なぜ二階、三階が空き巣に狙われやすいの?二階の防犯対策は十分ですか?


お宅は二階・三階狙いの空き巣に対する防犯対策は十分ですか?


空き巣の浸入口として戸建ての場合は「二階」、低層集合住宅では「三・四階」が意外と多いのです!
戸建ての場合、当然宅地内に侵入しやすい「一階」からの浸入が圧倒的に多いのですが、意外と多いのが「2階」からの侵入です。
これは、一階は、施錠や戸締りなどの防犯意識が高いのに対し、二階は、窓を半開きのままや雨戸を閉めないなど、防犯意識がつい薄くなりがちなことを、空き巣は良く知っているからです。
空き巣にとって、足場となる樹木やフェンス、物置やガレージの屋根、樋、はしごなどがあり二階への侵入経路が容易で、周囲の環境が侵入に適していれば、一階よりもかえって侵入しやすいと考えることが主因です。
空き巣は、暗い時間帯、近隣が寝静まり人通りが最も少ない時間帯の深夜2時〜4時が侵入に格好の時間として犯行に及ぶことが多いのですが、この時間帯に、周囲に気づかれず目をつけた(半扉や雨戸の開放などで侵入しやすい)侵入口に素早く侵入しようとします。

二階や高窓が狙われやすい主な要因は
?@二階は、つい油断して窓の半開きや無施錠など防犯対策が緩い
?A足場となるものがあり、容易に登り侵入口に至る経路がある
?B二階や高窓の侵入口が容易に突破できそう
?C周囲に気づかれにくい立地条件がある
などです。

空き巣は、足場となる塀やフェンス、物置や室外機、植え込みなどがあればいとも簡単に目的場所に到達できるのです。従って、これら足場となるものを撤去するか、使わせないための対策が必要です。



以下の対策は、「中長期に自宅を留守にする時を想定した対策」ですので、ちょっとした外出は程度を勘案して考えてください。
?@は心がけの問題で、防犯意識を徹底する。
?Aは容易に対策できるものとそうでないものがあります。
?容易に対策できるもの?
 脚立、はしご、自転車などは倉庫に格納する。
 それができないならばチェーン鍵で柱に固定するなどの対策が必要。
?そうでないもの?
 塀、植え込、物置、車、カーポート、雨どい等の配管、電柱、エアコンの室外機などの足場になりそうなものの近くに、「人感センサー付きフラッシュライト」や、「防犯カメラ」、「人感センサー付きアラーム」などを随所に設置する。(注意:アラームなどは誤動作が頻繁に起きない設置が必要)
?Bは小窓に面格子設置やベランダの見通しアップ等の侵入口防御力強化が必要。
?C立地は変えられないので、対策が必要です。
 「防犯カメラ」及び、人の動きを感知して作動する「アラーム」や「フラッシュライト」などを設置し抑止力を高める。

要は、二階三階だからちょっと外出ぐらい空き巣は狙わないだろうと油断しないことです。
空き巣は入りやすければ短時間で盗みを果たします!
くれぐれも二階三階の施錠戸締りは厳重にしましょう!


詳細は、「 自分でできる「長期間留守時の防犯対策 」」をご覧ください






2019年04月08日

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