18/11/24 勢司厩舎
25日の東京競馬ではゆっくりとしたスタートで後方2番手から。
急かさず進め直線へ向かうと大外からよく伸びて2着。
「気性的に難しいところがあると聞いていたので注意して臨みました。
まずは馬場入りの際に1頭になると
入らなくなる恐れがあるので気を遣いましたね。
本当は常歩やダク程度で行きたいタイミングも、
テンションが高すぎてなかなかそれができず、
キャンターだと頭を上げて上に逃げるようなフォームでした。
ゲートは練習してくれたこともあってかそれなりに入ってくれましたし、
道中は砂を被っても平気なくらい。
手前の変換も問題なくて
直線ではいい脚を使ってくれたように良さも感じましたが、
正直、精神面、頭はかなり怪しいですから、
一度競馬を経験して悪い方に変わらないかがポイントになりそうです」
(丸山騎手)
「馬の特徴のことをジョッキーによく話して送り出しました。
枠など、周りの状況がどう左右するかは
蓋を開けてみないとわからないところがありましたが、
ジョッキーがよく理解をして競馬へ向かってくれましたね。
馬もよく頑張りました。
2着に来たのはとても嬉しく、
厩舎に戻ったら馬をいっぱい褒めてあげたいと思っています。
今日はそうしてあげたいですが、
今後に向けて修正していかなければいけないところが多かったのも事実です。
特に馬場入りの際にリズムを整えきれないところがありました。
コースで教えることは難しいからそこは走るところとして活用し、
角馬場を使ってハミを少し下で受けられるようにするなどして、
体も心も抑えられるポイントをつくれるようにできれば理想と考えています。
そのあたりは牧場のスタッフ、
そしてウチの厩舎のライダーとよく相談しながら対応していきます。
このあとは放牧に出すことを考えています。
2着に来たのだから使って欲しいと思う方の気持ちは
痛いほどわかるのですが、
最初の競馬までは何とかなると思っていて
2回目からがかなり大変なことになるのではないかと
使う前からイメージできて、
ジョッキーもそうしたほうがいいと言ってくれています。
心身ともに弱さがあるので、できるだけ悪くならないよう、
もちろん可能な限り良い状態、
良い結果につなげていくためにもこのあとはこのまま行くのではなく、
一度リセットする機会を作った上で
次へ向かっていく形を検討させてください」
(勢司師)
難しさがあるゆえ、ゲート調整時、NF天栄での調整時、
そして今回と時間をかけ、入念に対応しながら調整してきました。
正直、不安の方が大きい状況ではありましたが
稽古で見せる動きには光る部分もあり、
どれだけの走りができるか楽しみに思う部分もありました。
繊細な面に対して力で制御するのは得策でないと考えており、
その意図を乗り手がよく理解して接してくれたことも大きく、
直線での伸びはいいものがありました。
良さを見せてくれたことは何より良かったですが、
その一方で今後における課題や心配事が浮き彫りになったことも事実です。
如何に上手に接していけるかがポイントになってくるため、
今日の好走に喜びつつも今後に向けて
気を引き締め慎重に接していければと考えています。
レースは2着でした。
スタートは出遅れましたが無理せず後方から。
脚を溜めて、直線で伸びてくれればにいいなと思って見てましたが
勝ち馬とは差がありましたがよく伸びて2着にきてくれました。
2週連続で出資馬が穴になってくれましたので感謝ですね。
今回も複勝+3連複を取れたので出資金は回収できました。
今回のレースを見る限り、勝利は近いのかなと思いましたが
丸山騎手と勢司調教師のコメントを見ると
精神面でかなり問題がありそうです。
続戦は無さそうですが、精神面のケアをしてもらい
次走もいい走りができるように送り出して欲しいですね。
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