胃癌よりもずっと軽く、また、前立腺肥大症の時ほどのスピード退院に驚いたわけでもなかったので、
詳しく記述しておりませんでした。
故郷に戻り、 第12回 で述べたスーパーで勤務しておりましたが、
オーナー 一族の資産管理に疑問を抱いた銀行が、債権回収の目的から企業譲渡により売却されました。
経営の一端を任されていたので、経営陣は、お払い箱に……。
次の会社では、先輩の紹介で入社できましたが、人事総務関係の仕事でした。
夜間を利用しての経営会議も頻繁にあり、時には深夜、徹夜の会議もありました。
そんな中でお尻の調子が思わしくなく、大便に出血が混じり、痛みも感じたので、
K外科病院でみてもらったら、内痔なので、手術した方が良い、とのことで、
緊急入院し、内痔の手術を受けました。
なにしろ、お尻ですからうつ伏せか横向きで寝ないと傷口に触ると痛いのです。
痛いときは、担当医にお願いして、痛み止めの注射をして頂きました。
つらいのは、食事ですよね。何しろしばらくの間肛門から便を出せないので、
点滴で栄養補給です。
10日ほどしてやっと体調も快復してきて、簡単な流動食は摂れるようになりましたが、
不安(肛門から出すときに痛みがあるのか?)がありました。
幸い、大きな痛みは無く、食事も少しずつ、量を増やして摂れるようになりました。
約3週間ほどで退院し、普通の生活に戻れましたが、
事務作業で長く座っているとやはり、お尻がきになりましたね……。
しかし、胃がん手術と違い、体にメスを入れて切るような大手術ではなく、
麻酔をして肛門から器具で内痔を切除するので、
体の負担は、あまりありませんでした。
(続きは次回)
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