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2015年09月02日
ドイツ人は他人に優しい
明日書こうと思っていたことと関連があることですが。
ルールには厳しそうなドイツ人ですが、その一方で、譲り合い、助け合いの精神が旺盛な国民性のような気がします。地下鉄の階段で、おばあさんが重そうな荷物を抱えていると、通りがかりの人が自然に荷物を持ってあげていました。わたしたちの大きなスーツケースを運ぶのを手伝ってくれた人もいます。おばちゃんも優しくて、観光客のアジア人が困っているのね、という感じで、ホテルのエレベーターの乗り方を教えてくれました。
その他、地下鉄でも席の譲り合いが自然に行われ、狭い通路では道を譲ってくれたり、逆に譲ると笑顔でお礼を言ってくれたり、知らない人でも、道で目が合うと笑顔でHalloって言い合ったり、そんなことがごく自然に行われていて、この国の人たちの余裕を感じます。ある意味、幸せ度が高いのかなぁと。
その理由のひとつとして、やっぱり、日曜日はスーパーでも休みになることや、閉店時間も日本に比べて早いことから、過剰労働をさせられたり、経営者に搾取されたりすることがあまり無いのだろうなということ。夫の職場も、日本に比べればかなりゆるいとか。
コンビニもないし、その分、消費者としてはもちろん不便なんですが、労働者の権利は守られていて、みんなに余裕があって、不便な生活も受け入れる余裕があって、という、いい循環が成立しているのだと思います。
日本人も、いいかげん、どうして自分が昼も夜も休みなく働かせられているのに、生活に余裕がないのかを、よく考えた方がいいと思います。そのせいで結婚も出産もできないなんて、とてもじゃないけど、幸せな社会とは言えないですよね。
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肌身で感じるミュンヘンの素晴らしさに、読んでいる私まで気持ちが温かくなりました。
これからも日記を楽しみにしています(=゚ω゚)ノ