そういえば長男の入園の時は、3月の頭ごろからせっせと入園グッズの手作り(絵本バッグやコップ袋など)にいそしんでいたような気がしますが、今回の医療的ケア児の次男の入園準備では手作りグッズはとにかく後回し!時間があればやろう、ぐらいのこだわりのなさ(笑)。
そもそも、利用申請が認められてから入園までの期間が短かったので、通園に必要な機器の準備や、物品をどうするかなど、あちこちと話し合ったり、手配するだけで精一杯。
(それでも間に合わなかったものも、実はいくつかあります…)
私が気管切開児の次男の入園直前にどんなものを準備したのか、参考までにご紹介しますね。
保育園への入園が決定するまで、自宅での生活が中心だった次男。
自宅であれば、体調に多少の急変があってもすぐに対応できる環境が整っています。
保育園という新しい環境であっても、お互いが安心して過ごせるようになるために、こうした環境整備は絶対に必要ですよね。
特に命にかかわるような重要なものほど、早めの準備や点検、使用方法の周知が必要です。
最初のうちは毎日保育園に持って行っていたけど、今は保育園に置かせてもらっているという物品をご紹介します!
自宅には酸素濃縮装置と、移動用の酸素ボンベが置いてあります。
これらは主に肺炎になりかけの時や、高熱で酸素の供給が追い付いていないときなんかに使用しています。
リスク管理のためにも、酸素ボンベは絶対に必要なので、最初のうちは毎日酸素ボンベを携帯していました。
でも、重いし、酸素ボンベのカートで片手が完全にふさがってしまう。
なので、酸素機器の業者さんや保育園の園長先生と相談して、ボンベを1つ保育園に置かせていただくことにしました。
行き帰りの荷物が1つ減っただけで、ものすごい解放感!
しかも、酸素ボンベを使用するためには定期的な点検が必要となりますが、点検も業者さんが直接園まで行ってやってくれるのでとっても助かっています。
そうそう、酸素ボンベを業者さんに依頼するときは、バルブと人工鼻用のマスクもお忘れなく!
私は最初、業者さんに念を押されたにもかかわらず、なぜか自信満々に「ボンベだけお願いします!」と言ってしまって大失敗。バルブが届くまでしばらく自宅の酸素を持って行きました…。
アンビューバッグ。できれば使用するような事態になってほしくないですが、緊急時のことを考えると必要ですよね。
アンビューバッグ自体は軽いですが、持ち歩くとなると結構かさばります。
こちらも最初のうちは毎日自宅から保育園に持って行きました。
でも、荷物が多い!というストレスと、万が一忘れてしまった時に何かあっては困る!という理由から、保育園用に新たに1個買い足すことにしました。
アンビューバッグは基本的には自分で直接購入することはできないため、医療機関を通して注文をすることになります。
でも、ここで1つ注意が必要!
病院によって出入りしている業者が違うので、業者によっては自分が欲しい種類のものが取り扱われていないということもあるのです。
私の場合、最初はかかりつけの委員にアンビューの見積もりを依頼しました。
その結果、料金はおよそ9,000円。
命を守るためだから、高くても仕方がないかなぁ…と思っていたのですが、たまたまその直後に入院した病院で「念のため」と見積もりを依頼したら、こちらはなんと3,000円!
値段は倍以上違うのに、機能的には何ら変わりはありません。
当然3,000円のアンビューを購入。
こんなこともあるので、かならず見積もりは2つ以上取るようにすると安心ですね。
サチュレーションモニター
夜間の就寝時、サチュレーションモニターを使用している次男。
自宅でのお昼寝では、わざわざモニターはつながないけれど、さて、保育園でのお昼寝はどうしよう。
モニターをつないでいれば、急な体調不良も気づきやすくなる。でも、モニターつなぐとなったら、他のお友達の興味をひいてしまったり、邪魔になってしまうようなこともあるかも…。
いろいろと考えはしましたが、結局、据え置き型のモニターはやめにして、携帯用のパルスオキシメーターを持たせることに。
パルスオキシメーターは小児用で持ち運びしやすいもの(小児用アダプターが不要なもの)を購入。
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このパルスオキシメーター、くまだけじゃなくてカエルやブタもあるんですよ。
うちは次男の希望でくまにしました(^^)。
で、このパルスオキシメーター、他の緊急用品と一緒に常に看護師さんに持ち歩いてもらうことにしました。
園庭で遊んでいるときになにかあっても、すぐに駆け付けられるように、必要なものは携帯してもらうようお願いしたのです。
そして、こちらの携帯用のショルダーバッグを看護師さん用に準備。
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感想(184件)
パルスオキシメーター、予備のカニューレ2つ(サイズ違いのもの)、潤滑剤、手指消毒薬、人工鼻の予備がきれいに入る丁度よい大きさでしたよ。
保育園に置かせてもらっている物品とは別に、保育園に行く時に必ず持ち運びするものもあります。
気管切開している子に欠かせない、アレです(笑)。
毎日持ち運びして、毎日自宅に帰って洗浄して、次の日のためにセッティング。
吸引器は毎日フル稼働。
だから、軽くて持ち運びしやすく、さらにお手入れが楽なものが一番です。
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スマイルキュートは、3電源対応なのでバッテリーを入れれば園外活動にも持って行けます。
重い吸引器を持ち歩くストレスを考えたら、「保育園用」と割り切って、使い勝手の良いものを準備するのもありだと思います。
そして、この吸引器を持ち運ぶケースも必要。
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クーラバッグは中がクッション素材だし、万が一通水用の水などをこぼしても大丈夫なのでおススメですよ!!
私もこのシリーズ使っていますが、吸引器、通水用の水、吸引カテーテル入れのドレッシングボトル、アルコール綿など、一通り収納して持ち運べます。
毎日必要というわけではないけれど、体調の悪い時や冬場などに出番が多くなりそうなのが吸入器。
保育園などの外出先では、コードレスの吸入器一択です。
電池で稼働できるものは災害対策としてもおススメなので、一台あると安心です。
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感想(14件)
これだと吸入液の量が少なくても(インタールやパルミコートなど2mlのものでも)、ほぼ全量吸入できます。
コンプレッサー式のものだと、どうしても少し噴霧されないまま残ってしまうんですよね…。
液の無駄がないし、規定量をちゃんと吸入できますよ。
保育園生活に必要なものの中には、手帳や小児慢性の日常生活用具給付が使用できるものがあります。
もしこれらを使用して申請する場合、申請から受け取りまでに1か月程度かかることもあります。
新たに医療機器やケアに必要な物品を手配されるという方は、できるだけ早めに取り掛かっておくと安心ですよ。
他にもまた思い出したら追加していきますね。
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