23/1/11 宮田厩舎
11日は軽めの調整を行いました。
「先週木曜日の追い切りは問題なくこなせていましたが、
午後になって左前、右トモのラインに硬さが目立ってしまいました。
そのため、念のためレントゲン検査を行っていますが、
膝に関して左右差はあるものの、
幸いにも大きなダメージが出ていることはありませんでした。
それでも、左の肩、首、そして右の背腰の張りが目立ち、
診療所の獣医さんからは、歩様の硬さが気になるので、
レース前に改めて診させてくださいと言われてしまいました。
その後、時間の経過とともに落ち着いては来ていましたが、
さすがにその状況下で芝の条件は負担が大きいかなと思い、
相談の上、ダート戦に矛先を向けることにしました。
正直、前走のダート戦でそれまでの芝から大きく前進できた、
とは言える結果ではありませんでしたが、
現状の体力や脚元、馬体への負担を考えつつも経験を重ねて
いろいろ教えていく必要がありますし、
ダートの1200m戦でメリハリをつけて
前半にジックリ運んで終いに頑張る形を狙っていきたいです。
それで今週のトレセンの変則日程を踏まえつつ
早ければ今週のその条件に備えるため、
月曜日に坂路で54秒台から終い12秒4の時計を出して、
今週は明日木曜日に15−15くらいをやろうと考えていたところ、
今朝の普通キャンター中に左前を落鉄してしまいました。
直ぐに蹄の状態をチェックすると蹄の欠損などはありませんでしたが、
さすがに蹄を気にして少し歩様に見せています。
元々、その落鉄がなくても
競馬会の獣医さんに診てもらう予定にしていたので、
今後順調に回復したとしても今週の競馬は現実的ではないな…と思い、
今週の競馬は見送らせていただきます。
ご心配をお掛けして申し訳ございませんが、
問題なく状態が落ち着けば再度鉄を履かせて時計になるところ取り入れて、
来週以降の競馬を改めて考えていきたいです」
(宮田師)
15日の中山競馬(3歳未勝利・芝1600m)
は見送り、来週以降の出走を目指していきます。
現状では勝利には遠い感じですが、
なんとか少しずつでも前進していきましょう。
ダート戦はどうかなと思いますが仕方ないところですし、
未勝利戦が無くなる前に勝利すれば、
いいのでじっくり育てていきましょう。
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