日本人のまさに8割以上が老後資金に不安を抱えていると聞いていますが、
そのわりに、 「複利を知らない日本人が3割を切る」結果になった調査 があります。
その調査にあるとおり、100万円を預金口座に預けて年利2%付くとすれば、
5年後にはどうなっているかとの質問に、
「 ちょうど110万円 」と答えた人が多かったとのこと。
でも、複利とは、利子にも利子がつくため、5年後は「約110万4千80円」になっており、
「 110万円より多い 」が正解なのです。
かの20世紀最大の物理学者と言われるアインシュタインが
「人類最大の発明」、「宇宙で最も偉大な力」と呼んだのがこの「複利」 でした。
私も投資については素人ながら、複利がどういうものかはだいたい分かっていました。
20年ほど前に節約に目覚め、貯金は幼い頃から得意でしたが、
使い方と運用と情報の扱い方がとても下手で、
振り返れば「蓄財」に繋がる前にしょうもないことでお金が流れていく状況でした。
NISAは非課税で運用できるため、
通常は分離課税で利益の20%が税金になることを思えば、
そして、複利の力が活かせるファンドに安価な手数料で投資できるなら、
やらない理由がないのです。
にもかかわらず、私も最近まで手をつけていませんでした。
理由を話すと前置きが長くなりすぎるので、またの機会にするとして、
「現行NISA」の枠を生かせるのは今年2023年まで なので、これを活用することにしました。
現行NISAと新NISAの違いを示した表ですが、
ちょっと見づらいので、 こちら も併せてご覧ください。
このように新NISAでは、非課税保有期間(無期限)も投資枠も格段に広がるし、
現行NISAの枠もそのまま使えるため、私は今年7月から楽天証券で積み立てを始めています。
余剰資金で練習も兼ねて長期保有でコツコツやるつもりで、多少の失敗も、
もちろん下落や含み損も覚悟のうえ、上昇局面で複利の力を活かせることを見込んで始めました。
毎月の積立 2023年7月から
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス:楽天キャッシュで1万円ずつ
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):楽天キャッシュで2万円ずつ
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):楽天キャッシュで2万円ずつ
たわらノーロード:楽天クレカで2万円ずつ
SBI・全世界インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式)):楽天クレカで2万円ずつ
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型):楽天クレカで1万円ずつ
毎週の積立 2023年8月から1000円ずつ
<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100 インデックスファンド
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)(楽天インデックスバランス(株式重視型))
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT)
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド
ニッセイ日経225インデックスファンド
つみたてバランスファンド
ETF(円建て)
ISS&P500米国株(1655):220株、約10万円分購入
iシェアーズ・コアTOPIX(1475):40株、約9万3千円分購入
年代を考えたら、もう少し債権多めの「守り」の投資の方がいいのかもしれませんが、
まだOLをやっているため、気持ちの切り替えがうまくいきません。
それと「いろいろやってみたい」というのもあり、
見る人によっては、微妙な銘柄選びだとは思いますが、しばらく様子を見て、
値動きを楽しむ感覚でいこうと思います。
2023年8月18日(金)現在の評価額と損益を記録します。
資産合計:434726円
評価損益:-355円
ずっとプラスをつけていた評価額が珍しく含み損ですが、
積み立てを開始してからの「下げ」はまったく問題ないどころか、
安いところで買えるチャンスでもあり、
長期投資目線では気にするところではありません。
我が家系は遺伝的に長寿なので、15年以上ぐらい先を見据えて、
ファンドが育つのを楽しみにしたいと思っています
なお、「 楽天カードクレカ積み立て 」はポイント狙いのためもあります。
私は年会費無料の楽天カードなので、 0.5%のポイント還元 を受けることができます!
100円から積み立て可能、クレカ積み立ての上限は月5万円までです。
(現行の「積立NISA」枠は年40万円なので、月33,333円までです。
私は「一般NISA」枠なので、年120万円まで投資できます)
そのほか、楽天キャッシュでも積み立てをしているのは、
POSAカード(楽天ギフトカード)をコンビニで購入するとき、
他のクレカやアプリをとおして買うとポイント還元を受けることができるからです。
(これも複数の流動的な方法があって、ここには書ききれないため、機会があればそのときに…)
これも上限は月5万円までです。
そういう事情もあって、資金が続くかぎりは、
月計10万円以上積み立てを継続し、
余裕がなくなってきたら、少額積み立てを続けるつもりです。
下落、〇〇ショック、上昇局面はいつ来るかわからないながら、
原則として、投資はなるべく早く、入れられる資金は一括で入れる方が有効です。
…とはいえ、
退場するような参入のしかたはしない方がいい です。
いかにメンタルを保ちながら、長期投資に臨めるか、
これには 個人差があるため、他人の意見を鵜呑みにせずに、
自らの責任と決断でやっていきましょう!
それでは、また
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【免責事項】投資する前にご自身で調査し、自己責任・自己判断でお願いします。
当ブログ記事に基づいて取った行動で損害を被っても、当方では一切、責任を負いません。
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