2015年01月14日
VIOLENT ATTITUDE 2015(DOOM / BAKI / CASBAH / JURASSIC JADE / セウ / SHELLSHOCK / SURVIVE / TRANSPARENTZ / ZENI GEVA) at CLUB CITTA'
「市平君!DOOM復活!しかもCASBAHとJURASSIC JADEも出るよ!!」
といつものごとく、朝礼前の出会い頭にいきなりトゥルースラッシュメタラーな上司に言われた事で知ったこのイベント。
正直、リアルタイムではブルータルデスメタルっ子だった私にとっては歴史の1ページとして軽く後追いしたくらいのバンドたちでした。しかし、このバイト先に入ってからというもの、この毎日違うスラッシュメタルTシャツ着用な上司に昔のメタルシーンの事を聞いたりCD貰ったりしているうちに影響され、私もかなりジャパニーズスラッシュメタルが好きになりました。
当然その場で2人で行く事に決定。
しかもどんどん出演バンドが増えていき、本来自分が好きなノイズ/即興シーンのメンツまで揃ってきたので、これは最高や!とテンション馬鹿上がりで、全バンド観る気で開演15分前くらいに会場へ。
本当は開場前から並んでTシャツ買って......と思ったんですが、早いのよ時間が。1時半開場2時開演よ?寝坊しました。
はい、ということで物販を横目で見つつ、上着をロッカーに入れて開場へ!
うわー、人いねー!!
いやー、さすがに純粋なメタラーにはキツイであろうバンドも多いし、速攻で2階のイス席が売り切れたのからも解る通りの年齢層高めの客が見込まれるから、皆ゆっくりくるんだろうなぁ、とは思っていたが、にしても少ない。入って、そのまま誰ともぶつからずに真っ直ぐ最前列の柵に掴まれました。いや、楽でいいけどさぁ.......。
そんな事は微塵も関係なくまず個人的に1番の目当てのTRANSPARENTZ。初めて生で観る山本精一がまさかのメタルイベントという意外さ。
”2013年に結成した究極のグラインド・ノイズ・トランスユニット”ということだが、なんというか、ボアダムスの『スーパールーツ5』をよりハードコアに突き詰めたような感じ。
フロント3人の怒涛のノイズ/即興も凄いのだが、はじめっから終わりまで休み無しでミッド〜スローに逃げることなくファストにブッ叩き続けるHIKOさん(GAUZE)がさらに物凄い。
HIKOさんがドラムに座ると同時にスタート、40分ほどノンストップでグラインド・ノイズを叩き付け、フロント3人が一気に音を消し、しばらくドラムソロ状態になった後、終了。山本さん中心で観ていたが、この人はシールドを引き抜いてギターを置いてさっさとハケた。たぶんベースも同じ。日野繭子さんは機材を止め、優雅に去っていく。そしてドラムソロに、という劇的な最後にも大興奮。とにかく凄いインパクトだった。
終了直後に横にいたおネエさんが見ず知らずの俺に向かって「いやー!凄かっ......(誰?)」ってなったくらい。私も興奮して「凄かったッスねー!」って答えそうになったもん。その前にビックリして終わっちゃったけど。
いきなり最高過ぎた。あんなにグワーッとノイズ浴びて気持ちよくて時間忘れたのって久々だわ。うーん、やっぱさすが歴戦のメンバーだ、と思わされた。
これ、確実に長くなるから分けよう。この続きは追記で。
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