環境省は11日、記録的な大雨の影響で福島県飯舘村の河川が氾濫し、東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染廃棄物が入った大型の除染袋が川に流出したと発表した。
約30袋を回収したが、周辺一帯が冠水しており全体の流出数は不明。
回収した袋は破損しておらず、中身の漏えいは確認されていない。
環境省によると、流出したのは約1立方メートルの「フレコンバッグ」などと呼ばれる袋で、付近の農地の除染で刈り取った草などが入っていた。
仮置き場に運ぶ前、一時的に新田川の近くの水田に置いていたという。
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