと凄く品がある!
ストーリーを3つに分けるという、
面白い構成で出来ているので、
見やすい映画でした。
内容はいたってシンプルですね!
分かりやすかったです。
死者と一回だけ会えるのであれば、
誰を選びますか?
【あらすじ】(ネタバレあり)
〜本ストーリー〜
ツナグとは、死者と再開を繋ぐ仕事。
歩美はその力を祖母のアイ子から、
継承するか悩んでいます。
ツナグを継承したものは、
死者と会うことが出来なくなります。
そんな中で見習いとして、
ツナグの仕事を手伝うのでした。
〜ストーリー1〜
中年男性:畠田(遠藤憲一)
畠田の母:ツル(八千草薫)
土地を売却したいが、
土地の権利書の場所が分からない。
権利書の場所を知るため、
母に会いたいとツナグに希望する。
ホテルの一室で、母に再会する畠田。
母に会いたい本当の理由は、
権利書の行方ではなかったのだ。
母が癌であることを告知せず、
母は亡くなってしまった。
そのことを自分の息子に責められ、
告知しなかったのは正しかったか?
病気のことを知っていたら、
残りの人生を有意義に過ごせたのでは?
という事を母に謝罪したかったのであった。
母に会った畠田は、そのことを訊く。
だが、母はそのことを知っていたて、
「それが貴方の優しさだったんでしょ」
と言うのだった。
息子と仲違いしていることを相談する。
母は
「大丈夫。仲直りできるよ」
と告げ、2人は分かれる。
帰宅した畠田は息子に、
「おばあちゃんのこと、すまなかったな」
と告げる。
ほんの少し歩み寄れた気がしたのだった。
〜ストーリー2〜
演劇部主役:嵐(橋本愛)
嵐の親友:御園(大野いと)
※歩美と同じ学校
卒業公演の配役決めで、
いつものように主役に立候補する嵐。
その傍らで御園も立候補するのだった。
その後、嵐は偶然にも、
「どんなに頑張っても私が主役よ」
と部員と笑って話している御園の声を聞く。
嵐は御園を憎み、
「御園さえいなければ」
と思ってしまう。
ある日の帰宅中、
通学路にある民家の水道のホースの前に立ち止まる。
以前この水道の水が出っぱなしになっていて、
御園が水を止めながら、
「寒くなったら凍って危険だよね」
と言っていたのを思い出したのだ。
嵐は、
「御園が怪我でもすればいい」
と思い、水を出してその場を去る。
翌日、御園は事故に合い亡くなってしまう。
嵐は、「自分のせいだ」と考える。
皆が自分を人殺しと罵る夢を見た嵐は、
ツナグに頼み御園に会おうとするのであった。
ホテルの一室で、御園に再会する嵐。
嵐は、自分の行為を伝えることができなかった。
一方、御園は昔の思い出だけを語るのだった。
別れ際、御園は嵐に、
「歩美くんに私に伝言がないか聞いて」
と伝えるのだった。
歩美の元へ向かった嵐は、
「道は凍っていなかったよって」
と歩美から伝えられるのだった。
御園は嵐の行為を知りながら、
楽しい思い出話だけをしていたのだ。
罪の告白ができなかったことに後悔する。
一度しかないチャンスを、失ってしまったのだ。
〜ストーリー3〜
彼女の帰りを待つ男:土谷(佐藤隆太)
失踪した恋人:きらり(桐谷美玲)
アイ子が病院で会った土谷の依頼を受ける。
「プロポーズの直後に失踪した恋人に会いたい」
という内容であった。
生きていれば、ツナグは出来ない。
死んでいれば再開が可能である。
複雑な状況ではあるが、
アイ子がきらりを探しだした。
名前も年齢も出身地も、全てデタラメだった。
ホテルの一室で、きらりに再会する予定の日。
土谷はホテルに現れない。
土谷を探す歩美は、川のほとりで発見する。
そこは、土谷が彼女にプロポーズをした場所。
「会うのが怖い」と土谷は躊躇していたのだった。
土谷ときらりは、再会する。
きらりは自分の生い立ち、土谷との思い出、
自分がどんなに幸せだったかを伝えるのだった。
夜が明け、
「宝物を実家の母に届けてほしい」と言い、
きらりは消える。
部屋に帰った土谷が箱を開けてみると、
土谷と初めて一緒に行った映画の半券と、
その時食べたポップコーンの空き箱が、
丁寧に保管されていたのだった。
〜本ストーリー〜
数々の体験でツナグを経験し、
歩美は決心していました。
ある晴れた日、歩美とアイ子は2人で
見晴らしの良い展望台へ向かっていた。
歩美は
「ツナグを継ごうと思う」
とアイ子に話します。
アイ子は、
「ツナグになってしまったら、
もう自分が会いたい人には会えない。
両親に会っておかなくて良いのか?」
と聞きます。
そして、
「お前の両親が死んだのは、私のせいだ」
とアイ子は話し出します。
アイ子は、歩美の父にツナグを譲っていました。
父は、妻にそのことを秘密にしていました。
ある時、何も知らない妻が鏡を見てしまいます。
そのために歩美の両親は亡くなったのです。
※ツナグは鏡を継承します。
その鏡を他人が見ると死ぬといわれています。
この告白の後、歩美はアイ子を責めなかった。
歩美は、ツナグを継ぐことになります。
アイ子と歩美は鏡の上に手を重ねる。
ツナグを継いだ歩美は、
「いつかツナグを譲ったら、
お祖母ちゃんに会わせてもらうよ」
と告げるのでした。
(終わり)
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