2017年 6月初旬
父が退院が決まったものの
自宅で暮らすとなると
様々な準備が必要となった
退院までに 病院のケースワーカーの方と相談して
紹介していただいたケアマネさんと契約をした
介護認定度調査をした時点では 結構大変な状況だったが
その頃の父は
自力歩行や咀嚼等 動作全般にきちんとリハビリの成果が出ていた
介護ベッドの契約等もスムーズに済ませ ベッドの搬入を待つだけに
ただ実際ベッドを入れるとなると そのスペース確保に手間取った
仏間は6畳だし 8畳の和室に入れることになるのだが
祖母が介護ベッドを使っていた頃は広々としていた部屋も
洋服やら 本 雑誌 画集 アルバム等が積み上げられてしまっていた
普段は 両親がそこで就寝しているのだが
布団を敷くスペースのみ 物がなく
床の間や広縁にまで 弟家族のものが侵出していた(呆れる)
平日休みの自分が片付けるしかない!!!
たった8畳の和室と広縁をきれいにするのに3日かかった!!!
隅々まで掃除をして 消毒もしてカーペットを敷きこんだ
さぁ これでベッドも無事に搬入できるぞ!!!
母には とても感謝された
けれど その時につくづく思ったのは
何事 体の動くうちに手をつけておかないと!という事
きれい好きだった母でさえ
年をかさね 体が言うことをきかなくなってくると
掃除そのものが 辛く億劫になってくるのだ
弟家族の物が増えても どかすことすら面倒だったに違いない
自分も なんだかんだと物を溜め込んでしまう方だ
本格的な断捨離とまではいかなくとも
今のうちから心がけて 荷物の整理をしておかなくては!!!
そうして 6月も下旬に差し掛かる頃に 父は無事退院した
車から降りて 玄関に向かう時の父の顔は忘れられない
本当にうれしそうで
穏やかに笑いながら母と手を繋いで歩いていた
この日から 今年の6月に亡くなるまで
本人と私たちの希望通り ずっと家にいることができた
家族みんなで ワイワイと賑やかに暮らせて
父も幸せだったと信じたい
あらためて 「 今までありがとう! 安らかにね 」
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