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ハナブサチロロ
世田谷区出身。

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2024年03月05日

映画『ニンゲン合格』(1999/黒沢清監督)@調布市文化会館たづくり くすのきホール

一昨日の日曜は調布で映画を観るために昼食は調布駅から少し歩いたところにある中島屋で天ぷらそば。
昭和の映画に登場しそうな何ともいい雰囲気のお店である。どうやら創業は明治13年らしい。奥に座敷があるらしくその雰囲気もとても良い。
甘いつゆが美味しく体が温まる。

『Wの悲劇』(澤井信一郎監督)のロケ地・調布グリーンホールの裏手にある調布市文化会館たづくりに移動。
『Wの悲劇』『どついたるねん』『つぐみ』『ニンゲン合格』35?oフィルム上映の調布シネサロンのとてもいい企画なのに若い人がほとんどいなく悲しい。
問題点がどこかにある。そこが解決しないと文化は繋がっていかない。

さて『ニンゲン合格』、初見である。
主人公の父親を演じた菅田俊がコミカルで少し哀しくていい。あらためていい俳優だと思う。
バラバラでも一歩家に入れば家族の機能が甦る不思議。不思議なカット、不思議な繋ぎ、不思議な活劇満載で、なんとなく西部劇的、さらには相米映画的な魅力も大きい。
人それぞれの10年と変化しない心と自分自身の存在証明。走馬灯のような映画。

夕飯は千歳烏山に移動し久々にやきとり仲屋へ。夕方から相変わらず混んでいる。
ホッと落ち着きながら映画を反芻してみた。



2024年03月01日

映画『枯れ葉』(2023/フィンランド・独/アキ・カウリスマキ監督)@ユーロスペース。

希望を感じることができてとても良い時間だった。データが消えるわけではなく風に吹き飛ばされる2020年代とは思えないクラシックな雰囲気。しかし、ラジオからはロシアがウクライナを爆撃する「ひどい戦争」のニュースが流れる紛れもない「今」の恋物語である。雰囲気のいい映画館では『デッド・ドント・ダイ』(ジム・ジャームッシュ監督)が上映されていてうれしい。出演しているワンコは『パターソン』(ジム・ジャームッシュ監督)のワンコと同じぐらい名優だと思う。次々といい曲が流れて来る。ラジオから聴こえる「竹田の子守唄」がとても印象に残った。



2024年02月06日

映画『FEAST 狂宴』(2022/香/ブリランテ・メンドーサ監督)@映画美学校

キリスト教国・フィリピン。その田舎町で起きた交通死亡事故の裕福な加害者家族と貧しい被害者家族が奇妙な共同生活を送る物語にずっと違和感を感じながら時が流れた。そして家族だけの宴が始まる。宗教的な赦しか、経済的赦しか…アイロニーなのか…フィリピン郷土料理が豪華に並ぶ。



2024年01月27日

映画『PERFECT DAYS』(2023/日・独/ヴィム・ヴェンダース監督)@吉祥寺オデヲン

路上と酒と木漏れ日の映画。洒落たカフェやコインランドリーは出て来ない。スタンダードサイズに東京の灯りがきらめく。日々は変わらぬループに見えて、其の実同じ日はない悲喜こもごもである。それにしても後姿から三浦友和、最高。そしてニーナ・シモンで〆ますか。
映画館を出たら銭湯に行って、呑みたくなる映画。ということでオデヲンから四文屋へ。焼き場のチャノさんも最高。



2023年12月27日

『市子』(2023/戸田彬弘監督)@テアトル新宿

ミステリー(宇野祥平演じる刑事が引き込んでくれる)であり恋愛映画。市子は人を惹きつける。「悪魔」的に。聞き込みから得られる情報として過去が語られていくので、ダイジェスト感が強い。断片で市子がわかりそうになる。映画館、ラーメン屋、駅、電車…どこかで市子は必ず生きていると思う。



2023年12月06日

映画『レディ加賀』(2023/雑賀俊朗監督)@アスミック・エース試写室

ちょっと驚くタイトル。加賀温泉郷のプロモーションチーム「レディー・カガ」から着想を得たという。
ツッコミ所はあるが主演・小芝風花のイメージに合ったヒロイン像でしっかりキッチリのエンタメ、そしてショウ・マスト・ゴー・オン。
背景としてだけではなくもう少し物語の中の「街」を感じたかった。



2023年12月05日

映画『クオリア』(2023/牛丸亮監督)@ K's cinema。

俳優陣がとてもいい。優子を演じた佐々木心音がいい。ある意味怪演だし、可愛らしく、哀し気。
ニワトリと人間は同じ。もしかしたらそうかもしれない。いや、卵と同じか。どこか閉ざされていて、その中だけのドロッとした感覚。地方も東京も。少し『家族ゲーム』も思い出した。あれは団地だったか。

終って西口へ移動し、打ち合わせのためピースへ。
変わらぬ喫茶店。永遠に存在してほしい。

2023年10月25日

映画『天上の花』(2022/片嶋一貴監督)@ユーロライブ

詩人の愛の物語。戦争が詩にも染み込んでいく時代が映っている。その愛の恐ろしさは途中からホラーのようでもあった。それにしても『アジアの純真』『たとえば檸檬』『TAP 完全なる飼育』などいつもそうだが片嶋一貴監督は人物を激しく深く掘り上げるものだと、その演出に唸る。雪の描写が哀しく美しかった。詩の映画である。
『二人静か』(坂本礼監督)でも好演していたぎぃ子が今作でも少し不思議で少し怖く少し嫌な感じで好演。
萩原朔太郎を演じた吹越満がとても良く、やはりこの方が映画に現れると重心が生まれる気がする。



2023年10月17日

映画『TAR/ター』(2022/米/トッド・フィールド監督)@Morc阿佐ヶ谷

音楽賛美であり、芸術家が陥りやすいだろう悲劇。気が付けば吸い込まれるように落ちていく不気味さ。
映像の構図もいいが、編集もいい。好きな映画『愛、アムール』と同じ編集マンだった。俳優陣も皆素晴らしいが特にケイト・ブランシェット、ニーナ・ホス。そして衝撃のラストが待ち構える。



2023年10月06日

映画『さよなら ほやマン』(2023/庄司輝秋)@映画美学校。

宮城県石巻の離島に住む兄弟の元に訳アリの漫画家が現れて始まる奇妙な三人生活。
震災から12年後、生きづらくはないだろうか、生きているだけで幸せを感じる世の中になって来ただろうか、などと考えてしまう。
漫画家を演じた呉城久美がとてもいい。大友良英の音楽とカリーヌ・カリフェのアニメーション、最高。



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