アフィリエイト広告を利用しています

PRhyme 「PRhyme」





Gang Starrでお馴染みDJ PremierがBad Meets Evil、SlaughterhouseのRoyce Da 59と組んだユニット。
ロイスダ59の代表曲「BOOM」もプレミアだし、このタッグなら間違いない、と思って聴きました。スローターハウスもめちゃカッコいいしね!

ということでかなり期待して聴いたんですが、うーん、普通にいいすね。くらいの温度でした。
当然トラックもさすがプリモっていうカッコいいビートだし、ロイスもさすがのスキルだし、ゲストも豪華なんですが・・・期待を超えてはこなかったというか、なんかこう、さらっと聴けてしまって。
「ポップソングで大事なのは、どの瞬間にラジオのボリュームを上げたくなったかだ」という誰かの名言があったと思うんですが、クオリティは凄く高いものの、その「イエー!!!」っていう沸点が無かったなぁ、っていう感じ。
「Underground Kings ft. Killer Mike & Schoolboy Q」とかは勿論「おおっ!」ってなるにはなるんだけど、曲調とかテーマ的にモロそういう感じなんで、あー、でもScHoolboy Qキレキレでカッコいいな。

間違いないのはBad Meets Evilよりは良い、という事。ただなんというか、単純に私の好みなのか、間違った期待をしているのかはわかりませんが、なんとなくロイスが大人しいような気がしてしまって。なんかせっかくプリモとなんだからもっとガンガンハッチャけていけよ!ってもどかしく思いながら聴いてしまうんですね。
だから客演のメンツのほうがノビノビやってるように感じて、こう、『「PRhyme」というユニットを2人でやってます』というチーム感がないというか、大人になり過ぎなんじゃないかって感じで。

あー、でもいま改めて聴いてますけど、カッコいいですよ、やっぱ。ただもっともっと期待してしまった、というだけなのかもしれません。

Prhyme

新品価格
¥942 から
(2015/3/29 20:57時点)




村上隆「芸術起業論」




ひろゆき、ホリエモン、そして村上隆。
身も蓋も無い事を言う、それも外部に発信し続けるので世間から嫌われ続ける3人なのだが、私は凄く好き。ロジカル、という一点においてだけでも凄いし、「倫理」や「道徳」という観念上どうかは知らないが実際に結果も出している。
この3人が好きだというと、まずホリエモン以外の2人については「誰?」と言われる事も多いし、知ってる人からもネガティブな事を言われる事が多い。それは単純によく知らないか調べてないか考えてないかのどれかだと思うのだが、生理的に嫌われている理由もよくわかる。
例えば、解りやすい例では、AKB48についての3人の発言を私はよく挙げる。

AKB48について
ひろゆき→「全体で見るとなんとなく可愛いですけど1人1人見てみると顔ヤバイっすよw」
ホリエモン→「最初の頃に秋元さんに誘われたから観に行って、そのあとAKBの娘とカラオケ行ったよ」
村上隆→「(AKB劇場で公演を観た感想として)パンチラがよかったですね」

直接絡みの無いひろゆきの「まぁどうでもいいし、おいらは興味ないですけど」という言葉を付け足したくなる他人事っぷりも毎度の事だが、あとの2人の「それ言わなくていいよ」感が半端じゃない。ホリエモンの「事実だし、別にこれ枕営業とかじゃないじゃん」と言う感じのさらっとした話しぶりも凄いし、CDのジャケットまで描いたグループの公演に対する、世界的に評価されている芸術家の感想がこれである。そりゃ嫌われるわっていう。

はい、そんな人の本。
まぁあとは「金の事ばっかり言ってる、あんなの芸術じゃない」みたいな事を言われる事が多い人なのだが、大前提として、その程度の考えでどうにかなるほど甘い世界なわけがないし、金が無いと続けられないのは当然の事だ。
この本は、なにかしらの芸術や芸事で生きて行きたい人向けのビジネス書という体裁の本で、これまた誤解を招くような「一作品、一億円で落札。」なんて表紙にも書かれていたりする。
自分の歩んできた道のりを語り、それを丁寧に解説し、プレゼンなどの重要性を説き......という感じで進んでいき、それはそれでとても参考になったのだが、やはり最終章の「才能」について書かれた章がとても良かった。付箋だらけになった。

例えば、
「何かを感じるに至るまでには過去から培われた根拠があるはずです。表現者なら『楽しさを感じた理由』まで遡るべきです。 -中略- 感性の原点に辿りつけるように自分を導くと、わかる時が来ます。」
「デュシャンにしてもウォーホールにしても名もなき人足ですからね。残るのは作品であって人物ではありません。」
「美術に関わってから二十五年以上が経ちますが、ふりかえれば、ぼくはいつも、作品を作ってきたのです。当たり前だけれど......。」
「カルト作家は終わらなくていいんです。知る人ぞ知る存在で居続けるなら、知らない人がはじめて見るというだけで生きのびていけるから。」
「否定や批判が来ないと、『今』という時にぴったり合いすぎていることになります。」

など、まぁ前後関係無しに抜き出したから、またこれだけ読むとアレなんだろうけど。



あと人と話していると他にはよく「作品の話が無い、じゃあお前は村上隆の作品は好きか?一億円で買うか?」と訊かれたりするのだが、それは感情なんだから単純に「好きな作品も嫌いな作品もある」としか言いようがない。作品についてのプレゼンが理解できるか、という話ならば大体はね、という感じだ。「一億円で買うか?」と言われても、「美術品を収集する趣味は無いのでいくらでも買わない」というだけで、さらに言うなら「気に入った作品のポストカードやクリアファイルならお土産に買うかな」というだけである。

AKBに対する発言だけではなくこの本でも、自身がモチーフにしているオタク文化について
「オタク文化の翻訳で思うのは、オタクというのは、やはり世の中で言われているままの文化であるということなのです。現実逃避からはじまり、欲望に肉薄している暗い表現。」
などという身も蓋も無い一文があります。
こんな事はっきり言うの、高橋ヨシキや中原昌也くらいですよマジで......。
当然、その後に
「『オタクの起源からものを見つめていく態度』によっては、ぼくはオタク文化は本当に美しい美術になりうる時もあるのではないかと主張し続けました。」
とくるのだけど、そりゃオタクから批判きますよ。これも同意だけど。

ということで、村上隆のファンじゃなくても表現をしたいという人は読むといい本だと思います。
ただ、そういう人、あと「芸術に関心がある人」とかはお金の話されるの本当に嫌いだけどね、まぁ10年以上燻ってる身からするとフザケンなって話ですよ。
結構名の知れたバンドでも内情はカツカツで、たかだか2、30万の金でモメて解散したりするし、じゃあ試しにその理想の「金に頓着しない芸術家」と付き合ってみろよって、毎回奢らされるよって、そうやって周りにたかるから食う心配をしてないだけだよって、どっちが金に汚いんだ?って話。


追記
やっぱり定期的に話題になりますね、こういう事は。いまだに変わらず評価され続けてるし現役なので。
今回はこの動画↓【斎藤幸平vs村上隆】なぜ批判?資本主義とアート!徹底議論【深すぎるアートの世界】。

このnoteも良かった。動画を45分も観てられねぇよって人はこちら↓を https://note.com/tyoakdnpe/n/n37c923ee7491

芸術起業論

新品価格
¥1,728 から
(2015/3/29 20:55時点)





吉田豪 「聞き出す力」 杉作J太郎/吉田豪 「Jさん&豪さんの世相を斬る! @ロフトプラスワン」





吉田豪最新2冊。といってもそれなりに前だが。
買って、すぐ読んで、何かしら感想を書こうと思ったままだいぶ放置してしまった。だって、正直とりたててそんなに感想は無いんだもん。
だもん、じゃねーよって話ですが、こう、一応本は出ると買ってて、ラジオ聴いて、ツイッターもちょいちょいチェックして、ってなってくると、「今回新ネタが少ねぇな」なんて言う気もなくなりますし、Jさんとの本なんてロフトプラスワンでのトークイベントを活字化したものなので、凄く面白いが読んだ後に何が残るでもなし・・・。
「聞き出す力」は、まぁ本人も言うとおりの便乗本で、漫画誌でのコラムをまとめたものなので1つ1つが短く読みやすいし、まぁなんというかベスト盤的な感じ。
「Jさん&豪さんの世相を斬る! @ロフトプラスワン」は、発売後1週間も経たないうちにブックオフに売られていたので、「おいおいおい(笑)」みたいな感じで買って帰ったのですが、そのまま風呂に入りながら一気に読んで、そのまま読み返すこともなく、数週間後に売ったので、なんだか納得できてしまいました。
いやね、凄く面白いのよ。最高の暇つぶしなの、でも何も残らないの。でもそれでいいんですよ。それをこっちも求めているんですから。
さすが、「死ぬまで現状維持」がモットーだというのが分かる、素晴らしいいつもの感じでした。

あ、文庫版の「サブカルスーパースター鬱伝」買ってないや。単行本を買ったものの文庫版も買うってのは中々・・・でも追加収録がユースケ・サンタマリアってのもまたいいところついてるんだよなぁ・・・そのうち買うんだろうなぁ。ぐったりしてて、半身浴→布団くらいしかやる気が無い日に、死んだ目で読むんだろうなぁ。

聞き出す力

新品価格
¥864 から
(2015/3/14 01:39時点)




Jさん&豪さんの世相を斬る! @ロフトプラスワン[青春愛欲編]

新品価格
¥1,728 から
(2015/3/14 01:39時点)




「R246 STORY DEAD NOISE」





元々はオムニバス映画の1つだった、VERBAL(m-flo)監督作品のショートフィルムが単体で作品化されたもの。内容は日本のヒップホップシーンのドキュメンタリー。
ヒップホップ好きでドキュメンタリー好きな私なのでこの系統の作品はそれなりの数を観てはいるのだが、どうしても作品としてのクオリティ的に、カヴァーしている範囲的に、ちょっとなぁ・・・というモノが多い。
「ヒダディー ひとり旅」と「KAIKOO/邂逅」は良かったかな。2度3度観たのはこの2つくらい。で、いまだに結局は「さんピンCAMP」観るか、ってなっちゃうんだよね。これはいいかげんDVD再発して欲しいですが。ライブDVDとかMCバトルのDVDとかは良いのがいっぱいあるんだけど。

やっぱり、シーンが大きくなりきらないうちに細分化してしまった、というのが一番大きいと思うんだけど・・・まぁそれは置といてこのDVDの話。
本編は25分と短いのだが、さすがにお金が掛かってるらしく映像も綺麗だし、どうしても話題の中心になる「さんぴんCAMP」世代のミュージシャンは勿論数多く登場するし、MC BELLからピストン西沢からサイバーエージェントの藤田社長までもが登場し、その豪華メンバーのインタビューをバッサリ編集して25分にまとめる、という物凄く贅沢なショートフィルムになっています。
叶姉妹みたいな格好でリムジンに乗るキメキメのDJケオリさんとか笑いどころもありますし。
まぁ短いけど、ちゃんとそれぞれのインタビューの一番良いとこ、パンチラインを抜き出している感じだったし、これ、さんぴん世代までの日本のヒップホップのドキュメンタリーとしてかなりいいです。
本編は前に観てたので、その倍以上ある特典映像が目当てだったんだけど、そこはちょっと期待外れかな。もっとダラダラ流しっぱなしの個々人のインタビューが観たかったんだけど、さすがに登場人物が多過ぎて、本編の劣化版にしかなってなかった。それでもいいコメントはいっぱいあったんだけど。

でまぁ、この細切れの見出しオンリー状態のインタビューの中で、やはり注目は「ディス」を扱った部分。
「日本のヒップホップのドキュメンタリーなのに監督がVERBAL?」と思うヘッズはたくさんいるとは思うが(私もその1人でした)、ZEEBRAに、そしてKREVA、RYO-Z、ILMARIに、いまだに賛否あるキングギドラの「公開処刑」について訊けるのはこの人が適任だったかも、とは思った。
その後に「TERIYAKI BEEF」を喰らった今のVERBALには同じ事は出来ないだろうと思うし。
まぁ内容的にはやっぱりそんなにたいした事無かったけどね、短いし、そこまで突っ込むでもなく。
RYO-Z、ILMARIの「CD買って、ノリノリで聴いてたよ」という流し方と、KREVAの心底うんざりした顔と「本っ当に最悪の気分だった、だから他の人にこれを味合わせたくないから自分はしない」というコメントの対称的な感じ、そしてジブラ本人の「彼(KJ)は俺をパクッた、DISしたら自分のマネを止めたからオッケー」という軽い感じはとても興味深い。
なんか、いろんなインタビュー読んでるけど、ジブさんって本当に天然でこの位にしか考えてないと思う。
外野が、まぁ俺みたいな理屈っぽいファンが、「あの行為は果たして日本のヒップホップにとって良かったのか、悪かったのか・・・」とか言って、その後のインタビューとか読んで色々考えたりするんだけど、本当にこれだけ。「当然ジャン?」みたいなとこに落ち着いてしまうのが本当なんだろう。
・・・・・・・・・とかいってまためんどくさい考察とか書きそうになったけど、置いといて。
個人的に、KREVAは明確には曲としてアンサーを出してないが、チラチラとこれアンサーかな?というラインが読み取れる歌詞があるのが、彼の負けず嫌いさ、そして、この人誤解される事も多いけどやっぱ心底ヒップホップだわ、と思わされて好きだったりするなぁ。

色々いいコメントがあったけど、本当に見出しのみ、って感じで聞いた事がある話ばっかりの中で、一番驚いたのは特典映像の藤田社長のインタビューの中の話。
はっきりと番組名までは明かされていないが、おそらく枠を2クール分買い取ったテレビ番組とは「シュガーヒルストリート」だろう。なんで藤田社長?と思う人もいるみたいだが、これこそ文化貢献だよ、本当に。ギャングスタラッパーがゲトーに学校作るのと同じだよ。

R246 STORY VERBAL(m-flo)監督作品 「DEAD NOISE」 [DVD]

新品価格
¥2,210 から
(2015/3/13 19:34時点)




「ジミー・ペイジ奏法『ブラック・ドック』1曲マスター」





年末に貰ってほったらかしてた教則DVD。
私はいわゆる「教則ビデオ/DVD」というのはほとんど観ていない。
教則本は、古本屋巡りの際に安く見つけるとつい買ってしまうのだが、それはもう半分趣味で、新たにそれでどう、と言うわけでもないし。
昔あったテレビ番組の『ヘビメタさん』で、実はロックオタクで知られる高嶋政宏が「教則ビデオってのは好きなプレイヤーがずっと映ってるのを観られるから素晴らしい!」と力説していたが、要は教則ビデオを出すようなプレイヤーをあんまり好きになっていない、という事だろう。
繰り返し観たのって、ヤングギターの付録DVDのマティアス・エルクンドくらいだわ。

ということで、「ジミー・ペイジ奏法『ブラック・ドック』1曲マスター」。
元々はビデオで出ていたのをDVDにしただけのお手軽感が半端じゃない一品。
講師はLED ZEPPELIN 再現バンド「CINNAMON」のJIMYさん・・・しかし何故か同席しているドラムの人の方が喋っている不思議。最初の20分くらいJIMYさんが一言も発しないのでそういう設定なのかと思いました。
それはさておきこのDVD、古き良き時代を感じさせる、くっそユルイ教則DVDです。
「『ブラック・ドック』1曲マスター」という事で60分という短い収録時間を心配していたのだが、これがもう・・・はじまってしばらく、ドラムさんのつまらないジョークとともにレッド・ツェッペリンについての初心者向けのうっすーい講釈があり、その後フル尺(5分くらい)でCINNAMONのスタジオライブが流れる。オリジナル音源が使えないにしても、これは・・・ボーカル全然声出てねぇじゃん・・・、といきなり苦笑。
そして、また初心者向けのうっすーい機材話(さむいギャグ入り)が終わり、やっと奏法解説。しかし、スタジオ版を完全コピーするでもなく、上手い事1本で出来るようにアレンジするでもなく、なんか中途半端に、リフと、オーバーダブの部分とソロの断片だけが提示され、最後に、今度はCINNAMONのライブヴァージョンの『ブラック・ドック』(フル尺)が流れて終了、という。

60分のうち10分、実に6分の1がCINNAMONのライブヴァージョンの『ブラック・ドック』という大胆な構成で・・・、昔っておおらかな時代だったんだな・・・という苦笑が漏れるDVDでした。
なんでこんなもんに微妙にプレ値ついてんだよ、アマゾンマーケットプレイス!

ジミー・ペイジ奏法 「ブラック・ドック」1曲マスター [DVD]

中古価格
¥4,650 から
(2015/3/7 23:24時点)




Jimmy Fallon&The Roots









「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」というテレビ番組の1コーナーっぽい。っぽいっていうのは、偶然見つけただけで、この番組をいつも観てるわけではないので・・・。
ジミー・ファロン自体は前から好きなんだけどね。10年前くらいにMTVミュージックアワードの司会した時のやつ、フルでどッかに落ちてないかな?って定期的に探すくらい。
伴奏を務めるThe Rootsは、グループとしては凄く好きってわけではないけどドラムのクエストラブは大好き。スネア1発で判る人っていう。ディアンジェロの後ろで叩いてるのとかも良かったなぁ。
まぁ何も考えず、とりあえず観てほしいわ。

手で持てる簡易的な楽器やおもちゃ、素晴らしい演奏、そしてこの狭い部屋でのワチャワチャ感。最高。
油断すると泣きながらずっと観てしまう。また公式が動画上げてるからいっぱいあるし、映像も音もいいんだなこれが。

Things Fall Apart

新品価格
¥436 から
(2015/3/5 21:25時点)




1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
月別アーカイブ
Build a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: