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2021年03月16日

加藤浩次は契約終了 明石家さんまが明かす エージェント契約の限界



加藤浩次は契約終了 明石家さんまが明かす エージェント契約の限界



3-16-3.png 3/15(月) 16:02配信


3-16-1.jpg 3-16-1

ラジオで「エージェント契約」の今と未来に付いて語った明石家さんま(‘18年)

 「(加藤は今後)遣り難いと思うわ」 「今後はエージェントの人はもう吉本が要ら無いって言うのか…」

 3月13日、明石家さんまがパーソナリティを務める『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)に出演。3月末で吉本と専属エージェント契約終了する「極楽とんぼ」の加藤浩次に付いて見解を話した。
 さんまは加藤が吉本から契約を切られた事に付いて 「本人は寂しいと思うわ」 と言い、エージェント契約を続けたかったと云う加藤に同情した。一方で専属エージェント契約を結ぶ芸人や、所属する事務所を退社する芸人に付いて “うらやましい” と云う表現を使った。
 さんまの時代は “事務所を辞める=芸能界から干される” だったと云い、売れて来たからと云って事務所を辞めると云う感覚は無かったと云う。

 過去には太平サブロー・シローや爆笑問題も独立を機に一定期間干された事を明かした。 太平サブローが当時を振り返り明かした内容によると「吉本から独立したって付き合うよ」と言って居た関係者が、独立した日からオセロゲームで白が黒に変わる様に見事に裏返り、レギュラーが3本無く為ったと云う。
 更に5か月後にはテレビのレギュラーが全て無く為りコンビは解散。サブローはその後、吉本に文字通り“土下座”して復帰させて貰ったと云う。
 さんまが言うには、昔は「吉本から退社した」と云うFAXがテレビ局に流されたと云う。それを受け取った番組サイドは 『その芸人を取るか、吉本興業を取るか』 と云う選択を迫られたも同然で、結果、その芸人を全く使わ無く為ると云う。

「昔話の様に思えますが、それは今も未だ残って居る。公正取引委員会が所属事務所によるテレビ局への圧力を問題視して居るので、直接的な圧力はありませんが、加藤さんの場合 “吉本が更新し無かった” と云う物別れ感を演出する事によって “吉本は加藤を嫌った” と云う事がハッキリ判る。
 それを間接的に受け取ったテレビ局は忖度し、レギュラーが激減する事に為る筈。サブローさんみたいに頭を下げて復帰する以外、テレビへの復帰は厳しいのでは…」(テレビ局関係者)


 先日、さんまは岡本社長と食事したそうだが、極楽とんぼの様に一人だけが退社してもコンビの活動等は制限せず舞台等も出来ると云う。矢張り公正取引委員会の目が厳しいらしく、圧力が在ると判断されると罰せられる可能性があると云うのだ。しかし一方で気に為る発言も…

「ラジオでさんまさんが “これからエージェントの人はもう吉本(が)要ら無いって言うのか…” と言ったんです。言葉が途中で切れたので、吉本が今後、エージェント契約を結ぶ事は無いと言って居るのか、或いは特定の誰かを指して居るのか真意は定かでは無いですが、今現在エージェント契約を結んで居る芸人を指して居る可能性もある。そうであれば、岡本社長と話した後と云う事もあり、信憑性が増しますよね」(芸能レポーター)

 ちなみに、他にエージェント契約を結んで居る芸人と云えば、近藤春菜、友近、たむらけんじ、天竺鼠の川原らが浮かぶ。さんまは、加藤然りキングコングの西野亮廣やオリエンタルラジオ等の名前を挙げ

「これだけ稼ぎの有るタレントさんを『要ら無い』って云う会社凄いやろ?勿論宮迫も。アレだけ番組やって『要ら無い』って言える凄さ」

 と話したが、一方で 「でも(そんな売れっ子が)辞めても、代わりが幾らでも居る」 と吉本芸人の層の厚さを褒めた。30歳の頃吉本を退社しようと画策するも “看板として残って呉れ” と慰留され今日に至ると云うさんま。これ迄 “吉本が自分の仕事を取って来た事は無く、全てプロデューサーから直接仕事を依頼されている” と云うさんまでさえ、吉本への義理を重んじて居る。
 簡単に独立が可能に為り、時代は変わった様に思える現代。だが、さんまの明かした芸能界の現状を見てみると、矢張り本質はマダマダ変わって居ないのではないだろうか・・・

FRIDAYデジタル



加藤浩次クビで恐怖 ・・たむけん・友近ら エージェント契約芸人の命運

芸能ニュース 2021年03月15日NEW

 3月一杯で吉本興業とのエージェント契約が切れる加藤浩次 他の「エージェント契約」芸人も戦々恐々として居るとか・・・3月11日「極楽とんぼ」がパーソナリティーを務める『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)に出演した加藤浩次が、吉本とエージェント契約を終了した経緯を説明した。

“延長しないんで” って言われて “どひゃー” って為った。(中略)NOって云うのも違う。番組の中でそう云う発言したのも僕なんで ”分かりました” と」

3-16-2.jpg 3-16-2 写真 Pasya/アフロ

 加藤は会社に行くと、3月末で専属エージェント契約を更新し無い事を告げられ、双方の合意が出来ない事から受け入れたと云う。‘19年の闇営業騒動を発端に会社の幹部に噛み突いた加藤は、エージェント契約と云う落とし処 で“良い距離を取って居る” 積りでレギュラー番組を淡々と熟して来た。そんな中、急転直下の契約終了だった。

 「矢張り円満に “エージェント契約” を結ぶと云うのは難しいんです。加藤さん以外にも自らエージェント契約を選択した人は居ますが、売れて来た芸人からしたら “自分は一人前に為ったからもっと取り分が欲しい” と思って契約を変更する。しかし吉本からしたら “会社のサポートのお陰でここ迄来られたのが分から無いのか” と云う苛立ちは少なからず有る様です。とは云え契約の際、芸人に対してそんな顔は微塵も見せず淡々と交渉して居るそうですけどね」(芸能プロ関係者)

 エージェント契約した吉本芸人と云えば、たむらけんじや友近、近藤春菜等が居る。たむらに関しては、交渉中の際には 《(エージェント契約の)ギャラの配分が納得いか無い》 として自身のSNSに考えを投稿。契約後は 《エージェント契約はプラスだらけ》《他の芸人の見本になりたい》 と言って居た。
 しかし今回、加藤が有無も言わさずに契約終了と為った経緯を目の当たりにしたたむらは、ツイッターで一般ユーザーと加藤の話題に為ると 《僕も正直ビックリしてます。少し怖いです》と 率直な心中を吐露した。

「友近もエージェント契約ですが、これも半分吉本側からの願いだったとも云える。何と云っても友近は、10年間でマネージャーを20人程辞めさせてしまった・・・との報道もあった程マネージャーらへの当りが強かったと言われて居る。実際、当時から幹部はカンカンに怒って居た。
 矢張り陰で支えている社員のメンタルと云うのは会社に取って大切なんですよ。そんな態度なら自分で遣って行けと放り出した様なものです」(芸能レポーター)


 そして現状で加藤と同じ道を辿る可能性が一番高いのが近藤だ。生放送で加藤が大?ア会長と岡本社長に牙を剥いた時、近藤も追随して批判した。近藤も相方の箕輪はるかを吉本に残したママエージェント契約と為ったのだ。
 何時契約終了の “肩たたき” があるのか、エージェント契約の人間はビクビクしながら芸能活動をしなければ為ら無い状態だ。

「ハッキリ言って加藤さんは見せしめでしょう。今後は怖くてエージェント契約を選択したいと云う芸人は激減すると思いますよ。そもそも闇営業騒動ナンて無ければ、プロダクションがタレントをマネジメント契約すると云う当然のスタイルだった。それが加藤さんを発端に新たな関係が生まれたんです」(ワイドショー関係者)

 4月から会社を設立して心機一転、一から活動することをラジオで表明した加藤。レギュラー番組などを含め、今後の活動に注目したい。

写真 Pasya/アフロ





加藤浩次に直撃! 吉本 “スッキリ退社” をアピールも・・・ テレビ業界の「忖度と圧力」 に戦々恐々

FLASH 3/16(火) 6:04配信


3-16-4.jpg 3-16-4

終始笑顔の加藤だが「僕はわからない」と何度も繰り返した

「そっか、そうナッタか」 3月9日、吉本興業とのエージェント契約が3月末で終了すると発表された加藤浩次(51)は、3月10日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、納得のいか無い様子で語った。だが、それから2日後、3月12日の早朝に本誌が直撃すると、笑顔で次の に応じたのだ。

・・・契約終了は、吉本の “粛清” と云う見方もあるが?
 「今の時代、そう云うのって出来るんですかね。逆に、調べて貰っても好いですか」
・・・加藤さんとしては納得して、こう云う形に為った?
 「うん、それはもう契約の中で決まってる事ですから。そこに関しては納得と云うか」
・・・ご自身的には “スッキリ” した結末であると?
 「アッハッハッハッハ! まあ、スッキリと云うか、受け入れると云う事ですよね」  

 冒頭の写真の様に、実に晴れやかな表情の加藤。僅か2日間のうちに心境にどの様な変化があったのか・・・吉本興業の或る関係者は、今回の契約終了の背景を、こう解説する。

「吉本としては、以前から加藤との契約を終了させようと思って居ました。エージェント契約では、加藤が自分で取って来た仕事は、吉本の収入に為ら無いのです。最近は、吉本経由の仕事は殆ど無く、契約を終了させても吉本は痛手を被ることはありません」

 一部報道によれば『スッキリ』のギャラの配分は、加藤が8に対して吉本が2。他の仕事のギャラは、吉本には入ら無い仕組みだったと云う。(加藤は自身のラジオ番組で否定)為らば加藤にトッテモ、契約終了による不都合は無さそうだが・・・或るテレビ関係者は、次のように話す。

「加藤さんが契約終了に為った理由は、2019年の闇営業問題の時に『スッキリ』で 『今の社長・会長体制が続くなら俺は辞める』 と発言したからです。 『スッキリ』では、吉本所属の近藤春菜さん(38)が3月末で降板しますが、我々は吉本の 『自社所属の芸人を加藤と共演させたく無い』 と云う意向だと受け止めて居ます。番組のキャスティング担当者は、吉本に忖度せざるを得ません」

 一方、当の近藤も、吉本とはエージェント契約中の身。加藤同様、地位は安泰では無い。別の吉本関係者は声を潜める。

「エージェント契約によって、会社と芸人との風通しが好く為ると思って居たのでショックです。或る芸人も 『2020年の秋に、“吉本は芸人が独立や移籍をしても圧力を掛け無い” と云う書面を交わした。それなのに、結局はそれに近いことを遣るんだなと、芸人達の間に落胆の声が出ている』 と言って居ます。近藤以外にも友近(47)や、たむらけんじ(47)にも退社の噂が絶えません」

 退社と為れば、一層険しい茨の道を歩む事に為る。

「加藤に先駆けて独立した、藤森慎吾(37)や西野亮廣(40)は、クドイ位に “円満退社” を強調して居ます。それは、吉本と “喧嘩別れ” したと云うイメージが着く事を避けたいから。テレビ局や企業も “面倒臭い芸人” には仕事を頼むのを嫌がります」(お笑いライター)

 と為ると、冒頭の加藤の反応も、円満退社をアピールした方が “トク” だと考えての、変心の表われだったのか・・・冒頭のシーンに話を戻そう。

・・・加藤さんに続いて、吉本を辞める方をご存じでしょうか。
 「あ〜、どうなんですかね、全然判んないです」
・・・近藤春菜さんも心配です。
 「う〜ん。現状、判んないとしか言いようが無いですねえ」
 ・・・相方の山本圭壱さん(53)は吉本に残留しますが「極楽とんぼ」は継続されますか?
 「ええ、それは当然、当然!」

“大樹” を失った、“狂犬” 加藤の明日は——。

(週刊FLASH 2021年3月30日・4月6日合併号)












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