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今日は首猫背に関して。
最近は姿勢がメンタルや体調に深くかかわってくることが
だいぶ周知されてきましたね。
背中が曲がって顎が前に出る一般的な猫背もありますが、
今日取りあげるのは「首猫背」です。
首猫背は背中だけ見ると一見姿勢は正しいように見えるのですが、
首だけが前に出ている状態です。
これはマジで直した方がいいです。
脳のエネルギー(糖分その他)は基本的に血流が運んでいくわけですが、
首猫背になると、その一番大事な脳の手前の首のところで
余計な狭まりができてしまうわけです。
当然脳の血液循環がしにくくなるので、
前頭葉に血流が行きにくくなれば善悪の判断や衝動の抑制などが
効かなくなってくるわけです。
記憶力の低下、集中力の減退、場に合わない不機嫌さなど、感情的になりやすくなる。
これに生来の発達障害のこだわりや融通の利かなさが加わると、悲惨なループになります。
仕事に集中できなくなり、怒られまくって反芻思考が発生し、その場で関係のない
過去のことで怒りがぶり返してしまって、自己嫌悪。そこからさらに鬱になり・・・
という風に。
首猫背は本当に鬱や双極性障害と深い関係にあると僕は見ていて、
首猫背が呼吸筋を委縮させて呼吸を浅くさせ、脳を慢性的に
酸欠状態にしていることが要因の一つであるとすら考えています。
では、首猫背にならない正しい姿勢はどうやったらいいのかですが、
まず後頭部(感覚としては頭のてっぺんより少し後ろ)を3センチほど斜め上後ろに引く意識を持ちましょう。絶対に力で無理やり引かず、軽くすっと引けばいいです。
これはどれだけ主張してもしきれないですが、普通にまっすぐ立ったり、座るために
必要な力以上に力まないでください。そういうことをするのは筋トレのときだけで
いいです。力みは必ず怒りを生み、反芻思考や鬱の原因になります。
正しい姿勢をしてくださいと言われると、まず皆さん背筋を伸ばして、
胸を張ることを先にやる方がいますが、それはあまりよくありません。
それをあまり強く意識しすぎると、オードリーの春日さんみたいになってしまいます。
その体勢は常に力んでしまうので、どんどん息苦しくなっていきます。
しかも首に意識を置いていないので、首猫背は改善されないどころか
力んで血流が全体的に悪くなるので、最悪の結果になります。
また、もともと姿勢が悪い方は肩甲骨の可動域が極端に狭くなっているので、
そもそも胸を張る姿勢が不自然に感じるので余計に疲れてしまいます。
まず首猫背を直してからストレッチや筋トレで徐々に可動域を増やして
美しい姿勢に戻していくしかないのです。
女優さんのように、鎖骨がパンと開けて、思い切り腰がくびれた、首が長く見える美しい
姿勢は、そんな簡単にできません。あの体勢は華奢な見た目にはわかりませんが
体幹や呼吸筋が相当発達してないと無理です。
なので、一般人の僕たちはまず軽く後頭部を後ろ情報に引く意識を持てばいいです。
これを、折に触れて軽く確認するだけでいいのです。
力まないと維持できないような姿勢は確実に間違っています。
似たような身体感覚で、「顎を引きなさい」といわれることが多々あります。
僕は、この表現はあまり賛同できないですかね(;´・ω・)
顎を引くというだけだと、どの角度にどのくらいの力加減で引けばいいのか
曖昧ですし、下手すると鎖骨や首まわりの筋肉を硬直させてしまうので、
あまりいい結果にはなりません。僕もめちゃくちゃ意識して
何年もそうしていましたが、逆に息苦しくなるだけでした。
それに、身体感覚が極限まで発達しているアスリートを見ても、
顎を思い切り引いて生活してる人あまり見当たらないんですよね。
フロイドメイウェザーや、マイケルジョーダン、ヒクソングレイシーなんか特に
そうですよね。コンタクトスポーツで危険にもかかわらず、
基本的にはリラックスして顎を少し浮かせています。
顎を引くというより、後頭部を少し引いてリラックスしているように見えます。
彼らは特に意識していないのかもしれませんが、
人生賭けてる分、冷静な判断力が鈍るような姿勢を試合中取るわけがありませんので、
おそらくそれが人間がよくリラックスでき、自由に動け、冷静になれるベストな姿勢なんでしょう。
みなさんも、姿勢が悪い自覚があるかたは、まず
軽くでいいので、思い出したとき後頭部を少しだけすっと引いてみてください。
結構それだけで気分変わりますよ!
それが癖になれば最高です。
これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。
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