カルシウムとマグネシウムの理想的なバランスは2:1。
チームワークで働くカルシウムとマグネシウム。
健康のための理想的な摂取バランスは、「カルシウム:マグネシウム=2:1」と言われています。
カルシウムとマグネシウムを効率的に活用するためには、それぞれのミネラルの摂取バランスに気をつける必要があります。
しかし現代人の食生活では、カルシウムやマグネシウムなどの不足しているミネラルもあるのが現状。
ミネラルは食事で補うのが理想ですが、土壌自体に含まれる含有量が減少してるので一日の必要量を取ることが困難でしょう。
野菜などに栄養を与える土壌自体のカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が減っているということは、そこで育った作物も昔に比べてミネラルの含有量が減少していると考えられます。
1992年にブラジルで行われたアースサミットでは、100年前と比べて世界中の土壌からカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が驚くほど失われていることが報告されています。
- アジア・76%減少
- オーストラリア・55%減少
- ヨーロッパ・72%減少
野菜などに含まれるミネラルは、昔に比べて大きく減少しているものもあるのです。
野菜に含まれるミネラルの低下
イギリスの調査によると、1940 年から1991 年までの約50 年間の間に、農作物に含まれるミネラル成分が大きく減少していることが明らかになっています。
昔と今のブロッコリーに含まれるカルシウムの量
1940年から約75%減
昔と今のほうれん草に含まれる鉄の量
1940年から約60%減
このように農作物の種類によっては栄養価が大幅に低下しているものもあるので、現代人は食事で野菜をたくさん摂っていれば大丈夫というわけではないのです。
また、食品に含まれているミネラルは、精製や調理の過程でも失われることがあります。
- 米の精製によるマグネシウムの減少→精白米時に約79%減少
- ほうれん草をゆでたことによる鉄の減少 →おひたしなどで約54%減少
さらにミネラルの吸収率が低い食品もあるため、食事で十分に補えているか分かりにくいのが現状のようです。
カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分は、食材の中に吸収されやすい形で存在している場合と、吸収されにくい形で存在している場合があるため、吸収率が異なります。
食事だけで十分な量のミネラルをバランス良く摂取することは今日難しいといえるのです。
いつもの食事に、カルシウムやマグネシウムが含まれてるマルチミネラルサプリメントをプラスして、バランス良く補いましょう。
食事だけでは不足しがちなミネラル。
しかし、個々のライフスタイルやライフステージによっては、カルシウムやマグネシウムなどの特定のミネラル成分をより意識的に摂取することも必要です。
カルシウムやマグネシウムを必要としてる方
特に歯や骨の健康が気になる方
カルシウムとマグネシウム
ストレスが多い方
カルシウム
妊娠中や授乳中の方、育ち盛りのお子様や更年期を過ごす女性の方
カルシウム、マグネシウム、鉄
まとめ
ミネラルは食事だけでは十分に摂取できないだけでなく、ライフスタイルやライフステージなどによって特に意識的に摂取することも必要となります。
マルチミネラルサプリメントでカルシウムとマグネシウムをバランス良く補い、特に必要となるミネラルは個別にオプションとして上手にプラスしましょう。
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