日本の林農林水産大臣が、中国と韓国に対し、日本産の食品の輸入規制の撤廃を求めました。
イルナー通信によりますと、林大臣は、13日日曜、韓国の農林畜産食品部長官と会談し、日本の農林水産物の輸入規制を撤廃するよう求めました。
林大臣はまた、中国の農業次官との会談でも、同じ要請を行いました。
この日本の要請に、中国と韓国は回答していません。
2011年の福島第一原子力発電所の事故を受け、中国と韓国は、多くの国々と共に、日本産食品の放射能汚染を懸念し、日本からの食品の輸入を規制しました。
日本政府は先月、韓国の規制についてWTO世界貿易機関に提訴しました。
林大臣は、韓国政府が、WTOから何らかの措置が下る前に韓国が規制を撤廃するよう期待しているとしました。
日本、中国、韓国で農林水産分野での協力促進を話し合う農相会合は13日、東京都内で2日目の協議を始めた。
午前は2国間会談を開き、日本側は東京電力福島第1原発事故に伴う農林水産物の輸入規制の撤廃を中韓両国に求めた。
林芳正農相は会談後、記者団の取材に応じ「両国ともに輸入規制の所管ではないが、懸念はよく理解しており、積極的に対応していきたいと回答があった」と明らかにした。
同日午後には3カ国の会談を開き、食料の安定確保を目指す「食料安全保障」や家畜伝染病での協力強化などを盛り込んだ共同声明を採択し、閉幕する。
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2015年09月14日
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