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2024年11月07日

パソコンが重い?D|不要なスタートアップとバックグラウンドアプリの停止を!

パソコンは、起動と同時に実行される「スタートアップアプリ」と裏側で情報取得や更新などの処理を行なう「バックグラウンドアプリ」によって、アプリがすぐに利用でき、かつ、必要な処理がすぐに始られるなどのパフォーマンス効果が得られます。

しかし、これらのアプリが多くなればパソコンの動きを重くする原因となります。

従って、セキュリティーソフトなどの重要アプリ以外は、必要な時に立ち上げればよいので、不要なスタートアップアプリやバックグラウンドアプリは停止することをおすすめします。 

当記事では、不要なスタートアップアプリとバックグラウンドアプリの見分け方や停止方法党をご紹介します。

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?T.不要なスタートアップアプリとバックグランドアプリはPCのメモリー容量を圧迫する

パソコンは、同時に複数のプログラムを動かして様々な機能を実現しますが、パソコンの起動時に自動的に立ち上がる「スタートアップアプリ」や画面上では見えずに裏側で動いている「バックグラウンドアプリ」もその一つです。 

両方とも、パソコンのパフォーマンスを高める効果がある一方、メインメモリーを使用するため、CPUの処理能力に影響しPCの動きを重くする要因にもなります。

このため、パソコンの動きが重くなったり遅くなったりする場合は、不要なこれらアプリを停止または削除することをおすすめします。

1.スタートアップアプリとは

パソコンの起動と同時に立ち上がるよう設定されたスタートアップアプリは、パソコンの起動と同時にそのアプリがすぐに使える効果をもたらします。 

以下、スタートアップアプリの特徴や種類をご紹介します。

1)スタートアップアプリとはPC起動と同時に起動するアプリのこと

スタートアップアプリとは、「スタートアップ設定」により、パソコンの起動と同時に自動で起動するように設定されたアプリを指します。 (確認方法は後述します)

スタートアップの設定をすることで、 必要なアプリを手動で開くよりも素早く使えるようにすることができます。

代表的なアプリは、ウイルスセキュリティソフトで、スタートアップ設定によりPCの起動と同時にパソコンをウイルス等から守ってくれます。

2)不要なスタートアップアプリが多いとパソコンの動きを重くする

スタートアップアプリは、パソコンの起動と同時に一斉に稼働するため、アプリが多くなるとメモリを圧迫しパソコンを重くします。 

特に、スタートアップアプリ一覧で「影響大」と表記されているアプリは、起動にかかる負担が大きいため、パソコンの動きを圧迫します。 (確認方法は後述します)

パソコンの動きが重い場合は、不要なスタートアップアプリを停止しすることをおすすめします。 

なお、停止とは パソコンの起動と同時に起動させる対象から外すということであり、必要な場合は、アプリをクリックして立ち上げることにすることです。

3)スタートアップ設定が可能なアプリには

Windowsの起動と同時に自動で立ち上げられるアプリには、Windowsパソコンの購入時にプレインストールされていたWindows配信の各種アプリやパソコンメーカー配信のアプリのほかに、自分でインストールしたアプリなどがあります。

メッセージアプリ関係:Skype、Microsoft Teams、Slackなど

・セキュリティーソフト関係:ノートン、ウイルスバスター、マカフィーなど 

・音楽ストリーミングサービス関係:Spotify など 

・クラウドストレージサービス関係:OneDrive、Dropbox、Google Drive など 

・メッセージングアプリ関係:Skype、Microsoft Teams、Slack など 

・プリンターやスキャナのソフトウェア関係

4)PC内にあるスタートアップアプリの確認方法

現在ご使用中のパソコンには、購入時からプレインストールされていたスタートアップアプリの外に自分でインストールしたスタートアップアプリがあります。 

PCに登録されているスタートアップアプリの確認方法は、設定変更の方法と併せて次章でご紹介します。

2.バックグランドアプリとは

バックグラウンドアプリは、パソコンの起動と同時に画面の裏側で起動するように設定されたアプリで、主に、情報取得や更新などの通信を行ないます。 

例えば、地図アプリの場合、パソコンの起動と同時に立ち上がり、他のアプリで作業したり画面をオフにしていてもバックグラウンドで常に位置情報を更新し続けます。

 以下、バックグラウンドアプリの特徴や主なアプリの種類等をご紹介します。

1)バックグラウンドアプリとはPCの裏側で起動しているアプリのこと

バックグラウンドアプリは、PCの起動と同時に画面の裏側(バックグラウンド)で起動するアプリを指し、最新データの取得や更新などの動作をしています。 

Windows 11では、デフォルトでMicrosoft Storeのアプリはすべてバックグラウンドで実行されるよう設定されています。 

しかし、バックグラウンドで動作するアプリが多いと、パソコンに負担がかかり動作を重くする要因にもなります。

2)不要なバックグラウンドアプリが多いとパソコンの動きを重くする

バックグラウンドアプリは、裏側で常に通信などを行っているため、バックグラウンドアプリが多いとパソコンを重くします。 

パソコンの動きを重くしないためには、不要なバックグラウンドアプリをオフにしたり削除することが必要と言えます。 

なお、スマホの場合は、データセーバーをオンにすると、ほとんどのバックグラウンドアプリを Wi-Fi 接続時のみに稼働するよう設定できます。

3)バックグランウンドアプリの種類には

パソコンの起動と同時に立ち上がり、他のアプリを使用中であったり画面をオフにしてもバックグラウンドで再生し続けるバックグランドアプリには、以下の様なアプリがあります。

・YouTube Musicなどの音楽アプリ:バックグラウンド再生機能があり、他のアプリを使用したり画面をオフにしたりしても音楽を流し続けることができます。

・地図アプリ:位置情報を常に更新するため、バックグラウンドで頻繁にデータの更新が行われます。

・歩数計などの位置情報を利用しているアプリ:位置情報を送受信するため、バックグラウンドで頻繁にデータの更新が行われます。

4)PC内にあるバックグランドアプリの確認方法

現在ご使用中のパソコンには、購入時からプレインストールされていたバックグラウンドアプリの外に自分でインストールしたバックグランドアプリがあります。 

どのようなバックグラウンドアプリがパソコンにインストールされているかを確認する方法は、次章の「確認や設定変更の方法」でご紹介します。

?U.スタートアップアプリの確認や設定変更の方法

不要なスタートアップアプリが多いとパソコンの動きを重くする原因になるため、不要なアプリ、特に、アプリの起動に負担が大きい「影響大」のアプリを停止することが望ましいと言えます。

スタートアップアプリ一覧には、「影響大」のように、 アプリの起動に要する負荷の大きさ(影響度)が表示され、スタートアップに時間がかかることを意味します。

このため、あまり使わないアプリであれば無効にし、必要な時にアプリを立ち上げるようすることがオススメです。

従って、スタートアップの設定を見直す際は、この影響度を勘案して、「有効化」や「無効化」を判断する際の参考になります。

     

スタートアップアプリは、必要な時にアプリをクリックすれば簡単に立ち上がるので、セキュリティソフトのような必要不可欠なアプリ以外は、無効化してもパソコンに問題が起きないアプリは無効化しておくことをオススメです。 

以下、不要なスタートアップアプリの見分け方と停止や削除の仕方をご紹介します。

1.スタートアップの設定を無効化して良いアプリとは

不要なスタートアップアプリとは、まずは、日常頻繁に利用する予定がないアプリであることが基準となりますが、問題は、無効にしてもパソコンの動きに問題が生じないことが条件となります。 

このため、無効化してもよいスタートアップアプリは、無効化してもパソコンの動作に問題が生じないことが前提となります。 

以下に、無効にしても問題が起きないスタートアップアプリ一覧(一部)と無効にしてはいけないアプリをご紹介します。

1)無効にしても良いスタートアップアプリ一覧(一部)

次のようなスタートアップアプリは、無効化(停止)しても良いアプリです。 

・メールソフト

・動画再生アプリ、動画画像編集アプリ 

・ゲームソフト 

・プリンターやファックス、テレビ、その他のアプリ

〈無効化可能アプリ一覧表〉
アプリ 無効化の判断基準
Adobe Reader PDFはファイルをクリックするだけで簡単に開ける。無効化可。
Cortana Microsoftのバーチャルアシスタント。利用しなければ無効化可
Chat 一般向けMicrosoft Teams。手動で起動できるので無効化可
CyberLink YouCam 容量が大きいので使いたいときに起動すれば良い。無効化可。
Evernote Clipper 容量が大きいので使いたい時に起動すれば良い。無効化可。
Google Chrome Googleのウェブブラウザ。使いたい時に開けばOK。
Microsoft Office Officeファイルをクリックすれば開けるので無効化可
Microsoft Edge Windowsのウェブブラウザ。使いたい時に開けばOK。
Microsoft Store Windows提供のアプリStore。必要な時に開けば良い。
Microsoft Teams Microsoft提供のビジネスコミュニケ。必要がなければ無効化可。
Microsoft Todo Microsoft提供のタスク管理アプリ。必要なければ無効化可。
Microsoft フォト 画像を見るMicrosoftのアプリ。パックグラウンド起動必要なし。
Skype ビデオチャット。使いたいときに起動できるので無効化可。
Spotify Web Helper 容量が大きく使いたい時に起動できるので無効化可。
Solitaire & Casual Games Microsoft提供のゲームアプリ集。必要な時に起動すればよい
Xbox、Xbox GameBar XboxのWindows版。パソコンで利用している人以外は無効化可。
Zoom 必要なときに開くことができるので無効化可。
カメラ カメラ搭載のPC用。カメラが非搭載のパソコンでは無効化。
ニュース Microsoft提供のニュースアプリ。利用しなければ無効化可。
ボイスレコーダー パソコンのマイク録音用。普段使わなければ無効化可。
マップ Microsoft製の地図アプリ。Googleマップ利用者には不要。
メール/カレンダー 他のカレンダーを利用していれば無効化可。
映画&テレビ Microsoft Store購入映画の視聴アプリ。購入しなければ不要。
天気 タスクバー表示の天気アプリ。表示の必要がなければ無効化可。
付箋 デスクトップに付箋を貼り付けるアプリ。利用しなければ不要。

※上記以外のスタートアップアプリについても、必要性の大きさで判断して、全く利用する予定がなければアンインストールも考えましょう。

2)無効にしてはいけないスタートアップアプリ

スタートアップアプリは、基本的には全てを無効化してもパソコンの起動に問題がないので大丈夫ですが、以下の様な利用するアプリは極力有効にしておくべきアプリです。

〈無効化すべきでないアプリ〉

◎:すべきでない ○△:必要度によってすべきでない 

◎セキュリティ対策ソフト(Windowsに内蔵されているソフト、ダウンロード・インストールした市販製ソフトなど)

◎ドライバー更新ソフト ○Google Drive、Microsoft OneDriveなどのクラウドサービス ○ウエブプラウザー △オーディオ、ワイヤレスデバイス、タッチパッドサービス

2.スタートアップアプリの確認や設定変更の手順

ご使用中のパソコンには、購入時からプレインストールされていたスタートアップアプリの外に自分でインストールしたスタートアップアプリがあります。 

PCに存在するスタートアップアプリを確認、設定(オン)、停止(オフ)、削除(アンインストール)するには、以下の通り2方法があります。

1)「スタートアップ」から確認、設定、停止、削除する手順 

2)「タスクマネージャー」から確認、設定、停止、削除する手順

1)「スタートアップ」から確認や設定変更(オン、オフ削除)の手順

Windowsの「設定」から、以下の手順でスタートアップアプリの確認及び設定、停止、削除ができます。

step1. 「スタート」ボタンを右クリックしメニューの「設定」を選択(クリック)する
または、キーボードの「Windows ロゴ」キーと「I」キーを同時に押して設定画面に入ることもできます。

?

step2. メニューの「アプリ」をクリックする

step3. 「スタートアップ」をクリックする

step4. インストールされたスタートアップアプリ一覧が表示され「オン」「オフ」の設定状況が確認できる

それぞれのスタートアップアプリの右端にある「オン」「オフ」によって、スタートアップの設定状態が確認できます。

なお、ここから個々のアプリの設定変更(設定、停止)を次の手順で行なう事ができます。

step5. スタートアップアプリ一覧の右端にある「オン」「オフ」で設定及び停止の設定変更を行なう

スタートアップアプリ一覧から設定(スタートアップとして起動させる)するアプリを「オン」に、停止(スタートアップとして起動対象から外す)する場合は「オフ」に変更します。

2)「タスクマネージャー」から確認や設定変更(オン、オフ等)の手順

タスクマネージャーから次の手順でスタートアップアプリを確認し、設定や停止をさせることができます。

step1.[スタート] を右クリックし[タスク マネージャー] を選択(クリック)する

または、キーボードの「Ctrl」+「Shift」+「ESC」キーを同時に押してもタスクマネージャーを開くことができます。

step2. メニューの[ スタートアップ アプリ ] をクリックする

step3. スタートアップアプリ一覧が表示され現在の設定状況(有効か無効か)及び負荷の大きさが確認できる

ここで、稼働しているスタートアップアプリが一覧で表示されるとともに、各アプリの設定状況(有効か無効)と負荷状態が確認できます。

step4.設定変更したいアプリがあれば、アプリを右クリックしメニューの中から「無効にする」又は「有効にする」をクリックする

変更したいアプリを右クリックすれば下図のメニューが表示されるので、「無効にする」又は「有効にする」にクリックすると変更され、次回起動時にその効果が反映されます。

?V.バックグラウンドアプリの確認や設定変更の方法

パソコンの起動と同時に裏で動いたりスタンバイしているバックグラウンドアプリは、ウイルス対策やクラウド同期をリアルタイムに行うことができる上、メッセージやメールの通知を常時受け取ることができ、常に最新の状態が維持できるなどのメリットがあります。

しかし、アプリが多いとパソコンの動作を重くするため、不要なアプリはオフにする必要があります。 

Windows 11では、デフォルトですべてのMicrosoft Storeのアプリをバックグラウンドで実行する設定になっており、パソコンを重たくする要因にもなります。 

このため、不要なバックグラウンドアプリ、特に、アプリの起動に負担が大きいアプリを停止すればパソコン動作を軽くしたり、メモリ負担の軽減などに大きな効果が期待できます。 

アプリの起動に負担が大きいアプリは、タスクマネージャーでの各アプリのCPU使用率とメモリ使用率で確認できます。

※タスクマネージャーで各プリのCPU使用率とメモリ使用率の状況が確認できます。

なお、バックグラウンドアプリは、必要な時にアプリをクリックすれば起動できるので、セキュリティソフトのような常時稼働が必要不可欠なアプリ以外は、無効化にしておくことがオススメです。 

以下、不要なスタートアップアプリの見分け方と停止や削除の仕方をご紹介します。

1.バックグラウンドアプリを無効にしても良いアプリとは

パソコンの動きを快適にするためには常時稼働が必要でないバックグラウンドアプリは無効化することが望ましいのですが、アプリの中には、セキュリティソフトのように、無効化すると不都合や不具合が生じるアプリがあり、選択に悩みます。

PCの用途にもよりますが、 以下に紹介するアプリは、利用予定がなければ無効化しても問題がなく、全く不要であれば、アンインストールしても良いバックグラウンドアプリです。

※主にプレインストールされているアプリを中心にしていますが、パソコンによっては、すでに削除されているアプリもありますので、あくまでも参考としてください。

1)無効にしても良いバックグラウンドアプリ一覧(一部)

下表は、主にプレインストールされているバックグラウンドアプリの中で無効化してもパソコンの動きに影響がでないアプリです。 

なお、下表にないバックグラウンドアプリについても、必要性の大きさで判断して、あまり利用する予定がなければ無効化を試みましょう。 

特に、Windows 11 では、デフォルトで Microsoft Store のすべてのアプリがバックグラウンドで実行される設定になっておりパソコンに負担がかかっています。

是非、不要なバックグラウンドアプリはオフにすることをおすすめします。 

なお、下表のアプリには、スタートアップアプリ(パソコンの起動と同時に画面に表示されるアプリ)としても使われるアプリも含まれます。

アプリ 無効化の判断基準
Adobe Reader PDFはファイルをクリックするだけで簡単に開ける。無効化可。
Cortana Microsoftのバーチャルアシスタント。利用しなければ無効化可
Chat 一般向けMicrosoft Teams。手動で起動できるので無効化可
CyberLink YouCam 容量が大きいので使いたいときに起動すれば良い。無効化可。
Evernote Clipper 容量が大きいので使いたい時に起動すれば良い。無効化可。
Google Chrome Googleのウェブブラウザ。使いたい時に開けばOK。
Microsoft Office Officeファイルをクリックすれば開けるので無効化可
Microsoft Edge Windowsのウェブブラウザ。使いたい時に開けばOK。
Microsoft Store Windows提供のアプリStore。必要な時に開けば良い。
Microsoft Teams Microsoft提供のビジネスコミュニケ。必要がなければ無効化可。
Microsoft Todo Microsoft提供のタスク管理アプリ。必要なければ無効化可。
Microsoft フォト 画像を見るMicrosoftのアプリ。パックグラウンド起動必要なし。
Skype ビデオチャット。使いたいときに起動できるので無効化可。
Spotify Web Helper 容量が大きく使いたい時に起動できるので無効化可。
Solitaire & Casual Games Microsoft提供のゲームアプリ集。必要な時に起動すればよい
Xbox、Xbox GameBar XboxのWindows版。パソコンで利用している人以外は無効化可。
Zoom 必要なときに開くことができるので無効化可。
カメラ カメラ搭載のPC用。カメラが非搭載のパソコンでは無効化。
ニュース Microsoft提供のニュースアプリ。利用しなければ無効化可。
ボイスレコーダー パソコンのマイク録音用。普段使わなければ無効化可。
マップ Microsoft製の地図アプリ。Googleマップ利用者には不要。
メール/カレンダー 他のカレンダーを利用していれば無効化可。
映画&テレビ Microsoft Store購入映画の視聴アプリ。購入しなければ不要。
天気 タスクバー表示の天気アプリ。表示の必要がなければ無効化可。
付箋 デスクトップに付箋を貼り付けるアプリ。利用しなければ不要。

2)無効にしてはいけないバックグラウンドアプリ

スマホと違い、Windows パソコンでは、バックグラウンドアプリを無効化(オフ)してはいけないアプリは、ウイルス対策などのセキュリティアプリを除いて特にありません。

従って、セキュリティソフトを除いて常時使わないような不要なアプリはオフにして問題はないと言えます。

たとえ、バックグラウンドアプリをオフにしても、必要があれば手動で起動したり、オンに戻したりすることができます。

2.バックグラウンドアプリの確認や設定変更の手順

パソコンにあるバックグラウンドアプリを確認する方法や設定変更を行なう方法には、次の2方法があります。

1)「インストールされているアプリ一覧」から確認、設定、停止、削除する手順

2)「タスクマネージャー」から確認、設定、停止、削除する手順

以下、2方法についてご紹介します。

1)「インストールされているアプリ一覧」から確認や設定変更手順

Windows設定の「インストールされているアプリ一覧」から確認や設定変更(停止、削除する手順をご紹介します。

なお、残念ながら、 Windows11では、下記※の通り、設定画面から「バックグラウンドアプリ一覧表」の表示画面がなくなり、大変不便な確認方法になっています。

※変更
Windows10 では、設定画面から[プライバシー]? [バックグラウンド アプリ] でバックグラウンドアプリ一覧を表示させ、一目でバックグラウンドアプリが確認でき、そこで制御もできましたが、 Windows11 では、「インストールされているアプリ」一覧からアプリを個々にクリックしてバックグラウンド設定の変更が可能かどうかを確認しなければならない仕様に変更されました。
〈確認及び設定変更の手順〉
step1. 「スタート」ボタンを右クリックしメニューの「設定」を選択(クリック)する

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step2. 左側メニュー[アプリ]をクリックする

Windows10では、メニュー「プライバシー」から、「バックグラウンドアプリ」によりバックグラウンドアプリを一覧表で確認できましたが、Windows11ではなくなりました。

step3.[アプリ]画面の[インストールされているアプリ]をクリックする

インストールされているアプリが一覧で表示されます。

step4. アプリ一覧で個々のアプリの[…]をクリックしメニューに[詳細オプション]表記があればバックグラウンドアプリであることが確認できる

[詳細オプション]が表示されないアプリはバックグラウンド起動を無効にはできません。

step5. メニューに「詳細オプション」表記があればバックグラウンド設定変更が可能なアプリであることが確認できる

従って、バックグラウンドアプリであるかは、「詳細オプション」のメニューが用意されていることを確認する必要があります。 

Windows10では、 「バックグラウンドアプリ一覧表」の表示画面があり、簡単に確認できましたが、Windows11では、全てのインストールされたアプリからひとつひとつ「詳細オプション」の有無を確認することが必要になりました。

従って、バックグラウンドアプリ一覧を確認または設定変更などは、次にご紹介する「タスクマネージャー」からの方が簡単となります。

step6. バックグラウンドアプリを設定変更する場合は、「詳細オプション」をクリックし「常にオンにする」か「常にオフ」にするか、「電力最適化(推奨)」のいずれかをクリックする

「…」をクリックしてメニューに「詳細オプション」メニューがあれば、バックグラウンドアプリであることが確認できると同時に、詳細オプションをクリックして表示された当該アプリの設定画面(下図)において各種の設定が可能になります。

アプリの設定や変更は、「バックグラウンドアプリのアクセス許可」欄において、「常にオンにする」か「常にオフ」にするか、「電力最適化(推奨)」のいずれかをクリックして変更します。 

なお、「電力最適化(推奨)」は、 アプリが通知を受信して定期的に更新できるようにしながら、最も多くの電力を節約する設定です。

(注)設定メニューの注釈

メニュー 注釈
常にオン このアプリを、パソコンの起動中に常時使用する設定。常時使用しなければ意味がなくPCに負荷がかかります
電力最適化 ほとんどこれが初期設定となっています
常にオフ バックグラウンドの実行を停止する。但し、アプリは、オンにすれば使用できるようになります

また、バックグラウンドアプリを削除は、アプリのメニューにあるアンインストールやコントロールパネルなどから削除できます。但し、削除できないバックグラウンドアプリもあります。

2)「タスクマネージャー」から確認や設定変更(オン、オフ等)の手順

PCにあるバックグラウンドアプリは、「タスクマネージャー」で確認することができます。 

タスクマネージャーとは、パソコンの管理ツールで、CPUやメモリーの利用状況をリアルタイムで確認できるほか、実行中のアプリやバックグラウンドアプリの一覧が確認でき、制御などが行えます。

〈確認及び設定変更の手順〉
step1. 「スタート」ボタンを右クリックしメニューの「タスクマネージャー」を選択(クリック)する

または、キーボードの[Ctrl]+[Shift]+[Esc]キーを同時に押してタスクマネージャーを開くこともできます。

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step2. タスクマネージャー画面左の「プロセス」タブをクリックすると右側に「バックグラウンドプロセス」に属するアプリ一覧と各アプリの稼働状況が確認できる

「プロセス」とはアプリのことで、「プロセスタブ」では、実行中のアプリ(含むバックグラウンドアプリ)の一覧と各アプリ(プロセス)のCPUやメモリー、ディスク、ネットワークなどの利用状況を確認できます。 

プロセスのリストには、デフォルトではアルファベット順に配列されていますが、列名のいずれかをクリックすると順序を変更することができます。 

肝心のバックグラウンドアプリは「バックグラウンドプロセス」のタイトルの下に配列されていて、それぞれの稼働状況が確認できます。 

なお、タスクマネージャ画面を出した時に下図の画面にならないときは、一度、他のメニュー(タブ)、例えば、「スタートアップアプリ」タブをクリックした後で再度「プロセス」タブをクリックするか、右上の「…」をクリックし「ビュー」メニューにある「種類でグループ化する」をクリックすると、「アプリ」「バックグランドプロセス」「Windowsプロセス」にアプリが分類配列されます。

step3. 停止(無効)にしたい場合は、アプリを右クリックして表示されるメニューから「タスクの終了(E)」をクリックする

バックグラウンドアプリ一覧から無効にしたいバックグラウンドアプリ名を右クリックして「タスクの終了(E)」をクリックすれば無効化に設定変更できます。

これでプロセスは停止します。

最後に

パソコンの起動と同時に自動で立ち上がる「スタートアップアプリ」や「バックグラウンドアプリ」は、パソコンのパフォーマンスを高める効果がある一方、CPUの処理能力に影響してPCの動きを重くする要因にもなるます。

PCの軽快性を維持するためにはウイルス対策ソフトなどを除いて不要なこれらアプリを停止することが必要となります。 

なお、停止しても、アプリをクリックすればすぐに起動できるので問題はありません。 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーー 完 ーーーーーーーー
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2024年10月17日

パソコンが重い?C|クラウドストレージ活用で容量対策、使い方イロハ

クラウドストレージ活用はパソコンの空き容量不足解消にも有用です!

クラウドストレージは、GoogleドライブやOneDriveなどが提供するインターネット上のストレージ(記憶装置)で、パソコンの容量不足対策としても活用できます。 

また、オンライン上のストレージであるためどこからでもアクセスができる上、パソコンが万一故障してもデータはオンライン上で安全に管理されるため、重要データのバックアップ場所や大切な書類や写真の整理場所としても利用できます。 

当記事では、パソコンの空き容量不足解消にも役立つクラウドストレージの活用と簡単な利用方法等についてご紹介します。

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?T.容量対策にもなるクラウドストレージの活用

クラウドストレージとは、 インターネット経由で利用できるGoogleドライブやOneDriveなどが提供するストレージ で、写真・画像・音楽・動画などのファイルやフォルダの保管場所となります。 

以下、クラウドストレージの特徴や利点についてご紹介します。

1.クラウドストレージとは

ストーレージは、データを保存する場所ですが、クラウドストレージには、以下のような特徴があります。

1)インターネット上にデータが保存管理できる記憶域です

クラウドストレージとは、インターネット経由で利用できる記憶域(ストレージ)のことで、写真・画像・音楽・動画などのファイルやフォルダが保存や管理・共有ができる場所となります。

具体的には、GoogleやMicrosoftなどが、インターネットに接続されているサーバーを提供しオンラインでファイルを保存したり編集や共有などができるサービスです。 

これにより、 企業や個人は、端末内にストレージやソフトを持たなくても、クラウドストレージを使ってさまざまな処理やデータ共有ができる環境が得られます。

2)GoogleやMicrosoftなどがクラウドサービスの提供者です

クラウドストレージサービスには、以下のような種類があります。 

個人では、パソコンやスマホとの相性が良い「Googleドライブ」、「iCloud」、「OneDrive」の利用が圧倒的となっています。

クラウドストレージサービス 主なユーザー層
Googleの「Googleドライブ」 主にGoogleユーザー向け
Appleの「iCloud」 主にアップルユーザー向け
Microsoftの「OneDrive」 主にMicrosoftユーザー向け
Dropbox, Incの「 Dropbox」 主に 法人向け
Box Inc.「Box」 主に 法人向け
kubellストレージの「 セキュアSAMBA」 主に 法人向け

3)無料(安価)で利用できるハード不要のストレージです

各サービスとも無料版が用意されており、アカウント登録すれば相当の容量のストレージが無料で利用できます。 

なお、有料版も用意されているので、利用容量が大きくなれば容量拡大が可能です。 

有料版は、100GBで月額数百円、1TB単位で月額1,000円程度が一般的で、ハードディスクなどの設備導入が伴うストレージに比べて割安と言えます。 

※各クラウドサービスが無料で提供するストレージ容量

クラウドストレージ名 無料版の容量
Google ドライブ 15GB※
OneDrive 5GB
iCloud Drive 5GB
Box 10GB
Amazon Drive 5GB

※Google ドライブの15GBには、GmailやGoogle フォトなどの他のGoogleサービスも含みます。

4)容量の大きいデータも保存が可能

スマホなどで保存するには容量が大きすぎる資料や写真、動画などもクラウドストレージに格納することができます。 

従って、大容量のパソコンと違って、スマホでは、大容量データの保管にはクラウドストレージは大いに利用価値があると言えます。

5)個人の半数以上に 利用が拡大しています

2023年度ICT総研調査によると、個人でのクラウドストレージの利用状況は 52%を占め、利用者は 5,620万人と推定され、PC利用者の約半数の方が何らかの形でクラウドストレージを利用していることになります。 

そして、国内での個人利用者が最も多いクラウドストレージは「 Google Drive」であり、また、ストレージの利用容量は、1GB未満が最も多く37.4%、1GB以上10GB未満が36.7%となっているということです。

2.クラウドストレージ活用のメリット

クラウドストレージの活用メリットには、以下のようなものが挙げられます。

1)オンライン上のストレージのため場所や端末を問わずどこからでもアクセスが可能です

オンライン上のストレージであるため、パソコンだけでなくインターネットに接続された端末(PC、スマホ、タブレット等) からアクセスが可能です。

従って、外出時にスマホなどからクラウドストレージにアクセスすることが可能です。 

また、各端末にバラバラに保存されている写真、動画などをクラウドストレージに集約して一元管理することもできます。

2)PC(端末)の記憶域を使わずにデータ保存できるのでPC(端末)の 容量不足対策にもなります

パソコンのCドライブ空き容量が10ギガ以下になるとパソコンが動きが重くなったりフリーズするなどの原因となりますが、クラウドストレージを活用すれば、パソコンで作成したデータ等を保管できるので、 パソコンの空き容量対策にもなります。

3)PCの1ディレクトリ(領域)としてPCの機能をフルに利用してクラウドストレージ上のデータ編集やデータ移動ができます

クラウドストレージをパソコンで利用するようにすればクラウドストレージがパソコンの1ディレクトリーとして位置づけられパソコンの機能を使ってデータ処理ができるようになります。

簡単に言うと、パソコンのエクスプローラーを開くとクラウドストレージは「PC」の1ディレクトリとして配置されるため、パソコンのデータをクラウドストレージに保存したり、クラウドストレージのデータをパソコンにダウンロードしたり、PCの機能を使って編集等が行えるようになります。

4)安全な保存場所であるため重要データのバックアップや保存に利用できる

クラウドストレージでは、PCなどの端末と離れたオンライン上にデーターが安全に保管されるため、重要データのバックアップに最適な場所となります。 

従って、万一パソコンが故障しデータが消失してもクラウドストレージのデータでフォローできるというメリットが享受できます。

5)ファイルの共有が可能になります

個人の場合、あまり利用は多くないと思いますが、家族や友人間でのクラウドストレージ上のファイルやフォルダ等の共有が可能になります。

?U.個人に人気のあるクラウドストレージと選び方

1.個人に人気が高いクラウドストレージサービスとは

2022年4月に行なったユーザー調査で、個人に幅広く利用されているクラウドストレージは、「Googleドライブ」、「iCloud drive」、「 OneDrive」となっています。 

これは、個人では、パソコンやスマホとの連携で相性が良いからです。 

因みに、Google ドライブの利用者が多い理由は、Androidスマホユーザーの増加が挙げられます。 

以下、個人に人気のあるGoogle drive、iCloud drive、Microsoft OneDriveの特徴を簡単にご紹介します。

人気サービス 特徴
Googleドライブ ・Googleが提供するサービスで、 無料で容量15GBが利用できる
なお、15GBには、GmailやGoogle フォトなどの他のGoogleサービスも含みます。

・Googleの各種サービスとストレージを共有しており、また、Windows向けのサポートソフトも用意されているので、各端末間での融和性が高い
iCloud Drive ・アップルが提供するサービスで、 無料で容量5GBが利用できる

・アップル系のMacとの相性は良く、Windowsのサポートソフト用意されているのでWindowsやiPhoneなどでも使いこなせます。
Onedrive ・Windowsが提供するサービスで、 無料で容量5GBが利用できる

・Windowsユーザー向けクラウドで、Microsoftアカウントでログインでき、ソフトはWindowsに統合されているため、IDとパスワード入力でスタートできます。

2.クラウドストレージサービスの選び方

個人の利用状況からも言えますが、どのクラウドストレージサービスを利用するかは、使用しているPCやスマホとの連携がスムーズにできることが重視されます。 

連携がスムーズに行えれば、バックアップやファイル管理もし易くなります。

使っているPCやスマホの機種 相性の良いクラウドストレージサービス
iPhoneやMacを使っている iCloud Drive
Windowsを使っている Oneドライブ
AndroidやGoogleアカウントを使っている Googleドライブ

?V.クラウドストレージサービスの利用手順

以上から、どのクラウドストレージサービスを利用するかが決まれば、次に、そのサービスを利用する手順をご紹介します。 

クラウドストレージサービスの利用を始める手順の一般的な流れは以下のとおりです。 

なお、各クラウドサービスの詳細な利用手順や運用については、以下のページをご覧下さい。

https://ktnlifebusiness.com/sumaho-pc-24061/

1.使用を開始するサービスにアカウントを登録する

まだアカウント登録をしていない場合は、Webサイトからクラウドストレージサービスページを開いてアカウント登録をします。

◎「Googleドライブ」のアカウント作成

「Googleドライブ」のアカウント作成は、以下のページから作成できます。 

Googleアカウント 」→「 Googleアカウントを作成

◎「Onedrive」のアカウント作成

「Onedrive」のアカウント作成は、以下のページから作成できます。 

Microsoft OneDrive 」→「 無料アカウント作成

◎「iClouddrive」のアカウント作成

「iClouddrive」のアカウント作成は、以下のページを参考にしてください。 

新しい Apple Account の作成方法

なお、PCにクラウドストレージサービスアプリ(例えばパソコン版Googleドライブアプリなど)を先にインストール済みであれば、それを開いてアカウント登録をします。

2.サービスにサインイン(ログイン)する

クラウドストレージサービスページを開いてアカウントを使ってサインイン(ログイン)します。

3.クラウドストレージ画面で初期設定やリンク設定を行なう

サインインで開かれたクラウドストレージ画面で初期設定やリンクなどの設定を行います。

4.以降、クラウドストレージ画面を使って各種作業を行なう

1)データの保存やアップロード、ダウンロード作業

PCのデータをアップロードしたい場合は、データをドラッグ&ドロップ、もしくはアップロードしたいファイルをクリックすると クラウド にデータが保存できます。

2)同期設定

フォルダに同期設定すれば、データに変更を加えたときにフォルダないデータに変更が自動的に反映されます。

3)共有リンク設定

共有あるいはリンク設定すればファイルやフォルダを設定者間で共有できます。

4)データ保存

データを保存するためファイルをアップロードしたい場合は、データをドラッグ&ドロップ、もしくはアップロードしたいファイルを選択するだけで、 クラウド 上にデータを保存することができます。

?W.最後に

クラウドストレージは、インターネット上のストレージで、パソコンの容量不足対策としても活用できる上、オンラインでどこからでもどの端末からでもアクセスでき、データが安全に保存されます。 

このため、バックアップや各端末に散在する写真等の整理場所としても有用です。 

個人での利用はまだ約半数ですが、クラウドストレージの活用は今後大きく進むと思われます。 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーーー完ーーーーーーーーーー

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2024年09月29日

パソコンが重い?B|不要ファイルの種類と効率的な削除方法

パソコンが重くなる原因は、Cドライブのストレージ(記憶領域)の空き容量が不足しているためです!

パソコンを動かすCドライブのストレージの空き容量が10ギガ以下になるとパソコンの動きが遅くなったり起動しなくなったりします。 

このためCドライブの空き容量を増やす必要ががありますが、当記事では、Cドライブにある 不要ファイルの効率的な削除方法をご紹介します。

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?T.PCが重くなる主因は不要ファイルの大量放置

パソコンを永く使っていると、不要なアプリやファイルがCドライブのストレージ(記憶領域)に蓄積され、また、必要性がないにも関わらずバックグラウンドで動いているアプリなども増えてストレージを圧迫します。 

Cドライブの空き容量が10ギガ以下になるとパソコンの動きが重くなったり起動しなくなったりするため、ハードディスクを増設するか不必要なデータを削除して空き容量を増やすことが必要になります。 

ストレージの空き容量の確認は、「エクスプローラー」から次の手順で簡単に確認できます。

また、ストレージを増設しないでCドライブの空き容量を増やすには次のような方法があります。 

1)Cドライブにあるファイル等をDドライブや外付けストレージへ移動する 

2)Cドライブにある不要アプリや不要ファイルを削除する 

3)Cドライブでオンラインストレージを利用する

1)については、次の記事を参照願います。 

3)については、別記事でご紹介します。 

当記事では、2)の「Cドライブにある不要ファイルを削除する」方法をご紹介します。

?U. 不要ファイルとは

パソコンが重くなるのはパソコンを動かしているCドライブのストレージがPCをスムーズに動かす為に必要な空き容量が乏しくなったためです。 

このため、ストレージの増設か不要なアプリやファイル等を削除する必要がありますが、 当記事では、不要なファイルを削除してCドライブの空き容量を増やす方法をご紹介します。

1.削除して良い「不要なファイル」

削除しても良い「 不要ファイル」には、以下のような種類のファイルがあり、これらのファイルは、削除してもパソコンに不具合は起きないので必要がなければ削除して空き容量を増やすことができます。 

1)自分で作成したファイル

2)一時ファイル

・テキストエディタの自動保存ファイル

・ブラウザのキャッシュファイル

・ダウンロードフォルダ内の一時ファイル

・メールのキャッシュファイル

・Windows配信一時ファイル(古いWindowsログファイル、プログラムの生成ファイル、Windowsアップグレードファイルなど)

3)ゴミ箱のファイル

1)「自分で作成したファイル」

自分で作成し保存したファイルは、必要性がなくなれば削除か別のストレージ(含むSDカード)に移しましょう。

参考:ワードやエクセルで作成したファイルの保存先と確認方法

◎保存先:通常は、ユーザーフォルダー内の「ドキュメント」フォルダーかユーザーフォルダー内にある「OneDrive」の「ドキュメント」フォルダーに保存されています。
◎確認方法:「エクスプローラー」?「PC」?「ローカルディスク(C:)」?「ユーザー」?「ドキュメント」(又は「Oneドライブ」?「ドキュメント」)

2)「一時ファイル」

一時ファイルとは、システムやアプリが作業用に「一時的」にTEMPフォルダに保存するファイルでテンポラリファイルとも呼ばれ、通常はシステムやアプリの作業終了後に削除されますが、中には削除されないものがあり蓄積されていきます。 

従って、一時ファイルは、1週間以上経てば削除しても問題ありません。 一時ファイルには、次のようなものがあります。

(1)テキストエディタの自動保存ファイル

テキストエディタ(文書作成アプリ)で作業中に一時的に保存されるファイルで、クラッシュ(故障)や意図しない終了時にデータの損失を防ぐために使用されます。

⇒作業が終われば削除して問題はありません。

(2)ブラウザのキャッシュファイル

ブラウザのキャッシュファイルとは、ブラウザが一時的に保存するウェブページのデータのことで、「 インターネット一時ファイル」や「ブラウザキャッシュ」とも呼ばれ、 同じページへの再アクセスがスムーズになるメリットが得られます。 

⇒古いキャッシュファイルが残っていると、最新の情報が表示されない可能性があり、 利用しなければ削除しても問題ありません。

なお、キャッシュを削除すると、ブラウザに一時的に保存されていたWebページの画像やテキストが消えますが、ログイン情報(IDとパスワード)や各Webページの設定などはキャッシュに含まれないため消えません。 

しかし、ログイン情報は、Cookie(Webサイトにアクセスした際の履歴データ)で管理しているので、Cookieを削除するとログイン情報が消えるので注意が必要です。

(3)ダウンロードフォルダ内の一時ファイル

「ダウンロードファイル」とは、 インターネット上のファイルやデータをパソコンにコピーしてダウンロードフォルダに保存した一時ファイルです 。 

ダウンロードしたファイルは、通常「エクスプローラー」を開き画面左側の「PC」?「ローカルディスク(C:)」?「ダウンロード」の順にクリックしていけばダウンロードファイルの一覧が確認できます。 

⇒ダウンロードファイルは、必要性がなければ不要ファイルであり削除して構いません。

(4)メールのキャッシュファイル

メールのキャッシュとは、 メールの表示や処理を速くするために、一時的にメールのデータを保存しておく 一時ファイルです。 

キャッシュファイルには、 「受信箱」「送信箱」などメールのフォルダ情報やファイルリストなどの情報が入っています 。 

⇒キャッシュは基本的に不要なファイルなので、削除しても問題ありません。

(5)Windows配信で受け取る一時ファイル

Windowsから受け取る一時ファイルには、新しいバージョンファイル、インストールファイル、ログ、エラーレポートなどがあります。

○Windows の新しいバージョンファイル

Windows の新しいバージョンファイルは、 Windows Update で順次配信され、ダウンロードしたWindows Updateファイルは 「SoftwareDistribution」フォルダ に保存されます。

更新プログラムの確認は、[スタート]?[設定]?[Windows Update] ?[更新プログラムの確認] で確認できます。 

⇒新しいバージョン利用で問題なければ古いバージョンは削除しても大丈夫です。

なお、Windows Update で更新プログラムが配信されない場合は、「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」のスイッチをクリックして「オン」にして、「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。

○インストールファイル

インストールファイルには、 インストール時に必要な情報を格納したファイル と、ソフトウェアやアプリを 導入する際に使用されるインストーラがあります。 

インストール情報ファイルには、インストール種別やインストール先ディレクトリなどの情報が格納され、インストーラは、ソフトをインストールする際に必要となるファイルです。 

⇒いずれもインストールが正常に行なわれれば削除しても構いません。

○ログファイル

ログファイルとは、コンピュータの利用状況やデータ通信などの履歴や情報を記録したソフトウェア生成ファイルで、操作やデータの送受信が行われた日時や内容、タイムスタンプなどの説明データが含まれています。 

⇒これら一時ファイルは、使用後は不要なので削除しても大丈夫です。

3) ゴミ箱内のファイル

ゴミ箱フォルダには、不要と判断して削除したファイルが一定時間保存されていますが、ストレージ上ではデータ量はそのままとなっています。 

ストレージの空き容量を増やすためにはフォルダ内にある不要ファイルを完全削除する必要があります。

なお、ここで削除すると復元はできないので注意が必要です。

2.削除してはいけないファイル

削除に際しては、システムに影響するファイルやユーザーのデータが保存されているファイルやフォルダを削除するとトラブルの原因になるので、 以下のファイルやフォルダは、決して削除しないように注意しましょう。

1)「Windows」フォルダ

Windows フォルダは、Windows のシステムが入っているフォルダで パソコンの稼働に必要なファイルが入っているため、ファイルを編集したり消去したりするとパソコンが動かなくなってしまう可能性があります。

2)「Program Files」フォルダのファイル

「Program Files」フォルダは、 アプリのインストール先になるフォルダー で、64bit対応のプログラムは「Program Files」フォルダに、32bit対応のプログラムは「Program Files (x86)」フォルダにインストールされます。

3) 「ユーザー」フォルダに含まれているファイル

Windows の「ユーザー」フォルダは、 ユーザーがファイルを保存するためのフォルダー で、ローカルディスク(C:)内の「ユーザー」または「Users」フォルダに保存されています。 

ユーザーフォルダには、ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージック、 デスクトップなどのほかに、Web ブラウザのお気に入り、メールデータ、アプリの個人設定など、ユーザーのほとんどのデータが格納されています。

3.ファイルやフォルダの削除に当たっての留意点

削除に当たっては、以下のことに留意しておきましょう。 

1)フォルダーを削除する場合は、フォルダー内のファイルがすべて不要であることを確認してから削除する

2)削除して問題がないか判断できないファイルは削除しない

3)削除しただけでは空き容量は増えず、ごみ箱から削除して初めて空き容量を増やせます。但し、ごみ箱から削除すると元に戻せななくなるので削除前に確認する。

?V.不要ファイルの削除方法

不要ファイルを効率的に削除するには、Windowsの機能を使った以下のような方法があります。

1.「ディスククリーンアップ」及び「システムファイルのクリーンアップ」機能を使って 不要ファイルを洗い出して一括削除する方法

2.Windowsの更新プログラムを使って不要一時ファイルを一括削除する方法

3.「ストレージセンサー」をオンにして 不要ファイルを自動的に削除する方法

4.不要の判断が必要なファイルを削除する方法

以下、順番に削除方法をご紹介します。

1−1.「ディスククリーンアップ」による不要ファイルの効率的削除方法

ディスクの空き容量を増やしたりパソコンの動作を改善したりするためにWindowsに搭載されている「 ディスククリーンアップ」機能を使えば、Windowsが不要と判断したファイルやデータが集約され一括で削除できます。

1)ディスククリーンアップで削除できるファイル

この機能を使えば、以下の不要ファイルが抽出され一括で削除できます。

・「ダウンロードされたプログラムファイル」

・「ごみ箱」 ・「ログファイル」

・「ユーザーによりアーカイブされたWindows エラー報告」

・「システムによってアーカイブされたWindows エラー報告」

・「Temporary Internet Files」

・「一時ファイル」

・「縮小表示」

2)ディスククリーンアップによる不要ファイルの削除手順

ディスククリーンアップ機能を使うにはいくつかの入り口がありますが、いずれも同じクリーンアップ画面からクリーンアップを行なう手順は同じです。

(1)エクスプローラーからディスククリーンアップを立ち上げて不要ファイルを削除する手順

タスクバーにある「エクスプローラー」を左クリックし「PC」をクリックするとPCに接続しているドライブが表示されるので、Cドライブをダブルクリックし上段の「…」メニューから「クリーンアップ」を選択して「ディスククリーンアップ機能」を立ち上げます。

以下、ディスククリーンアップによる不要ファイルの削除手順をご紹介します。

step1.タスクバーから「エクスプローラー」を選択する

step2.左側メニューの「PC」をクリックし右側に表示される「Windows(C:)」もしくは「ローカルディスク(C:)」をダブルクリックする

スクリーンショット 2024-06-04 174040ローカルディスク容量の状態.png

step3.画面右上の「…」をクリックして表示されたメニューから「クリーンアップ」を選択する

スクリーンショット 2024-09-17 104752.png横….png

?

スクリーンショット 2024-09-18 073909.pngクリーンアップ.png

step4.ディスククリーンアップするドライブの選択画面が表示されるのでCドライブを選択し「OK」をクリックする

※ここで削除できるスペース量が計算されます。

step5.「ディスククリーンアップ」ツールが表示されるので、削除したいファイルにクリックしてチェックを付けて「OK」ボタンをクリックする

※削除するファイルにチェックを入れると下に削除できるバイト数が確認できます。

step6.「これらのファイルを完全に削除しますか?」が表示されるので、「ファイルの削除」ボタンをクリックする

クリーンアップの完了後、メッセージが消えるとクリーンアップ完了になります。

なお、引き続いてこのディスククリーンアップから、さらにシステム関係の不要ファイルが削除できる「システムファイルのクリーンアップ」が行なうことができますが、次項でご紹介します。

(2)スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」からディスククリーンアップを立ち上げて不要ファイルを削除する手順

タスクバーの「スタート」を右クリックし表示されるメニューの「ファイル名を指定して実行」を選択し、ファイル名に「 cleanmgr.exe」を入力してディスククリーンアップ機能を立ち上げます。 

以下、この手順による不要ファイルの削除手順をご紹介します。

step1. 「スタート」をクリックし表示されるメニューの「ファイル名を指定して実行」をクリックする

スクリーンショット 2024-09-08 084318.pngスタートボタン.png

?

step2.ボックスに「cleanmgr.exe」と入力し「OK」又はEnterキーを押しクリーンアッププログラムを開く

step3.ディスククリーンアップのウィンドウで、Cドライブを選択し、「OK」をクリックする

step4. 「削除するファイル」欄の中で不要なファイルを選択し「OK」をクリックする

※削除するファイルにチェックを入れると下に削除できるバイト数が確認できます。

step5.「これらのファイルを完全に削除しますか?」が表示されるので、「ファイルの削除」ボタンをクリックする

メッセージが消えるとクリーンアップが完了になります。

なお、引き続いてこのディスククリーンアップから、さらにシステム関係の不要ファイルが削除できる「システムファイルのクリーンアップ」が行なうことができますが、次項でご紹介します。  

1−2.「システムファイルのクリーンアップ」による不要ファイルの効率的削除方法

1)「システムファイルのクリーンアップ」で削除できるファイル

システムファイルのクリーンアップでは、以下の 不要ファイル( システムのごみ) が一括で削除できます。

・以前のWindowsのインストール 

・Windows Updateの古いバージョンの更新プログラム

・Microsoft Defender(Microsoft社のウイルス対策ソフト)で使用されるファイル 

システム の復元 ファイル

・シャドウコピー

2)「システムファイルのクリーンアップ」による不要ファイルの削除手順

「システムファイルクリーンアップ機能は、「ディスククリーンアップ」機能画面に設けられています。 

従って、この機能を使うには、先ほどのディスクリーンアップ手順と同様の手順で「ディスクリーンアップ」画面をまず出します。 

以下、「システムファイルのクリーンアップ」による不要ファイルの削除手順をご紹介します。

step1.タスクバーから「エクスプローラー」を選択する

step2.左側メニューの「PC」をクリックし右側に表示される「Windows(C:)」もしくは「ローカルディスク(C:)」をダブルクリックする

スクリーンショット 2024-06-04 174040ローカルディスク容量の状態.png

step3.画面右上の「…」をクリックして表示されたメニューから「クリーンアップ」を選択する

スクリーンショット 2024-09-17 104752.png横….png

?

スクリーンショット 2024-09-18 073909.pngクリーンアップ.png

step4.クリーンアップするドライブの選択画面が表示されるのでCドライブを選択し「OK」をクリックする

step5.「ディスククリーンアップ」画面の下方にある「システムファイルのクリーンアップ(s)」ボタンをクリックする

step6.「削除するファイル」欄にあるファイル一覧から削除するファイルの種類を選択し「OK」を押す

削除したいファイル(Windowsアップデートの一時ファイルと他のシステムファイルなど)を選択し、「OK」をクリックします。 

なお、「Windowsアップロードログファイル」は下の注意書きにあるように削除しないように注意が必要です。

step7.「これらのファイルを完全に削除しますか?」が表示されたら、「ファイルの削除」ボタンをクリックする

メッセージが消えるとクリーンアップが完了になります。

2.Windowsの更新プログラムを使って不要一時ファイルを一括削除する方法

Windowsの更新プログラムは、Windows Updateを通じてインストールされますが、更新プログラムは、 OSのアップデートや新機能の追加、セキュリティ強化、バグの修正などPCのパフォーマンスを向上させる役割を担っています。

Windowsの更新プログラムを使って一時ファイルを削除することができます。

1)「更新プログラム」で削除できる一時ファイル

・新しいバージョンのファイル ・インストールファイル ・ログ ・エラーレポート などさまざまな種類があります。

2)「更新プログラム」で一時ファイルを削除する方法

更新プログラムを使った不要一時ファイルの一括削除手順は以下のとおりです。

step1.「スタート」を左クリックしメニューから歯車マーク「設定」をクリックする

スクリーンショット 2024-09-08 084318.pngスタートボタン.png

?

step2.ホーム画面の左メニューの「システム」をクリックする

スクリーンショット 2024-09-20 220053.pngシステム.png

step3.システム画面にある「ストレージ」(記憶域)をクリックする

スクリーンショット 2024-09-19 201440.pngすとれーじ(記憶域).png

step4.ストレージ画面にある「一時ファイル」をクリックする

スクリーンショット 2024-09-19 201638.png一時ファイル.png

step5.一時ファイル画面では、削除したいデータにチェックを入れ、最後に「ファイルの削除」をクリックする
削除したい一時ファイルの種類別項目が示されるので、削除したい項目にチェックをいれ「ファイル削除」ボタンをクリックします。 
項目には、「インターネット一時ファイル」、「縮小表示」、「配信の最適化ファイル」、「Windowsエラー報告とフィーバックの診断」、「一時ファイル」、「ゴミ箱」、「DirectXシェーダーキャッシュ」、「Windows Updateのクリーンアップ」、「オフラインWebページ」などがあります。 
それぞれにはバイトの使用量が示されているので、削除効果を見て判断しましょう。
スクリーンショット 2024-09-19 201916.pngitiji fairu no.png削除ファイルの指定.png

以上で一時ファイルの種類別不要ファイルの削除が完了です

3.「ストレージセンサー」をオンにして 不要ファイルを自動的に削除する方法

1)ストレージセンサーは不要ファイルを自動で削除するシステム

Windows のストレージセンサーは、ディスク領域が不足しているときに自動的に「 一時ファイル」、「ごみ箱内のファイル」、「ダウンロードフォルダー内のファイル」、「 OneDrive 内のアイテム」などを自動的に削除し 空き容量を増やす働きをしてくれます。

 ストレージセンサーは、通常は C: と呼ばれるシステム ドライブでのみ機能します。

従って、システム ドライブ以外のドライブ内のファイルは処理の対象外となります。 

2)ストレージセンサーの設定方法

ストレージセンサーは、初期設定では 「オフ」になっていて 不要ファイルの自動削除は停止されています。(オンになっている場合もあります)

以下の手順で ストレージセンサーをオンにすれば、削除の 実行タイミング(「毎日」、「毎週」、「毎月」、「ディスクの空き領域の不足時」など)や 削除対象( 「ごみ箱」、「ダウンロード」、「OneDrive」など)を指定し自動的に不要ファイルを削除してくれます。 

ストレージセンサーの設定手順は次の通りです。

step1.Windowsマーク(スタート)ボタンをクリックする

スクリーンショット 2024-09-08 084318.pngスタートボタン.png

step2.メニューの「設定」をクリックする

step3.ホーム画面の左メニューにある「システム」をクリックする

step4.システム画面にある「ストレージ(記憶域)」をクリックする

スクリーンショット 2024-09-19 201440.pngすとれーじ(記憶域).png

step5.「ストレージセンサー」をオンにし右端の矢印マーク「 〉」をクリックする

スクリーンショット 2024-09-20 220737.pngストレージセンサー.png

step6.「ストレージセンサー」画面にある「ユーザーコンテンツの自動クリーンアップ」を「オン」にし、最下段にある「今すぐストレージセンサーを実行する」をクリックする

< スクリーンショット 2024-09-20 222001.pngユーザーコンテンツ.png

以上で、不要ファイル削除の自動設定は完了です。

4.要不要の判断が必要なファイルを 削除する方法

Windowsには、以上でご紹介しました不要ファイルを効率的に削除できるツールが各種用意されていますが、システムでは不要の判断ができないファイルもあり、以下のファイルは、個別に判断して削除する必要があります。 

以下のファイルには、自分で不要判断をして削除する必要があります。 

1)自分で作成したファイル

2)一時ファイル 3)ゴミ箱のファイル

1)自分で作成したファイルを効率的に削除する方法

自分で作成したファイルは、システムでは判断しがたい為に「ディスククリーンアップ」では削除できません。

従って、自分で作成した不要ファイルは、自分で個別に判断して削除しなければなりません。

自分で作成したファイルの 保存先は、「エクスプローラー」をクリックし、「PC」→「ドキュメント」フォルダーの順にクリックするとファイルが確認できます。 

また、最近使ったファイルは、「エクスプローラー」をクリックすると右側に「クイックアクセス」や「お気に入り」に続いて、「最近使用したファイル」が一覧で表示されます。 

削除は、ファイルやフォルダーを右クリックして「削除」を選択するか、キーボードの「Delete」キーを押せば削除できます。

スクリーンショット 2024-09-19 200447.png最近使ったファイル.png

2)自分で要不要の判断が必要な一時ファイルの削除方法

一時ファイルには、 パソコンが作業中に一時的に保存するファイル で、テキストエディタの自動保存ファイル、ブラウザのキャッシュファイル、ダウンロードフォルダ内の一時ファイル、 メールパソコンの送信キャッシュファイルなどがあります。

一時ファイルは「tempフォルダ」内に保存され、通常、自動的に削除されますが、削除されなかったファイルは、以下の手順で削除できます。

〈tempフォルダ内の一時ファイルを一括で削除する方法〉

tempフォルダー内から手動で一時ファイルを削除することができます。 

手動で削除する手順は以下のとおりです。

step1.すべてのアプリケーションを終了する

Tempフォルダ内のファイルは基本的に削除して構いませんが、起動中のアプリがある場合、関連するtmpファイルを削除してしまう可能性があります。

step2.「スタート」を左クリックし、最上段のテキスト入力欄に「[%temp%]」と入力し「Enter」キーを押す

スクリーンショット 2024-09-08 084318.pngスタートボタン.png

?

step3.Tempフォルダが開かれ一時ファイル一覧が表示される

スクリーンショット 2024-09-19 174132.pngtempフォルダ.png

step4.「Ctrl + A キー」を押して全てのファイルとフォルダーを選択しDelete キーを押す

スクリーンショット 2024-09-19 174641.pngtempファイルの全て選択.png

削除の確認メッセージが表示された場合は、「はい」をクリックします。 

また、使用中のフォルダーダイアログが表示された場合は、「スキップ」をクリックします。

3)ごみ箱内の不要ファイルを削除する方法

ゴミ箱の不要ファイルの削除は、デスクトップにあるゴミ箱を開き、当該ファイルを 右クリックまたはdeleteで 完全削除ができます。

なお、ごみ箱内のファイルや一時ファイルが多いとクリーンアップが進まないことがありますが、この場合、一度クリーンアップを停止し、ゴミ箱内のファイルと一時ファイルを削除してから再度クリーンアップを行ってください。

?V.最後に

パソコンが重くなる原因はCドライブの空き容量不足が主因で、改善には不要ファイルの削除が必要です。 

不要ファイルの削除は、 ディスククリーンアップ及びシステムファイルのクリーンアップを使う方法、 更新プログラムを使う方法、「ストレージセンサー」を設定する方法、不要の判断をして削除する方法が効率的で有効です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーー完ーーーーーー
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2024年09月24日

パソコンが重い?A|不要アプリの判別と効率的にアプリを削除する方法

パソコンが重くなる原因は、Cドライブストレージ(記憶容量)の空き容量が不足しているためです!

パソコンを動かすCドライブのストレージの空き容量が10ギガ以下になるとパソコンの動きが遅くなったり起動しなくなったりします。 

このためCドライブの空き容量を増やす必要ががありますが、当記事では、Cドライブにある不要アプリの判別方法と効率的アプリの削除方法をご紹介します。

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?T.パソコンが重くなるのはCドライブの容量不足が原因

パソコンを永く使っていると、不要なアプリやファイルがストレージ(記憶領域)に蓄積され、また、必要ないのにバックグラウンドで動いているものがあるなどによってCドライブのストレージを圧迫していきます。

1.Cドライブの空き容量不足がPCの動きを重くする!

パソコンは、HDDやSSDなどのCドライブのストレージ※(記憶装置)にアプリや画像、動画、テキストなどのファイルを保存しますが、パソコンで作業中のデータは、通常、「 メモリ」に保存されます。 

しかし、作業中のデータが大きくて「 メモリ」が足りないときは、ハードディスクの部分を「 仮想メモリ」として一時的にデータ保存に使用します。 

この際に、Cドライブのハードディスクに空き容量が少ないと「 仮想メモリ」として使えないため処理に時間がかかったり動きが止まるなどの障害が生じます。 

このため、不必要なアプリやファイル・フォルダを削除して空き容量を増やすことが必要になります。

ストレージとは? パソコンやスマホのデータを記憶する装置で、HDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)、USBメモリ、microSDカードなどがあります。

2.ストレージの空き容量を確認する方法

パソコンのストレージ(HDDやSSD)の空き容量を確認する方法は、主に次の2方法があります。

1)「設定」からストレージの空き容量を確認する方法

「スタート」(Windowsマーク)から入ってストレージ(HDD・SSD等)の空き容量を確認することができます。

スクリーンショット 2024-09-08 084318.pngスタートボタン.png

手順は以下の通りです。

step1.タスクバーにある「スタート」(Windowsマーク)を右クリックし、「設定」を右クリックする

※タスクバーとは、Windowsを起動してログオンしたときに下に表示されるバーのことです。

step2.ホーム画面左側のメニューから「システム」をクリックする

step3.右サイドにシステムの一覧が表示されるので「ストレージ(記憶域)」をクリックする

step4.ストレージ画面でストレージの空き領域を確認する

画面上部の「ローカルディスク (C:) - 〇〇 GB」は、ストレージの「使用済み容量」を表し、グラフ右側に「空き容量」の数字が表示されます。 また、ドキュメントや一時ファイルなどのカテゴリごとにも使用済み容量が分るようになっています。

以上が、スタートの「設定」からローカルディスク(C:)の空き容量状態、及び、データ種別毎の使用量が確認できる方法です。

2)「エクスプローラー」からストレージの空き容量を確認する方法

もっと簡単には、エクスプローラから空き容量が確認できます。 手順は以下の通りです。

step1. タスクバーのエクスプローラーを左クリックする

※タスクバーにエクスプローラーアイコンがない場合は、「スタート」ボタンを右クリックして、メニューの中から「エクスプローラー」を選択すると、タスクバーに「エクスプローラー」が表示されるので、タスクバーに表示された「エクスプローラー」アイコンを右クリックし「タスクバーにピン留めをする」をクリックすれば、タスクバーにエクスプローラーのアイコンが固定されます。

step2. 左側メニューにある「PC」を選択する

step3. 「デバイスとドライブ」画面でPCに接続されたハードディスクやSSDの空き領域を確認する

「デバイスとドライブ」画面には、パソコン内蔵のストレージやパソコンに繋がっている外部ストレージがゲージで表示され、それぞれのストレージの全体容量と空き容量が数字で確認できます。 

ここでは パソコンの動きを左右する「 ローカルディスク(C:)」の空き容量が最も重要な確認すべきストレージになります。

なお、ローカルディスク(D:)の空き容量が豊富であれば、(C:)ドライブのデータ等を移して(C:)ドライブの空き容量を増やすことに使えることがわかります。

⇒「 パソコンが重い?@|簡単にできる原因把握とデータ移動による空き容量確保手順

また、各ドライブにあるフォルダやファイルごとの使用量を見たい場合は、当該ドライブ(例えば、ローカルディスク(C:))をクリックしそれぞれのフォルダを右クリックし「プロパティ」を選択するとそれぞれの使用量の状況が確認できます。

 以上が、エクスプローラを使ってストレージの空き容量を確認する方法です。

3.Cドライブの空き容量を増やす方法

Cドライブのストレージを増設しないで空き容量を増やす方法にはいろいろありますが、慣れない方でもできる方法は、次のような方法があります。

1)Cドライブにあるファイル等をDドライブや外付けストレージへ移動する方法

2)Cドライブにある不要アプリや不要ファイルを削除する方法 

3)Cドライブでオンラインストレージを利用する方法

1)Cドライブにあるファイル等をDドライブや外付けストレージへ移動する方法

Cドライブにあるファイルやアプリで削除せずに残したいものはDドライブや外付けストレージ(オンラインストレージを含む)などに移動させてCドライブの空き容量を増やすことができます。 

なお、削除やDドライブに移して良いデータは、基本的には自分が作成や保存をしたファイルやフォルダーだけにしておくことが望ましく、 決して、最初からCドライブにあった「ドキュメント」、「ピクチャ」、「ビデオ」などの「既定フォルダ−」そのものは削除や移転はせずに、それらのフォルダーの中にある自作のフォルダーやファイルに限ることに注意が必要です。

なお、Dドライブは、PCをリカバリしてもデータは削除されないため、データのバックアップや永久保存に適していると言えます。

具体的な移動方法等についての詳細は以下の記事を参照願います。

https://ktnlifebusiness.com/pasokon-howto-24344/

2) Cドライブにある不要アプリやファイルを削除する方法

パソコンを使っているとCドライブには使わないアプリやファイルがどんどん溜まってCドライブのストレージ(記憶容量)を圧迫していきます。 

従って、これらの不要アプリや不要ファイルを削除すれば、Cドライブの空き容量を増やすことができます。

(1)不要アプリとは

パソコンを長く使っていると、自分でインストールしたが使わなくなったアプリや、PC購入時にプリインストールされていたアプリで今後も使う可能性がないアプリなどが蓄積されて空き容量を圧迫していきます。 

しかもそれらの中には、必要性がないにも関わらず常にバックグラウンドで動いていて空き容量を圧迫し続けているアプリもあります。 

これらの必要性のないのアプリを削除すれば、ストレージの空き容量をかなり増やすことができます。

当記事では、このアプリを効率的に削除する方法についてご紹介します。

(2)不要ファイルとは

パソコンには、必要性がなくなっているにも関わらず保存されているファイルやフォルダが蓄積されて ストレージ容量を圧迫していきます。

不要ファイルの削除方法については別記事で詳細をご紹介します。

3)無料のクラウドストレージを活用する方法

GoogleドライブやWindowsOneドライブなどのオンライン上のクラウドストレージは、無料で使用できるのでパソコンの容量を使わずに利用できます。 

クラウドストレージでは、データーが安全に保存できるため、パソコンのバックアップ場所としても使えます。 

このため、Cドライブの一部データをGoogleドライブなどのクライドストレージを活用する(繋げる)ことでCドライブの空き容量を増やすことができます。 

詳細は別記事をご覧願います。

?U.不要アプリの削除方法

パソコンには、PC購入時からプリインストールされているアプリの外に、購入後に自分でインストールしたアプリがあります。 

プリインストールアプリには、Windowsの付属アプリや、パソコンメーカーが独自に組み込んだアプリがあります。

1.「不要アプリ」とは

アプリは、ユーザの利用目的に応じて作成されたプログラムのことで、ワードや表計算、メールやカレンダー等の外に業務用の勤怠管理、顧客管理、経費精算、人事考課、採用管理、各種申請支援ツールなどのアプリがあります。 

ストレージの空き容量は、不要と判断されるアプリを削除すれば増やすことができます。 

以下、プリインストールされた標準アプリと自分でインストールした不要アプリの削除方法をご紹介します。

2.標準アプリから不要なアプリを判別する方法

標準アプリとは、プリインストールされていたアプリのことです。

1)標準アプリの一覧

パソコン購入時には、Windowsの標準ソフト・アプリの外にパソコンメーカが必要に応じて組み込んだアプリが含まれていますが、これらを「標準アプリ」とも言います。 

この「標準アプリ」には使用者にとって不要なアプリも沢山盛り込まれているため、使う事がなければ単にパソコンの容量を圧迫するだけの不要アプリになります。

WindowsPCの標準アプリ一覧:

Windowsパソコンには、基本的に以下の様なソフトやアプリが最初からプリインストールされています。

3Dビューアー、Cortana、Grooveミュージック、Microsoft Edge、Microsoft Store、Mixed Realityポータル、Office、OneDrive、OneNote for Windows10&11、People、Skype、Windows、 PowerShell、Windowsアクセサリ、Windows簡単操作、Windows管理ツール、Windowsシステムツール、Windowsセキュリティ、Xbox Geme Ber、Xbox本体コンパニオン、アラーム&クロック、映画&テレビ、カメラ、カレンダー、切り取り&スケッチ、スマホ同期設定、天気、電卓、問い合わせ、ビデオエディター、ヒント、フィードバックHub、フォト、付箋、ペイント3D、マップ、メールなどで、これ以外のアプリは、パソコンによって様々です。

2)削除して良い不要な標準アプリ(判別表)

下表は、プリインストールされている場合が多い標準アプリで、PCによってプリインストールされていない場合や他のアプリがプリインストールされていたりします。 

以下の標準アプリについて、不要であれば削除しても問題ないと判断できる目安を示しました。 

この目安により、自分が利用しないと判断できれば、不要アプリとして削除しても問題はありません。(万一、必要になれば、再インストールすれば済みます。)

【不要と判断できれば削除して良いアプリ判別表】

下表には、アプリの概要と削除によるPCへの悪影響が判断できる考え方を記載しましたので、自分にとって不必要であれば不要アプリと判別して削除しても大丈夫です。 

なお、以下のアプリは、PCメーカーによってプリインストールされていないものなども含んでいます。 

また、この表にないアプリは、アプリにアクセスして必要か、必要でないかを確認してください。 中には、有料のアプリもありますので必要かどうかの判断に注意してください。

アプリ名 アプリの概要と削除OKの判断基準
3D Builder 3Dデータの作成、 3Dに興味がなければ削除OK
3D ビューアー 3Dモデル閲覧ソフトで 3Dモデリングに興味がなければ削除OK
Adobe Photoshop Express Adobeが提供する画像編集ソフトでPotoshop の簡易版的な無料アプリ。 興味がなければ削除OK
Amazon Prime Video Amazon プライムの宣伝アプリ。 興味がなければ削除OK
ATOK 日本語入力に便利ツール。削除しない方が良い!
Camo Studio 有料版動画編集アプリ。 削除OK
Candy Crush Saga Candy Crush Friends ゲームアプリ、 興味がなければ削除OK
Clipchamp 豪の動画編集ソフト。 興味がなければ削除O K
Corel Digital Studio 動画や写真を編集・加工できるアプリ。 他のソフトを使っているなら削除OK。
Cortana Microsoftの音声アシスタント。 使っていないなら削除OK。
Disney+ ディズニー提供有料動画配信サービス。 使っていないなら削除OK。
ESPN サブスク契約の海外プロスポーツ番組を配信。 不要
Facebook Facebookのアプリ版 。ブラウザでOKなので削除OK
Farm Heroes Saga ゲームアプリで 興味がなければ削除OK
Groove ミュージック 音楽や音声ファイルを聴くだけのアプリ。 興味がなければ削除OK。
Instagram PCでInstagramができるアプリ。 ブラウザでOKなので削除OK。
Kindle Amazon提供の電子書籍リーダー。 ブラウザでOKなので削除OK。
LINE LINE用アプリ。 スマホで登録していれば不要、削除OK。
LinkedIn ビジネス用SNSアプリ。 個人では不要。
Microsoft Solitaire Collection ゲームアプリ。 興味がなければ削除OK
Messenger Facebookに付属のチャットアプリ。 興味がなければ削除OK。
Microsoft ニュース Microsoft配信ニュースで、 興味がなければ削除OK
Microsoft Clipchamp 動画編集アプリ。 他のソフトを使っているなら削除OK。
MixedRealityポータル VR コンテンツを楽しむためのアプリ。 使わないなら削除OK。
MSNマネー、スポーツ 天気、News マネー、スポーツ、天気、ニュース視聴。 使わないなら削除OK。
Microsoft To Do タスク管理ができるツール。 使わないなら削除OK
OneNote Microsoft提供クラウドノートアプリ。 使わないなら削除OK
OneDrive Microsoft提供クラウドストレージサービス。 Googleドライブなどのクラウドストレージを使用している場合は削除OK。
OneNote for Windows 10 OneNote 旧バージョン。使わないなら削除OK。
Outlook メーラーアプリ。 他のメーラーを使っている場合は削除OK。
Outlook(new) メーラーアプリ最新版。 他のメーラーを使っている場合は削除OK。
Office (Officeを始めよう) Web版Officeへのリンク集、 削除しない方が良い
Office Lens OCR機能を備えたスキャナーアプリ、 削除しない方が良い
Print 3D 3D印刷用のオブジェクトを生成。 使わないなら削除OK。
RoyalRevolt 2 ゲームアプリ。 使わないなら削除OK。
Skype 無料電話・ビデオ電話アプリ。 LINE・ZOOM利用なら不要。
Snipping Tool スクリーンショットアプリ。 他を使ってるなら削除OK。
Spotify サブスク契約音楽ストリーミングアプリ。 使わないなら削除OK。
Solitaire トランプゲーム。暇つぶしに使えるが 不要なら削除してOK。
Steam サブスクゲームアプリ。 不要なら削除してOK。
Teams Microsoftのビジネスチャットツール。 不要なら削除してOK。
TikTok 動画配信 SNS サービス。 不要なら削除してOK
To Do Microsoft提供ToDoアプリ。 不要なら削除してOK
Xbox、Xbox Game Bar他 サブスクXbox 用ゲームアプリ。 契約しないなら削除してOK。
アラーム&クロック 目覚まし時計機能。 不要なら削除してOK
映画&テレビ Microsoft Storeの映画を視聴するアプリ。 不要なら削除してOK。
カメラ PCWebカメラで撮影できるアプリ。 PC撮影しないなら削除OK
カレンダー カレンダーアプリ。 不要なら削除してOK。
切り取り&スケッチ スクリーンショットと切り取り。 不要なら削除OK
クロック アラームやタイマー、トップウォッチアプリ。 不要なら削除OK。
クイックアシスト リモートで別PC操作を支援アプリ。 使わないなら不要。
サウンドレコーダー PCや外部の音を録音できるアプリ。 使わないなら不要。
スマホ同期 AndroidスマホとWindowsPC連携アプリ。 使わないなら不要。
天気 タスクバーなどに天気がチェックできるアプリ。 使わないなら不要。
電卓 PC用電卓アプリ。 PC で電卓を使わないなら不要。
テレBing テレビ番組表。 不要なら削除OK。
問い合わせ チャットでバーチャルエージェントに質問。 使わないなら不要。
ニュース Microsoft ニュースアプリ。 使わないなら不要
ヒント Windowsの機能/使い方のコツなどの紹介。 使わないなら不要
付箋 デスクトップに付箋を貼り付けるアプリ。 使わないなら不要。
フィードバックHub Windows への一方通行報告。 使わないなら不要。
フォト 編集機能を備えた画像管理アプリ。 他にあるなら削除でOK。
ペイント 描画や画像編集アプリ。 他にあるなら削除でOK。
ペイント 3D 3D対応のお絵描きアプリ。 使わないなら不要
ボイスレコーダー PCでの録音用のアプリ。 使わないなら不要。
マップ Microsoft提供地図アプリ。 他社アプリの方が優秀なので削除OK。
メッセージング SMSの送受信ができるアプリ。 使わないなら不要
メディアプレーヤー 音楽や動画を再生アプリ。 他の再生アプリを使うなら削除 OK。
メモ帳 テキストエディター。使い易く便利だが 使わないならOK削除。
メール/カレンダー メールやカレンダー。 使用しないなら削除OK。
モバイル コンパニオン モバイル端末の状態確認アプリ。 使用しないなら削除OK。
モバイル通信プラン データ通信プランに登録してネット接続。 使わないなら不要。

なお、次の標準アプリは、削除すると、復活させるのが面倒なので 消さないほうが良いでしょう。

・Microsoft Store

・Xbox Identity Provider

・HEIF 画像拡張機能

3.不要アプリの削除方法

前述の判別表により標準アプリの中で不要と判断できたアプリ及び自分でインストールしたアプリで不要と判断するアプリの削除は、以下のような方法で削除(アンインストール)することができます。 

なお、一部の標準アプリとプログラムは Windows に組み込まれているため、アンインストールできないものがあります。 

また、ユーザーが追加購入したアプリの場合は、再インストールの方法やサブスクリプション契約の有無を確認しておくことをおすすめします。

1)「スタート」?「すべてのアプリ」の手順で削除する方法

この方法では、インストールされたアプリが、まずアルファベット順に並べられ、次に50音順に並べられて一覧表示されています。 

従って、前項において不要と判断できるアプリを個別に削除することになります。

step1.「スタート」ボタンを左クリックして「 すべてのアプリ」を選択すると、アプリの一覧が表示される

スクリーンショット 2024-09-08 084318.pngスタートボタン.png

?

スクリーンショット 2024-07-06 235108全てのアプリ.png

?

スクリーンショット 2024-07-06 235350アプリ一覧表.png

step2.アプリ一覧から削除するアプリを長押し (または右クリック) して、 [アンインストール] クリックする

以上で、当該アプリは削除されます。

2)「スタート」?「設定」?「アプリ」?「インストールされているアプリ」から削除する方法

この方法では、インストールされたアプリを「サイズの大きい順」や「インストール日付順」、「名前順」などによって並び替えができるので、効率的に不要アプリを削除することができます。 

なお、この方法においても、前項において不要と判断できるアプリを個別に削除することになります。 

なお、「インストールされているアプリ」は、機種によっては「アプリと機能」と表示されている場合があります。

step1.「スタート」ボタンを右クリックし「設定」を左クリックすれば「ホーム」画面となり、左側にメニューが表示されるので、「アプリ」をクリックする

あるいは、「スタート」を右クリックしてメニューの一番上にある「インストールされているアプリ」をクリックしても同じ画面に到達できます。

設定を選択する アプリを選択する
step2.右側のカテゴリーより「インストールされているアプリ」を選択する

「インストールされているアプリ」は、機種によっては「アプリと機能」と表示されています。

step3.表示されたアプリ一覧から不要アプリの右端の「…」をクリックして「アンインストール」を選択する

なお、右端の「…」をクリックした時に、メニューに「詳細オプション」がない場合は、当該アプリはデスクトップアプリで、Windowsのデスクトップ上で動作するアプリです。 

メニューに「詳細オプション」がある場合は、当該アプリは、Windows ユニバーサルアプリで、パソコンだけでなくタブレットなど複数の端末間で共有して利用ができるアプリで「Windowsユニバーサルアプリ」とも呼ばれます。

以上で、当該アプリは削除されます。 なお、アプリによっては、この操作ではアンインストールできないものがあり、その場合は、コントロールパネルからのアンインストール(次項参照)が必要になります。

3)コントロール パネルからアンインストールする方法

以上の方法で削除できないアプリは、「コントロールパネル」機能を使って削除できます。 削除手順は以下の通りです。

step1.タスク バーにある検索窓に「コントロール パネル」と入力し、検索結果からコントロールパネルのアプリを選択しクリックする

step2.「プログラム」を左クリックし「プログラムと機能」を選択しクリックする

step3.「プログラムのアンインストールまたは変更」画面にアプリ一覧が表示されるので削除するプログラムを右クリックする

ここでは時系列やアルファベット順などで並び替えができるので、アプリの要否判断がし易いとも言えます。

step4.「アンインストール」または [アンインストール] / [変更] をクリックし、画面の指示に従って操作していく

以上で、当該アプリを個別には削除することができます。

?V.最後に

パソコンはが重くなる原因は、Cドライブストレージ(記憶容量)の空き容量が不足しているためです!

Cドライブの空き容量を増やすには不要なアプリやファイルを削除したりCドライブのデータをDドライブなどに移動するなどの方法があります。 

当記事は、不要なアプリの見分け方と削除方法をご紹介します。 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーーー完ーーーーーーーーーー

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2024年07月24日

パソコンが重い?@|簡単にできる原因把握とデータ移動による空き容量確保手順

Cドライブの空き容量が10ギガ以下になるとアプリやWindows の動作に影響が出てパソコンの動きが遅くなったり起動しない障害が発生します。

このような場合は、早急にCドライブの空き容量を増やす対策が必要です。 

当記事では、初心者でも簡単にできるCドライブの空き容量を増やす方法をご紹介していきますが、今回は、空き容量を少なくさせている要因は何か、何に手を加えることができるか、すぐにやれることは何かを把握する方法と、とりあえず簡単に空き容量を大きく増やせるDドライブへのデータ移転の方法をご紹介します。

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?T.パソコンの重くなる原因はCドライブの空き容量不足

パソコンはCドライブの空き容量が10ギガ未満になると重くなったり起動しない等の障害が発生します。 

このような場合は、早急にCドライブの空き容量を増やし、まずは正常に稼働できるようにすることが必要となります。

1.パソコンのCドライブとは

1)ドライブとは

ドライブは、ストレージ(データを保存しておくための記憶領域)にデータを記録したり、記録してあるものを呼び出したりする装置を言います。 

ストレージは、メモリと異なり保存データは削除されない限り電源を切られても保存できるのが特徴で、パソコンには主にHDDとSSDの内蔵ストレージが組み込まれCドライブとDドライブの領域に分かれているのが通常です。

2)CドライブはPCのシステム運営管理を担う

Cドライブは、Officeなどのアプリのインストール先になり、また、「デスクトップ」、「ドキュメント」、「ピクチャ」、「ビデオ」、「ミュージック」などの既定フォルダーが設置されていて、それぞれのデーターの第一の保存先になります。

「ドキュメント」と「マイドキュメント」は違うの?

以前のWindowsでは「マイドキュメント」という名前が、現在は「ドキュメント」に変わっているだけです。
ドキュメントは、作成したWordやExcelなどのファイルやテキストファイルなど、いわゆる書類や資料を保存する場所として使われ、特にファイルの保存先を指定しなかった場合にも、保存されるように設定されています。

3)空き容量が少なくなるとPCが重たくなる障害が起きる

Cドライブは、空き容量が10ギガ以下になるとシステムが不安定になったり動作が遅くなり起動障害が生じます。 

原因は、作業中のデータは、通常、PCの「 メモリ」に保存されますが、作業中のデータが大きくて「メモリ」が足りないときは、ハードディスクのCドライブ部分を「 仮想メモリ」として一時的にデータ保存に使用しますが、この時に、Cドライブに空き容量が少ないと「 仮想メモリ」として使えなくなってデータ処理に時間がかかったりとパソコンの動きに障害を生じさせてしまうのです。 

また、Windowsは、定期的にで「Feature Update」と呼ばれる大型のアップデートを行っていますが、このアップデートには最低でも8〜12GBの空き容量が必要で、容量が不足しているとアップデートに失敗し最新のアップデートができずウイルス感染や不正アクセスに対するセキュリティが脆弱になります。

このため、パソコンを安全に使うためにも十分な空き容量が必要なのです。 

これらを踏まえると、Cドライブは常に10GBぐらいを確保しておくことが必要と言えます。

(注) メモリとハードディスクの違い

メモリ(RAM)は、実行中のプログラムや作業データを一時的に保持するためのもので電源を切れば失われます。ハードディスク(HDD or SSD)は、データを長期的に保存する記憶媒体で電源を切っても失われることはありません。

4)Cドライブの空き容量がなくなっていく原因は?

Windowsを通して作成され保存場所となる既定フォルダーの「ドキュメント」や「ピクチャ」、「ビデオ」などはすべてCドライブにあるため、文書や写真、動画などをパソコンに保存していくと、Cドライブの空き容量がどんどん減少してやがてCドライブで保存できなくなります。

5)空き容量確保には不要ファイル等の削除または他ドライブへの移転が必要

Cドライブの空き容量が少なくなってきたら、古いファイル、特に、ファイルサイズの大きい写真(画像)や動画ファイルで不要なものは削除し、残したいものはDドライブや外付けストレージなどに移動し、Cドライブの空き容量を増やす対策が必要です。 

なお、 削除やDドライブに移して良いデータは、基本的には自分が作成や保存をしたファイルやフォルダーだけです。

決して、最初からCドライブにあった「ドキュメント」、「ピクチャ」、「ビデオ」などの「既定フォルダ−」そのものは削除や移転はせずに、それらのフォルダーの中にある自作のフォルダーやファイルに限るようにする注意が必要です。

6)リカバリの際、Cドライブにある作成データは全て削除されるので重要ファイルの保存先に注意

PCのリカバリ(パソコンを初期状態に戻す)を実行すると、Cドライブで作成したデータ内容はすべて削除されるので注意が必要です。

なお、Dドライブはリカバリでもデータは削除されないのでデータの永久保存に適していると言えます。

但し、パソコンそのものが故障でDドライブそのものが取り出せない時は取り出せなくなります。

2.Cドライブの空き容量の確認方法

Cドライブの空き容量を増やす為には、まず、現在の状況を把握した上で、優先順位をつけて取り組むのが時間的余裕も考慮すると効率的と言えます。

1)Cドライブ全体での空き容量の確認

最も簡単な方法は、「エクスプローラ」を開き、メニューの「PC」をクリックするとCドライブなどのディスク(記憶容量)の使用状態がグラフで表示され空き容量が把握できます。

◎空き容量が10ギガ以下は要注意、5ギガ以下は警報級

ここで、Cドライブの空き容量が10ギガ以下だとパソコンが大変しんどい状態にあることを示しています。 

下図の例では、472ギガのストレージ(容量)で空いているスペースは辛うじて18.1ギガとなっていることがわかります。

2)既定フォルダー別のストレージ使用量の確認

「ストレージ」とは、パソコン内で使うデータを保存しておくためのスペース(記憶域)で、作成した文書や画像、ダウンロードした動画やインストールしたソフトウェアなどのデータはすべてストレージに格納されます。

このため、何もしないでいると、パソコンに保存しているファイルが多くなってCドライブの空き容量がどんどん少なくなります。 

このような現象が生じたら、Cドライブの空き容量を増やすために不要なファイルやフォルダー、アプリなどを削除したりDドライブなどへの移動を行なってCドライブの空き容量を増やす必要があります。 

この時、「ドキュメント」や「ピクチャ」、「ビデオ」などの既定フォルダー別のストレージ使用量を把握すると、空き容量を増やす為の優先順位が把握でき、作業計画が立てられやすくなります。

◎既定フォルダー別ストレージ使用量の確認方法

【確認手順】

step 1. エクスプローラを開く

エクスプローラーを開くには、タスク バーで [エクスプローラー] を選択するか、キーボードの Windows ロゴ キー + E キー を押します。

step 2. 左側メニューの「PC」をクリックする

「PC」をクリックすると、右側が「デバイスとドライブ」画面となり、パソコンに繋がっているデバイスとストレージ(記憶領域)の現状が表示されます。

step 3. 「ローカルディスク(C)」を右クリックし、表示されたメニューから「プロパティ」をクリックする

「ローカルディスクC」を右クリックすると、メニューが表示されるので、「プロパティ」を選択(クリック)します。 ※「プロパティ」の出し方は、対象ファイルを右クリックしメニューを出して「プロパティ」を選択すると表示されます。

step 4. 「ローカルディスク(C)のプロパティ」画面が表示されるので中程の「詳細」をクリックする

画面に「ローカルディスクC」の属性や詳細情報を表す「ローカルディスクCのプロパティ」が表示されるので、下方にある「詳細」をクリックします。 

※プロパティには、当該ファイルやデバイスの属性や詳細情報を表示されています。

step 5. ストレージ別使用量が各既定フォルダー別に確認できるので使用量の大きい項目に着目する

ここでは、各既定フォルダーの記憶領域の使用状況が示され、何が一番使用量が大きく空き容量を圧迫している要因になっているかが把握できます。 

これにより、早急に対策できるフォルダーに優先順位をつけることができます。 

なお、各既定フォルダーをダブルクリックすると、そのフォルダーに保存されているフォルダーやファイルなどを一覧で確認できます。 

また、各既定フォルダーには、「記憶領域の使用状況と空き容量を増やす方法」が下に説明されていますので、この既定フォルダーから直接、既定フォルダー内のデータ削除や移転などが行えるものもあります。 

しかし、慣れないとリスクが伴うので、別途、目的別にマニュアルに沿って作業されることをおすすめします。 

以下のデータからは、 「ドキュメント」、「インストールされているアプリ」、「一時ファイル」、「システムと予約済み」、「その他」、「デスクトップ」が使用容量が大きいことがわかります。

この中で、「 システムと予約済み」は、システムファイルであるので初心者は、触らない方が良いと思います。

下表は、上の画面を見やすい表にしたものです。

各項目 記憶領域の使用状況と空き容量を増やす方法 使用量※
ドキュメント
ドキュメントフォルダを管理する 277GB
インストールされているアプリ
使用されていない、または不要なアプリと機能をアンインストールする 75.3GB
一時ファイル
削除する一時ファイルを選択します 44.8GB
システムと予約済み
システムファイルはWindowsを実行するために使用されます 36.6GB
その他
その他の大きいフォルダを管理する 16.5GB
デスクトップ
デスクトップフォルダーを管理する 13.6GB
メール
既定のアプリを使用してメールを管理する 238MB
他のユーザー
使用していないローカルアカウントを削除する 78.8MB
ピクチャ
ピクチャフォルダーを管理する 58.6MB
Onedrive
クラウドにバックアップされている、使用されていないコンテンツを削除する 14.3MB
マップ
オフラインマップ削除するか、オンラインマップ場所を変更する 2.41MB
ビデオ
ビデオフォルダーを管理する 8KB
ミュージック
ミュージックフォルダーを管理する 0バイト

※Bは「バイト(byte)」と呼び、データ量の大きさを表す単位です。 

1バイトは、半角英数文字の1文字のデータ量です。 

バイトには、「1バイト:B」、「1キロバイト:KB」、「1メガバイト:MB」、「1ギガバイト:GB」の単位があり、約1000倍(実際は1024倍)ごとの大きさを表します。

単位 単位のバイト数 総バイト数 半角英数文字数
1B 1バイト 1 1文字
1KB 1024バイト 1?1024 1024文字
1MB 1024キロバイト 1?1024?1024 1,048,576文字
1GB 1024メガバイト 1?1024?1024?1024 1,073,741,824文字

※YouTubeで動画を視聴する場合、1GBで再生できる動画の時間は、画質によって異なりますが、720pのハイビジョン画質の場合、約?T時間に相当します。

step 6. 空き容量を増やす作業の優先順位を決める

以上の情報把握から、さしあたり早急に対処すべきは、「ドキュメント」「一時ファイル」「デスクトップ」及び、この実態では使用量が少ないですが、一般的に使用量が多くなっていると思われる「ピクチャ」や「ビデオ」などではないかと思われます。 

その上で、自分の時間的余裕を考えて、空き容量確保の為の作業の優先順位を決めて取り組むのが効率的ではないかと思います。 

なお、常時、メンテを行なっていく場合には、順番に拘らる必要はありません。

?U.Dドライブへのデータ移動により空き容量を増やす方法

Cドライブの空き容量を増やす方法はいろいろありますが、安全で自分でできる簡単な方法は、次の2方法です。

・不要なアプリやファイル等のデータを削除する方法

・CドライブのデータをDドライブや外付けハードディスクなどに移動する方法

なお、 Dドライブのストレージ容量の一部をCドライブ用に振り分ける方法もありますが、初心者にはハードルが高く、かつ、Dドライブデータの毀損リスクが高いためおすすめできません。 

今回は、簡単にCドライブの空き容量確保ができる「CドライブデータをDドライブにコピー&ペーストとする方法」をご紹介します。

1.「コピー&ペースト」でデータを移す方法

CドライブのデータをDドライブにコピー&ペーストで移動することによりCドライブの空き容量を増やす方法です。 削除するのでないため、比較的に気軽に大きく空き容量を増やせます!

1)主な移動対象データは文書や写真・画像、音楽、動画など

コピー&ペーストによりCドライブからDドライブに移動できるデータは、個人用フォルダー内にある文書、写真・画像・動画・音楽などが主な対象で、Cドライブの既定フォルダーである 「ドキュメント」「ピクチャ」「ビデオ」「ミュージック」内に保存されているフォルダーやファイルなどを主に対象にできます。 

パソコンで作成するファイルや取り込んだ写真、ビデオ、音楽などは、初期設定では、Cドライブに個人用フォルダーとして組み込まれた既定の[ ドキュメント]や[ ピクチャ]フォルダーなどに保存されます。 

基本的には、Windowsのシステムに関係するソフトウエアやシステムに連動する既定フォルダは特別な役割を担っており、そのものを移動させるとシステムの障害原因になるので触らない様にします。 

移動できるのは、既定フォルダー内に新たに保存されたデータに限る事に注意してください。

2)コピー&ペーストによるデータ移動の利点

何と言っても、簡単にできることに加え、保存場所を変えるだけなので、削除すべきかどうかの判断に惑わされずにとりあえず移動させておくことができることです。 

また、万一、パソコンにリカバリ(初期化)させる事態が生じても、Cドライブと違って、パソコンが壊れない限りDドライブのデータは再生できるメリットがあり安心できます。 

従って、不要データを熟慮しながら削除していくのと違って、一旦は、Dドライブに移動させておくことなので、短時間で大きな空き容量を確保できるメリットがあります。

3)コピー&ペーストによるデータ移動手順

Cドライブの既定フォルダー内にあるフォルダーやファイルの移動手順( Windows 11) をご紹介します。 

他も既定フォルダ内のデータも同様の手順で移動できます。   

【コピー&ペーストによるデータ移動手順】(Windows11)

以下では、 Cドライブの「ピクチャ」既定フォルダー内にある「サンプル写真」をDドライブに移動させる方法をご紹介します。

step 1. エクスプローラーを開く

タスクバーからエクスプローラーをクリックします。

step 2. 画面左側「PC」の「ローカルディスクC:」をクリックするとCドライブの第一画面が表示(人によって様々)される

画面右側に、Cドライブを構成する既定フォルダー一式が表示されます。 この中で、ユーザーが作成や編集保存に使用される「ユーザー」フォルダーが配置されています。

step 3. 既定「ユーザー」フォルダーをクリックし自分のアカウント名フォルダーをクリックする

step 4. 「ピクチャ」フォルダーをクリックする

メイン画面(右側)にフォルダやファイルの一覧が表示されるので、Dドライブに移動させるファイルやフォルダを選択(クリックする)します。 

なお、選択したファイルのサイズは、 ファイルやフォルダーをクリックしたときに右側に表示される「プロパティ」を開けば確認できます。

step 5. 「ピクチャ」フォルダーを開き、Dドライブに移動させたいデータ(「サンプル写真)を右クリックしメニューから「コピー」をクリックする

なお、 画面上部メニューの「 アイコン」(コピー)をクリックすると簡単です。

また、「Ctrl+C」キー(コピー)を押すこともできます。 また、複数のファイルを選択するには、「Ctrl」キーを押しながら1つずつファイルをクリックし、連続したファイルを選択するには、最初のファイルをクリックした後に「Shift」キーを押しながら最後のファイルをクリックします。

ここからDドライブの受け入れ場所を決めて貼り付けをする作業に入ります。

step 6.続いて、Dドライブにコピーの貼り付け先を指定するために新たにエクスプローラーを開き「PC」をクリックし「ローカルディスクD」をダブルクリックする

現在は、Cドライブを開いた状態ですが、さらに別にDドライブを開き、併せて2つのドライブをひらいた形で作業を進めます。

step 7.Dドライブにコピーの貼り付け先を決める

「ローカルディスク(C:)」をダブルクリックすると、Dドライブのトップ画面が出ます。 最初の作業は、コピーの貼り付け先をどこにするかを決めることになります。 

コピーの貼り付け先は、以下の場所からいずれかに決めることになります。 

【貼り付け場所の選択枝】

?@コピー先となるフォルダーがDドライブのどこかにあれば、そのフォルダーに入れる(貼り付ける)

既に分類で作成したフォルダーがあればそこに貼り付けます。

?A新たにフォルダーをつくって、そのフォルダーに入れる(貼り付ける)

適当なグルーピングのためのフォルダーがなければ、今後のグルーピングのために新たなフォルダーを作成して、その中に貼り付けます。 

例えば、「○○関係写真」や「△△投資関係」などで整理し易いホルダーを作って貼り付けると整理ができます。

?BDドライブに初期画面に直接貼り付ける

下図のようにグルーピングする必要がなければ、空白の所に貼り付ける

step 8.貼り付け先が決まれば、画面上部のメニューから「アイコン」(貼り付け)をクリックする

すると、その場所に、先にコピーしたファイルまたはフォルダーが貼り付けられます。(なお、この時にCドライブが開かれ「コピー」を選択したままであることが必要です) 

なお、「貼り付け」は。その場所にカーソルを当てたまま右クリックしメニューから「その他のオプションを確認」をクリックした後、「貼り付け」を選択(クリック)します。

(または、簡単に、「Ctrl+V」キー(貼り付け)を押すことでも貼り付けることができます。)

step 9.Dドライブで貼り付けた後は、Cドライブでコピーした元のフォルダー又はファイルを右クリックし、メニューから「削除」をクリックする

または、Cドライブでコピーしたデータをクリックし、画面上部のメニューから「アイコン」(削除)をクリックしても削除できます。

Cドライブで削除が行なわれて初めて「空き容量を増やす」目的が達成できます。

但し、この後、「ゴミ箱」から削除しなければ実際に空き容量は増えません。

必ず、「ゴミ箱から削除してください。

以上でコピー&ペースト作業は完了です。

2.「ドラッグ&ドロップ」でデータを移す方法

「コピー&ペースト」によるデータ移動は、「ドラッグ&ドロップ」で簡単に移動させることができます。 

従って、主な移動対象データやデータ移動の利点は、上述の「コピー&ペースト」と同じです。

1)「ドラッグ&ドロップ」とは?

画像やテキスト等のファイルやフォルダーにマウスを当てボタンを長押ししたままカーソルを動かすことで対象を移動させる操作のことです。 

元のデータは、コピー元としてそのままの状態で残ります。

つまり、実質的には「コピー&ペースト」と同じ目的を果たす機能と言えます。

ドラッグとは、ファイルやアイコンをマウスボタンを長押ししたままカーソルを動かすことで対象を移動させる操作のことです。 ドロップは、ドラッグで長押し中のマウスボタンを離すことで、カーソルの位置に対象を保存する操作のことです。

2)「ドラッグ&ドロップ」によるデータ移動手順

「ドラッグ&ドロップ」によるデータ移動の手順は、次の通りとなります。

step1. エクスプローラを開き、Cドライブの移動させたいファイルやフォルダー等のデータを画面上に出す
step3. Cドライブ表示のエクスプローラとDドライブ表示のエクスプローラを並べ、移動させたいデータをCドライブ側からDドライブ側にドラッグ&ドロップで移動させる

step 4.Dドライブで貼り付けた後は、Cドライブでドラッグした元のフォルダー又はファイルを右クリックし、表示されるメニューから「削除」をクリックする

または、Cドライブでコピーしたデータをクリックし、画面上部のメニューから「アイコン」(削除)をクリックしても削除できます。

Cドライブで削除が行なわれて初めて「空き容量を増やす」目的が達成できます。

但し、この後、「ゴミ箱」から削除しなければ実際に空き容量は増えません。 必ず、「ゴミ箱から削除してください。

3.「プロパティ」の保存場所変更で「フォルダー」を移す方法(=データの受け入れ場所の変更)

プロパティの保存場所変更によるDドライブへの移動は、コピーと違って、移動データは元の場所からは削除されることになり、新たな変更後のフォルダーに入ることになります。

従って、Cドライブでの削除の手間は省けますが、場所変更を間違えると元に戻すのが複雑になるので注意が必要です。

1)プロパティとは

各フォルダーには、そのフォルダーの属性や詳細情報を示す「プロパティ」が紐付いています。 

フォルダーによっては、「プロパティ」に、そのフォルダーの現在地を示す「場所」が表示されており、これを変更することで当該フォルダーの場所を移動させることができます。 

なお、 「場所」タブが表示されないフォルダーの場合は、移動が制限されているフォルダーである場合とOneドライブに紐付けされている場合が考えられます。

後者の場合は、OneDrive設定の中にある「アカウント」→「このPCのリンク解除」を実行した上で、プロパティを開けば「場所」タブは表示される場合があります。

(移動完了後に再度、OneDriveと再リンク※すれば元通りになります。)

※OneDrive 設定にアクセスする方法
タスク バーまたは通知領域の OneDrive アイコンをクリックします。

変更は、各フォルダーを右クリックしメニューから「プロパティ」をクリックすると表示される上部の「場所」タブを開いて場所を移動させる方法です。

2)プロパティでの場所変更は受け入れ場所の変更になる

プロパティで場所変更した場合、元の場所に入ってきていたデータは全て変更後のフォルダーに入ることになります。 

既定ホルダーもこの方法での移転は可能ですが、リスクが伴うため初心者の方は、やはり既定フォルダー内のフォルダーに留めておかれることをおすすめします。

3)「プロパティ」の場所変更によるフォルダーの移動手順

プロパティの場所変更によりドキュメント等の既定フォルダー内にあるフォルダーをDドライブに移動させる手順は次の通りです。 

以下は、既定の「ドキュメント」フォルダー内にあるフォルダーをDドライブに移動させる手順をご紹介します。 

ここでは、「ソニー」のフォルダーを例に説明します。 【プロパティを使ったフォルダーの移動手順】

step1.エクスプローラーを開き、Cドライブの「ドキュメント」を右クリックする

step2.ドキュメントフォルダーにある「ソニー」フォルダーを右クリックしメニューから「プロパティをクリックする
step3.プロパティの上部にある「場所」タブをクリックする
step4.「場所」タブ画面の中ほどにあるメニューから「移動」ボタンをクリックする
step5.「移動先の選択」画面が表示されるので、左メニューから「ローカルディスク(D:)」をクリックし右側画面に保存先にしたいフォルダーをダブルクリックする

保存先となるフォルダが無い場合は、右クリックして「新規作成」?「フォルダー」を選択して、新しいフォルダーを作成して保存先にします。

step6.指定したフォルダー名が下部の 「フォルダー欄」 に表示されていることを確認して「フォルダーの選択」をクリックする
step7.「プロパティ」画面が表示されるので、指定したフォルダー名が表記されていれば「OK」をクリックする
step8.「フォルダーの移動」画面が表示され、「元の場所のすべてのファイルを、新しい場所に移動しますか?」等のメッセージが表示されたら「はい」を選択する

以上でプロパティの場所変更によるフォルダー移動は完了です。

?V.最後に

Cドライブの空き容量が10ギガ以下になるとパソコンが動きが重くなります。

このような場合は、早急にCドライブの空き容量確保対策が必要となります。 

まずはCドライブの空き容量を圧迫させている原因は何か、何に手を加え、かつ、すぐにやれるかを把握し、簡単に大きな空き容量を増やせるDドライブへのデータ移転がおすすめです。 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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2021年11月16日

自分に合ったパソコンが間違いなく見つかり一番お得に買える方法

(当記事は、 字数制限 のため、「自分に合ったパソコンの選び方とお得な購入方法マニュアル」の

前半部 自分に合ったパソコンの選び方とその為の簡単な予備知識 2021/11/14 記事) に続く後半部です。後半部では「お得な購入方法」を中心にまとめました。前半部がまだお読み頂いていない場合は、是非合せてお読みいただければ幸いです)

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?T .自分に合ったパソコンのお得な買い求め方

パソコンは、家電量販店や専門店などの店頭で購入できますが、自分に合ったパソコンをじっくり確認して購入するには、通販での購入の方が 適した購入ルート になると考えます。

店頭での購入の場合、販売員は、基本的に、店頭に並べている製品しか奨めてくれません。

しかも、店頭に並ぶ製品は、大抵は NEC、東芝、富士通 などの国内家電メーカー及び外資系メーカー人気製品に限られています。

また、在庫品(部品が1年〜2年前モデル)であることが多いのです。

折角下調べをして出かけても、これら 店頭に並ぶものの中から選ぶ破目になりかねません。

従って、 自分にあったパソコンをじっくり探すには、メーカー直営ショップか、メーカー直営の公式通販サイトでの購入が適切と考えます。

また、ネット直営サイトや直営ショップでの注文なら「カスタマイズ」も可能で、使われているパーツや周辺機器を自分の好みで選ぶことができます。

更に、量販店のように中間マージンも必要ないため安く買えることにも繋がります。

但し、量販店販売を主力にしている国内家電系メーカーの場合は、ネット通販価格は量販店価格よりも下回らないことが習いとなっている場合が多いようです。

1 .店頭購入は初心者やネット購入不慣れな方向き

パソコンにあまり詳しくない方や、パソコン情報の調べ方がわからないとか、ネット購入に慣れていない方の場合は、量販店では顧客に応じて現物を見ながら紹介してくれるので適切な買い方だと思います。

パソコンに不慣れで、ネット等で調べることや、ネット通販での注文方法が不得手の場合は、店頭で事情を話し自分にあったものを選ぶのが最善の方法だと思います。

また、「Apple」と「Microsoft」の場合は、ポイントがつく量販店の方が安い場合が多いそうなので「店頭買い」がお得のようです。

2. 自分に合ったパソコン購入はネット通販が最適

店舗での購入は、基本的に、店舗に並んだ中から店員に進められ、値引きに気を良くして買ってしまう羽目になります。

量販店に並ぶ製品は、旧型の在庫品が多く結果して高い買い物になってしまします。

自分に合ったパソコンをじっくり選べて、とにかく安く買いたい場合は、「店舗」ではなく、「ネット通販」で買うの一番です。

各メーカーとも、ネット通販を行っており、楽天やAmazonでも販売されています。

各メーカーのパソコンをネット通販で、じっくり選べてお安く購入する方法をご紹介します!

自分にあったいいパソコンを少しでも安く購入したい方は是非ご参考に願います。

パソコン購入はネット通販の方が自分に合った物をじっくり選べる

ある程度パソコンを利用してきた方が、コスパが良く一層の使い勝手のよいパソコンへの買い替えを望まれる場合には、通販で、じっくりスペック等を見ながらいろんな製品と見比べてあるいはカスタマイズして選ぶのが良策だと思います。

結論として、パソコン購入は「ネット通販」が一番です。

通販の場合は、店舗と違って「人件費」や「テナント料」などの固定費や諸経費がかからないため、基本的には、店舗よりネット通販で買う方が安く購入できます。(但し、通販の窓口にもよりますが)

ネット通販で買うメリット

・自分の好みにカスタマイズできる、あるいは選べる。

・豊富なラインナップから、自分に合った安いモデルも見つかる

・キャンペーン等が行われているところが見つかる可能性がある

などのメリットがあります!

メーカー直営の通販では、キャンペーン開催やクーポン発行など更に安く買える機会があります!

ネット通販を行っているパソコンメーカーでは「キャンペーン」を実施したり「クーポン」を発行しているところが多くあります。

これらを利用すると、更に割引価格でPCを購入することができます!

また、販売促進や在庫お一層のため、マーセールや決算セールなどの大幅な値下げセールなども実施しており、余裕があればこれらセールに合わせて購入するのも一手です。

メーカー直営の通販サイトを利用したお得な買い方

1 )富士通、NEC、Dynabookの直営通販は、 楽天市場に出店している各社の直営サイトからの購入が超お得です!

国内家電系各メーカーのパソコンは、量販店販売が中心ですが、 ネット通販の直営店でも販売されており、「楽天市場」にも出店しています。

これら家電メーカー系の直営通販サイトでは、全製品がラインナップされ、カスタマイズできるので自分にあったパソコンが入手できます。

また、 この3社「富士通、NEC、Dynabook」では、楽天市場にも出店しています。

このため、 楽天市場限定の「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソン」「0と5の付く日ポイント」などを利用して購入することで、更に高いポイントがついて安く購入できるのです。

これらの 家電系パソコンメーカーは、量販店での販売が主であり、直営の通販サイトでは、量販店への配慮から量販店よりも価格を安くは設定できません(直営通販サイトでは、3年補償などの特典等はあるが)

しかし、楽天市場に出店の直営店では、3年補償はつかない(1年保証はつきます)が、メーカー直営サイトよりも有利な価格条件で購入することができます。

例示: 富士通web martと楽天出店の富士通直営店との比較

下記の例示は、同規格商品で、富士通webmartはアウトレットをキャンペーンで25%割引、楽天出店の富士通webmartは新品で割安の楽天価格設定です。

例示を見ると、直営店に比べ楽天出店の方は、定価そのものがかなり割安で設定されています。

しかも、直営店ではアウトレットながらこの価格をかなり上回ってされ、25%割引で割安に購入できるようになっています。

これで見ると、直営店では、頻繁にキャンペーンやセール、ポイント等を実施して割安販売を銘打っていますが、それでも楽天出店の方がメリットが大きいと言えます。

更に、ここに楽天の各種のポイントが付与されます!

例示

レベル

WF1/F1 モデル レベル1/20(最下位)

WF1/F1 モデル レベル19/20(ナンバー2)

購入窓口

富士通webmart

富士通楽天店

富士通webmart

富士通楽天店

製品名

ESPRIMO WF1/F1

2021年2月モデル OUTLET

RK_WF1F1_ A001 新品

ESPRIMO WF1/F1を カスタマイズ 2021年2月モデルOUTLET

RK_WF1F1_ A013 新品

OS

Windows 10 Home 64ビット

同左

同左

同左

CPU

Celeron 6305

同左

Core i7-1165G7

同左

メモリ

4GB (4GB×1)

同左

16GB (8GB×2)

同左

ストレージ

約256GB SSD

同左

約512GB SSD

同左

HDD

なし

なし

約2TB HDD

同左

光学

DVDスーパーマルチ

同左

Blu-ray Disc

同左

モニター

23.8型フルHD

同左

同左

同左

テレビ

なし

なし

地上・BS・110度CSデジタル×2

同左

Office

なし

なし

Office Home and Business 2019

同左

セキュリティ

マカフィー リブセーフ 3年版

同左

同左

同左

保証

3

1

3

1

WEB価格

130,680円

89,380円

276,680円

195,580円

キャンペーン11/16まで

98,010円25%割引

207,510円

※web価格を見ると、全く同じ製品であるが、しかも片やアウトレットにもかかわらず楽天市場店の方が割安価格となっている。

直営店は、量販店への配慮から、価格は、安く設定できない事情によるものと考えます。

従って、3年補償は要らない(通常の1年補償で良い)という場合は、楽天市場店から購入した方がお得になります。

つまり、これら家電メーカーは、量販店でなくても、楽天市場出店のメーカー直営サイトからの購入により、全ての製品に自分にあったスペックのものが選べ、かつ、楽天でのセールやポイント等のメリットも受けられるということです。

2 )「パソコン専門メーカー」の直営通販でのお得な買い方

パソコン専門メーカーにも全国に専門ショップを展開しているところが多いですが、やはり、多くは直営通販が購入先となります。

「マウスコンピューター」のパソコンを安く買う方法

特色

コスパ

高い

サポート

24時間365日サポートを標準で提供

ラインナップ

豊富

デザイン

シンプルで使いやすい

選び方

わかりやすい

安く買う方法

毎日なにかしらのキャンペーンが行われている

アウトレット

旧モデルや訳あり商品を特別価格で購入できる

楽天市場

出店

「楽天マウスコンピューター直営店」

「ドスパラ」のパソコンを安く買う方法

特色

人気

ゲーミングPC

コスパ

優れている

ラインナップ

ゲーミングPCに特化した性能の良いパソコンがウリ

カスタマイズ性

優れているので自分好みにしやすい

選び方

初心者でもBTOがしやすい

楽天市場店

出店。楽天ポイントがつきます。

独自ポイント

通常のドスパラポイントと楽天ポイントの 2重取り

割引クーポン

カスタマイズ画面で 【一時保存】すれば クーポンが貰えます

◯「パソコン工房」のパソコンを安く買う方法

特色

人気

ゲーミングPC、デスクトップPC

コスパ

優れている

安く買う方法

常に何かしらのキャンペーンを公式サイトで行っている

アウトレット

アウトレットセールも行っている

楽天市場

楽天やYahooなどにも出店

実店舗

全国に実店舗を多く展開している。困った時に相談しやすい

「楽天パソコン工房直営店」

3 )外資系メーカーからのお得な買い方

「HP」のパソコンを安く買う方法

特色

デザイン性

高い

コスパ

最高クラス

安く買う方法

毎日なにかしらのキャンペーンが行われている

アウトレット

旧モデルもアウトレット価格で販売

楽天市場

出店

ラインナップ

一般からクリエイティブ、ゲーミング用途のPCの販売

割引

ネット通販での割引もガツガツ行っている

キャンペーン

公式サイトにてキャンペーンを多く行っています

クーポン

あり

「Microsoft」のパソコンを安く買う方法

特色

コスパ

高い

品質

高品質

ラインナップ

全製品Office付き、人気のSurface

デザイン

惚れ惚れするボディと、質の高い作りは唯一無二

選び方

わかりやすい

楽天市場

出店

価格

高め

「DELL」のパソコンを安く買う方法

特色

コスパ

最高クラスのコスパ

サポート

24時間365日サポートを標準で提供

ラインナップ

豊富

デザイン

シンプルで使いやすい

選び方

わかりやすい

安く買う方法

毎日なにかしらのキャンペーンが行われている

アウトレット

旧モデルや訳あり商品を特別価格で購入できる

楽天市場

出店

クーポン

クーポン利用で最大20%OFFされます。

「Lenovo」のパソコンを安く買う方法

特色

コスパ

最高

サポート

24時間365日サポートを標準で提供

ラインナップ

幅広い

デザイン

シンプルで使いやすい

選び方

わかりやすい

安く買う方法

毎日なにかしらのキャンペーンが行われている

アウトレット

旧モデルや訳あり商品を特別価格で購入できる

楽天市場

出店

クーポン

「60%割引」などとても大きな割引がある

キャンペーン

キャンペーンページにて購入するのが一番安く買う方法

「Apple」のパソコンを安く買う方法

特色

人気

「Mac」はクリエイターに人気

コスパ

高い

品質

高品質

サポート

24時間365日サポートを標準で提供

ラインナップ

豊富

デザイン

シンプルで使いやすい

選び方

わかりやすい

安く買う方法

「Mac整備済製品」を買う、「学割」を使う「楽天リーベイツを経由

アウトレット

旧モデルや訳あり商品を特別価格で購入できる

楽天市場

出店

価格

高品質さと使いやすさを兼ね備えている為高め

最後に

この記事では、自分にあったパソコンの選ぶ際に必要な基本的予備知識をご紹介し、購入の際には、それが確実にできる方法としてネットの直営通販をご利用されることをおすすめしました。

また、通販直営店でも楽天市場に出店している場合は、そちらを利用した方が安く購入できる場合があることをご紹介しました。

しかし、パソコン専門メーカーの場合は、頻繁にセールやキャンペーンを実施していますので、そちらにも目を通して購入検討されれば、間違いのないお安く購入できるチャンスはつかめると思います。

この記事がお役に立てば幸いに存じます!

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2021年11月14日

自分に合ったパソコンの選び方とその為の簡単な予備知識

パソコンの購入は、種類や製品数が多いため迷われる方が多いと思います。

実は、パソコンの購入は、通販の方が選びやすく安く購入できます!

パソコンをどんなふうに使い、どのようなことをやりたいのか、その為の判断基準が分かれば購入すべきパソコンの青写真はできます。

それをもとに、通販サイトでご検討されれば、自分にあったパソコンが見つけられます。

特に、 富士通、NEC、Dynabook直営通販は、楽天市場に出店の直営窓口からの購入が超お得と考えます

間違いない購入のための基本的知識を記事にまとめました。

なお、 当記事は、「自分に合ったパソコンの選び方 とお得な購入方法マニュアル」の前半部にあたります。後半部については「 自分に合ったパソコンのお得な購入方法マニュアル 」をご覧いただければ幸いです。

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?T.パソコンを選ぶ為の基礎礎知識

パソコンを購入する際には、まずパソコンの 種類( 形状)や性能を表す「スペック」などの見方の基礎知識を理解しておくことが重要です!

パソコン選びは、まず、パソコンを「どのように使うか(自宅に置いて使うのか、持ち歩くことがあるのか」によって「 パソコンの種類(形状) 」を決める必要があります。

それが決まれば次は、そのパソコンで「何をするか(高度な編集や動画編集或いはゲームなどに使うのか)」によってそれができる性能を持つパソコンを選ぶことになります。

1.パソコンの 種類( 形状)には

1)パソコンの主な構成

パソコンの構成は、大きくは次の4つの構成で成り立っています。

?@ 「パソコン本体」:各種駆動装置やソフトがセットになった頭脳部分

?A 「ディスプレイ(モニター)」:画面(スピーカーなどを内蔵するタイプもある)

? 「キーボード」:入力装置

?C 「マウス」:画面上の位置を素早く指定して入力を補助する装置

2)パソコンの 種類( 形状)

これらの組み合わせ方やサイズ、機能面等から主に次の4 種類( 形状)に分けられます。

「デスクトップPC」、「 一体型PC」、 ノートPC」 「タブレットPC」

なお、「デスクトップ」は、 「タワー型」と「スリム型」に区分けされる場合もあります。

また、「ノートパソコン」は、サイズにより 「スタンダードノート」と「モバイルノート」に区分けされる場合もあります。

形状から見て、「デスクトップ」「一体型」「スタンダード」は、サイズや電源等から 一定の場所で使うが常態 で、

一方、「モバイル」「タブレット」は 持ち歩き用として使うのが常態 と言えます。

パソコンの 種類( 形状)

パソコンの 種類
形状
利用方法
形状の特徴
「デスクトップPC」 (本体、ディスプレイ、キーボードが別々)
?@「デスクトップPC」 ・タワー型 ・スリム型
据置利用
本体、ディスプレイ、キーボード全てが別々
?A 「一体型PC」
据置利用
本体とディスプレイが一体でキーボードが分離
?「ノートパソコンPC」 (本体とキーボードが一体で折りたためる)
スタンダードPC
基本は 据置利用
15型前後のディスプレイ。 比較的高性能なパソコン
モバイルPC
主に持ち運び利用
10型〜14型ディスプレイ。 コンパクトで重量が1kg前後のパソコン。
?C「タブレットPC」
タブレットPC
携帯利用
A4〜B6の板状タッチパネル。 Windows搭載のものを「 タブレット PC」、「iOS」「Android」搭載のものを ※「 タブレット端末 と言う
2in1PC ツー・イン・ワン
主に 携帯利用
ノートパソコンとタブレットの2つのモードを自由に切り替えて使える

※「タブレット端末」は、スマートフォンと同じ LTE回線を利用してネットにつなぎます 。 「タブレットPC」は、基本的にはWi-Fiでのネット接続になります。

3)各形状の特徴と利用上のメリット、デメリットや相性

まずは、「 自分の使用スタイルに合ったパソコンの形状は何か」を決めたいですね!

以下の各形状の特徴等から、自分に合った形状をある程度絞りましょう!

【デスクトップパソコン】

<特徴>

・パソコン本体とディスプレイ(モニター)、キーボードがそれぞれ独立 ・自室等一定の場所で使用するのが常態

<メリット>

・視認性に優れた「大型モニター」や「フルサイズキーボード」等の周辺機器が好みに合わせて利用可能!

・「パソコン本体」が独立している為、「メモリ」や「ストレージ」等の増設が可能で拡張性・カスタマイズ性、アップグレード等に対応しやすい!

・「パソコン本体」が独立しパッケージ(入れ物)が大きいので、ノートと同等の性能が安く購入できコストパフォーマンスが高い。(ノートはコンパクトにしなければならないのでコストがかかる)

・「パソコン本体」が独立しパッケージが大きいので「放熱性」に優れ、長時間稼働でも安定した動作が確保しやすい。(パソコン本体は熱に弱く、加熱すると遅く或いはダウンする)

<デメリット>

・大きなスペースが必要で配線も多くなるため、作業場が狭くなる。このため、整理整頓次第だが、すっきり感が損なわれる可能性がある(工夫次第ですが)

<こんな人におすすめ>

いつも決まった場所で作業するタイプで、しかも、パソコンを多用して効率的に編集作業や動画編集、ゲーム等を楽しみたい方におすすめ。

【一体型デスクトップパソコン】

<特徴>

・「ディスプレイ」と「パソコン本体」がひとつにまとまった(一体化された)パソコンです。 (従って、両社間でのコードは不要)

・「ディスプレイ」の裏側に、高性能のCPUや大容量のストレージが格納され、テレビチューナーなどのオプションにも対応でき、さらには音にもこだわった高品質サウンド機能も搭載する多機能なパソコン環境が整います。

・省スペースの為、奥行き700mmの一般的机でもゆとりが確保できる。

また、キーボードやマウスにワイヤレスタイプを使えばディスプレ主電源のみのコードで済む。 ※ディスプレイ23インチ(幅550mm、高さ340mm、奥行き190mmぐらい)、キーボードスペースが約200mmなのでゆとりを持って机の上に置くことができる。

・自宅等一定の場所で使用するのが常態であるが、コンパクトとディスプレイのインテリア性を兼ね備えているから、リビング等どこにおいても違和感なく使える

<メリット>

・ディスプレイとパソコン本体が一体のコンパクト化な上、ケーブル類が少なくて済むため、リビング等どこに置いても違和感を感じさせない。

・21インチのディスプレイでは、ウィンドウを2つ開いて作業ができ、27インチであれば、ブラウザを開きながら画像編集もできるので作業性は抜群!

・大抵のモデルでは、映像や音質が良く、ゲーム機のモニターとして使えるHDMI端子なども備わっているため、オンラインミーティング、テレワークからゲームやテレビ視聴などさまざまな用途を満たしてくれます

・テレビチューナーや録画機能を備えている機種であれば、テレビや映画を見たり録画したり番組を外出時にスマホで見たりできます。

また、デジタルテレビ放送を2番組同時録画ができるなど、仕事、趣味、エンターテインメントまでマルチに利用できる

<デメリット>

・コンパクト化されているため、メモリを増やしたり、電気基盤を最新のものにしたり、CPUをより高性能なものに交換するなどのカスタマイズができにくい。

※従って、一体型は、最初からそれなりの性能を確保しておくことが必要。しかし、外部接続端子として USBがありますから、USB経由でハードディスクなどの増設は容易に行えます。

・一体型専用パーツやデザインにより省スペースでも高性能を可能にするので、同じ性能で比較すると、デスクトップPCより多少高額になりがち。

※しかし、室内環境を快適にできるので替えがたい価値があります。また、ディスプレイも大きく高い性能を持っているので皆で楽しめるツールともなり得ます

・コンパクト化のため、故障した場合、修理代は、一般的なデスクトップパソコンより高額になる場合が多い。

<こんな人におすすめ>

いつも決まった場所で効率的な作業やサクサクゲームを楽しみたい方や、たまに家族で録画テレビを鑑賞したい方など

ノートパソコン

<特徴>

・全てを一体化しノートのように薄く折りたためて持ち運べるのがノートパソコンの特徴

・バッテリーを内蔵し、充電することでコンセントのない場所でも使用が可能。

・性能には幅があり、利用場所を選ばず利用できるので多くの人が利用できる形状です。

・高度な性能を要するゲームや動画編集には限界があります。

<メリット>

・ハイスペックのものであれば、かなりの複雑事務処理や動画編集も可能

・何といってもコンパクトサイズなので手軽に持ち運びできて場所を選ばず省スペース空間で利用できます。特に、商談や説明にも便利。

・外出先でテレワークなどにも参画できます。

<デメリット>

・利用者に合ったパソコンであれば、特にデメリットは生じないが、ノートパソコンの性能にはそれぞれスペックによってできることに限界がある為、利用目的、内容が限界を超えると重たくなります。

・メモリを増やしたり、CPUをより高性能なものに交換するなどといったカスタマイズはできにくい。

<こんな人におすすめ>

・パソコンを持ち歩くことが多い人やパソコン初心者向き。 ・PCゲームや動画編集をあまりしない方向き。

【タブレット】

<特徴>

・タブレットは、スマホと同様のモバイルデバイスの一種で、ほとんどが7〜12インチくらいのディスプレイサイズでキーボードがないのが特徴。

・小型ノートパソコンのように使えるのが特徴

・OSにMicrosoftの「windows」が使われているタブレットを「タブレットパソコン」と言い、通常のwindowsパソコンと同様に利用できます。

一方、「iOS」「Android」が使われているタブレットは、「タブレット端末」といい、Windowsパソコンとは互換性はありません。

※その他にも、Amazonでは、自社タブレットにAndroidをベースにしたFire OSを使用しています。

・タブレットは、ネットを利用した通話(Line電話など)やビデオチャットはできるもの電話アプリが非搭載で通常の電話機能はありません。

※タブレットとスマホとの大きな違いは、電話アプリの搭載、非搭載です。

・タブレットは、基本的には、キーボードはなく、大きな見やすい画面で情報を確認したり、映画などのコンテンツを楽しんだりするデバイスと言えます。

※タブレットとノートパソコンの大きな違いはキーボードを搭載、非搭載です。タブレットの文字入力は画面上のキーボードを利用するので長文文書作成等には不向き。

<メリット>

・携帯性と視認性のバランスに優れている

・スマホと比べて画面が大きいため、見やすくタッチ操作がしやすい

・ペン入力モデルなら手書き入力ができ、立ったままメモをとるといった使い方が可能。スケッチブック代わりにも使え、クリエイティブな作業にも重宝。

・映画をはじめ電子書籍・マンガ・ゲームといったコンテンツを見やすい画面で楽しむことが可能。

・薄型で軽量なため、歩きながら操作したり、ベッドに寝転びながらの視聴も可能。

<デメリット>

・OSが「iOS」「Android」のタブレットは、パソコン用のアプリが利用できないため、WindowsやMacの作業はできません。

但し、スマホで利用しているアプリを大きな画面で使いたい方におすすめ。

・スペックが低いため、動画編集といった負荷のかかる作業は苦手。

<こんな人におすすめ>

・スマホで利用しているアプリを大きな画面で使いたい方におすすめ。 ・映画や電子書籍・マンガ・ゲームといったコンテンツを楽しみたい方におすすめ。 ・歩きながら操作したり、寝転びながらの視聴したい方におすすめ。 ・但し、PCゲームや動画編集作業、負荷のかかる作業には不向き。

2.パソコンの重要スペック(性能)とその見方

パソコンの形状が決まれば、次は、自分のやりたいことに合致する 性能をもつパソコンを選びたいものです。

不要なものは要らない し、 やりたいことができないのでは困ります

このためには、パソコンのスペックで確認しなければなりません。

パソコン購入に当たって、最低限知っておくべきスペック項目とその見方についてご紹介します。

1)スペックとは?(何がどの程度できるかが分かる)

パソコンは、何がどの程度できるのかは、組み込まれたパーツの機能や性能によって決まります。

スペック(specification:仕様)とは、そのパソコンにどのような機能(何ができるか)がどの程度できるか(性能)、及び、組まれている部品やサイズや重量などの情報が仕様書として明記されています。

事例:あるノートパソコンのラインナップとスペック内容表

このスペック表の中で、パソコンを選ぶ際に重要となる項目は、「OS」、「CPU」、 「メモリ」、「ストレージ」「2ndHDD」、「光ディスク」、「office」です。

また、「グラフィック」「モニターのサイズ・重量・画面」も重要ポイントになります。

以下に、各項目についてその見方をご紹介します。

参考:自分のパソコンのスペックの確認方法

・Windows 10の場合: Windowsのメニューから、「設定」→「システム」→「バージョン情報」の順にクリック。 「デバイスの仕様」と「Windowsの仕様」からスペックが表示されます。

・Macの場合: 画面左上に出てくるメニューバーで、アイコンリンゴマークをクリック。すると、スペックが表示されます。

2)知っておくべき重要スペック項目とその見方

パソコンを購入する際に最低限知っておくべきスペック項目は、

1)「OS」 (2)「CPU」 (3)「メモリ」 (4)「ストレージ」「2ndHDD」 (5)「光ディスク」 (6)「グラフィックボード」 (7)「モニターのサイズ、画面光沢、解像度」 (8)「office」

です。

以下にその項目の見方、着目点をご紹介しますので、パソコン購入に際しては、お役立てください。

(1)「OS」(Operating Systemの略)

?@OSは、パソコンを動かす基本ソフトで、主にMicrosoft社の「Windows」とApple社の「Mac」があります。

※最近、Googleの「Chrome OS」が出ていますが、不慣れと割高なので対象外にします。

?A「Windows」は、対応ソフトが多く、パソコンゲームのほとんどがWindows向けに設計されているなど、OSの主流は、「Windows 」です。

※「Mac」は、iPhone・iPadなどとの親和性が高く特殊的位置づけとなっています。

? WindowsのOSには「Pro」と「Home」の2種類がありますが、通常は「Home」がおすすめです。

※「Pro」は、セキュリティ機能が優れ、離れた場所のパソコン操作が可能なリモート機能があり、主にビジネス向けです。

要約すると次のように考えればと思います。

ポイント
「OS」は、「Win10 Home(64bit版)」一択です!

(2)「CPU」(中央演算処理装置の意味)

「CPU」は、 「プロセッサー」とも呼ばれ、様々なアプリケーションを動作させ、必要な様々な処理を行う頭脳の役割を担っています。

[補足] CPUの性能を決める3つの要素「コアの数」、「クロック周波数」、「キャッシュ」がある。 「コア」は、演算処理する構造 。コア数が多く搭載されるほど作業分担して早く処理が行われる。 「クロック周波数」は、電気の「OFF」「ON」する速度 を示し、この切り替え速度で処理を早める。 「コア」の数が同じなら、「クロック周波数」が大きい程、処理が速くなる。 「キャッシュ」は、CPUに内蔵されている高速メモリー で、CPUが読み込むデータをキャッシュメモリーに保持してメインメモリへの負担を減らす働きをする。

CPUのレベルが高いほど、たくさんの計算を並列、かつ高速に行うことができます。

「CPU」には、 Intel 製とAMD製があり、 Intelは「Core◯」、AMDは「Ryzen◯」と表記される。

◯の数字は、「性能のレベル」を表し、数字が大きいほどレベルが高いことを示します。

◯それぞれのCPU記号の意味は下表の通り。

性能 レベル
Intel社 シリーズ
AMD社 シリーズ
適合する用途
高性能
Core i9
Ryzen 9
3Dゲームや動画編集、プログラミングなどの高い処理性能を必要とする用途
Core i7
Ryzen 7
中性能
Core i5
Ryzen 5
・3Dゲームや動画編集、プログラミングなどの処理性能を必要とする用途 ・ExcelやWord、その他の事務作業
Core i3
Ryzen 3
低性能
Pentium
ネットや動画視聴、メールなどの 軽い作業向
Celeron

※各レベルでの性能の違いは、クロック数とコア数で判断でき、数値が大きい程より多くを早く処理できる。 (Core i5 8400 とCore i5 9 400 Hなど)

※動画編集やゲームのような負荷が大きな作業には、「Core i5」以上がおすすめ。

◯「Coreシリーズ」各レベルの購入価格帯及び適合する利用者像

「Coreシリーズ」の各レベルの購入価格及び各レベルの利用者像を例示しましたので、どのレベルが相応しいかを考えるヒントにしてください!

レベル 価格帯 性能レベルと適合する利用者像
Core i9
50,000円〜300,000円 ・最上位モデルで高解像度の動画編集などに最適 ・パソコン1台で何でもやりたいと考えている人におすすめ
Core i7
30,000円〜70,000円 ・高速処理のeスポーツゲームや3Dアニメ処理などに最適 ・ゲームや重めの処理をする機会が多い人におすすめ
Core i5
10,000円〜30,000円 ・軽動画編集などにパフォーマンスと優れた応答性を発揮します ・動画や画像の編集をする機会が多い方におすすめ
Core i3
8,000円〜20,000円 ・性能はCore i5より下でCeleronよりは高性能 ・データを多く処理する人におすすめ
Pentium
7,000円〜10,000円 ・Celeronよりも上位版に相当する性能 ・簡単な事務作業やネット閲覧をメインとする人におすすめ
Celeron
4,000円〜7,000円 ・省電力で低価格なパソコンやモバイル端末に使用 ・ネット閲覧をメインに家庭での使用が目的の人におすすめ

要約すると次のように考えればと思います。

ポイント
?@ネット閲覧やメールチェックが主ならCeleronやPentium低位モデルでOK ?Aネット閲覧や文章作成、表計算が主なら、Core i3でOK。 ?ゲームや動画編集が目的ならCore i7、 i9など上位モデルも視野に。

(3)メモリ(作業スペース)

メモリは、パソコンでの「作業スペースの大きさ」を担う役割を果たします。

音楽を流しながらインターネットをするなどの、ながら作業を行うと、作業スペースが足りなくなり動作が重くなってしまいます。

・メモリ「GB」は、大きいほど作業スペースが大きくなります。

インターネットや動画視聴が主で、 ながら作業をあまりやらない場合は「4GB」で十分。

音楽を流しながらインターネットをするなどのながら作業は「8GB」程度あれば十分。

Webブラウザのタブを大量に開いての作業が多い場合や、プロ仕様の動画編集ソフトを使う場合などは 「16GB」程度が必要。

最新3DゲームやVR、動画編集がメインであれば「32GB」程度あれば快適です。

要約すると次のように考えればと思います。

ポイント
?@あまり、ながら作業をしない場合は、 「4GB」程度で OK。 ?Aいくつかの作業を平行してやるようなら、 「8GB」 でOK。 ?プラウザをいくつも開けてながら作業を多用する場合は「16 GB」程度。 ?C最新の3Dゲームや動画編集が目的なら「32 GB」程度。

(4)トレージ(保存容量SSD/HDD)

ストレージとは、パソコンのデータを長期間保管しておくための補助記憶装置のことです。

ストレージ容量を確認する方法 1. 画面左下の「スタートメニュー」を開き、歯車のアイコンをクリックする 2. Windows の設定」画面が表示されたら「システム」をクリックする 3. 表示画面左側の「 ストレージ 」か「記憶域」をクリックすると、使用状況が確認できる

・保存容量の単位はGB(ギガバイト)で保存物に必要な容量の目安は次の通り。

インターネットと動画閲覧が主で文書作成程度しか作業しない場合 128GB
写真や音楽、動画などの保存はあまりせずアプリなどを使うのが主の場合 256GB
写真や動画を結構保存したり、ゲームをインストールすることが多い場合 512GB
動画や写真をドンドン保存し編集したり、テレビ録画などが多い場合 1TB
高画質番組や4K動画をガンガン保存したい場合 4TB以上

・ストレージは、動画や音楽等のファイルを保存する装置で「SSD」と「HDD」の2種類があり、「SSD」は、高速かつ耐久性が高く高価。「HDD」は、安価で大容量が得られる特徴を持っています。

・「SSD」は、パソコンの立ち上げ時間が半分になるなどのメリットが大きいため、基本的に「SSD」をメインとし、容量が不足したら動画などの大きいファイルを「HDD」へ移す使い方がおすすめ。

・しかし、「SSD」の保存容量は、OSやプレインストールされているWordやExcelやブラウザなどのアプリケーションなどに一部使われてていたり、年々の不要キャッシュの増加に伴いどんどん領域を占有されるため、「SSD」の利用可能保存量は、実質的には少なくなります。

このため、導入する「SSD」の保存容量は、 一回り上のものにする必要があることに留意する必要があります

・「SSD」の必要保存容量の目安は次のように考えれば良い。

ンターネットが主で保存することが少ない利用者 ならば「128GB」位でも良いが、オフィスワークをする人や、軽い動画や写真の編集を行いたい人などは「256GB」は必要。

また、ゲームをインストールして使う場合は、「512GB」は必要

・なお、1TBを超える保存物、例えば、大きい動画のような場合は、SSDは値段が高いため外付けHDDで代用するのが常道。

補足:ノートの場合は、SSDとHDDを組み合わせるオプション、SSD:256GB、HDD:1TBなどのモデルを選ぶのが良い。

要約すると次のように考えればと思います。

ポイント
?@あまり、保存作業が多くない場合は、 「SSD」が 128GB 」程度で OK。 ?A写真の保存を必要とする場合は、 「SSD」は 「256GB」が必要 ?ゲームや動画編集を行うような場合は 「SSD」は「512GB」 程度は必要で重い。 ?C大きい動画のような場合は、外付けHDDを利用するのが常道。

(5)光学ドライブ(光ディスク)

・「光学ドライブ」とは、CD、DVD、BD(ブルーレイディスク)を再生するための機器で、光を照射してデータを読みとるために必要となります。

なお、 外付けドライブで対応可能なので搭載されていなくても後付けで対応できます。

補足:USBやインターネット上にデータを保存しておくことが多くなり、DVDを使う機会が減ったため、薄型ノートPCにはついていない場合も多い。 但し、音楽CDを取り込む、本に付属のDVDを読み込む、宴会のためのムービーを作成し保存するなど利用ケースは多いと思われるので一つは必要と考えます。

・DVDはCDの読み書きはできるがBDの読み書きはできないので、BDレコーダーがある場合はDVDは不要。

要約すると次のように考えればと思います。

ポイント
?@CD、DVD、BDの読み取りがない場合は、不要。また、外付けで対応可能。 ?ABDの読み取りがある場合は、DVDドライブでは対応できないので「BD」光学ドライブが必要。従って、「BD」光学ドライブの用意が望ましい。

(6)グラフィックボード

・グラフィックボードは、3D映像の描画や並列計算処理に特化した装置で、GPU(Graphic Processing Unit)と呼ばれ、CPUが苦手とする処理を担当するイメージ。

インテルのCPUにはGPUが内蔵されており、最小限の描画処理は行うことができるため、パソコンに必ず必要な装置ではないが、 本格的な3Dゲームを楽しみたい場合はCPUへの負荷を減らすため必須となります。

・NVIDIAの「GeForce」シリーズと、AMDの「Radeon」シリーズがあり、ゲームがメインなら「GeForce」、映像関係の1作業が中心なら「Radeon」がおすすめです。

標準的なグラフィックボードはGTX1650程度(2万円程度の価格帯)のものを搭載しておけば、ほぼどのゲームでもFullHD(1920x1080)の解像度で楽しめる。

注意点としては、CPUとメモリをCore i3、8GBメモリ程度は確保しておく必要がある。

要約すると次のように考えればと思います。

ポイント
C本格的な3Dゲームを楽しみたい場合は、TX1650程度(2万円程度の価格帯)のものを確保しておいた方が良い。 また、CPUとメモリをCore i3、8GBメモリ程度は確保しておく必要がある。

(7)モニターのサイズ、画面光沢、解像度

サイズ:

・ディスプレイサイズは、大きいほど作業はしやすい。

デスクトップならば23.8インチ程度、ノートパソコンでは15.6インチ、持ち運び用では13.3インチおすすめ。

解像度(ドット数):

・解像度は、画面を構成するドットの数で表される。

ドット数が高いほど高精細で映像は美しく、文字はクッキリと表示され、表示領域も広げられる。

解像度には、4K(3840x2160)、FHD(1920x1080)、WXGA(1366x766)などがあるが、極力、 FHD(フルHD:1920x1080)以上がおすすめ!

液晶画面( 光沢)

・画面の光沢の有無ですが、光沢があり反射するタイプを「グレアモニタ」、光沢が無く反射しないタイプを「ノングレアモニタ」と呼びます。

・作業のしやすさやインターネットの閲覧を考えると、反射で目がチカチカする心配がない 「ノングレアタイプ」 がおすすめです。

(8)officeソフト

・Excel、Word、メール管理ソフトのOutlookがセットとなった「Windows Office Personal」と、PowerPointも付属した「Windows Office Home and Business」がある。

パソコン多用者は「 Home and Business」がおすすめです。

後から購入するとパソコンとセットで購入した場合と比べて倍近い価格になるため少しでも欲しいと思ったならば付けておいても無難です。

3.主要パソコンメーカー

「国内電機メーカー」

パソコン専門メーカーや海外メーカーに比べるとパソコンの値段設定が高めですが、 サポートがしっかりしています。

各メーカーの特色

メーカー 特色
NEC 国内シェアトップクラス、 マニュアル・サポートが手厚い
富士通 国内PCシェア率No.2。 初心者、高年齢者向けにも選ばれています
ダイナブック (元東芝) ビジネス向け軽量・薄型のノート が中心
パナソニック ビジネス向け高性能、軽量・薄型高価格ノート
VAIO(バイオ) 高級志向 の上質パソコン

「パソコン専門メーカー」

パソコンの製造・販売専門のメーカー。

高性能なデスクトップパソコンからノートまでコスパ抜群のモデルまで揃っており 、ユーザーも多い。

各メーカーの特色

メーカー 特色
マウス コンピューター デスクトップからノート、タブレットまで豊富な品揃え 高性能にも関わらず価格が安く用途に合わせて選びやす
ドスパラ ゲーミングモデルが人気 。カスタマイズ性(BTO)に優れる ゲームをしたい人もドスパラなら安心でおすすめ。
パソコン工房 地味ながら高い技術力。価格の安さが特徴。 実店舗が北は北海道南は沖縄まで全国に70店舗以上

[外資系メーカー]

デザインが優れており高品質ながら価格が抑えられたコスパに優れた モデルが多い。

各メーカーの特色

メーカー 特色
HP 品ぞろえが豊富 でデザインの良い。 デザイン・品質・価格、 全てにこだわる方におすすめ。
DELL 安くて品質が高い「コスパの良さ」が特徴 。 安くて使い勝手の良いビジネスパソコン
レノボ キーボードの操作性と価格の安さに定評 。 ビジネスマンには使いやすさと頑丈なThinkpadがおすすめ。
ASUS もっとも安い
マイクロソフト Surface を販売。2 in 1仕様」がウリ。 価格は高いが高品質で使い勝手も良い
Apple 「Mac」。iPhone との相性が良い。 デザインが優れていてブランド力も高いがクセのある

<総括>

・一般的にいうと、「デスクトップパソコン」及びゲーミングモデルは、パソコン専門メーカーの方が自分にあったパソコンが見つけやすいといったところです。

高性能なパソコンが欲しい人や、性能の良いものを安く買いたい人、自分好みのパソコンパーツを選んでパソコン環境を構築したい人は「パソコン専門メーカー」がおすすめです ・一般的に言うと、 安心感と信頼感が持て、ソフトが充実している 「ノートパソコン」は、「国内電機メーカー」から良いものが見つかり易いと言ったところです。

価格は割高ですが、品質や素材、サポートがしっかりして安心感が持てます。

・コストパフォーマンスを追求したい⇒海外メーカー

⇒デザイン重視、コスパ重視の個性は向き。

4.購入に際しての留意事項

見た目で買わない! 高ければ良い製品だと思い込まない!

CPU が Celeron やPentiumだけど10万円以上するパソコン は、店頭でよく見られます。

これは、発色の良いモニターや、高音質のスピーカー、軽量化や特殊素材使用、或いは、独自のサポートがつくなどで 本来の性能以外のところに付加価値を付けて売られている製品です。

その付加価値を生かせれば問題ないのですが、そうでなければ無意味な宝の持ち腐れになってしまいます。値段が高いからいいパソコンという意識はパソコンでは無意味です。

パソコンは、あくまでも利用方法と利用目的に適ったパソコン選びが大切です。

そのためには、パソコンの基礎知識をある程度理解した上で、本当に必要な機能、性能に見合ったパソコンを購入することが後悔しないためにもが重要となります。

必要以上の機能や性能は無用の長物

パソコンには寿命があり、いずれ買い替えが必要になります。

パソコンの寿命は5年とも言われ、例え、故障せずとも10年も経てばOSが変わり使えなくなる可能性が高いのです。

購入に際しての留意点は、パソコンは、それで何をしたいのか、どのように使いたいかで選ぶことが大切です。

本来の利用目的以外の機能がついた製品を買うと、生かしきれず無意味になります。画像処理やゲームなどをしないにもかかわらず、或いは、使いこなせないのに、値段が高ければいいものだと思って購入すると無用の長物になります。 続いては、この記事の後半部となる「 自分に合ったパソコンのお得な購入方法マニュアル 」をご覧いただければ幸いに存じます! ーーーーーーーーーーー 完  ーーーーーーーーーーーー
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