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2019年09月28日
センターを辞める理由(続)
センターを辞める理由は様々なバリエーションがあります。
昨夜はクレーム対応に無理難題を押し付けられたため、辞めようと思ったことを書きました。
だいたいにしてコールセンターは若い人が管理者をしていることが多く、私からすれば「なんでそんなことを?」というのがよくあります。
昨夜書いたセンターの前にいたところ、そこを辞めたのにも、もちろん理由がありました。
発信で保険を売るセンターでした。
成績には変動があるし、一度成績を落としてしまうと獲得しづらいリストしか架けられなくなり、悪循環。
また、人のすることだから、良いリストと悪いリストがあれば管理者は好きな人に良いリストを架けさせます。本来あってはならないことですが、どうしても起こります。
そんなことで私が成績を落としたのと同時に、一定の獲得率に達していない人間はシフト調整されることになりました。
シフト調整とは、勤務時間を短縮させられることです。
それも例えば11時から20時まで勤務のところ、お客様と電話がつながりにくい平日の15時から17時まで中抜けしろというものでした。
これは地獄です。
中抜けした2時間で何ができるというのでしょう。
家に帰るとしても2時間のうち半分以上は交通機関を利用している時間です。
帰ってもまたすぐに戻ってくるようなもの。しかも交通費など支給されません。
副業?
2時間で何ができるというのか。
休憩時間?
長すぎます。
そもそもなぜシフト調整が必要なのでしょう。
人件費を浮かせるためとしか思えません。
オペレーターを気遣い、せめて痛み分けをするのなら、丸一日休みにすればまだ、副業できる可能性はあります。それを2時間の中抜けとは、会社の都合を押し付けているとしか思えません。
平日2時間。週5日、土日は必ず勤務すれば平日の3日間は2時間中抜け。一カ月4週として24時間減。
給与が月に3万円も減るのでは他のセンターを探します。
シフト調整が実施される直前で辞めました。
私ではありませんが、普通は考えられない理由で辞める人もいます。
私と仲の良い友人で、気性の荒い人間です。さらにコールセンターを経営したこともあり、自分が勤めるセンターにもビジョンを描いています。最低、これくらいはするべきだという考えがあるのです。
昨日書いたセンターでのこと。
朝、出勤すると自分が座る席がホワイトボードにあります。
オペレーターの名前を書いたマグネットシートが座席配列を模したボードに貼られています。
私は友人より早く出勤していました。
ある朝、ふと友人のマグネットシートがないことに気付きました。
今日友人は間違いなく出勤してくるのに、管理者が貼り忘れたに違いありませんでした。
「これはマズい!」
私は勝手に他の人のマグネットシートをずらし、友人の席を確保しました。
しかし同時に、マグネットシートの横には、その人がログインするべきIDが書いてあったのです。
そればかりは勝手に作れません。
管理者に声をかけ、
「何とかしろ、面倒なことになる。」
というところに、友人が現れました。
自分のマグネットシートはあるけど、IDがない。
これは?
友人だって気付きます。
もう大変。
友人はブース、フロアーのマネージャーを呼べ!
何事かと駆けつけたマネージャーに友人は噛みつきます。
即座に友人は辞めていきました。
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