22/11/26 NF天栄
26日にNF天栄へ放牧に出ました。
22/11/29 引退
「先週末にこちらへ帰ってきたのですが、
蹄の状態がもうひとつに映りました。
念のためにレントゲンで中の状態も確認すると蟻洞があり、
下から半分以上の範囲で症状が出ていることがわかりました。
時間をかければ治るものではありますが、
かなりの期間を要すことは否めないため、
クラブと勢司調教師と相談した結果、
残念ではありますがここで判断することになりました」
(天栄担当者)
「入厩直前、北海道で蹄に敏感なところが出たことがありましたし、
入厩後ケアしながら何とかレースへ持っていくことができていました。
しかし、天栄へ帰して様子を見て、
細かい検査もしてもらったところ
蟻洞の症状が出ているということがわかりました。
不安をなくすにはかなりの時間を要す状況でもあるようで、
昨今の成績からも
いたずらに時間をかけるのは良くないのではないかということから
クラブ、牧場と相談した結果、ここで判断することになりました。
難しい馬で、初勝利後思うような競馬ができず
悔しい思いをしていましたし、
何とかしたいと強く考えていたのですが、
このような形で判断することになり誠に申し訳なく思います」
(勢司師)
2歳の春に入厩できたほど北海道での育成は
まずまず順調に進みましたが、
それでも心身共に良化の余地は十二分にある状況でしたので、
時間をかけてジックリと乗り込みました。
そのうえで8月にデビューしましたが、
勝ち馬から少し離された6着となり、
その後も思うように前進できない状況が続きました。
それでも、試行錯誤しながら進めてくる中で
段々と力をつけて成長の跡が見られるようになり、
何とか変わって欲しいと思っていたところ
6戦目には2着と好走してくれ、
7戦目で見事初勝利を挙げてくれました。
積極的に動いていって勝ち星を掴んだ走りを見て、
クラスが上がっても頑張ってくれるのではないかと考えていました。
中間には精神面のさらなる成長を促すために
去勢手術を行ったりもしましたが、
昇級後は一度3着には来たものの、
それ以外はなかなか厳しい状況にありました。
また、ここに来て長い療養期間を要する蟻洞が発覚しましたので、
これまでの戦績等を踏まえて勢司和浩調教師と協議を行った結果、
ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。
会員の皆様には誠に残念なことと存じますが、
何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。
なお、本馬に出資されている会員の皆様へは
追って書面を持ちましてご案内いたします。
残念ながら引退となってしまいました。
距離延長も再度、試して欲しかったですが
時間も掛かるとの事ですので仕方ないですね。
今年は9戦も走ってくれて、
出資の回収率も90%まで戻してくれました。
出資者としては感謝しかないですね。
お疲れ様でした。
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