ただこうして一枚の写真、一本の映画を通して、過去から現在まで繋がっているものが浮き彫りになる。
様々な色合いでいちいちいいカットを見せつける撮影(ブノワ・ドゥローム<『青いパパイヤの香り』>)。
妻役の美波は色気溢れる役者だ。患者を演じた青木柚も光る。リチャード・カーティス組のビル・ナイは安定のいい味。
大きな会社、大きなメディア、公共の利益…そして、犠牲。
未来にも難しく、考えねばならない問題は残っているだろう。
ただ、人ひとりの気持ちを考えること。この大切さはどの時代にもあるのだと思う。
写真家・ユージン・スミスが「美しい」と感じた被写体は暗雲立ち込める世界に輝く光だったに違いない。
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