先日、とある経営者のお話を聞きました。
僕はその方と面識は無いので、仮にA社長とさせて頂きます。
A社長が経営するA社のプロフィールを書くと
設立：2007年
従業員数：6名
年商：2億6000万円
経常利益：4000万円
と立派な数字の会社ですが、これがつい1年前までのプロフィールは
従業員数：32名
年商：3億4000万円
経常利益：△300万円（赤字）
と失礼ながら中々微妙な数字です。
それまでA社長はファミリー的な会社を目指していて、従業員とは仲良く出来ていたようですが、数字が伸びず、赤字体質にずっと悩んでいたようです。
この状態を何とかしたいと色んな経営者仲間に相談していたところ、とある社長から「嫌われても良いから数字に厳しい経営にしないと！」とアドバイスをもらい、相当悩んだようですが、成長させるべく今までとは全く異なる方針に切り替えたようです。
方針を切り替えた途端、今までの楽な環境に慣れていた社員（特に幹部）は猛反発したらしく、それでも方針を変えない事がわかると、早々に見切りをつけて大量離職へ繋がったとの事。
但し、それは予め想定しており、それに向けて対策を講じていた為、離職の打撃はほとんど無く、むしろ利益率や経営効率がめちゃくちゃ改善出来たとの事です。
今では残った社員と外部委託と徹底的な仕組化で、労働生産性も3倍以上に上がり、社員の平均年収も300万円UPと物凄い進化を遂げる事が出来ました。
それにしても社員数32名から6名って精神的にはかなりダメージ大きそうだな。。。
結果上手くいって良かったですが、相当キツかったでしょうね。。。
今度A社長と会食する事になっているので、お話を伺うのが非常に楽しみです。
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