小麦粉など4%〜9%値上へ パスタや乾麺など56品目
昭和産業も家庭用の小麦粉などを値上げします。
値上げ幅は約4%から9%となり、来年1月4日の納品分から値上げとなります。
今月から政府が輸入小麦の売り渡し価格を19%引き上げたことやパスタの主な原料となるデュラム小麦や物流費などが高騰していることが値上げの要因だとしています。
製粉各社は業務用に続いて家庭用でも小麦粉の値上げを発表しています。
記事元■テレ朝 日清フーズの値上げ記事はこちら
小麦粉ですからパスタや乾麺など多岐にわたります。しかもこれ 政府が今月から政府が輸入小麦の売り渡し価格を19%引き上げたことが主要因なんですよね。 もちろん原材料の高騰もあります円安も地味に効いています。
が 日銀黒田総裁のコメントは酷いものでした。
日清フーズは「企業努力だけでは吸収できなくなった」と発言しているのに政府や日銀は庶民投げ捨て。
日銀・黒田総裁:「若干の円安ですけども、これが何か悪い円安とか、日本経済にとってマイナスになるということはない」 日銀は金融政策決定会合での発言です。
小麦の売り渡し価格で19%値上がり、庶民の元に届くときには何十パーセント値上がりしていることか・・・・・・。
上級貴族筆頭の日本銀行トップの黒田総裁にとっては屁でもないでしょう。政府与党それに連なる上級国民もコロナで苦しむ国民を尻目に、値上げができてほくそ笑んでいるでしょう。
投資関係を取り上げている関係で日銀の記事なども見ますが、さすがに今回は庶民をどう思っているのか垣間見えて思わず取り上げてしまった。
日銀は金融政策決定会合
経済と物価情勢の展望リポートを公表し、今年度の実質GDP(国内総生産)の見通しを前回の7月から0.4ポイント引き下げてプラス3.4%にしました。
新型コロナの影響で半導体不足のほか、原材料や部品の供給に制約が出て輸出や生産の一時的な減速が見込まれるためとしています。
日銀・黒田総裁:「若干の円安ですけども、これが何か悪い円安とか、日本経済にとってマイナスになるということはない」
会見した日銀の黒田総裁は1ドル=114円前後で推移している円相場について「悪い円安ではない」という見解を示しました。
ヤフー記事
今年の初めは102円まで円高が進みそれから円安一辺倒です。一度も減速することなく円安に突き進みコロナ渦で経済が縮小・原材料費高騰でぐちゃぐちゃになっているのに政府そしてお抱え機関の日銀は『悪い円安ではない』とばっさり。色々値上げされているのに円安がさらに重石になっているのに気にしないあたり感覚がやばいです。
さすがアベノミクスで黒田砲を発射しまくり金融緩和一辺倒市場にお金をジャブジャブ注ぎ込んで出口戦略は考えてないと自信満々に言い放つ御仁ではあります。
選挙前だし現与党にちょっとでもマイナスになることを言うつもりがないのでしょうけど。庶民舐めすぎですよね。
アメリカなんかは金融緩和しても出口戦略はちゃんと行っています。FRBの政策金利とかそれで右往左往するわけですから。でもそこで多少ごたついてもどこかでしなければいけないことですから、ある意味美味くハンドリングしていると思います。
日本はもうここまでジャブジャブ金融緩和してしかもまだ維持し続けると表明しているわけですから出口戦略など一生発言できるわけもなく、膨らんだ風船がはじけるように大混乱が起きるでしょう(断言)
その時当時の担当者は墓の下か引退して悠々自適のセカンドライフ。やはりあまり高齢で実権握らせると未来のこと考えないので議員や総裁職などは55歳で定年でもいいと思います。
優秀でしょうからどこかで雇ってもらえるでしょうし、そうでなくてもたっぷりの退職金で庶民生活など余裕でしょう。
もうねど庶民の私なんかは未来に絶望が大きすぎて泣けてきますよ。
コロナ渦経済縮小→庶民生活苦しい→小麦等値上げ→生活大打撃→円安で輸入品さらに高騰→更なる生活苦
この流れで色んなところで悪い円安と騒がれてるのに日本銀行の総裁である黒田氏は悪い円安と認識していない=政府も会合参加者も同じ意見
もう絶望しかないですね(白目
これでどんな仕事してるんでしょうね。経済が縮小しているとデータ発表するだけならそれこそ誰でもできるんだけど。データ集める機関としてしかつかえないなら権力は取り上げるべきではないだろうか。庶民と肌感覚も大分違うようですし。。。
なんにせよこの二つのニュースからもわかるように上級国民は庶民生活を気にしないし、今後も各種値上がりの歯止めはかからずより一層経済は縮小が予想されます。
庶民としてはさらなる節約とお金のかかりにくい趣味を持つべきですね。