今日はまた過去にさかのぼります。
１０うん年前、訪問看護をしていて、外部からの管理者を探してて、どう？って知り合いから推薦されたんですね。看護技術はある程度できるようになっていたし、初めての世界だけど興味はあったので、就職することにしました。
入ってびっくり
そこは、ケアプランセンター、訪問介護、訪問看護を展開していて、母体は透析の専門病院。その在宅部門の長が私を勧誘してくれたのですが、その人がどうやらスタッフから総スカンをくらっているらしい。
もちろん、私も敵認定されていて風当たりがきつかった
でも、入ってしまったもんはしかたないと、管理者をしていたのですが、元訪問看護管理者、スタッフ、ケアマネが患者を引き抜いて他の事業所に移るという、いわばクーデターみたいなのがありまして
私には責任は問われませんでしたが、在宅部門の長はけん責の処分がありました。
やりますよね。しかも、すぐ近くに事業所があるんですよ。他の医療法人の傘下なんですが、かなりあくどいですよね。
まあ、そんなことはありましたけど、業務改善をしたり、シャカリキに働いているうち、赤字を黒字転嫁できることに成功しました。スタッフも残業しながらがんばってくれました。
んで、前の職場から親友を誘って就職させたんです。私もあくどいかな
そのなかで、若いけど、頭がきれる一人のスタッフがいて、切れるのはいいけど、患者さんに近寄り過ぎて公私混同するんですよね。しかも、取引先のクリニックの医者と言い仲・・・。その子がもう辞めたいって言うんですよ。他にやりたいことがあるし、ゆっくりしたいと。その子に抜けられるのはかなり痛い話ですが、話を聞くとスキルアップのための退職ということで仕方ないかと。それでもたくさんの患者さんを受け持ってもらっているので、辞めやすいように必死に調整をしていたんですよ。
が、いきなりその子が看護部長に私へのクレーム。は？
表面上仲良くやってたやんなんで？
管理者としてスタッフのことを考えてくれていないとか、なんとか。
私を引き抜いてくれた上司は、看護部長と犬猿の仲でした。看護部長としては首を切りたい。看護部長としてはいいネタです。私を追い込めば責任を取らせて上司の首も切れる。
で、すったもんだの末、私と私の上司が退職することになってしまいました。悔しかったです。
もっと、悔しかったのが、私の親友まで、その子側に回ったこと。ショックでしたね。
でも、後日談ですが、案の定その子が管理者になり、言い仲の医者の患者ばっかり取るし、公私混同するしで自滅して、その訪問看護ステーションは廃業していました。あの時仲の良かった訪問介護の友達は、
「○○さん、かわいそうやったね。今気が付いたわ。○○さんは悪くないって・・・」
と、私を悪くいっていた人たちが私のことをかばっていたと。
正義は負けることはあるけど、悪意を持っての勝利は、後でその報いがくる。因果応報。その通りです。
私の上司は、自分の言う通りに動かない人間をいびってたらしいんですよね。そういえば、私もいびられていたかもｗ
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タグ： 部下の裏切り
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