誰でも平等に年をとっていきますが、年齢を重ねても若く見られる人がいます。逆に老けて見える人もいます。
なぜでしょうか?実は年齢を重ねることと、若々しさを失うことは比例しないのです。
糖化と老化は何を基準に定義しているのでしょう。
糖化と老化の違い
糖化とは
普段の生活において、糖化を意識して食事をしている方は意外と少ないようです。
糖化は食事に深く関係があります。
糖化とは、食事で摂った糖分とたんぱく質が反応して、たんぱく質が変形する現象です。
酸化は、肌や体を錆びさせてしまうことをいいますが、糖化は体をこがしてしまうことをいいます。
酸化よりも老化を早めてしまう糖化。身近な糖化現象は、カラメルやホットケーキです。
カラメルやホットケーキは温度、熱を加えることによって焦げていきます。
高温ですと糖化(焦げる)は急激に進行しますが、人間の体温は36.5度前後ですので、ゆっくりゆっくりと糖化が進んでいくのです。
糖化は私達の食事で進行することになります。 食事に注意をしていれば、老化を遅らせることが不可能ではないことになるでしょう。
老化とは
老化とは一般的に、人が加齢により、ある時期から身体の状態が緩やかに悪くなり、やがて好ましい身体状態を維持することができなくなることを意味します。
実は私達の老化スピードは個人差が生じてしまうのです。
体質なんだからしかたが無い、と思う方もいると思います。
しかし、その人のライフスタイル、社会環境などにより大きく左右されることもあるでしょう。
見た目年齢の差は、糖化の影響もあるようです。
糖化を防ぐ行為が若々しさを作り上げる!
内側から糖化ケア
たんぱく質の1つ、グルテン。グルテンは、麦の穀物の胚乳から生成される成分ですが、グルテンフリーの食事も抗糖化には有効でしょう。
ヨーロッパやアメリカではヘルシーな食事として知られています。グルテンダイエットは糖化を抑制してくれるほかに、痩せるスイッチも働きかけてくれるのです。
身近で簡単にできる抗糖化は、白米から玄米に置き換えることでしょう。
ご飯茶碗に角砂糖を16個いれて、水を注ぐと砂糖水ができます。その砂糖水を飲めますでしょうか?ご飯一杯分でそれだけの糖分が入っているのです。
また、糖分と聞くと甘いというイメージがありますが、甘くない糖分もありますので注意しましょう。
外側から糖化ケア
糖化により老化が早まり、コラーゲンがますます減少してきます。コラーゲンは繊維芽細胞で作られるのですが、繊維芽細胞の衰えで作ることができなくなりやがてしわ、たるみを作ってしまいます。
美肌効果に効果的な抗糖化成分が含まれているスキンケアを取り入れてみましょう。
肌の黄ばみを食い止めて美肌を育みましょう。